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シカクは何故、仙術を知っていたのか?

  
仙術を身につけた
という事はもうレベルが違う
足手まといにならない事が
今あいつにしてやれるチームワーク
ここは我慢しろシカマル」(シカク)

「くそっ…」(シカマル)

ちょっとgdgdな流れになって(それを感じる自分になって…)ヤバいと思いながらも、仙術で如何にも強くなったナルトに少し胸が躍ったところで(第432話/「螺旋手裏剣再び!!」)、シカクがシカマルに何故だか”変”なことを言うんですよ。シカマルにカツユが「仙術を身につけて…」と言うのを聞いていたシカクが「レベルが違う…」とか「足手まとい」とか「我慢」とか…『NARUTO -ナルト-』に登場する唯一の家庭とも言える奈良家の家長で、しかも強く毅然とした理想の父親像とも言えるシカクがこんな気弱な態度取るなんて…。

…と、少なからず違和感を覚えました。シカマルはこの時、右足を骨折していて行動できない状態だったけど、「ナルトくんに手を出さないように言われました」と言うカツユに「なにカッコつけてやがんだアイツ!」と悔しそうな素振りを見せるんです。それが漢(オトコ)の自然で正統なリアクションだと思うんですが、何故だかシカクは最初から諦めてるみたいで、こんな弱腰をシカクがシカマルに見せる筈無い!!(描写がオカシイぞッ!!)と、僕まで悔しくなってしまいました。でも、シカクの”弱腰”に意味があったとしたら…非常に面白い(眼鏡、クイッ…笑)。

奈良シカク(者の書/121頁)
忍者登録番号:005401
誕生日:7月15日(41歳・かに座)
身長:175.2cm 体重:59.8kg 血液型:B型
性格:知能的・恐妻家
戦ってみたい相手:奈良シカマル(将棋)

エーッと、者の書で調べたシカクのパーソナルデータですが、意外に若い…(汗)。シカマルなんて立派なお子さんがいて、あんあに落ち着いた雰囲気なのに…。でも、ま…シカマルが16歳としても、25歳の時の子だからそんなに早過ぎる子でもない…(汗)(シカク・ヨシノのヤンキー説は却下…笑)。取り敢えず、ややふけた41歳だけど、それを受け入れるとして、例えば、神無毘橋の戦い(九尾事件の2年前)で、シカクは23歳だった事になります。23歳ってーと、思いっ切りの働き盛り…きっと神無毘橋の戦いにも行ってたんだろうな…思うんですが…。

「みなさん
このクナイを
一斉に敵側へ
投げつけて下さい
後は私一人でやります…」(ミナト)

「そんな無茶な!
いくら何でも…」(木ノ葉A)

「黙って言う通りにしろ!」(木ノ葉B)

「これから
”木ノ葉の黄色い閃光”
戦いがみれるぜ…
一瞬だ…見逃すなよ」(木ノ葉B)

で…神無毘橋のミナトの大活躍で戦局がひっくり返るシーンで(第27巻/130-131頁)、分隊長っぽい<木ノ葉B>が下っ端っぽい<木ノ葉A>にキリキリと指図をするんですが、明らかに<木ノ葉B>はミナトの”閃光”の意味を知ってるんですよね。そして<木ノ葉A>は知らない…。そして、その二人の会話の前にミナトが木ノ葉の忍に言った台詞が、第431話「ナルト大噴火!!」で木ノ葉に颯爽と帰還したナルトがヘナヘナのヘロヘロの綱手にカッコ良く告げる台詞に何気に似てるように感じました…。

「バアちゃん…
こっからはオレがやる!
里の皆には手を出さねー
よう伝えてくれ!
皆をかばいながら戦うのは
逆にやりづれーから」(ナルト)

ナルトの台詞にしては先々を考えたもので、らしくない…と思えるので、この提案に関してはフカサクから言及された可能性も感じます。それに、仙術修行でナルトもその威力を痛感したのもあるでしょう。そして、綱手もこれをあっさり受け入れるんです。もし、これがお初の提示だったら、反応的には先のシカマルみたいのが普通だと思うんです。マグロになるとしても一応はやる気みたいなものも見せて良いかとも思いますし…(笑)。つまり、シカクも綱手もお初じゃなかった…と言う事ではないかと思える訳です。

手出し無用…足手まとい…我慢…それを一人前の忍が飲み込まざるを得ない程、仙術は…戦局を一人でひっくり返すことができる…圧倒的な力だったと考えられます。これは忍術の既知でもあるし、実際にその鬼神の如き戦いっぷりを目の当たりにした者が共有する感想でもあったでしょう。それを受け入れるならシカクや綱手は過去に仙術による戦いを見ている可能性が非常に高い…って言うか、見ているからこそ、仙術を会得したとするナルトにここまで似た様な反応や期待を示せるのだと思います。

そして、神無毘橋の作戦で木ノ葉の生き残りが4名だった事から考えれば、ちょっと弱腰な(第432話/「螺旋手裏剣再び!!」のシカマルのような…)<木ノ葉A>がシカクであった可能性はかなり高いと、僕は思います。シカクの諦めにも似た仙術への信頼感は、実際にその凄さを目の当たりにした者の意見じゃないでしょうか。どんな意気込みや敵に対する怒りがあり、目の前に里を蹂躙した憎き敵が居ようとも、それすら無意味にしてしまう程の”レベルの差”を感じさせる経験がシカクにあったと思えます。

それは、シカクの人格…特にシカマルを前にした父親としてのシカクですら持ってしまった無力感を説明するに足る材料になる訳です。逆に言うと、神無毘橋の戦いで、目の前で実際に”木ノ葉の黄色い閃光”の戦いを見た記憶がそうさせるとすれば、シカクの行動は肯定されると思います。なので、紙面が許すならば若かりし日のシカクの神無毘橋の戦いの黒バックベタベタの回想で、今のシカマルみたいな悔しさを煽る様なエピソードなんかが挿入されれば、僕もピリピリとはしなかった訳だ…(笑)。


「じじ様…二人の懐かしい背中
見えんかったか?」(ガマブン太)

「そうじゃのう…」(フカサク)

(…ナルトちゃんは
先代を超えたようじゃ)(フカサク)

第430話/「ナルト帰還!!」で、やっぱりお話の展開がザツでピリピリしてた僕が(実は中二病だったんだけどね…笑)、めちゃくちゃいいシーンだったのにコマ割りが悪いなんて、”にわかラーメン評論家”みたいな感想を書きつつ、図らずも「勿体ない…」と呟いてしまったところで、フカサクさんが飲み込んだ…(先代を…)と言った想い…あれはミナトの事だったと思います。そして、それをナルトが超えたと言う事は、同じようにミナトも仙術を会得してた…と、フカサクさんが吐露したのも同じだと、僕は考えます。

ちなみに、フカサクさんが(先代)と言ったのは、ミナトは自来也をとっくに超えてた…と言う事だと思います。ただ、ミナトは妙木山やその「予言」を軽視したところがあり、自来也のようにマンセーでなく、フカサクらが提案した「融合」も拒絶した過去があった為に、妙木山では「なかった予言の子」(SMAPで言うと”森くん的”な…笑)として処理する流れなのかな…と思います。ただ、人間的には凄く良い子で、ガマブン太らも認める非の打ち所のない好青年だったので、あんな反応になったのだと思います。

勿論、綱手もミナトの仙術は知っていて、それがナルトの「手出し無用」に従順な反応を見せたのに符合します。…なので、シカクがシカクの人となりとして有り得ない…”腰抜け”だった訳でもなく、描写がgdgdでキッシーがザツにやっつけたんでもなくて、過去にミナトが”木ノ葉の黄色い閃光”と異名をとる無双の戦いを展開し、その戦力の根幹に”仙術”が存在する事を知るシカクや綱手だからこそ、足手まといにならない配慮を優先させたのだと思います。特にシカクはあの時…神無毘橋の戦いの岩隠れ軍との決戦でのミナトの”顔”をしっかりと見ていると思います…。

その時、ミナトの顔には”隈取”が浮き上がっていた…。
ミナトは仙術のリミット内に敵を殲滅する”閃光”だった。


第433話「仙術失敗…!?」 | BLOG TOP | 「これから…」(自来也の苦悩・終)

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