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第424話「決断!!」

   
<ズズ><ズズ…>

頭部に四本の触手におちょぼ口のミニカツユが這い回って、あちこちで倒れている木ノ葉の忍の治療に当たっているようです。基本的に緊急の救命救急の処置に当たりますから、無理っぽい場合はプライオリティの後ろの方に回され、ギリギリ救える患者から処置をする筈。綱手は「全員の怪我を治癒」みたいな事を言ってたけど、スポ根チックで、あまり合理性はないと思えます。

<ズズ…><ズズズ><ズズ…><ズズ…>(触診?)

<ブウウウウウン><パチチ><チチ…>(治療?)

「うっ…」(怪我人)

中段のカットの左でやや大型のカツユが分裂し、先のミニカツユとなって作業を分担しているようです。移動を迅速に、現場では作業を効率化する合理的なシステムだと思います。しかし、やっぱりこんなどデカイ蛞蝓(なめくじ)がモソモソと自分に迫って来たら(乗っかってるし)怖い。しかし、意識のある忍も怖がっていないからカツユを皆、知ってるんだろうな…と思います。知らなければ逃げますよね(笑)。

仰向けに倒れる忍にカツユが乗っかってチャクラが発現するような描写があって、忍の意識が回復するようなので、これが治療なんだとすれば、上のカットでカツユが乗っかっただけの描写があるのは、治療の必要がない軽傷の怪我人か、治療しても無駄…つまり、絶命してるかどちらか(或いは治療する前の触診の過程と言う考えもある)。それにしても怪我人の多さや被害の状況からしても木ノ葉の被害は甚大なようです。

<シュゥゥゥゥゥゥ>

(ここまでの被害とは…)(綱手)

綱手は火影の司令所の屋上でカツユと交信しているようです。チャクラに関してはカツユ本体に分け与えた後に分裂した筈なので、チャクラの転送(供給)と言ったペイン六道の高周波チャクラとは違う仕組みだと考えられます。もし、同じ仕組みならそれが発動できない条件を綱手が知っている可能性が高いので(一瞬期待したんですが…)、シズネの情報に綱手はピクリともしなかったので…。

「これから木ノ葉に居る忍や一般の者達も含めて全員に付け!
私のチャクラを受け取り全員の怪我を治癒しろ!」

綱手から闘気のような、湯気のような陽炎が立ち上っているんですが、綱手が木ノ葉隠れ全土に分散したカツユの分身と交信し、情報を得ていると考えられます。ここで第422話「カカシVSペイン!!」で綱手がカツユに下した命令の解釈が難しいんですが、綱手は分裂前のカツユにチャクラを譲渡し、治療の方法や判断を綱手が指令している…と、僕は考えます。

しかし、医療忍術ってチャクラの消耗が激しい筈だから、いくらチャクラを貯蔵しておける方法を持つ綱手とは言え負担やリスクを抱える事になります。勿論、それが綱手の「命懸け」であり、治療に集中している今の姿なのだと思います。そして綱手を取り囲み四方を警戒する暗部の寡黙さと、屋上に刻まれた「術式」はそんな綱手を何としてでも護り通そうとする護衛の暗部たちの覚悟でしょう。



一方、ダンゾウの居室、或いはアジト…四本の太い支柱が真っ直ぐに吹き抜けを支える形で、それに渡り廊下が横に走り構造を成しています。そこで配下の「根?」(木ノ葉の暗部のお面をした忍…なんだけどお面の人相がちょっとワルっぽい)を集めて何やらダンゾウが偉そうに話を始めます。木ノ葉は六道の襲撃で大変な事になってるのに…。一応、「根」は解体された事になってるので、「根?」としますが、この様子からはどうも怪しそうですね。

「この騒ぎに乗じて綱手の監視の目を
逃れる事が出来たのは幸いだった
"暁"も役に立つものだ…」(ダンゾウ)

「これで綱手時代は終わる」(ダンゾウ)

ダンゾウは、綱手に常に見張られていたようです。もしかしたら、それを暗部の「火了」(ろ)班辺りが担当していたのかも知れません。綱手は腹心とも言える手駒を有していて、それを動かして木ノ葉内部の不穏を監視、制御してた筈ですから。信用できるからこそシズネの護衛に付けたのだと思います。お陰でダンゾウが自由になってしまった訳ですが…。

ダンゾウが、ここで"暁"を引き合いに出している事から、(表面的には…)"暁"との繋がりは却下できそうです。なので、ペインが"暁"の「リーダー」(第421話/「ナルトを呼び戻せ!!」)である情報はダンゾウ自前の情報ソースと言う事になります。ダンゾウが"暁"と繋がりがあって木ノ葉を崩壊させようとしているようではないので、何故だか安心しました(笑)。

描写からは最低でも四個小隊の暗部?が見えます。一個中隊以上の現有戦力は確認されました。あと見えないところにどんだけ潜んでいるかなんですが、通路の幅などから考えてもそれ程多くはないです。流石に木ノ葉隠れを制圧するには少な過ぎる。一騎当千の手練ばかりを集めたとしても、戦争ともなれば物量と兵站(へいたん)がモノを言うのが理屈。

だから、ダンゾウとしては六道が木ノ葉を蹂躙して削る事に関してはやぶさかではないのでしょう。同時に、里の最高責任者である火影に今回の襲撃に対する責任も問える事で、綱手を失脚させる腹積もりもある筈ですし、もっと手っ取り早く綱手が戦死する事を願っているのかも知れません。しかし、ダンゾウと取り巻きが参戦しない態度は責められないんでしょうか?

そこがちょっと気になったんですが、ダンゾウの戦力はダンゾウの私兵であり、里の管理下にない存在…つまり「根」なのかも。でも、それができる木ノ葉の管理体制ってのも薄弱過ぎないでしょうか。例えば、基礎教育をするにはアカデミーみたいな施設も必要だろうし、それを私設するのであれば、下部組織を含めてかなり大きな図体の組織を形勢する必要があります。

そこから考えると、ダンゾウの組織…はそれ程大きな規模はなく、木ノ葉隠れと言う巨大組織の隙間でひっそりと息をしている零細組織と考える方がしっくり来ます。だから、ダンゾウはこんな姑息な暗躍をするのだとすれば、結構な小物に見えて来ます。しかし「蟻の一穴」(蟻の穴から堤も崩れる)とも言いますから、安心も出来ません。危険な因子である事には変わりないです。

「だが"暁"に九尾
くれてやる訳にはいあかぬからな
その可能性は排除した
我々は上のほとぼりが冷めるまで
地下に潜る」(ダンゾウ)

もしもダンゾウとマダラ(トビ)が同一人物ならこんな回りくどい行動はとらない筈です。これが「根」の戦力を温存する為の方便とも考えられますが、この方便で温存される戦力であるならば、ダンゾウの「本性」を悟った時点で離反する可能性があるので整合性に欠ける…と言えます。ここちょっと分かり難いと思うんですが、「根?」の一員が投げかけた言葉で説明できると思います。

「我々も援護した方がよいのでは?
ダンゾウ様が上に立たれるとしても
木ノ葉と人がなくなったのでは
意味がありません」(暗部・根?)

「姫も火影になった女だ
カツユの術を使用する以上全滅はない
…それなりの死傷者は出るであろうが
ワシにとっては必要な犠牲だ
ワシが火影になるためのな」(ダンゾウ)

これはペインが自分を「神」と言うのが"ペラッペラ"であるのとかなり似ていて、自分一人っきりで「神様」もないところが、「神ではない」と突っ込みたくなる所以であります。つまり、世界があって、民衆がいて、その頂点に立つ事を「神」としている時点で嘘臭い…と。その願望こそ思い切り「人」じゃないですか。寂しがる「神」が何処にいると言うのでしょうか(笑)。

ダンゾウなんかは目標が「火影」なんだから、ちっちゃいちっちゃい!!(笑)三代目に火影の座を奪われたのがそんなに悔しかったのかしらん。しかも、九尾(ナルト)を"暁"から守ろうとするベクトルは綱手よりも正しいとも思います。これには「人柱力」の本質を知っている可能性を感じます。それはかつて柱間が行った政策の一つ…。詳しくは次の「終末~第五撃」にて(←いつだよ!!…笑)。

「根?」の一員が言うように、誰も居なくなったら意味がないと言うのは「支配」したいからで、この暗躍自体がかなり矮小な権力抗争にダンゾウを限定してしまうと思います。そして、少なからずも里の存亡に意を払う「根?」の忍には僅かながら人間味もあるし、良心があると思われます。少なくともロボットみたいな木偶(でく)人形ではない。自分で判断できる「心」を持っている筈です。

それがダンゾウに従う訳ですから、それは「大義」に拠る訳で、それが彼らの「正義」と言う事になります。つまり、ダンゾウが彼らにとって「悪」ではないのです。勿論、それは木ノ葉隠れの里を地中から下支えする「根」の本分に裏打ちされるモノであると思われます。それらを総合すると、ダンゾウが醸す"暁"との色分けはフェイクではなく、ダンゾウはマダラ(トビ)とも違うと、僕は考えるのです。



一方、取り調べ中のユウダチのでっかい脳のイメージ。四方を例の情報班の忍といのいちが囲んで、それぞれが両手を翳した脳の一部分の突起が巻物状に変異しています。恐らく、ユウダチの記憶を文字(術式)化してるんだと思います。幻術は人の肉体と精神を分離し、精神に対して直接関与できる能力みたいなので、こんな事ができるんでしょう。

<シュルルー……>(いのいち)

そもそもこのどデカイ脳のイメージも幻術によって具象化されたモノで、実際には情報班の三人は医療系機材っぽいモノに接していて、いのいちがユウダチの頭部に直接コンタクトしています。いのいちは機材の補完なしに直接アクセスできる能力があり、情報班の三人にはそれがない。その違いでしょう。どっちにしても四人は人間の脳が所有する膨大な記憶にアクセスしているようです。

当初はいのいちだけが取り調べに当たり、情報班の三人がユウダチの生命維持を担当するのか?と思っていたんですが、四人とも取り調べをしたいました(汗)。確かに、人の脳をコンピュータに置き換えると想像を絶する情報量になるみたいなので、いのいちが何ぼ手練であろうとも時間を要するだろうし、分担した方が早いです。調べが進んで、ユウダチの視界にリュウスイが現れます。

以下、ユウダチの記憶の断片……。

「勝ちだぜ」(ユウダチ)

賭場?リュウスイが「やられた!」の表情で映っているのはユウダチの視覚を意味しています。四人が潜っているのはユウダチの記憶です。リュウスイの表情や場所の雰囲気から、ここが賭場のようなところで、ユウダチがサイコロを振っていたようです。シチュエーションで言えば、これがユウダチとリュウスイの出会いだったのかな…と思います。

ちなみに、このビジョンを見ているのは飛竹トンボで、中忍試験に登場しています。一応、「臨の書」の77頁に登場しています。他の二人はどこかで見たような顔だけど特定できませんでした。一人はロンゲで目を隠してて、もう一人は黒ぶち眼鏡をしてるんだけど、トンボを含めて視覚情報を排してるように思います。トンボなんかはズーッと包帯巻いてるみたいですし。

恐らくは精神世界に潜行する為の集中力を獲得する為の手段なのか、それとも元々目が悪いか何かで、それを特技として活かしてるのかは判断ができませんが、かなりの異能である事は確かでしょう。いのいちがそれを素(ス)で行っているところからは、いのいちが、この尋問形式を考案し、尋問用の機材を開発して、こうして分担できるようにしたんじゃないかとも想像できそうです。

「仕事明けの酒は最高だな」(ユウダチ)

出会いから段々仲が良くなって来た時間経過でしょうか。二人はウマが合ったのだと思います。こうして一献傾けるようになった。リュウスイはやや緊張しているようなので、博打の直後かも知れません。ユウダチがリュウスイらから巻き上げた金で一杯おごってる風情を感じます。リュウスイの存在は木ノ葉では分からないだろうけど、かなり近々の記憶に辿り着いているようです。

「ダメだ…
そっちは何か分かったか?トンボ」(情報班・ロンゲ)

「まだだ…ペインに繋がる
有力な手がかりはまだなしだ」(トンボ)

しかし、リュウスイの存在は自来也のみが知るところですし、二人共末端の下忍風情ですから、二人の繋がりや会話からは大きなネタは出ては来ないでしょう。多分、取り留めのない日常や与太話に終始した普通の会話や景色ばかりで、途方に暮れてしまったのでしょう。捜索するにしてもやはり周辺の情報がないと辛いです。ヒントになるような出来事でもあれば話は別でしょうが…。


いのいちの潜行するイメージ。『立ち入り禁止』の看板。リュウスイが何かを運んでいるようです。担架(たんか)を運んでいる?その一方がユウダチ…。二人で何かを運んでいる。黒い包み?寝袋みたいな感じです。リュウスイは雨隠れの額当てに横一文字の傷。これが雨隠れの主流派=山椒魚のハンゾウの敵対組織を意味するモノで、"暁"の旗印なんだと思います。以下、いのいちが垣間見たユウダチの記憶(ビジョン)…。

<ザッザッ>

「今日の死体は軽いな」(リュウスイ)

「長年のカンで分かる…
こりゃだ」(ユウダチ)

「オレ達がいつも死体を運ぶ
この里で一番高いあの塔
あそこが何か知ってるか?」(リュウスイ)

「だいたいこの里で塔ってのは
骨を安置するためのもんだろう
元々は死者の供養や報恩のために
築かれた建造物だ」(ユウダチ)

「なら何で死者の身内まで
立ち入り禁止になってる?」(リュウスイ)

「さあな…知るかよ?」(ユウダチ)

「へへ…」(リュウスイ)

「…何だよ?
もったいつけんなよ」(ユウダチ)

「実はな…あそこにペイン様
いらっしゃるんじゃないかと
噂されてる」(リュウスイ)

「へーそりゃすげェ
…ってそんな訳ねーだろ」(ユウダチ)

だ。うわさ…
そんなことより確認するぞ」(リュウスイ)

<ジジジ……>

「お前の言う通りだったな…だ」(リュウスイ)

「ご苦労」(小南)

「ああ…天使様」(リュウスイ)

「早くを運んで来なさい」(小南)

このイメージの金網や通路は自来也が雨隠れに潜入した当初、小南と接触した時に見たのと似ています。水路がある事から雨隠れの最下層と考えられそうです。雨隠れにはパイプを組み合わせた構造のノッポな建物が林立していましたが、それれが「お墓」(死者の供養と報恩)だったんですね。ユウダチとリュウスイが運んでいたのも「死体」だった…。

雨隠れの里は巨大な墓地だった。

そして、二人が運んで来たその「死体」をリュウスイが確認するんですが、中から出て来たのは畜生道の予備の女の子(の死体)でした。運んで来た「死体」を木製の台の上に置いてますから、ここまで運んで来るのが二人の仕事だったようです。そこに小南が現れて声を掛けます。リュウスイがちょっとオドオドしたいるのは中身を見てはいけなかったから?

小南とリュウスイやユウダチはここで接点があったんですね。僕は二人や里の忍がペインを動かす為のチャクラを供出するような関与を考えたんですが…(汗)。しかし、"暁"のマントを羽織る小南が登場した事で、いのいちにもこの周辺の記憶にペインの秘密が隠されている事くらいは解る。勿論、いのいちは小南は知らないですが、"暁"のマントが目印。

エーッと、ユウダチが「…ってそんな訳ねーだろ」と、絶妙なノリ突っ込みをしてたのは、僕としては見逃せないところで、役割的にはリュウスイがボケでユウダチがツッコミだったんですね(笑)。しかし、ここでペインが「死体」に関係してる情報が明かされて、それが高周波チャクラと照らし合わされ、謎解きの五里霧中に光が差し込む事になるのかも知れません。

基本的に物語を俯瞰する僕たちと木ノ葉が持ちえる情報は差異が大きいのでゴッチャにするとややこしい。いのいちにしてもシズネにしても、ペインが「死体」を動かすシステムである仮説を未だ持ち得ない。こっちの既知で考えると躓(つまず)きます。この後も更なるペインにまつわる「記憶」が出て来るかも知れません。もしかしたらチャクラの供出だって…(笑)。



さて、本命のカカシVSペインの戦場に場面が変わります。長い長い10日間でした(脂汗)。頭部と胸部を残して既に原型が解らなくなった修羅道の残骸が転がっています。しかし、未だ頭部にピアスが残っていますし、飛び道具だってある修羅道は安心できません。もう少し細切れにするか、それか骨まで燃やしちゃうとか…ピアスを全部抜いちゃう必要があると思います。

悠然と立つ天道。<スッ>っと振り返ったかと思うと、<ザッ>っと何処かに飛んで行きます。次のエモノを探しに行くのでしょうか?って事はカカシは天道に殺られてしまったのでしょうか?エエーッ!!??カカシが地面に埋まったまま首を項垂れています。ピクリとも動いていないし…まさかマジで殺られちゃったのか?

でも……安心して下さい!大丈夫だと断言しましょう!

マスク…良ォーしッ!!
木ノ葉ベスト…良ォーしッ!!
『死亡フラグ』…無ーしッ!!


(父ちゃん……!!
カカシ…先生…!!)
(チョウジ)

チョウジにも息があります。ペインがそれを見逃しているのは重要じゃないからでしょう。ペインは九尾の居所を見つけ出すのが目的ですから、殺したり、破壊したりには余り興味がないのだと思います。それがこの場でチョウジに上手く傾いたようにカカシにも働いて欲しいです。天道が修羅道の残骸を残して行ったのも修羅道の生死に意味がないからで、それは他の行動とはフラットです。



場面は情報班の尋問シーンに逆戻りで、已然尋問作業が続行しているようです。四人の足下に折り重なる巻物の量はいのいちがダントツに多いです。それに大きく離れてトンボが続き。次いでロンゲでドベがメガネです。ま、微々たるものですが…。でも、処理する量が一番少ない(手が遅い)筈のメガネが、事もあろうに情報班の三人の中で最も頑張ってるトンボに噛みつきます(笑)。

<シュー……><シュルルルルルル><ルルルルルルルルルルル>

「いのいちさん…やっぱスゲーよ
こいつの半日を30秒たらずで覗いていく…
ついてくのがやっとだよ」(トンボ)

「バカヤロー!!
喋るぐらいなら何か少しでも
ペインに繋がるネタを探せ」(情報班・メガネ)

いのいちの仕事量が多いのは、基本的に個人的に能力が高いのが大きいとは思いますが、尋問用の機材?を介さない直接接続があるからとも思います。それに、いのいちは小南のイメージに遭遇していますから、ユウダチと"暁"のメンバー=マントとの接触を見つけ出せば良い訳だから、よく言う「斜め読み」が可能になってると思うんですよ。勿論、その勘所は周知してるとは思いますが…。

「おじゃまします!」(シズネ)

「!」(いの)

「シズネです!火影様の命でこちらに出向くよう
言い渡されました!」<ハァ><ハァ>(シズネ)

いよいよシズネの情報班への合流です。「火了」(ろ)班の暗部が一人しか随伴していなのは残りの班員が情報班の取り調べ室に至る経路に配備されているからだと思います。敵の追撃の可能性を警戒する…これは護衛の基本だし、こっちの戦力を明かさないところにはプロっぽさを感じます。もっとも、人手不足で「火了」(ろ)班が一人だった…って、オチでもヨ、ヨカですよ…(脂汗)。お面が多少オドオドして見えたりもするし…(笑)。


「そっちで何か分かったのか?」(イビキ)

「はい!これから説明します
私の持っている情報とこちらから出る情報と
照らし合わせてペインの正体を掴みます!」(シズネ)

シズネの掴んだ高周波チャクラの「復調(受信)」。それと現時点ではいのいちが見た「死体(運び)」。それを合わせれば「ペイン=死体をラジコンで動かす」までは解ると思います。「死体」にチャクラは練れない筈ですから、高周波チャクラがエネルギーの供給手段であると特定されるならば、その高周波チャクラを妨害する方法を見つけ出す事も可能でしょう。

シズネは高周波チャクラを感知する計測器を所持していましたから、科学的な概念として高周波チャクラは確定している筈ですから、対処方法も自ずと知れる筈です。もっと言うと、高周波チャクラの受信・復調が判明した時点で、その妨害なり遮蔽なりを何故、決断しなかったのかは疑問ですが、やはり物語を俯瞰する僕らとは些か情報量に隔たりがあると言うところでしょうか。

『捕』の看板…。

<ザッ>(人間道)

<ザッ>(修羅道)

エーッと、あまり考えたくないんですが、人間道と修羅道が降り立った『捕』の看板の建物って情報班の捕虜尋問等を行う施設ですかね(脂汗)。まさか、木ノ葉隠れで『捕鯨』でもないでしょうから…。でも、解り易す過ぎると言うか、親切と言うか…こうも軍事施設をあからさまに表示すべきなんでしょうか?そもそも場所を一般にも忍にも知らせる必要性があるのか?

先の「火了」(ろ)班のシズネの護衛に関して褒めたばかりなのに、ここまで木ノ葉の意識が低過ぎると、「火了」(ろ)班も人手不足で一人ってのが濃厚になって来るじゃないッスか(笑)。しかし、描写の流れ的にはシズネの持つピアスに感応して位置を割り出して吸い寄せられた…とも考えられるし…。折角、ペインの正体に手が届きそうなのに邪魔するな!

しかも、口寄せ専門の畜生道と、未だ能力が不確かな人間道。揺動班と探索班の共闘は何かを意味しそうです。九尾の捜索以外にも六道の使命があるとも感じるし、六道の作戦も第二フェイズに突入したのかも知れません。それに、畜生道の「死体」だった顔をいのいちは拝んでいるし、もし二人が接触すればいのいちにはそれが畜生道と知れる筈です。

何気に風雲急の展開…(滝汗)。



今回はいろんな場面に飛ばされたけど、結局、一番気になってたのはカカシさんです。お約束の「死亡フラグ」(マスク良ォーしッ!!木ノ葉ベスト良ォーしッ!!)は立ってない状態ですし、こんなにサックリとカカシさんが逝ってしまうわきゃないと思いますし…。ま…この距離ではずしようがない…の答えも未だ見てませんから大丈夫とは思うんですが…ゴ、ゴクリ…。

「うっ…うっ…父ちゃん
ボクをかばって…」(チョウジ)

「泣くのは…後だ…チョージ…」(カカシ)

「!?」(チョウジ)

カカシ、生きてたーッ!!ま…あんなヤローに殺められるようなカカシではないと、安心しておりましたが…(脂汗)。良かった!!良かった!!カカシは無事でした…ま…首まで瓦礫に埋まったままで身動きする事も出来ないくらい何ですか!!生きてるだけで万々歳ですよ!!天道がすっごく淡白に移動してくれて助かりました。カカシの写輪眼も無事だし…良かった!!

「まだ…動けるなら…ペインの能力を…
綱手様へ報告してくれ
すぐに対策を立てるんだ!」(カカシ)

「カ…カシ…先生…?」(チョウジ)

どんな風にカカシが天道の五寸釘を回避したかの種明かしは置いといて、ギリギリのカツカツでもカカシが生きてた事に感謝します。今日まで心配だった皆さんもホント良かったですよね。心配で心配で食が細って痩せちゃったとか…(エッ?!変わらない?!)ま…でも、何はともあれカカシが生きてたんだから良かったじゃないッスか。ホントに良かったですね。

リアクションは後だ!
それより早くペインの情報を…走れ!」(カカシ)

「ボク…ボク…」(チョウジ)

「チョーザさんの犠牲を無駄にするな!」(カカシ)

チョウジ、このヤロー使えない!!驚くより何より、先ずカカシさんを地面から引き抜くとかしろや!!(笑)でも、チョウザは戦死しちゃったようなので、この動揺は仕方ない(汗)。目の前で親を亡くしたんだものね。そりゃ落ち込むか…。しかも、自分を庇った様をチョウジは見てるから悲しい訳で、自分の力のなさを責めてるんだから、これ以上は言いますまい。

しかし、カカシの言う通り、天道に被った被害を無駄にしない為には天道の能力はちゃんと伝えるべきです。無線機とかこれまで使ってたけど、こんな時には持ってないし、これだけ激しくドンパチやってて、追加の増援がないってのも解せません。暗部だって「根?」の離反によって戦力が低下してるとしても、他の上忍連中は?ここまで人手不足は変過ぎる…。

「しつこい奴らだ…」<ガチャ>(修羅道)(←お前が言うなッ!!…笑)

「!?」(くそ…!まだ…!)(カカシ)

修羅道に「しつこい」なんて言われたくない。そっちこそドンだけ粘るんだよ(笑)。そこまでボロボロのバラバラにされた体で、まだ動けるのはもう反則だろッ!!大概にしとけよ!!ホントに怒るぞ!!(笑)おまけに体のカラクリを<ガチャ>とか動かしてるし…。そもそもミサイルみたいな飛び道具は『NARUTO -ナルト-』の世界観としては御法度なんだけどな…。

<ズリュウ><ズッ>(修羅道)

(くそ!チョージを狙う気か!?)(カカシ)

そんな解説に関係なく(笑)、修羅道のミサイルがチョウジに向けられます。六道がラジコンで動く設定が「忍」やチャクラの制限とか摂理を粉々に打ち砕いてしまったから仕方ないっちゃ仕方ない。だからこそ、木ノ葉がここまで押し込まれてる訳で、六道の戦闘能力自体が想定外だったのだとも言えます。しかし、それを認めちゃうと自来也が犬死になってしまうのも事実…。

ここはブラックケルベロスとして、心の闇を曝した考察を切々と書きたいところであります。(海にも行ってないけど)そりゃもう真っ黒ですから(←ど、何処がァ!!)何ぼでも書けますがな(笑)。ここでサックリ書くのもちょっとアレなんで、「今週号の疑問」でチェケラッチョ…と言う事で、一つ…(笑)。人生に「レバタラ」はないけど、ちょっと考えてみたい事があるので…。

(父ちゃん…ありがとう
見ててくれ!)<キッ>(チョウジ)

「走れチョージ!!」(カカシ)

死んじゃった父ちゃんは悲しいけど、首まで埋まったカカシは何とかしてあげれば良いのにね(笑)。ま…カカシの言葉に背中を押されたチョウジはチョウザと別れを決意し<ダッ>っと駆け出します。ここは動けるチョウジがしなければならない事を為すのが筋だし、それが自分を庇って逝ってしまったチョウザへの一番の餞(はなむけ)である事だけは確かです。

(おそらく今のチャクラでは
こいつの体全体は無理
それに…もう一度使えば
全てのスタミナとチャクラを
使い切ることになる
…オレは確実に―)(カカシ)

(死ぬ!)<スウ…>(カカシ)

カカシはチョウザの小隊が合流した時点で約半分程度のチャクラ残量だったと思います。それから最低でも雷切一発は放っています。チャクラ量がフルの状態で雷切六発・神威三発(「カカシはどんだけヤバい状況なのか?」参照)がギリギリのところだとすれば、その他の術の発動を無視しても雷切二発・神威一発が限界ラインです。勿論、それ以外にも天道と交戦する中で使用してるから現実的にはもっとカツカツの状態の筈です。

「三発目は発動しない…
良く憶えとけ!
無理に発動しようとすれば…
術は上手く発動しない上に
チャクラは0(ゼロ)になり……
ヘタしたら死ぬぞ」

カカシが「死ぬ」って言うのはサスケに雷切(正確には千鳥と言うがな…)の説明でもありましたが、チャクラが足りない状態での術の発動に言及した会話がありました(第15巻/37-38頁)。この辺も引用して「カカシはどんだけヤバい状況なのか?」で展開していますので是非とも未だお読みじゃない方は読んでみて下さい。カカシは充分なリスクコントロールをしてると言う事です。

(だが今は生きている者に
この情報を託すこと!それが―
木ノ葉を救うため今のオレが取れる
最善の方法!!)(カカシ)

<ズズズズズズズ><ズチィ>

カカシの神威が修羅道のミサイルを異空間に飛ばします。ホントは災厄の元である修羅道自身を神威で喰い千切るべきですが、チャクラ残量を考慮した最善の方法と、カカシが決断したと言う事です。でも、修羅道はまだ活動可能と考えるべきで、次にカカシに同じような攻撃があるのだとすれば、カカシにそれを阻止する力は残されていない筈です。さっきのが最後の一発でも良いけど…(汗)。

それに、ここで欲を出してチャクラ残量を大きく超えるような神威を修羅道本体に向けなかった事がカカシにとって幸運に転んでくれる可能性に大いに期待したい気持ちで一杯です。カカシは自分の命よりも里の利益を優先した訳で、それが完全な滅私に拠るものだった。ホントに神様が居て、これを見ているのだとしたらカカシは救われるべき存在でしょう。是非…「金の斧」をカカシに…(笑)。

「!」(アレもその瞳術で
やり過ごしたという訳か)
(修羅道)

ここで修羅道が考えてるんです。恐らく修羅道が想像するように天道の五寸釘はカカシが神威で喰ったのでしょう。そして、釘に写輪眼を貫かれ絶命したフリをした…。これが「ま…この距離で…」と言うカカシの前振りだったようです。つまり、神威の座標をカカシが外さないであり、天道が狙うカカシの急所…つまり「写輪眼」だと特定する為の「誘因」に近い駆け引きだった…。

しかし、この修羅道の考量は修羅道らしくない…と言うか、人間っぽい。六道に視野共有や意識共有があるとすれば、この情報は天道や他のペインにも伝わるだろうから、天道が引き返して来る可能性もあります。もっとも、天道はカカシの絶命の確認もしなければ、念押しに攻撃もしなかった良い人だから、そんなワザワザ戻って来るようないけ好かないマネはしないと思いますけど…(笑)。

何せ「神様」ですから。本人が言うんだからホントです(笑)。それにもしかして、視野共有だって、距離的に近接していないと、自分の状況と全く関係ないビジョンが見えるのも危険だし、無意味ですから、個体間の距離によって制限するなどの便宜はあるんじゃないかと思います。ただ操縦者(本物)が存在してこの事実を知ると言う事は六道全てが知ったのと同じだからピーンチッ!!

<ハァ><ゼェ><ゼェ><ゼェ><ハァ>(カカシ)

ま…これでどうやらオレも…
ここまでのようだよ
オビト…リン…)(カカシ)

カカシの意識が闇に包まれて行きます。考えたくはないけど…これは「死」?となるところですが、どっこいそうじゃないと思います。先に引用したチャクラ残量の警告ですが、よーく読み込むと、「無理に発動しようとすれば…術は上手く発動しない上にチャクラは0(ゼロ)になり……ヘタしたら死ぬぞ」ですからね。この場合、カカシは神威を発動に成功してますから、これには当たらないかと。

つまり、カカシが欲張らず、自分の命をも惜しまず、里の為の滅私を尽くした誠意が、ここで良い感じに跳ね返って来る訳です。やはり、善行には善行をもって応える(金の斧)。それが神様です。カカシの目の前が真っ暗になってるのも、既にカツユが覆い被さって治療を開始してるんだと思います。しつこい修羅道もミニカツユの舌歯粘酸によってドロッドロに溶かされてる筈です(笑)。

第一、カカシに「死亡フラグ」は立ってないですから…。何たって、マスクがまだキッチリと唇を覆い隠してるじゃないですか。カカシがお隠れになる時はそのご尊顔を僕らに拝ませてくれた時だけです。写輪眼も無事だったし、このまま暗くなって、カカシの回想が見れるんだとすれば徳した気持ちで一杯です(笑)。きっとカツユの治療の夢見でリンの行方とか、万華鏡写輪眼の開眼の経緯とか…。

で…あれだ…キッシー取材で次週休載みたいですけど…(滝汗)。
どッ…どうしましょうか…(やめてッ!そんな目で見ないで!…笑)。

カカシは殺すな同盟



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