ナルトは木ノ葉丸にどんな術を教えたのか?
(木ノ葉丸!!
お前に教えたい術があんだってばよ!)(ナルト)
第426話「ナルトと木ノ葉!!」の終盤。ドマグロなエビスを助ける決意をした木ノ葉丸は、ナルトの言葉を思い出します。木ノ葉丸が思い出すナルトは第一部の幼さを残した風貌で、コスチュームも第一部のザビエルネック?のちょっと夏には暑苦しい例のヤツでした。ナルトは悲しいくらい忍術バリエーションがありません。それが第一部のナルトともなると、もう悲惨の一言…(汗)。
おまけに、それとはあんまり関係ないけど未だ「下忍」だし。ま…ナルトは下忍のまま火影になっちゃうんだろうけど、それを含めた規格外の忍なんだと言えそうです(笑)。で、このピンチに木ノ葉丸の背中を押すナルトの言葉ですが、何やら、そんなナルトが師匠気取りで木ノ葉丸に忍術を教えた過去があるようで、木ノ葉丸はペインの地獄道と戦う決意をする訳ですが…(滝汗)。
で…ナルトの教えた術って何なのか?ちょっと考えてみよましょう。しかし、ナルトの忍術って悲しいくらいにバリエーションないです。ホントにこれでどうやって「火影」になるつもりやねん!!と、柄にも無く(柄にも無くなんかいっ!!)突っ込みたくなるところです(笑)。サスケと比べたら恥ずかしくて穴が在ったら入りたくなるんです…第一部の間にナルトが修得していた術って…
- 変化の術
- 変わり身の術
- 多重影分身の術
- 口寄せの術
- 螺旋丸
…と、これらを組み合わせて、おいろけの術(ほぼ…変化の術)やハーレムの術(おいろけの術+多重影分身の術)、我愛羅戦で見せた…うずまきナルト二千連弾(多重影分身+体術)や 四方八方手裏剣(多重影分身で手裏剣を投げただけ?)などで、泣け無しの財布を逆さまにして揺すってるみたいな感じです(笑)。もし、泥棒が来ても可哀想に思って食べ物置いてくかも…です(笑)。
しかし、ナルトが第一部で木ノ葉丸の兄貴分としてブイブイ言わせてて、可愛い愛弟子(←木ノ葉丸)に術を教えたくなる気持ちも解らないでもない。否…痛い程、解る。ここではきっと自来也やカカシがナルトを包み込むように愛されたサブリミナルな心地よさがナルトに作用していて、生来の屈託なさが、やや不遜とも思える忍術の伝授をナルトに許容した…と、僕は考えます。
そして、木ノ葉の大ピンチ。自分の死の土俵際で木ノ葉丸が背中を押された…相応に強力な術ともなると、おいろけの術では…(笑)。ナルトが木ノ葉丸に一等最初に教えた術ではあるんでしょうが、何ぼ何でも、木ノ葉丸が自由で快活な性格だったとしても、地獄道相手においろけの術とか、それから派生する"男の子どうし"とか、"おんなの子どうし"なんてコアな術ではないと思います。
「感想」でも書いたんですが、ここで地獄ちゃんがすっごい悪趣味でそ…その"男の子どうし"とか、"おんなの子どうし"に思いっきりハマる想定があったとして、三代目がナルトにやられたように鼻血がドクドク出たところで、多分、地獄ちゃんは倒れないだろうし、勿論、死なないと思います(笑)。でも、ペインの出血死ってのは面白いと言うか、ペインと「血」が絡むのはナル×ジャン的にはめちゃくちゃアリなんだけど…。
ま…例え地獄ちゃんに効果があったとしても、それで倒せる相手じゃない事は明白…って言うか、それで倒せる相手と戦ってるなら、瓦礫に埋まってるカカシとか、もしかしたら逝ってしまったかも知れないチョウザさんなんか、「どうすんだよー」って話になるので謹んで却下させて頂く事に致します(笑)。なので…妙木山から帰還したナルトがハーレムの術でペインをやっつけるのも非常に笑えるけど、却下(笑)。
で、ハーレム系(男の子どうし/女の子どうし)を木ノ葉丸が会得してるって事は、多重影分身の術は使用可能であり、ワザワザ、木ノ葉丸がナルトの言葉を思い出して決意する術には当たらないと考えられますから、消去法で行くと残された攻撃系の忍術って、ナルトの数少ない忍術バリエーションから考えると、螺旋丸か口寄せの術しか残されない事になります。
「アナタですか…あの技を教えたのは?
あの術を扱うにはナルトはまだ幼な過ぎると思うんですがね
ヘタをしたらサスケを殺してた…」
カカシが棘棘しく自来也に責めるところで明かしているんですが(20巻/98頁)、螺旋丸とは難易度も高い術でありますが、それを扱う「心」も問われる別の難しさがある訳です。それをしても自来也はナルトに伝えたんですが、その想いの深層を何故だかナルトは本能的に汲むところがありまして、そこが何とも異常者っぽいんですが…だから、ナルトは木ノ葉丸には教えない筈です。
これを…「何故?」とナルトに訊いたところでしどろもどろなんでしょうが(笑)、誰からも教えられる事もなく、命じられる事もなく、ごく普通の行ないとして、ナルトは木ノ葉丸に螺旋丸の伝授を回避…否…思いついてもいないと、僕は思います。子供だったら自慢げに術を曝し、教えちゃうと思うんですが、何故だかナルトはそれを上手く躱してしまうのです。やらない以前に触れもしない…不思議な子なのです。
ま…螺旋丸なんて高等忍術をナルトが修得したのはカカシも驚いていましたが、考えてみればナルトは四代目火影・ミナトの実子であり、世が世なら良い家のお坊ちゃんで(カカシみたいな…)英才教育を受ける超エリートな訳で、しかも、多重影分身の術なんて高等な禁術の筈なのに巻物をチラッと見ただけで会得した…実は超天才なのです。螺旋丸も一週間でモノにしたんだっけ…(←ウロ)。
ナルトの「落ちこぼれ」と言うアカデミーでのレッテルは、恐らくナルトの存在を隠蔽する為のカモフラージュであり、三代目が流し普及させたプロパガンダでしょう。また、子供の間違いを正す筈の親のないナルトが高慢な考えに取り憑かれないようにと、心を鬼にした三代目の英断もあったでしょう。きっと、表立ってナルトに関与できない立場とか理由とか…三代目は誰にも言わず抱え込んでいた筈なんです。
ナルトが木ノ葉丸に螺旋丸を教えないのは、木ノ葉丸の力量もあるでしょうが、自来也やカカシだってそれを行わないように、ナルトには意味なんか解らなくても、同じくそれをしない…言葉にするのが凄く難しいんだけど、ナルトが木ノ葉丸に螺旋丸を教えなかった「自信」みたいなモノが、僕にはあります(しかし…これで来週、木ノ葉丸が掌の上で<キーンッ>なんてチャクラ玉作ってたら…滝汗)(笑)。
と…言う事で(汗)、残す忍術は…口寄せの術。多分、ナルトが木ノ葉丸に伝授したのはコレでしょう!!…と、まぁ、タレコミがあった訳だ…(汗)。最初、僕が口寄せを思いつかなかったのは、蝦蟇と木ノ葉丸が契約する道理がなかったからで、ナルトの口寄せ=蝦蟇と凝り固まっていたところに問題があったんですが、木ノ葉丸って三代目の孫ですから…別の「契約関係」の可能性があり、その障壁がなくなりました。
自来也が何をおいてもナルトに口寄せの術を教えたのは蝦蟇一族との契約が第一義にあった訳ですが、それこそナルトを守護する為であり、ナルトを総力を挙げて支援する腹積もりが自来也にはあったのです。ナルトとしてもきっと自来也のサブリミナルな優しさ…みたいなモノに呼応した気持ち良さを感じてた筈で、今度は、同じ気持ちを木ノ葉丸にも味わわせて上げたかったんじゃないかと思うんです。
つまり、ナルト→木ノ葉丸の口寄せの術の伝授のタイミングは木ノ葉崩し終息…三代目戦死で木ノ葉丸が沈んでいた頃でしょう。ナルトは木ノ葉丸の傷心を思い遣って、その行動に出たんじゃないかと思います。ナルトは異常者ですから、誰に教えられる事もなく、自来也やカカシが行うくらい高度で難解なオトナの所行を寸分違わずトレースできるのです。ま…その理由は…また今度だ…で置いとくとして…(黒汗)。
(忍法・口寄せ!!出でよ…!!
猿猴王・猿魔!!)(三代目火影)
大蛇丸の穢土転生で呼ばれた柱間の樹界降誕から抜け出す為に三代目は老猿を召還しています(第14巻/52-53頁)。三代目火影・猿飛ヒルゼンとの関係を分析すると、その付き合いは短くは無さそう(思いっ切り長そう)で、蝦蟇一族と自来也の関係に似た縁(えにし)の深い間柄に思えます。しかも、「猿猴王」が苗字でなく肩書きらしく、下っ端がそんな肩書きを付けないだろうし、風格ある態度等からも、その一族の立場ある存在であろう事が推測されます。
猿飛がそうして付き合っているだろう関係性を自分の孫である木ノ葉丸に残さない筈はないと、自然に思います。きっと、猿飛はその存命中、「猿猴一族」との契約の巻物を木ノ葉丸に託したのではないかと、僕は考えました。或いは、自分が亡き時には…と、友人か識者にそれを託し、然る後に木ノ葉丸に渡る道筋を遺していたんじゃないかと思います。常に危険と隣り合わせの忍の世界。そのくらいの準備はあったんじゃないかと思うんです。
猿猴:(えんこう)とは広島県及び中国・四国地方に古くから伝わる伝説上の生き物。河童の一種。一般的にいう河童と異なる点は、姿が毛むくじゃらで猿に似ているところ。金属を嫌う性質があり、海又は川に住み、泳いでいる人間を襲い、肛門から手を入れて生き胆を抜き取るとされている。女性に化ける事ができる、という伝承もあるようである。(Wiki引用)
もし、そうでなければ、ナルトが火影の司令所に忍び込んで、蔵書の巻物を盗み出して、木ノ葉丸に渡す方法だってあります。ナルトは過去に禁術の大巻物を盗み出していますし、木ノ葉のセキュリティなんてユルユルですから…何とでもなります。それか、ヒルゼン直々にナルトに木ノ葉丸の面倒を見るように依頼してて、契約の巻物だってしっかり託されていた…なんて想定もありです。生前、ヒルゼンとナルトはすっごい仲良しだったから…。
「何だコレは…?」<ズオオオオオ>
第426話「ナルトと木ノ葉!!」で地獄道の能力が明らかになっていて、地獄の業火(天照?)に包まれた閻魔大王?みたいのが登場しています。それが対象者から魂だかチャクラだかを引っこ抜いて殺しちゃう…ちょっとイカレタ能力でした(笑)。これが地獄の沙汰も金次第の閻魔大王なのかは別にして、名前が似てる猿猴王・猿魔だったら何か知ってたりして…(笑)。それが地獄道攻略の糸口になるとかね…。
案外、猿猴王・猿魔と知り合いとかだったりして、弱点もばっちり知ってて、そこからペインの「秘密」がズルズルと芋づる式にゴリゴリ出て来るとしたら面白くないですか?「何だ!!お前かよ!!」みたいな…。地獄道の使役する閻魔大王?が困った顔して冷や汗ダラダラと流したりね…(笑)。ペインなんて元々、胡散臭いから、嘘っぱちの神様連れて来てる可能性は高い…それが、バレ出したら…そこからは一気だと思います。
「ちょっとは期待しろってばよ!!」
ナルトの口寄せ修行は結構難航してて、自来也も飽きかけてましたね(第11巻/69頁)。ナルトが口寄せするも尽くオタマジャクシばかりでした。これは術を発動する忍のチャクラ量や強度が関わっているのもと思われ、ナルトの場合は九尾のチャクラの租借があったから、いきなりガマぶん太なんて大物を呼び出せたんだけど…木ノ葉丸には現状で猿猴王・猿魔を呼び出せる力量は備わっていないと、僕は考えます。
「なんじゃ!ガキじゃがな!!
用があるならオヤツくれーや!
じゃねーと一緒に遊んじゃらんでー!」(ガマ吉)
我愛羅戦の土壇場であっても、ナルトだって、チャクラが上手く練れなければガマ吉よんじゃうし…(笑)(第14巻/104頁)。それは木ノ葉丸も同じで、いくら名家の血筋とは言え、いきなり猿猴王・猿魔なんて無理で、その子とか部下の「猿猴」(えんこう)辺りを呼び出して闘うんじゃないかと予想しています。それか、決死の覚悟が本命の猿猴王・猿魔を呼び出すのでも良いしね。ナルトVS我愛羅戦のドタバタみたいのもある?かも…ですよね。
「忍法・口寄せ!!
猿猴・小猿魔だコレ…!!」
可愛く…必死に木ノ葉丸が口寄せの「猿猴・小猿魔」(えんこう・こえんま)を擁して、地獄道とヤンチャに闘う姿に、僕はめちゃくちゃ期待しています。口寄せって上手く呼び出せれば自律的に闘ってくれる相棒ですから、木ノ葉丸の強さはあまり関係なくなるし…。案外、この大ピンチをテキパキとリードして大ドンデン返しで、地獄道をノックアウトできるかも知れないです!!負けるな!!木ノ葉丸だ…コレ!!
木ノ葉丸…螺旋丸だけはやめなよ<ボソッ>…コレ…(汗)。


