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第434話「ナルトVS天道!!」

  
<ドフ…>

「よし!」(フカサク)

「ええぞ!ガキィ!!」(ガマブン太)

この戦いのキーマン…地獄道をその直上から螺旋連丸で潰したところから…。最近ではあまり意識しなくなったけど、ナルトは感情が昂ると頬の髭の痣が濃くなります。これは九尾の人柱力の証であり、九尾のチャクラの影響が高まっている事実を意味します。これが高じると瞳や牙に変化を及ぼし、徐々にナルトに対する九尾のチャクラの影響が強くなって行きます。仙術修行中も九尾のチャクラに拠る異常な治癒力の高さが確認されていて、あるレベルまではオートマチックにナルトは意識せずに九尾のチャクラの恩恵に浴しているようです。

エーッと、この九尾の人柱力の証である「髭」が「ド根性忍伝」の主人公にもあった…正確にはキッシーのタイムマシンによって描き足された訳ですが、その意義について目下考量中です。僕は基本的に考察の絶対は単行本であると考えています。ただ、毎週楽しみに週ジャンを味わっていますので、その差異はどうしても目に入る。だからと言ってタイムマシンを否定する気はないですが、キッシーが何故、「髭」を描き足す必要があったのか?…その意図は今後の『NARUTO -ナルト-』の行き先を指し示す可能性があると思います。頑張って書いてる…筈なんですが、最近、何故だか仕事が忙しくて…ZZZZZZZ…(←寝るなーッ!!)。

(あの時すでに
煙に紛れて上へ飛んだのか)(天道)

<スッ><ダッ>(ナルト)

<スッ><スッ>(ギリギリか…)(天道)

地獄道が逝っちゃった目で多分デッド。前回、餓鬼道に螺旋手裏剣に変化した本体のナルトが組み伏せているので、地獄道をやっつけたナルトは影分身の筈です。餓鬼道に馬乗りの本体ナルトが右手を振り上げて餓鬼道にトドメを刺そうとしています。しかし、これははっきり言って遅い。普通は…って言うか、本気の徒手格闘だったら、両眼を隠すのではなく指で穿つだろうし、視界の遮蔽を優先したとしても極めた時点で首をへし折ります。畜生道の口寄せのサイを投げる力があるなら容易いです。

ちょっとキモい話ですけど…徒手格闘戦闘とは基本、間合いの奪い合い、誤摩化し合いで、非常に細かいところでは、拳よりも指を伸ばした手刀の方が指の分、遠間と言えます。テンプル(頭部への打撃)を撃つにしても、手っ取り早く敵にダメージを与えたいのであれば、眼を直接狙うのがセオリーです。ちょっと怖くてアレなんですけど、早い話が殺し合いで、殺るか殺られるかですから、早い者勝ちです。だから、チャンスがあったのに餓鬼道の眼を穿てなかったナルトはやっぱ甘い。温い。

それに地獄道を潰した時に同時進行でやってないのは甘い。本体のナルトはズーッと腕で餓鬼道の目を塞いでただけ?地獄道は螺旋連丸で殺してる(そもそも死体だけども…)んだから、餓鬼道への対応は中途半端と言わざるを得ません。ま…それがペインに付け入る隙を与える事になったようで、ここからペインの巻き返しが始まる訳です。天道は落ち着いた雰囲気で両手を広げます。神羅天征…天道の力は元に戻っていますし、チャクラ残量の制限はないようですから、マジに撃ち放題です(笑)。

だから、天道が(ギリギリか…)とするのは神羅天征の制約で、一回の発動で分身と本体のナルトをふっ飛ばすタイミングを窺ってたんじゃないかと思います。神羅天征の発動は体を中心に全周をくまなく網羅するタイプや、チョウジ&チョウザの肉弾戦車の挟み討ちをふっ飛ばしたように掌底から指向性を持たせた発動もあるようです。今回は両手を大きく広げ本体と分身のナルトを狙い澄ましたピンポイント攻撃で、力も抑えてて、次の発動可能のインターバルの長さに配慮してるようです。

<バッ>

(神羅天征)<ドッ>

<ドドドッ><ガッ>

<ボン><ドサッ>

…で、呆気なくナルトはふっ飛ばされ、分身の方は消滅してしまいます。余談ですが、分身の保有する仙術チャクラは本体に還元されるのでしょう(か)。影分身の解除が任意の時のみチャクラが還元される説もあるけど、ペインは別にしてチャクラ残量が通常の忍の闘いでキーポイントになるのだから、よっぽどの事がない限り、無駄なチャクラ消費は避けるでしょうから、還元されないリミットがあるならば、それ以前に術を解除する筈だから、ダメージを受けた分身体は術解除のポイントを譲渡されてると考えるべきです。

<タッ>(シマ)

「大丈夫か!?」<タッ>(フカサク)

「ああ…」(ナルト)

初めて浴びる天道の神羅天征の衝撃波でもない、チャクラの爆発(九尾の衣など)でもない…不思議な攻撃にナルトも戸惑っているようです。神羅天征は引力と斥力…つまり重力を操る力であり、ぶっちゃけ”空間”を歪める方式で対象をふっ飛ばしたり、引き寄せたりしてると思います。だから、光だって曲げられる(詳しくはアインシュタインの…)。物理攻撃のみでなく忍術までも弾くのは、森羅万象の拠り所である”空間”そのもを歪める理屈で説明するのもサブカルチックで面白いくないですか?(僕だけ?)

それと、同じ神羅天征でもカカシが浴びたそれと、チョウジやチョウザが浴びたそれはちょっと違って、術が多彩で切れが良いカカシには術と術の間のインターバルを短くして対応する必要があったから、強度を弱めて連射性を重視した配慮があり、術速度がそれよりも遅く、単調な攻撃の秋道一族には連射性を犠牲にした重い攻撃を天道が意図的に出していて、カカシは直ぐに動けたのに、秋道一族が伸びてて動けなかったのには相応の事情があった訳だ。天道の上手さですかね…。

<ザッ><ガゴ>(ガマトリオ)

<ザッ>(ペインズ)

ナルトの間合いが切れたのを見計らって、ガマブン太・ガマケン・ガマヒロのガマトリオがペインズ(最早、天道と餓鬼道のみ)に襲いかかります。しかし、ペインはそれを機敏に躱してしまいます。この敏捷性…基礎的な体術の優秀さがペインの厄介なところで、個々の運動能力が異常に高く、ボディバランスも高く、パワーもある。問題はそのレベルで、カカシでも圧倒された描写から”カカシ<ペイン<仙人モード”の優劣関係が成り立つと思われます。つまり、木ノ葉でペインに敵う忍はそれ程居ない訳です。

例えば、スピードでもパワーでも敵わない上に、チャクラ量の制限がない…こんな相手を目の前にして戦意を保てるかは疑問です。それが屈強な忍であっても無力感を味わう…ドマグロになってしまう圧倒的な強さがペインにはあるのだと思います。ま…これが最大限のナル×ジャンの譲歩と言う事で…一つ…。でも、その圧倒的な差をものともしない根性とかアイデアを忍は切磋琢磨してるのだと思うんですが、それをチャラにしちゃうくらいペインが強いって訳だ。しかし、こんなにペインが強いなら、尾獣なんか集めなくても世界征服できるんじゃないかしら(笑)。

「くそ!なんだってばよ
この術!?」(ナルト)

「どうやらあの中心となってる
ペインの力が戻ったようですね
おそらくこの里をふき飛ばしたのも
同じペインの術だと思われます
大きな力を使うほど
その間、次の術を使用するまでの
インターバルも長くなるのでしょう」(カツユ)

「だからさっきまで
このふっ飛ばす術を使えなかったのか…
……どうすりゃいい…?
忍術も体術も効かねェなんて」(ナルト)

チョウジくんが教えてくれました
あのペインの術と術のインターバル
基本的には約五秒
その間の五秒を狙い撃ちするしか
ありませんね」(カツユ)

「たった五秒か…」(ナルト)

カツユが天道の情報をナルトに伝えるんですが、カカシの事は一切触れない…。これはオトナの優しさだと思います。そして、ナルトもカカシの事をカツユに聞いたりしない。ペインを相手にそれどころじゃないのもあるけど、しっかりと我慢できる子になったな…と、嬉しくなります。でも、ここで神羅天征の唯一のウィークポイントである”インターバル”がしっかりとナルトにも飲み込めたので、それに対する奇想天外なナルトの意外性に溢れた攻略法をズバッと提示してもらいたい。

この情報はこれまでも手練(てだれ)とされる暗部にも伝わったし、カカシだってそれを織り込んだ作戦で攻略しようとしたけど、天道の攻略はついぞ叶わなかった…。ま…暗部の手練は結局何もしなかったんだけど、それは圧倒的な(システム)ペインの力量の前に儚く散った…と言う訳です(でもこの判断を洞察力だとは言いたくない…)。しかし、ナルトには仙人モードのペインの力量(体術面)を凌駕する力量が時間制限付きで存在します。これをベースにした作戦であれば…敷居はかなり低くなる筈です。

「やはり幻術にはめるしかないの
前の時と同じじゃ!」(フカサク)

「でもどうやって?
オレは幻術なんてできねーってばよ!」(ナルト)

「ワシらがするんじゃ!」(フカサク)

それでフカサクが幻術の提案をします。「前の時と同じ」ですから魔幻・蝦蟇臨唱でしょう。フカサクさんはこの術に自信があるのか?そもそもフカサクもシマも幻術系の能力が得意なんでしょうね。蛙鳴きも音波系の金縛りだったし、基本、蛙だし(笑)。鳴き系が好きなんかね。しかし、ペインが一度ハマった幻術にハマるタマかしら。それに、ナルトに融合しない状態で音波系の幻術を発動してナルトがそれを中和できるんだろうか。それとも蝦蟇臨唱も蛙鳴きみたいにピンポイント攻撃が可能なのか?

「神羅天征」(天道)

<ザッ>(ガマトリオ)

「ぐああ!!」(ガマブン太)

「ぬォ!!」(ガマケン)

「ぐっ!」(ガマヒロ)

「ぐォ!!」(ガマブン太)

「ガマオヤブン!!」(ナルト)

<ズン>「うぐっ!!」(ガマヒロ)

<ズズズン>(ガマブン太)

<ズガン>(ガマケン)

<ドシャーン>(ガマヒロ)

でも、インターバルが五秒だとガマブン太たちは知らないんでしょうね。三体で一度に襲いかかるんじゃなくて、1stガンダムの赤い三連星のジェットストリュームアタックみたく、第一波→第二波→第三波…と波状攻撃を五秒以内で一度の神羅天征の攻撃範囲に掛からない間隔で繰り出せばやっつけられる筈なんだけど、みんな一緒に攻撃しちゃうからまんまと天道の術中にハマっています(笑)。このやられ方って悪者のやられ方なんだけど、情報に疎い妙木山スタイルちゅー事で…一つ…(笑)。

しかし、これだけの質量を跳ね飛ばしちゃう術を回数を気にせず出せるペインだったら、横一線で行進して世界を蹂躙し尽くして征服できると思うんだけど、それでも尾獣を集めるって言うところに意味があるんじゃないかと思います。つまり、現状の戦力でも世界征服ができるのにそれをしないって事は、ホントの目的じゃなくて、世界征服がカムフラージュだと言えるのだと、僕は考えます。そして、尾獣集めの先にあるものがペインの本当の目的の筈です。って事は「禁術兵器」で…(滝汗)。


<パラパラ>

「何だ?」(木ノ葉某)

「いったい何が起きてる?」(木ノ葉某)

「ナルトくんが
今まさにペインと戦っています」(カツユ)

「ナルトが!?」

「戦ってるって!?
たった一人で!?」(チョウジ)

「ハイ…
手は出さないようにとの事です」(カツユ)

「ナルトを信じるしかねーだろ…
こうなったらよ」(キバ)

「ワン!」(赤丸)

天道の超特大神羅天征から逃れた木ノ葉の忍が、その震央での激しい闘いを遠巻きに見ています。ガマトリオが弾き飛ばされた震度や騒音がその激しい闘いを生々しく伝えるのでしょう。チョウジが驚くのは実際に自分が天道と闘った経験があるからで、ナルトが一人でその天道と闘っている事が信じられないのでしょう。ここでチョウジの後ろに医療忍者らしき忍が立っていますが、この忍が果たして誰を看てるのか?が非常に気になりました。チョウジが居るって事はチョウザさんだと思うんですが…或いは……。

でも、ここでキバが動こうとしないのは不甲斐なさ過ぎる。赤丸が「ワン!」と鳴いたのは同意でもないと思う。半死半生の怪我を負ってるでも無く、チャクラだってカツカツって訳でもない筈だから、ここは四の五の言ってないで走り出して欲しい。足手まといを理由にただ遠巻きに見ているだけなんて情けない事を男の子がしてはならないと思います。まさに「義(ぎ)を見てせざるは勇無きなり」ですよね。音の四人衆戦で見せた渾身の牙狼牙を何故出さない!!赤丸はキバの手を噛め!!キバにあの時、振り絞った”勇気”を思い出させてやれッ!!

「間違いないです!
ナルトくんですよ
確かに!」(コウ)

(……たった一人で…)(ヒナタ)

「ダメですヒナタ様!」(コウ)

「でも!ナルトくんは
里のために…」<ザッ>(ヒナタ)

「あんな戦いに入っても
ナルトくんの足手まといになるだけです…
ナルトくんを困らせるだけです!「(コウ)

<ギュ…>(ナルトくん…)(ヒナタ)

キバに対してヒナタの反応の方が、僕にはリニアに感じます。コウは怪我もしてるし、白眼でナルトVSペインの凄惨さを観察できるから、自分らの無力さも充分に判る訳です。ましてやヒナタがそんな中に飛び込んで行くなんて護衛としては承認できない…その気持ちは、僕にも解ります。ま…ヒナタくらいには他の皆さんにも悔しがって欲しいと、僕は思います。そして、この状況で自分が何をすべきなのか?それを真摯に考えて欲しい。まだまだ瓦礫の下には誰かが埋まってるかも知れないし、やれる事はそれこそ山ほどある。

しかし、ナルトの孤軍奮闘が木ノ葉隠れの忍達の知るところとなったのは嬉しいです。この闘いがどんな結末を迎えようとも、ナルトの行いや存在は里の人々に認められるところですから、これでペインをやっつけられずとも押し返す、或いはペインが退くような事にでもなれば、一気に里の救世主になるし、その功績が仙術の会得と合わされば一気に火影就任の線も出て来ます。自来也みたいに人知れず…と言う理解され難いシチュエーションじゃなかっただけでもホッとします。ナルトは良い意味で自来也を超えてかないとね。

「ちくしょう…
オヤブンたちまで…!」(ナルト)

「さっさと幻術をやるじゃわい
ただしこの幻術は仙術チャクラを多量に使用する
つまり術を発動するまで少し時間がかかるんじゃ」(フカサク)

「オレはインターバルの五秒間を狙う!
仙術チャクラが練れたらやってくれ!!」(ナルト)

「ただしナルトちゃんも
仙術チャクラを練ってくれる影分身はあと一人
それがなくなったら言った通り戦闘中には
”動くな”の仙術チャクラは練れん
もう仙人モードは五分ももたんのじゃしの」(フカサク)

ペインのチャクラ残量が無制限(なように見える)なのに対して、ナルトの仙人モードはあと一回で五分以内。風遁螺旋手裏剣にして二回分。ここで勝敗を決しなければなりません。対してペインも地獄道がデッドになったので、現場でのペインの補充は効かなくなりました。不確定要素としては検死室の初代・畜生道の存在(餓鬼道がピアスをジャラジャラいわせてた描写あり)と、長門を看に行った小南の存在が上げられます。小南はペインの遠征の「準備」(第44巻/95頁)をしてましたから、その居場所が問題ですね。

「”動くな”の仙術チャクラを
練る役目をつくっとくのはよう考えたがの
何でもっと人数を増やしとかんかったんじゃ!?」(シマ)

「右を見る時に左を見るようなもんじゃ
役割分担はしたが仙術チャクラは練るのが難しいけん
…影分身は二人が限界じゃった」(フカサク)

「その上
こっちの戦闘影分身三人分しかできねェ…
あまりこっちで大人数にしちまうと
仙術チャクラ練ってる側が乱れちまう」(ナルト)

「そうか…どっちにしろ
あまり長びくのはヤバイのう…」(シマ)

シマの追求で仙人モードの正式な制約が解りましたね。予備の仙術チャクラを練る分身が二体までで、戦闘影分身が三体まで。これが現状のナルトの仙人モードの限界と言う事です。千人影分身で一気にチャクラ還元で膨大なチャクラを発生させるチートは否定された訳です(笑)。何の制約もない強さはお話をそこで終わらせてしまうから、ナルトの仙人モードの制限は望むところで、同じようにペインの無制限な力量に関しても見えざる制限が存在する筈です。ペインもそれを「秘密」(第42巻/73頁)と認めています。

<ザッ>「お前は確かに強い…
ペインがここまでやられたのは
初めてだ」(天道)

「?」<スッ>(ナルト)

「だが…」<スッ>(万象天引)(天道)

スクラップの修羅道(笑)。擦りおろされた人間道。ちょっと可愛い寝顔の二代目・畜生道。何故だかしゃくれてる地獄道。これを現状で戦線に復帰させるスベは最早、ペインには在りません。残るは天道と餓鬼道の二体。天道は引力と斥力の能力者。餓鬼道は全ての忍術・仙術を吸収する封術吸印を有します。ここで天道がゆっくりと動きます。天道の引力を操る術が「万象天引」と呼ぶようです。斥力が「神羅天征」だ…。この場合は自分とナルトの間の空間を歪め、その結果、ナルトが天道に引き寄せられるように見えるんでしょう。

ナルトを狙い撃つように引き寄せられると言う事は、ナルトの周辺の空間を網のように固定している筈で、それでナルトは身動きが取れなくなってるんだと思います。この術も事前にカツユから知らされていたから警戒はしていたんだろうけど、あまりにもズッコイ術だからはっきり言って防ぎようがないです。しかも、天道の傍らには封術吸印の餓鬼道が控えているので、忍術で対抗する事も無意味になります。天道だけなら未だしも餓鬼道の存在は痛い。最初の接触(目隠し)での甘さがここに来て響いていますね。


<クン>「!」<ダイン>(ナルト)

<スッ><ドッ>(餓鬼道)

「ここまでにしておこう」(天道)

<ガッ>(餓鬼道)

ここで餓鬼道が血刀を使わなかったのも甘いですが、餓鬼道の封術吸印は仙忍術チャクラの吸引能力で、それは術だけが対象ではなく、チャクラを練る忍から直接吸引もOKっぽいです。どうやら、ペインのホントの狙いはナルトとフィジカルコンタクトにあったようです。そう言えば、これまでも他者からチャクラを吸引する体質や術は少なからず存在しました。餓鬼道の能力は中でもオールマイティで、大きな術やチャクラに対してのボトルネックやオーバーフローの心配もない。ちょっとキモいぞ…餓鬼道の羽交い締め…。

先の目隠しのナルト本体との接触で、封術吸印の直接吸収を見せなかったのは、餓鬼道が死に体であったので、ナルト捕獲の可能性が高くなかった為に秘匿したんじゃないかと思います。あの時、天道もギリギリで、たまたまナルトの攻撃が本体と分身体で同時に仕掛けて来たので神羅天征が間に合いましたが、時間差でナルトが攻撃する機転があったなら形勢は逆転していたかも知れません。ペインはそれを冷静に天秤にかけてたんじゃないかと思います。そこから考えると、ペインの危機管理能力は相当に高い。

(すまんナルトちゃん!
持ち堪えてくれ!)(フカサク)

(ナルトくん!)(ヒナタ)

フカサクとシマは必死に”動くな”の仙術チャクラを練っています。この逆で、ナルトに”動くな”の仙術チャクラを練る暇を妙木山が作るのはどうかと思いますが、フカサクとシマは幻術タイプで、ペインのスピードやパワーに対抗する手段が他にないのでしょう。その前にガマブン太らが天道にボコられてる間にナルトが”動くな”の仙術チャクラを練っていても良かったんじゃないかとも思いますが、ナルトがその体勢に入った途端にペインは見逃さず攻撃を仕掛けて来る。そこにはフカサクやナルトの配慮もあったのでしょう。

ヒナタの歯痒さも解りますが、木ノ葉には遠距離支援…例えば東門の鬼童丸(音の四人衆)の状態2の弓矢とか。カカシが健在ならば万華鏡瞳術・神威(かむい)がある…の能力者は居ないんでしょうか。遠距離からの介入であればナルトに迷惑をかけないし、視覚だけが頼りの皮膚感覚に乏しいペインには有効な攻撃だと思います。天道の神羅天征もオートマチックな防御反応はありませんし、物理攻撃であれば餓鬼道の封術吸印の対象外です。それに木ノ葉が吹き飛ばされたお陰で視界も良好で隠れる場所もなさそうですし…。

「安心しろ殺しはしない
大事な人柱力だからな」(天道)

「へっ…
こんなのたいして痛かねーってばよ!
仙人モードなめんなよ!
今度はこっちから…」(ナルト)

「!?」(ナルト)

ナルトも仙人モードの異常に高い攻撃耐性があった為に余りにも不用意に敵の間合いに引き摺り込まれたようですね。これは過去にシカマルが飛段を追い込んだ行(くだり)に似ています。飛段も不死に胡座をかいていた訳で、死に対する恐怖心がないのと、勇敢なのは意味が違うように、自分の能力に対する絶対的な信頼は慢心でしかありません。ナルトがここで後手に回っているのは、システムペインにあっても慢心のない長門のアドバンテージだと思います。それと…ナルトの”ブラフ”の線も微量ながら残されていますがね…。

「確かに…それは厄介だ」(天道)

(何だ?力が抜けていく…)(ナルト)

<ズズズズズズズズズズ>(餓鬼道)

(そうか…こいつ…!
オレから仙術チャクラを…
吸収しやがってるのか!?)(ナルト)

<ガクン…>(ナルト)

「九尾捕獲完了」(天道)

…と言う訳で、あっさり捕獲されてしまったナルトですが、これを見ても木ノ葉の忍の誰一人も飛び出して行かないのであれば、このまま木ノ葉隠れの里なんてのは滅んでしまえば良いし、ダンゾウが一からやり直すんならそれでも良いです。もっとも、フカサクとシマが必死に魔幻・蝦蟇臨唱の準備をしていますから、視覚以外の感知能力の乏しいペインが聴覚でハメる幻術に弱くて、その幻術を突破口にしてナルトの最後の仙人モード炸裂っちゅーのも充分にあると思います。ただ、同じ手に二度ハマるか?

ところで、高周波チャクラで遠隔操作…がシステムペインならば、幻術にハマった描写はそもそも変なんですけどね。ただ、ペインが個別に自律した行動をしている可能性もあり、脳震盪(餓鬼道は蛙組手でノックアウトされた)や内臓器官へのダメージ(二代目・畜生道は螺旋連丸のボディーブローで倒された)で行動不能になる描写もあったので、今のところ50/50と言う事にしておきましょう(笑)。先ずはフカサクとシマの本気の蝦蟇臨唱を篤とこの目で…否…耳で聴かせてもらう事にしましょう。

それにナルトにはイタチが授けてくれた烏(イタチの力)もありますし、それがこの大ピンチで使われる事になってもイタチはきっと怒ったりはしないと思います。それに、ナルトの中には”九尾”もいます。九尾とナルトは運命共同体ですから、これまでもナルトの大ピンチには愚痴をこぼしながらも何度も九尾は”力”(チャクラ)を与えています。ま…そこには八卦の封印式が介在して、ナルトを背面から支援してる訳で、ナルトが意識を失った今こそ、それが前面に出て来ても良い頃合いではあるんですよねーッ。

しかも今度はナルトも仙術をマスターし、外部ソース=自然eの取り込みスキルも新たに追加しています。ナルトの中の九尾は八卦の封印式を介した外部ソースとも考えられ、その制御能力は向上している筈です。それに土壇場でゲロ寅(巻物蝦蟇)のナルトへの蔵入りもあるかも…だし、今のナルトだったら四本目以上の解放すら御し切れるんじゃないかとの期待感もある。出るか?!ナルトの仙術・九尾モード!!!取り敢えず、六本目くらいで、軽ーくペインを吹き飛ばしちゃいましょうか!!(笑)

お気付きの方も居ると思いますが…ペイン編ははっきり言って萌えないです。戦いって、お互いの術や技をぶつけ合って、自分を示していると言う意味において忍の表現方法の一種であると、僕は考えていまして、ペインの場合はそれを否定してるって言うか、解り合おうって気持ちがなくて、自分の気持ちだけを一方的に押し付けているような感じがして、味気ないです。他者を否定するだけの戦いなんて寂し過ぎます。木ノ葉隠れの皆さんがあまり戦闘に参加したがらないのも、もしかしたら僕と同じ考えだったら、少しは救われるな…なんて思います。

男心がウズウズするような戦いが、僕は見たいです。

”強い”のと”凄い”のは違う…。



  

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