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第425話「はたけカカシ」(シズネ考量編)


いよいよ第425話「はたけカカシ」の感想の完結です(滝汗)。今回は諸事の都合によりまして四分割と相成りまして、「その壱…カカシ夢見編」「その弐…フカサク…スットコドッコイ編」「その参…ケルベロス激闘編」が既にアップされております。「その参…ケルベロス激闘編」は副題に「ケルベロス」を入れたいだけで分割したので…(汗)。「その四…シズネ考量編」はその後編です。ややこしくてスミマセン。

シズネの持つペインのピアスを追尾して畜生道が情報部の建物にサイの口寄せで突入して来たところからの続きです。増幅口寄せのケルベロスで揺動をかけ、警護の暗部を引き離し、突入専門?の大型サイの口に搭乗して颯爽と襲撃して「それじゃ」と帰ってくれる訳はなくて、多分、この後、畜生道の執拗な攻撃があったんだと思います。情報部の建物の一角が吹き飛はし爆音が響き渡ります…。

<ドウ>

<ゴゴゴゴゴ>

<ズズズ…>

何故だかその爆発でナマコちゃんみたいなのが<ドウン><ドウン>と大量に吹き飛んで来ます。どうやらミニカツユのようで、体内にシズネや情報班の皆さんを保護してさっきの爆発を免れたようです。蛞蝓(なめくじ)って塩をかけるとなくなっちゃうけど、あれは水分を吸われて小さくなるのだと聞いたことがあります。溶けて無くなるるんじゃないって…。

その理屈で、出発前にシズネの懐に綱手が忍ばせたか、後からカツユが潜り込んだかでシズネを暗部と二重に警護していたのかな…と思います。ミニカツユがゾロゾロと這って来たのでは畜生道の口寄せのスピードには対抗出来そうにないので…(汗)。カツユも口寄せ動物なのでこのまま(逆)口寄せで綱手の元にでも帰れば良いと思うんですが、ミニカツユにもそこまでのオプションはないのでしょう。

それと、ミニカツユになってから治療シーンのみ描写がありましたが、三竦みの戦いでマンダを脅かしたカツユの舌歯粘酸の攻撃を見せていないです。これも(逆)口寄せと同じように期待出来ないオプションなんでしょうか。舌歯粘酸の強力な酸による物理攻撃って接近戦では有効な攻撃だと思うんですが…。あれで、みんな溶かしちゃえば良いのにね(笑)。

「どうにか間に合いました」(カツユ)

「カツユ様、助かりました!」(シズネ)

「!?」(いの)

「ヒィ!!何コレ!?敵の術!?」(いの)

「火影様のカツユの口寄せの術だ
安心しろ」(イビキ)

「その参」でもそうだったんだけど、いのが僕にはノイジーです(笑)。確かに突然、蛞蝓に取り込まれたらビックリするだろうけど、こうも思った事を直ぐに口にしちゃうって落ち着きなさ過ぎに感じます。忍なのに…?(笑)でも、逆にこんな大ピンチで、しかも大爆発の中で、蛞蝓を気持ち悪がれるってある意味、才能かも。腹が座ってる…と考える事も出来そうです。

「ガルルルルル」(ケルベロス)

「強力な口寄せの術です
皆さん、気を付けて下さい!」<ザッ>(暗部)

一難さって又一難…情報班の皆さんの前にはサイの他にケルベロス(悪犬)まで登場です!!既にユウダチはペシャンコなんでしょうね(汗)。ケルベロスと一緒に周辺警戒に当たっていた「火了」(ろ)班の暗部も合流します。って言うか、ケルベロスに追い込まれたのだと思います。ガマけんさんですら押し込まれた相手ですから、こっちも相応の口寄せで対抗しないと厳しい筈です。

それに言うに事欠いて、「気を付けて下さい!」って、「お前らが守るんだろうが!!」って間髪入れずに突っ込みましたッ(笑)。しかし、この情報班の建物にここに居る面子しか居なかったんかね。警備とか他の従事者とか…もっと居ても良いのに。建物の大きさの割りに人口が少な過ぎ。もしかしたら何処かに隠れてるのか?…なんて疑いたくもなる寂しさです。

「間違いない…
雨隠れの男の頭の中を覗いた時…
あいつを見た」(いのいち)

「!?」(シズネ)

「だがどういう事だ!?」(いのいち)

「何です!?」(シズネ)

「アレは死体だった!」(いのいち)

やっぱいのいちは畜生道の顔を覚えてたんですね。流石です。いぶし銀。シズネの手にするペインのピアスが畜生道の呼び水になり、情報班はピンチに陥るんだけど、同時にそれは「謎解き」のヒントも一緒に引き寄せました。自来也が命懸けで遺したペインの「謎」に迫るヒントの二つ(ユウダチとピアス)のピースがキッチリとハマった訳です。実はもう一つあるんだけどね…。

「!!?」(シズネ)

(その死体が今……
口寄せの術を使う!

ペイン六人が使用する術は
一個体一系統のみのハズ!

この事は実際に戦われたフカサク様が
おっしゃられていたから間違いない!

だとするとおかしい!

口寄せ出来るのはあの検死体の
ペインだけだとフカサク様から聞いた!

どういう事なの!?
口寄せ出来るペインはすでに
自来也様が倒したハズなのに!)(シズネ)

シズネが一瞬、その「謎」に鋭く斬り込んでいます。何かが弾けそうな気配はあるんだけど、何かが足りない。ここは読者レベルの情報があると非常に勿体振った感じで、焦れったいところだとは思いますが、それこそ先入観で、今、シズネが突っ掛かってる突起と同じです。まさか…死体が動くなんて…俄には信じられないですし、これを簡単に繋げるのっていのが提示する違和感にも似ています。

しかし、これまでの描写で死体が動く方法論がなかった訳ではなく、入院中のサスケをストーキングするカブトのエピソードで「死魂の術」(第10巻/146頁)と言うのがありました。しかしそれは一時的に死者の心臓を動かして使役する忍術で恒常的に活動できるモノではなかったです。他にもサソリの「人傀儡」もあったけど、傀儡の術の変形でやはりペインとは趣が違います。

ここで、いのの描写がシズネとコントラストしてて、焦れったい流れではあるけれど、落ち着いたオトナの分別を感じます。思った事や感じた事を直ぐに表層に露出させない「タメ」。それって、その人が持つ大きさじゃないかと思います。いのはまだ若い。圧倒的に経験が足りない。それに対するシズネの落ち着いた雰囲気。それを更に抑えたいのいちの頼もしさ。

その「違い」を、この焦れったさに織り交ぜてキッシーは僕らに臭わせているだと思います。いのがここでそれをどんな風に感じ、学び取って行くのかが大切で、それが彼女の成長に繋がる筈です。そして、このエピソードの底流にそれは静かに流れていて、サブリミナルに僕らに刷り込まれているんです。簡単に言うと軽ーい洗脳?だったりします(笑)。そして…これが『NARUTO -ナルト-』の深さなんだな…。

「いのいちさん!もう少し詳しく話を!
何か分かるかもしれません!!」(シズネ)

「しかし これではな…」(いのいち)

「ここはオレと暗部に任せて別の場所へ!!」(イビキ)

「イビキ…!」(いのいち)

「行きましょう いのいちさん!
私たちでペインの正体を暴くんです!」(シズネ)

これでいのいちがシズネの手を引っ張って、『やけに目立つ看板のある…お城みたいな建物』に突入して行ったら、それはそれで大拍手なんですが(笑)、間違ってもそ、そんな…。サイやケルベロスがスゴイ形相で追っかけて来ても困るので…(汗)。ここはいのいちさんの良識を信じてみようと思います(笑)。ま…今揃った「謎」にも欠けたピースも残される訳で、移動はその布石でしょう。

ここで、イビキに何気に「死亡フラグ」が立ってます。これまで、イビキって多分「ドS」で怖い人って印象だけがあって、戦闘シーンは一度も無かったんですが、ここらでイビキのすっごい「責め」な闘い方が見られるかも知れません。それに、手練なのかショボイのか分かんない暗部の方々もやっと頑張れる準備が整ったと見ました。ドバッと一花咲かせてみて欲しいです(笑)。

で、気を持たせたようで悪いので明かしておきますが、自来也が蝦蟇瓢牢(瓢箪蝦蟇)で初代・畜生道を捕獲した段階までの情報が「ペインのピアス」と「ユウダチ(雨隠れの下忍)」の二つで、それはシズネといのいちによってがっちりと合わさっています。フカサクが悔しがったように自来也はこの時点で「逃げようと思うたら逃げられた」(第44巻/63頁)のです。

しかし、それでも自来也は蝦蟇瓢牢の外に出てペイン六道の前に立ちました。そして掴んだネタがフカサクの背中に刻まれたあの暗号「本物葉意無椅」です。シズネといのいちの情報だけでペインの「謎」が解き明かせるならば、自来也の「死」は余計だった事になるし、そこにはある種の「疑惑」すら生まれます。しかし、自来也があそこで飛び出したのを自来也の責任感とすれば…。

蝦蟇瓢牢の中で自来也はきっと考え尽くした筈です。その上で、自分の命をも厭わない「滅私」の行動に出た…。その正当性を重視するならばシズネ(ピアス=高周波チャクラ)といのいち(ユウダチの記憶)だけでは解き明かせない…それが「ペインの正体」なのだと考えられます。つまり、自来也が遺した最後のピース…シカマルにシズネやいのいちは接触する必要があるのです。

それに、この局面でシカマルの思考能力は不可欠でしょう。シカマルならきっと、自分の持つ情報とシズネやいのいちの情報を合わせて答えを見つけ出せると思います。僕らが死体が動いてる…とか、遠隔操作のラジコンヤローってのはそれこそ「根も葉もない」…どっかのアオリにも似ていますし、いののちょっと嫌ーな短絡的な行動や言動に近い行いでもあります。

そこに着目すれば、シズネやいのいちの行動の必然が、シカマルに吸い寄せられるように合流する流れが、木ノ葉の勝利の方程式になれば良いな…と思います。ドラマチックじゃないですか。それにやはり自来也が死を賭して掴んだネタが無意味であって欲しくはないので。でなければあの「死」に対する疑念が払拭できないです。あの時、流した涙が…ってのは嫌なので…(汗)。

<ハァ><ハァ><ハァ>

「混沌の中、木ノ葉丸は…!!」

で、最後に意味不明に焦る少年のカットでこのエピソードが終わるんですが、アオリの文言で、この少年が「木ノ葉丸」である事が辛うじて分かります(笑)。アオリってこのくらいに止めておいた方が良いと思うんですが、もっと「裏」をかいて、これが木ノ葉丸じゃなかったら、大した奴ですよ。シズネの手を引っ張ってお城みたいな建物に入るいのいちと同じくらい凄い奴だと思う(笑)。

第425話「はたけカカシ」(シズネ考量編)…了
<ハァ><ハァ><ハァ>で、感想四分割の〆。


  

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