スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第430話「ナルト帰還!!」

 
こんにちは!ナル×ジャンのケルベロスです。

新年、一発目の新ジャンの発売でしたが、皆さんは今週号を読んでどう思いましたか?面白かったですか?楽しかったですか?僕は……でした。しっかし一年以上感想を書いてますが、今回ほど書き難い週はかつてありませんでした。これまでも少々の事には目を瞑って受け入れる盲目的信者…所謂、マンセーでしたが、今回ばかりは辛抱堪りませんでした。

でも、お仕事なんで…(趣味なんですがライフワークと言う事で…)、一応、感想は書いたんですよ…。で、ちょっとキツい言い回しもありまして、新年早々、あれなんで、それでも読んでみようかな…と言う方だけ、今週号の感想に関してはお読み下さい。少なくとも、「今週号、サイコー!!」とか「めちゃくちゃ面白かった!!」と言う方は読まない方が良いです。

ただ、僕は『NARUTO -ナルト-』と言う作品を愛する一人であり、描写を愛し、キャラクターの機微を愛する一読者であります。それは解って欲しいです。それでも今回のお話は酷過ぎる…としか感じなかった。こんなの初めてェーです(笑)。ま、そんな歯痒さの中で書いた感想ですので、それ相応の黒さに満ちた記述であります。酷い事も書いてます。

それに耐えられないと思う方は新年早々、読むべきではありません。どこか他にもっと丸い記事を書いているサイトに行くか、自分でブログでも立ち上げてマンセーな事、書いて下さい(笑)。別に、絵が荒い(線がラフのところがあった)とかで怒ってる訳じゃなくて、内容について…ですから。ホント、新年早々スミマセン。愛すればこそ…なんですけどね。

ここからは自己責任でお進み下さい!!!

読んだら怒るな!!怒るなら読むな!!ですからね。お願いしますよ!!読むのは自由ですけど、それでお腹壊しても、気分を害されても、ナル×ジャンでは一切感知しませんから(笑)。一か八かの運試しとかは…やめた方が良いですよ。読まない方が良いですよ。ブラウザーの「戻る」をクリックして、何処か他の楽しいサイトに飛ぶ方が良いですよー(笑)。

よーく考えて下さいね…

…と、実は内心、心配してたんですよ。怒ってるのが僕だけで、他の読者はすっごく満足して楽しんでたら、マジ、ズレてんのか?!ケルベロス!!になりますから、内心はガクブルだったんです。ホントに僕の『NARUTO -ナルト-』に対する愛は潰えてしまったんだろうか…となりかねない事態ですから。でも、何が何が…お怒りの声が嵐のように(←話半分に聞いて来ださい)押し寄せるじゃないですか!!

そして、この兆候は今回がお初でもなく、カカシのお話とか、ナルトの仙術修行とかにも影響してるんじゃないか?と言う意見が寄せられたり、もっともっと前から積もり積もった歪みが吹き出して来てるのかも…と、言われてみれば思い当たるフシがあるある…。しかし、今週号のエピソードはちょっと…。ズーッと味わって来ただけに、ここまでの味わいの違いはとってもじゃないけおど、飲み込めません。

なので…そんな感じの感想なので…見ちゃダメ!!絶対、読まないで!!絶対、後悔するわよ!!決して読んではならぬのじゃァァァ(笑)…それと、拍手のコメントを現在、FC2のエンジニアさんとがっちりタッグ(の予定)で改良中ですんで、また皆さんと「あーでもない」「こーでもない」とお話ができる環境を用意できると思いますので、ちょーっと気長にお待ち下さい。頑張っていますんで…。
  
 
<ドン><ドン><ドン><カカカン>

腰にぶら下げた大巻物に小豆色の長半天のナルト。長半天はメラメラの炎柄。ミナトの長半天のデザインが似てるので、四代目火影就任時の祝いに妙木山から贈られた代物だったのかな…と思います。先週号でフカサクがナルトの準備を促していましたが、ナルトが着ける長半天がどんな風にナルトに手渡されたのかは非常に興味深いです。フカサクはナルトにミナトの事を一言も話してないですが、妙木山とミナトの関係は明白ですから…。

で、妙木山からシマが口寄せした強者チームの内訳は…左からガマケンさん。ガマぶん太。ガマぶん太の頭の上にガマ吉とフカサク。それにナルトが乗っかってます。最右翼が大蛇丸の木ノ葉崩しで自来也が屋台崩しの術(第14巻/128頁)で口寄せした大ガマちゃん。大きさはガマケンさんが意外に大きいなと思ったのと、逆にガマ吉が意外に小さいと思いました。それぞれの体の色に関しては、ま…こんな色だった…と言う事ですね(笑)。

一応、<カンカン>と鳴り響いているのは歌舞伎の拍子木だと思います。先の<ドンドン>も歌舞伎の和太鼓風で、効果音の役割としては幽霊の出現などの、本来有り得ない音響を表現する場合があります。ナルトたち妙木山チームの突然の出現を歌舞伎的に表現するとこうなるのでしょう。拍子木は動作の誇張表現に用いられ、見得のきっかけにもなる重要な楽器で、舞台の袖などに常に控えています。きっと、それ専のガマも口寄せされたんでしょうね(笑)。

ここで、自来也だったら良い感じに見得切りしたんだろうけど、ナルトは仙術修行で一杯一杯だったから、見得までは準備できなかったのか、両腕を組んだ仁王立ちの威風堂々のままです。ナルトの顔には例の仙人の証である隈取りが現れていて、瞳も蛙眼になっているので明らかに仙人モードです。しかし、制限時間が5分程度なのにこんなにノンビリしてて良いんでしょうか(笑)。イザッ!!と言う時に萎(しぼ)んじゃわないのかな(汗)。

きっと、それも影分身を利用した自然エネルギーの取り込みのアイデアに裏打ちされる自信なんだろうし、仙術修行で得た自然エネルギーと言う外部ソースの取り込みスキルは、ナルトの内部…八卦の封印式を介した外部…九尾のチャクラの租借技術にも通じると思われ、ペインとの対戦の終盤であるであろう…ナルトの反撃モードを演出する伏線になってるのだと思います。さしずめ、ナルトの仙術・九尾モード。これにはナルトの鍵も関係するかもね。

フカサクとナルトの融合を拒んだのは八卦の封印式ですから。そして、それをナルトに施したのはミナトとクシナだから…。つまり、二人は妙木山とナルトの共生関係を臨んではいなかった訳で、それがミナトが「黄色い閃光」だった理由で、やはりそこには予言に対する不信感が横たわっているんじゃないだろうか…と、勘ぐってしまう痼りを作り出しています。詳しくは「ミナトは何故、"黄色い閃光"だったのか?」を読まれよ~ッ。

<ボフッ><ザッ>(天道)

「………どこ
だってばよ…ここ」(ナルト)

「敵はどこに
おるんならや!?」(ぶん太)

超特大の神羅天征を放って木ノ葉を潰して(ホントに潰しちゃったからね)、地面に降り立ちます。ナルトたちはそれに気付ける位置にいるように見えたんですが、口寄せされて直ぐだったせいか、天道の存在には気付いていないようです。そればかりか、こんな変わり果てた姿になってしまった場所が木ノ葉隠れの里であることすら判らない様子。シマの口寄せと天道の神羅天征が同時だったから事前の情報もないし…仕方ないかも。


<バッ>(シマ)

「!」(ナルト)

「どういう事じゃ
母ちゃん!?
なして木ノ葉の里に
口寄せせなんだんじゃ!?」(フカサク)

「ここが木ノ葉隠れの里じゃ…」(シマ)

シマさんがナルトとフカサクに合流。事の次第を伝えます。シマさんは神羅天征の爆心地にナルトたちを呼んだ形になって、ペシャンコになっちゃったかと心配していたんですが、ピンピンとしてて安心しました。道路でトラックにひかれちゃった大きなカエル…そう言えば子供の頃よく見たな…なんて思い出してしまって…(笑)。ま…杞憂で良かったです。生きてて良かった。

「!?」<キョロ><キョロ>(ナルト)

「どういう事じゃ
シマおばぁ!?」(ガマ吉)

「辺りをよう見てみんさい」(シマ)

エーッと、この辺で「いつもと感じが違うなー」と感じてる…と思うので、僕の私見を…モノクロ頁の一頁目、四頁、六頁、七頁、十一頁の線がラフっぽいですよね。過去には角都戦(第334話/「黒き変貌…!!」)でもこう言うタッチの描画で週刊本誌に掲載された事がありました。確かあの時はキッシーの腰痛が悪化して…と噂されたりしてましたっけ。ま…今回も年末進行の入校のペースに間に合わなかったんでしょうね。

角都戦のは線が荒々しくって、キッシーの新境地かとも思いました。個人的には力強くて好きな描写法であり、事実、あんな感じのタッチで作品を練る出す先生もいらっしゃいます。絵は好みですから、受け取る側の好き嫌いの問題が大きいですね。先例では単行本化にあたって線が整理されていたので、今回も単行本化される時には通常のタッチに手が入った形で仕上げられると思います。だからあまり心配する事じゃないでしょう。

週刊の年末進行って二冊同時下版に近い過密スケジュールだから、修羅場ってた筈です。いくらお仕事で、それで飯を喰ってるとは言え、作品って命と引き換えに生み出されるものだから、キッシーのしんどさを想像するとこっちが辛くなります。アシ(スタント)さんなんかは半分幽体離脱状態で頑張ったんじゃないでしょうか。眠い眼を擦り、ユンケルを飲んで創り続けた…きっとみんなイタチの心境で頑張ったんです。

だから、こんなアラを騒ぎ立てるのはどーかとは思います。ファンならば尚更。ファンが裏返ったアンチも人であるならば責めるのは心がないと思います。ただ、僕がズレて来てるのか、今回の『NARUTO -ナルト-』の誌面から漫画的なリアルさ…が感じられなくて、感情移入できないで困ったのは確かです。キャラが自分の感情を表していない。生きていない。僕がファンとしての感性を失いつつあるのであれば良いとすら思ってしまう…。

特に綱手がしっくり来ないんです。彼女の悔しさが生々しく伝わって来ない。コマ割りやカットの運びも何だかぎこちなく感じるし、イラストのクオリティ云々は勿論おいといて、キッシーは今回の出来にホントに満足してらっしゃるんでしょーか?僕がハマった『NARUTO -ナルト-』はこんな作品じゃなかったな…と、こんな気持ちになったのは実は初めてです。真剣にハマったのが2年ほど前だけど…これが急がしくてやっつけた結果であって欲しい。そう願わずにはおれん(フカサク風)。閑話休題。

「!!まさか!?」(ぶん太)

「誰がこれをやったかは明白じゃ…
自来也小僧の肩にいた時と
同じものを感じる」
(ナルト)

辛うじて爆発を免れた火影岩が露になって、ここが木ノ葉隠れの里である事が知れます。ちなみに、火影岩の辺りに子供たちが隠れるシェルターがある筈なんで、子供たちも無事だった事でしょう。しかし、その奥にダンゾウらが隠れてると思うとちょっと腹が立つ(笑)。地面が大きく凹んだせいか、えらく高い所に火影岩があるように感じます。木ノ葉の惨状…シマは暗にこれがペインの仕業である事を示しています。何でこんな言い方するんだろう?

線のタッチのせいか、妙にシマが悪顔に見えちゃって、ナルトを煽ってるようにも見えてしまいますが…(笑)、ナルトもようやく事の次第が飲み込めたようで、怒りが込み上げて来ます(でも、その怒りが生々しくない…何かいつもとカット割り違うような…)。しかし、ナルトは仙術修行と同時に精神修養もしていて、静かに怒れる…明鏡止水の境地すら手にしているんだからこんなものか(でも、そのインスタントさが今になって不整合を生んでるのだとも…)。

なんか…アンチっぽい感想になってスミマセン。しかも、新年早々なのに。でも、これはファンとしての気持ちです。何度も誌面を読み込んで、吟味した上での僕の感想ですんで…。それでも妙にしっくりこないのでこんな感想になっている訳です。単に時間がなかった…であれば良いし、僕がズレてるのならもっと良い。間違ってもサクラ編の消失やカカシの夢見の先送り(そもそも無かったのか!?…笑)と、これが同期して欲しくはない…。


「うっ…」

「くっ…」(イルカ)

「大丈夫か!?イルカ!」<ズズ>

「…すみま…せん
皆様を包むだけで…
精一杯でした…」(カツユ)

ま…この辺は予想されてた事なんで、サクっと行きますが、こんな風にカツユが木ノ葉の忍を来るんで守る戦術がカツユの術の一側面だったって事です。しかし、この後の綱手の描写から綱手が天道の神羅天征をまともに喰らってて自力で難を逃れてる雰囲気からはカツユへの指示はない筈。しかし、カツユが神羅天征の爆発に対応してる行動は綱手と離れた位置にあったので、カツユの自発的・反射的な防御行動だったと考える事にします。

「…なんだよ…こりゃ!?」(シカマル)

「………」(シホ)

「無事かシカマル!?」(シカク)

「どうにかな…
だが足が折れちまってる」(シカマル)

シカマルやシカク。それと一緒にいたシホも無事。ただシカマルはアシが折れているようです。カツユが一緒にいてそれを治療しないようなので、綱手から与えられたチャクラが無くなってしまった…と考えるべきでしょう。でもホントにチャクラ切れになったなら口寄せの術自体が解除されても良いと思うんですが、カツユの個体差なのか?カツユのおちょぼ口が困った顔に見えて来るので、この辺にしておきましょうか。あんまり堅い事言ってもね(笑)。

もしかしたら、負傷による追撃の不可能性ってのはあるかも。みんなこんな風に負傷してて、ペインに挑む事ができない状況にある…って、でもだとしたら医療忍術って何のためにあるんだか…。よしんば、それができる忍が近くにいないとしてもだ、這ってでも敵を駆逐するくらいの意気込みが欲しいだろうが!!日々、何の為に修行してたんだ?大切な人を守る為じゃないんかい!!少しは闘ってみせろや!!


「ゲホッゲホッ!!」(チョウジ)

で…やっぱカカシが保存されてました…(ホッ)。チョウジもチョウザを救出に向かってこの爆発に巻き込まれたみたいですが、カツユの術によって救われています。もし、カカシが綱手が言うように、病院に運ぶ必要がないのなら、カツユはカカシを放棄して他に救える命を探すべきで、それが救命救急の鉄則ですから、カカシをこんな風に保存してるのは、それにチャクラを使う事に意味があるからです。

ボロボロのカカシだけど、立派な「生存フラグ」ですよ!!

この行動はカツユに譲渡されたルーチンだから、綱手には伝わりません。だから、綱手はカカシの子細を知る由もない。もっとも、綱手も天道を前にそんな余裕は無いでしょうし、カツユの術が木ノ葉全土を網羅する巨大な術だから、その全ての情報をフィードバックするのも合理的ではないし、先の描写からもカツユが自発的に行動してる描写もあるので、このカカシの「保存」の意味は大きいです。ぶっちゃけ、カカシは生きている…と、僕は思う訳です。


「大丈夫ですかヒナタ様?」(コウ)

「うん…
それよりコウのケガを…!」(ヒナタ)

ヒアシ様・ハナビ様の留守中
ヒナタ様に何かああれば
私の一生の恥になります
私の事など気になさらぬよう」(コウ)

ヒナタはコウと言う日向一族の忍が守り抜いたようです。カツユも近くにいますけど…。問題はそこじゃなくて、ヒアシとハナビの不在です。「終末⑥」(うちは虐殺)でもぶち上げましたが、"写輪眼"を疑うとその源流の"白眼"も怪しくなってくるのです。白眼から人為的操作で分岐したのが写輪眼だったとすれば…ちゅー話ですがね。要するに、写輪眼のクリエーターが日向の中に居るのであれば、宗家の「血」は守る筈だから、事前にそれを逃がす線はある…。

そして、その「血」が都合よくペインの襲撃のタイミングで不在だった…そして、それをここでしっかりと臭わせる…これは立派な「伏線」です。「うちは虐殺」を容認するに足る人道的な理由を考えた結果が「写輪眼生物兵器説」であり、その消去がイタチを動かした大義だったとすれば、「うちは虐殺」の存在が、個人的には容認されます。そこでイタチがサスケを残したりするからややこしいんだけど…。そこにイタチの想いがあるのだとも言える訳です。

だから、ここでちょっと日向一族に黒い噂が立つのは個人的には嬉しい事です(笑)。そして、それが雷影の("暁"に対する)憤りや、八尾の意味深(そろそろ時代が動くかもな…)に繋がる。それが『NARUTO -ナルト-』の謎の深淵の一端ではないか…と、僕は考えてる訳ですから…(笑)。でも、ま…たまたまヒアシとハナビが温泉旅行に出かけてて不在だった…ちゅー話でもヨ、ヨカですけど…(笑)。ヒアシとハナビが頭に手ぬぐい乗せて、イイ湯だなの図(笑)。



「いててて…」(キバ)

「しっかりしなキバ!」(ツメ)

犬塚家割愛(笑)。他と一緒。




<ドスン>「…!!」(綱手)

「な なんだコレは…」(綱手)

<ギリィ…>「くっ…許さん…
許さんぞペイン!」(綱手)

多分<ドスン>と言う音は綱手が怪力で自分に覆い被さった瓦礫を叩き割って出て来たのだと、僕は考えています。そして、そこから出て来てあまりの惨状に驚いているので、神羅天征の爆発から無我夢中で逃れた…つまり、カツユに指示はしていない…と考える理由がそこにあるのです。でも、綱手の怒りや悔しさが僕には伝わりません。なのであまり萌えない(笑)。スミマセン。感情移入できない。

「!」(額のマークがない)(護衛の暗部)

(…すでに創造再生の術を解放されて
カツユ様に全チャクラを…
このペインの術から里の人々を守るために…
これではもう…)(護衛の暗部)

木ノ葉隠れの里の全土を覆う巨大なカツユの術だった訳ですから、陰封印・解=創造再生の術のチャクラの全てをカツユに譲渡したとする分析であると思います。非常に冷静な分析なんですが、そんな分析する前に綱手が瓦礫に埋まってしまうような状況をこの護衛の暗部が許した事が解せない…ちゅーか、描写にリアリティがない。先にあった日向一族のコウが命懸けでヒナタを守った描写とリニアではありません。別の話っちゃーそうだけどねーっ。

でも、この暗部を綱手は信用しているから自分の護衛をさせてるんだろうけど、それにしちゃあ使えない手練(てだれ)だと言う事になります(笑)。しかし、この暗部の綱手を俯瞰する目線は護衛をしてる意気込みを感じません。この描写がストレートな表現なら、この暗部は寧ろダンゾウよりで綱手の監視役みたいな立ち位置にいると考えるのが…もし、護衛が主任務ならばもっと綱手に一体化した思考をするんじゃないかと考えます故…個人的にはしっくり来ます。




「探す手間がはぶけたな」(天道)

神羅天征の爆煙が晴れて、いよいよ天道とナルトが対峙する事になります。以前のナルトなら後先の考えも無く殴り掛かって行くところでしょうが、ここは静かに天道を静観する余裕を示しています。ナルトもオトナになったな…なんて思ってしまうシーンなんだけど、ここに至までがインスタント過ぎるから、この落ち着きの意味が薄っぺらくなっていると思います。勿体ない…メチャクチャ勿体ない…。明らかに焦り過ぎ…に感じます(ファンとしての悔しさからの想いです。僕の自棄に近い…)。




「あれは…」(日向の忍)

「!」(サクラ)

「ナルトだ…!」(日向の忍)

(ナルト…!)(サクラ)

何だか日向の忍がやけに目に付くんですが…(笑)。白眼の能力として望遠眼もあるんでしょうか。それともナルトのチャクラを見切っているのか。でもそれだとナルトに対する面識なり、チャクラの質を見切れる親密さが欲しいんだけど、この日向はお初のオッチャンなので、望遠眼の能力が白眼にはあって、それでナルトを確認しているのだと考える事にしますね。サクラが近視ではないだろうからすっごく遠くの出来事だと言う描写であると思います。

そんな事はどうでも良いんだけど、どうしてサクラや一緒に居る日向はジッと座り込んだまま傍観しているんでしょうか?まるで他人事じゃないですか。サソリと相対した時にはあれ程、勇猛果敢に闘ったサクラと、ここに居るサクラは同じ人なのか?些か疑問です(笑)。って言うか、この人たち、ホントに悔しいんだろうか?サクラまで何でマグロになっちゃうのか…解らない。この描写には是非ともしっかりとした「意味」が欲しいところです…。

もし何の意味もないのであれば、それが僕の抱えるフラストレーションの正体つー事になります。じゃなければ、僕が『NARUTO -ナルト-』の描写の中に(漫画的)リアリティを見出せなくなっている…ズレている(か、かつらじゃなかと…ヨ)事になります。描写こそ考察の全て。その描写にリアリティを見出せないのであれば、それはナル×ジャンのケルベロスの「死」にも等しい…。非常に悲しいお話ですが、物事は流転します。それに「賞味期限」は何事にもあります…。


<ザッ><スッ><ザッ>

<ズオオ><ガッ><ブラン>

<ガブガブ><ガパッ>

<スッ>

一方、森の中に口寄せされてシャットダウンされた六道がゆっくりと起動します。カカシの雷切を浴びた修羅道だけは横たわったまま動きません。死んだ…と言うか壊れた…と言う事なんだと思いますが、それに地獄道がゆっくりと近付きます。ちなみに地獄道のマントは無傷で、木ノ葉丸の螺旋丸のダメージが全く残っていないようです。畜生道の口寄せがどのタイミングであったのかが解りませんが、確かに吹き飛ばされた筈なんだけど。

地獄道が例の閻魔蟋蟀(こおろぎ)を呼び出して修羅道を飲み込んで<ガブガブ>(<ガブガブ>ですよ、<ガブガブ>…)始めちゃいます(笑)。で、閻魔ちゃんの口が開いて中から修羅道がそんなのどこ吹く風で出て来ます。マントもさらになってるしーッ!!って事で、これは治療じゃなくて回帰であると、僕は考えます。時間を遡って過去に戻らせる忍術で修羅道を元気だった頃に蘇らせたのだと、僕は考えています。

これはきっと自来也が雨隠れで三体のペイン(畜生道・餓鬼道・人間道)を石剣で貫いて殺めた時に、それを地獄道が復帰した忍術でしょう。そして、その時、人間道の両眼(自来也の蹴りで潰された)だけは治らなかった。つまり、蹴りを喰らった時点までは巻き戻せなかったものと考えられます。きっと、この忍術にも時間制限があって、無限には巻き戻せないのでしょう。これならば検死の修羅道の胸に刀傷が無かったのが解せる訳です。

しかし、それだとマントに石剣の刀傷が残った見得切り(第41巻/186-187頁)が説明出来ないんです(汗)。マントに刀傷が残っているのに、検死室の修羅道の胸の傷だけが無くなっている描写に合わないのです。って事は時間を巻き戻す修復の線が薄くなります。しかし、機械ものの修羅道を修理する能力が閻魔蟋蟀に備わってるのと、他の生身の六道を治療しちゃえる能力が同居してるのも時間の逆行で上手く説明出来るのが悔しい(笑)。

「…どうしてこんな無茶を……」(小南)

「これが…オレの正義だからだ」(畜生道)

<ザッ><バッ>←修羅道が畜生ちゃんを投げる音!

全てのチャクラを天道だけに
集中した時の術の効果は大きいけど
その分リスクが高すぎる
それに以前この術を使った時より
五人の復活が遅い)(小南)

六道には個別の自己修復能力があると考える事ができる証言であるとも考えられますが、生身(肉体)の修復と装備品(マントなど…修羅道のギミックはこっち)の不整合さは完璧には埋まらないです。ただ、明らかにペインは命懸けなんです。小南が心配してるのはその危うさに尽きます。だから、「正義」と言う言葉が使えたのです。それも「オレの…」と付け加える冷静さを兼ね備えています。これが木ノ葉のマグロに対するペインの覚悟のコントラスト。

「私はこれからアナタを看る
紙分身はここまでにするわ」<バラバラ>(小南)

これまで見て来たペラッペラの小南は本体ではなく分身だった訳です。それが長門を「看る」と言う…。つまり、小南の本体が着く先が長門の(本体の)在り処と言う事になるのだと思います。ナル×ジャン的には弥彦と長門の融合がシステムペインを構築していると考えています。詳しくは「長門の在り処」に示した通りですが、小南もそれに関与していそうですね。ただ、描写からは独立した存在に思えます。それに「看る」と言う言葉からは小南が医療系の能力者とも推察されますが…。

「口寄せの術!!」(修羅道)

<ボン><ボン><ボン><ボン>

<ザザザザン>

「どうやら六人そろったな」(フカサク)

「!」(ナルト)

<ザッ><ゼェ><ハァハァ>(綱手)

「綱手……」(ぶん太)

「私は五代目火影だ
先代たちのを…を蹂躙した
お前らは…」(綱手)

「五代目様!!」(護衛の暗部)

「……!」(ナルト)

ナルトの言葉の少なさにナルトの精神的な成長を強く感じます…感じますが…それならば尚更、こんなにインスタントに修行を済ませる展開にはして欲しくなかった…と思ってしまいます。未だ妙木山が「精神と時の部屋」的な特殊性も提示されてませんし、ペインの木ノ葉強襲のタイムスケジュールでお話をまとめるには不合理が多すぎます。サクラのエピソードの消失やカカシの夢見もそれらに押し出される形で進行してる臭いのにモティベーションが強烈にそがれてしまいます。

天道がもう一発、さっきと同じ神羅天征が撃てるなら、それを放てばナルト以外の邪魔者は一層できるのでしょうが、その一撃でナルトが生き残る確信もありませんし、小南の心配からは負担も相当に高いようですから、長門も多用できない制限があるようです。それで六道を再起動して妙木山チームに対抗する作戦を選択したものと思われます。システムペインの動き方から察するにチャクラ切れの心配は無さそうなので、ここで戦闘を打ち切って引く…と言うのも無さそうです。

「絶対に許さん!!
ここで火影として決着をつける!」(綱手)

「少しは痛みを理解したようだな
…だがな…お前などに用は無い」(天道)

「あるのは…」<チャキ><ドン>(修羅道)

「オレだろ!」<ドコ>(ナルト)

「!!」(綱手)

やけに口数の多い綱手が速攻、修羅道の餌食になりかけたのを、ナルトの螺旋丸が救います。折角、ピッカピカに修復されたばかりの修羅道を一閃。通常の螺旋丸のようですが、仙人モードで相対的な能力の底上げがあるので、破壊力やスピードが半端ないのでしょう。しかし、ナルトが綱手を救ったのは良しとしても護衛の暗部が綱手の後ろに居るってのも…何だかね…(笑)。何だかリアリティのないコンテだな…。キッシーってどうしちゃったんだろ。

リアリティっちゃあ、修羅道なんかロボットそのもので、足の裏にロケットのノズルみたいな穴が開いてて、それで飛んで来たんだな…で、これがバラバラになっても地獄道が閻魔出して口の中でぐちゃぐちゃやったら元に戻って、薄笑い浮かべて出て来て、それが時間の巻き戻しだけで上手く説明出来ないこれまでの描写ってのが漫画的なリアリティに欠けている(笑)。そう言う不可思議な敵の謎を解き明かしながら倒して行く闘いを描いているんだけどね…。

一番、腹が立つのは木ノ葉の誰一人もペインに石ころ一つ投げないところ…。

これじゃどう転んでもペインには勝てないでしょ。だって、ペインの方が本気なんだから。ナルトが修羅道と綱手の間に螺旋丸で割り込んだカットでも綱手は目を閉じて顔を背けてます。掌も握られた拳ではなかった…。威勢が良いように見えた綱手ですら、どう見ても闘う姿勢ではありません。綱手はチャクラが空っぽで…と言うのも判るけど、人の気持ちってのは目に見えるから、それが見えない人って悲しい。って言うか生きてる気がしない…。

それが死体を動かしてるだろう…狡っるい忍術のシステムペインに良いようにあしらわれているんだから笑っちゃいます。綱手がここまで奥歯ギリギリ言わせるくらい悔しがってるのと、目や体を背けて逃げるカットはどう見ても繋がらんだろう!!時間がないとか手が足りないとか、言い訳にならんぜ。これだったら休載の方が良かった。もし僕が担当の編集だったらボツにしてると思う酷さです。絵が雑なんてのはどうでも良い事だけど、内容が悪過ぎ。

「こんな奴らに
木ノ葉の火影が出るまでもねーよ
ばあちゃんは
ゆっくり茶でも飲んでてくれ…」(ナルト)

「ナルト…」(綱手)

ナルトの背中に自来也と四代目の影がダブります。かつて、カカシが風遁修行の終盤でナルトに感じた四代目の後ろ姿。これが男の生き様。『NARUTO -ナルト-』の世界観としては「忍道」と言う事になるんだろうけど、それを眩しく思う奴らばっかってところに腹が立ってくる。めちゃくちゃ良いシーンの筈なのにそれが素直に受け入れられない…。勿体ない…勿体ないです。絵が荒いとか、そんなんじゃなくてヤッツケ過ぎてませんか…?

「どうなったの!?
ここからじゃ…」(サクラ)

「すごいよ…
ペインの一人をたった一撃で…」(日向の忍)

「…ナルト…アンタ…」(サクラ)

サクラと日向の忍のやり取りは余りにも酷い…。何でお前ら座ってるんだ?ホントに痛みを感じたのか?木ノ葉、こんなにメッタメタにされて悔しくないのか?まるでお茶の間でテレビ観てるオッチャンと親戚の女の子だろ。これでみかんの皮でも向き始めたら終わりでしょ。サクラなんか手がまっ黄色で…<ズルズル>って、まさかこたつ引っ張り出す音かァ?!もう良いから、田舎かえれよ。全くリアリティないよ…(笑)。

「じじ様…二人の懐かしい背中が
見えんかったか?」(ぶん太)

「そうじゃのう…」
(…ナルトちゃんは先代を超えたようじゃ)(フカサク)

フカサクの言う「先代」って、ミナトの事なんだろうと思います。問題はフカサクが何故、それをナルトに隠し続けているか?ってところにあると思います。って言うか、ミナトが妙木山に対してどんなスタンスだったか…ってところに興味の中心はある。しかし、一週間かそこらで超えられちゃう先代もどーなの?って思ってもしまいますが、そこはナルトの傑物っぷりと言う事で、飲み込んでしまいましょう。兎に角、今週号は酷すぎるんで…仕方ないです。

「うずまきナルト」(天道)

<ギリ>(ナルト)

「決着つけてやる!!!!!」(ナルト)

何だか、『NARUTO -ナルト-』のアンチサイトみたいになっちゃって、新年早々すみません。でも、僕だって『NARUTO -ナルト-』を愛しています。それはナル×ジャンの記述を読んで貰えれば判ると思います。描写だって人一倍大切に愛でるように味わっています。味わっているから、今週号の酷さが無視できないのだと言わせて頂きたい。『NARUTO -ナルト-』を愛しているから敢えて叫びたい!!これじゃダメだ!!って。

『NARUTO -ナルト-』ってこんなクオリティでしたっけ…?!

今週号みたいのがこれからも続くなら…
ナル×ジャンはやめちゃおうと思います。

落ち着いて読み返してみて…こんな事、書いてたのにはビックリです(ウソ)。って言うか、それくらい真剣に感想とか考察を書いているので、やっぱ魂のこもった作品じゃないと…と言う気持ちの現れです。こんな場末の考察でも羽を毟りながら、少しは命を削りながら書いてます。また、そうさせる『NARUTO -ナルト-』だったのですよ…。でも、ナル×ジャンは簡単には閉めませんから。まだまだ書きたい事があるので。心配かけてスミマセンでした…で追記(090106)。
 
 
  

長門の病状 | BLOG TOP | 新年のご挨拶

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。