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長門の在り処

  
「どういう事?」(小南)

「アレをやる」(畜生道)

畜生道が天道以外のペインと小南を口寄せし、戦線から引かせた時、小南はその真意を尋ねています。小南の雰囲気から察するに、話す相手が天道であろうが畜生道であろうが、ペインはペインで一個の人格であると思われ、明らかにその向こう側に居るであろう長門と話しているんだろう…と言う憶測はかなり前から持っていました。そして、それがペインが死体の遠隔操作(ラジコン)を利用した忍術であろうとする仮説の根拠でもありました。

「どうしてもやるのね…長門」(小南)

第429話「痛みを」で、小南は確かにそう言いました。小南が初めてペインに対して「長門」と呼んだのです。これは「アレ」をやると言うペインに相当の危機感が小南にはあって、焦りまくった末の掟破りの行動だったんじゃないかと思います。ペイン(長門)は小南の忠告も聞かずに口寄せしたペインらを畜生道も含めて停止(シャットダウン)させてしまって、いよいよ本気だと悟ったからでしょう。

ちなみに、畜生道に口寄せされた六道が畜生道も含めて<ドサ><ドサ>倒れた時には長門との通信は途絶えていたと思います。小南は倒れた六道らの方ではなく、あらぬ方向…多分、木ノ葉隠れの里の上空に浮遊する天道の方向を探るように「長門」と言っていて、このトップシークレットを漏らしたのは長門に届かないからではないかと思います。辺りに誰もいない…。あの「長門」は読者と小南だけの秘密だったのです(笑)。

長門の在り処(1)
長門の在り処(1):当初のシステムペインのチャクラの伝達や命令系統は長門を中心に並列(放射状)に山中家の秘伝忍術(心転身系)に似た形式の忍術で操っていて、長門は雨隠れの「西の一番高い塔」に居て、そこから六道を操作しているんじゃないかと想像していました。輪廻眼の視野共有で現地情報をフィードバックする「遠隔存在感」によってペインの戦闘が可能になると考えてました。

「ダメよ!
あの術はアナタの命を縮める事になる!」(小南)

小南が「アレ」を必死で制止しようと、「アレ」を使う事が長門の命を縮める…つまり、長門は生きていて、そして命を削るような負荷をかけると言うのです。で…「アレ」と言うのが、天道一体を残し、他の六道をシャットダウンさせて、チャクラ伝達を一本化した超特大の神羅天征だったの事から、操縦者の長門が分離した状態であれば、チャクラや命令の流量は基本的に変わらない事に気付きます。

長門の在り処(2)
長門の在り処(2):図(1)と(2)の矢印(→)の数を比較すれば一目瞭然です。六道が同時に動いていても、それを天道に一本化しようとも、長門が分離しているのならば発信側での負担は全く変わらないのです。もし、天道にチャクラを一本化していないのであれば、他の六道をワザワザ、シャットダウンする必要も無いですから、描写にあった天道以外の六道のシャットダウンは天道にチャクラを集中する為と考えるべきでしょう。長門が天道一本に出力先を絞った事で、小南は長門が「アレ」を本気でやろうとしてる事を確信して、焦ってしまった…。

長門の在り処(3)
長門の在り処(3):つまり、長門が遠隔地に居て操作しているのであれば、小南の言う「命を縮める」には当たらないと考えられるのです。発信側の負担は変わらないのですから、超特大の神羅天征によって長門の命が縮まる為には、天道に長門が搭載されている…と考えるのが自然だと、僕は思います。それは天道の雰囲気やペイン六道における主導的な立場とも上手くマッチするとも思います。

長門の在り処(4)
長門の在り処(4):これが天道に長門が搭載された想定での「アレ」=超特大の神羅天征の発動で、六道に六分割されたチャクラが一気に天道の筐体(体)に注がれる事になるのでチャクラのオーバーロードみたいな…充電池の過充電みたいな状態になって、経絡系に過度の負荷をかけてしまう…経絡系が焼き切れる…それが命を縮める…と小南に言わしめる危険さではないかと、僕は考えています。

天道の筐体は弥彦の死体ですから、それと共存するような形式で長門が生きている…と考えれば、弥彦の死体に負担を強いる超特大の神羅天征が危険であるとする考えを補強してくれると思います。弥彦は雨隠れから長門と行動を共にして来た親友(家族に近い)であり、長門や小南と特別な関係にある存在です。ただ、自来也が認める愛弟子・弥彦がペイン六道に使役されている時点で、弥彦の「死」は確定する事になりますから…。

つまり、長門と小南は生存していて、弥彦だけが死んでいる状態…。それがシステムペインを支えているのだと言えます。ここには長門と弥彦の深い繋がりがあって、それが綱手と対面した天道が指一本も触れずに立ち去った描写を説明する材料になるのだと、僕は考えています。しかし…その前に「長門の在り処」を示してからじゃないとお話が長くなってややこしくなってしまいそうだったので分割する事にしました。

で、ナル×ジャンでは天道に長門の「命」(=経絡系?)が搭載されていて、天道は六道の中では特殊な存在であると、現時点では考えるスタンスをとろうと思います。そうすれば、これまであった天道の周辺の描写も説明し易く、"暁"にあっての天道の役割分担なども受け入れ易いです。ま…弥彦に長門が搭載されている可能性に関しては、天道の行動の機微の観察でも説明できるんですけどね…。このお話はその前フリと言う訳だ…。



「転身系の術なら
チャクラを送信するために
なるべく受信体の近くにいるハズ…
でないとあれだけの術や動きはムリよ」(いの)

……だとすると、第428話「対談!!」で(あまり信用できないんだけど…)いのが言った心転身系の術のセオリーには上手い事ハマる事にもなります。システムペインがいのやいのいちの秘伝忍術を同一、或いは近似する忍術である…と言う「仮定」の上に立った「仮定」で、やや脆弱ではありますが、何でも来いの「超能力」ではなく、システムペインも忍術の大系の一つの流れの上にあるべきだと考えるのには、ちゃんとした合理性があるものと思います。

(決めろカカシ!!)(チョウザ)

第423話「天道の能力!!」でチョウジ・チョウザとカカシが連係して天道をカカシの雷切があと少しで捉えるところまで追い込んだものの、<ガッ>っと修羅道が間に入って邪魔をしています。あれは天道の神羅天征ではなく、修羅道の独自の阻止行動(操縦者は長門だけど…)であり、ま…ギリで修羅道をスクラップにする事と引き換えにカカシの雷切を天道は凌ぎ切った訳であります。

しかし、よーく考えるとおかしい!システムペインの六道のそれぞれが幾らでも交換が利く存在であるならば、修羅道の体を盾にするよりも、修羅道に直接カカシを攻撃させた方が合理的の筈です。あの修羅道の阻止行動は天道の特殊性を考える上では非常に興味深い描写だったと言えます。それに、天道に神羅天征を使わせるのもシステムペインの要部が天道にあると感じる臭いでもあります。

準備が出来た
目的は九尾
邪魔する忍は皆殺しだ」(天道)

もっとも、六道を動かすにはチャクラが圧倒的に足りない。それを補うのが天道の「雨虎自在の術」じゃないかと、僕は考えています(第44巻/121頁)。天道が雨隠れの里に雨を降らせる術なんですが、木ノ葉に出立する時にもこの術で雨を降らせています。そして、自来也の雨隠れ潜入の時に、クラブフロッグに迷い込んだユウダチとリュウスイが、何だかか意味ありげな事を話していたんですよ…。

「今日は日曜じゃないよな?」(ユウダチ)

ペイン様に何かあったってことだ
これから他国へ出かけるのかもしれないな」(リュウスイ)

「でも他の曜日に降ったことなんて
今まで無かったぜ」(ユウダチ)

「それだけ力を使うご用事
なのかもしれん」(リュウスイ)

「でもこう降られちゃあ…」(ユウダチ)

「オイ…!
ペイン様は
この街の者たちのために
身を削っておられる
少しは我慢しろ!」(リュウスイ)

…と、まあ、こんな感じ(第40巻/161-162頁)で、当時は何だか解らなかった。天道の「雨虎自在の術」も「者の書」(225頁)には雨隠れの監視の為とあるんですが、リュウスイの物言いだと、「力を使うご用事」の為に雨を降らせていると取れます。つまり、天道はチャクラで生み出した雨で雨隠れ全体を覆い、里全体からチャクラを集めてるんじゃないかと、僕は考えているのです。ここは一度読み返してみて下さい。

そして、リュウスイらも忍の端くれだから、自分たちからチャクラが吸われるのが解るのだし、ペインが里の為に頑張ってるのも解るから、「我慢しろ!」とユウダチを窘(たしな)めたんじゃないかと思います。そして、雨隠れの里自体が巨大なチャクラの発生源であり、それをシステムペインに供給する巨大な発信機(配管が構成する都市構造)になってるんじゃないかと思うんです。だから、天道は木ノ葉に向かう時にも雨を降らせた…。

通常は日曜日だけ雨を降らせてチャクラを里から供出してもらえば、ペインが稼働するに足るチャクラが集まるのでしょうが、大きな作戦ともなればそれでは足りなくなる。それで日曜以外にも雨が降った。雨はチャクラを奪う。それがユウダチは負担(多分、だるくなったりする)だったから、クラブフロッグであんな風に漏らした…と、考えると、上記の二人の会話がシステムペインの構造や理屈に奇麗に繋がると思うんですよ…。

だから、高周波チャクラの発信源は雨隠れの里だと思います。そのチャクラはそれぞれのペインが受け取るのでは無く、天道が一括して受信し、それを各ペインに供給している…それはシステムペインの指令系統の中核…「長門」は天道に搭載されているからで、システムペインが忍術である以上は、一度、長門の経絡系で受信した高周波チャクラが練り込まれる必要がある…と、考えるからです。

そして、六道にチャクラを分散して使う分には問題はないものの、天道に一本化して神羅天征を発揮する出力には如何に長門の経絡系をもってしても負荷が高過ぎる(これが逆説的に天道が雨隠れからの高周波チャクラを一括して受信する方法論の根拠にもなっています)…と言う危機感が、小南に「長門」と、言ってはならないトップシークレットを叫ばせ、「命を縮める」と漏らさせた…と、僕は考えます。

長門は天道(弥彦)の中に在る…。
それが、綱手を嫌らしく睨んだ…。

しかし、何故か綱手を殺さなかった…。
その『意味』をもう一度、考えてみます。

『長門は何故、綱手を殺さなかったのか?』


  

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