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第442話「最後の賭け!!」

 

今週号の表紙に注目!!

週刊少年ジャンプNo.19:エーッと、今週号は是非とも購入して下さい。綴じ込みで付録があって、『NARUTO -ナルト-』のザックリの十年史が一気読み出来たり、相関図(汗)なんかがあって面白いです。それと週ジャンの表紙にカカシさんが!!これって完璧生存フラグだぜーッ!!っと思ったんですが、付録にちょっとヤバ目のサインが出てました。詳しくは次にアップする記事に収録します。もしかしたら、もう逢えないかも…と考えると悲しくなるけど、キッシー次第かな…。何だか不安になって来ました…(汗)。表紙のカカシさんはニッコリと微笑んでるのにね…(つづく)。





<ブウウウン>(サクラ)

「何でこんな無茶……」(ネジ)

<シュウウウウ>「……」(サクラ)

<ブウウン>(ヒナタ…
あなたは…ナルトの事…)
(サクラ)

先週、ネジが白眼で医療忍者を検索していましたが、一番手近で動けるのがサクラみたいだったようです。ガマ吉とデカ目のカツユ…ガマ吉の掌で横たわっているのはもしかして…綱手?…ネジ、ネジの横に白眼の忍(サクラと一緒にいた)少し離れて腕組みする暗部(綱手の護衛)治療を見守るテンテン(医療スキルはなかったようですね)。それに必死でヒナタを治療するサクラ。誠に恐縮ですが、ヒナタが想像以上に巨乳で目のやり場に困りました(笑)。ネジがヒナタの無謀を疑問視するのに対して、サクラはヒナタの女心を直感しています。ヒナタを間近で見ていれば、ナルトをどんなに好きか?は分かるし、それを何故だか理解できないナルトもサクラは良く知る立場ですから、ヒナタの気持ちが良く解るのでしょう。

「ちょうどこんな風だったか…
オレの両親もお前ら木ノ葉の忍に
目の前で殺されたんだが…」
(天道)

しかし、惚れた腫れた…を考える余裕があるくらいだから、ヒナタの傷はそれ程深くはない筈です。ナルトの前でこれ見よがしにヒナタを刺した天道でしたが、やはり意図的に急所を外し、浅くしたのだと思います。ナルトの前でヒナタを傷付けたのは九尾の力を引き出す為だったとして、天道がヒナタを傷付ける事がナルトに「痛み」を知らしめ、それが九尾の力を引き出すに足る刺激だと思い付いたのには、やはりヒナタの存在感が大きいと思います。あの切ない「告白」(ep437)…鬼神の如き決意…天道はヒナタに母親を感じたんではないかと思います。きっと、木ノ葉の忍が雨隠れを襲った時の事を長門は思い出したんじゃないでしょうか。だから、天道はヒナタに手を出し、ナルトと言うか…八卦の封印式がそれに応えたのだと、僕は考えてる訳だ…。詳しくは…「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」にて考察しています。ちょっと偏ってるけど、何気にお気に入りです(笑)。


「ナルトくんは
自分で九尾を抑え込みました
今は最後のペインとの
決着をつけるところです」(カツユ)

「…!」(自分で抑えた…)(サクラ)

実は今週号で一番黒くなったのが、この描写です。一生懸命にヒナタを治療しているサクラが、カツユの九尾情報に食い付いています(笑)。天地橋任務でサクラは九尾化したナルトを見ているし、傷付けられもしましかたから、ナルトの暴走が如何に危険な状態かを知っています。しかし、サクラが驚いているのは九尾の力ではなく、九尾をナルト自身が抑え込んだ点です。「九尾のチャクラを無理矢理抑え込む力…」(第33巻/143頁)がヤマトだけに備わった異能である事をサクラは知っています。八本目にまでナルトが暴走した事は知らなかったでしょうが、それでもあのチャクラ砲を撃つまでの解放をナルト自身が抑え込んだ点に驚いている訳で、ここから推測するにサクラはいのいちが提示するヤマトとカカシが施した「封印術」に関して知っていたのだと思います。

「九尾化か…ヤマトとカカシで封印術
ナルトに施していたはずだぞ!?」(いのいち)

何で、ここに僕が黒くなっちゃうか…って言うと、サクラもヤマカカの施した「封印術」(第438話/「封印崩壊!!」)に咬んでる可能性があるんじゃないかと思うからです…って事は何かと言うと、里のトップシークレットとも言うべき秘密にサクラは既に関与する立場にあるって事です。秘中の秘である九尾。その封印ともなると更に機密度が高いでしょうから、それにサクラが絡む以上はいよいよ綱手の腹心として黒い任務(暗部?)にも手を染めてるのかな…と考えてしまいます。ただ、状況が状況であっても、そんな極秘事項を人前でサラッと吐露するいのいちからすると杞憂かも知れません(笑)。ちなみに、六本目が握り潰した「初代の首飾り」は、チャクラの結晶石で、ヤマトのチャクラで修復可能の筈。『NARUTO -ナルト-』の設定の許容が広いので心配は無用かも知れませんね(笑)。


「リー!
オレ達はナルトの増援
向かうぞ!」(ガイ)

「ハイ!」(ガイ班)

一方、先週、”ケガ蛙”(←シマさん)を発見したリーが、フカサクさんを抱きかかえるシマさんを見ています。フカサクさんは可哀想だけどお亡くなりになってしまった模様です。「愛情があるからこそ犠牲が生まれ…憎しみが生まれ…痛みを知る事ができる」(第437話/「告白」)と天道が言う流れにリーまで乗ってしまっているようです。きっと、この時のガイの口調も抑えてはいただろうけど、却(かえ)って怖いくらいに気持ちが伝わったのかも知れません。ガイの「増援」にリーだけでなくテンテンまでが咄嗟に反応しています。多分、この子たち…やる気満々の筈です。テンテンはヒナタを治療して上げられなかったのが辛かったんじゃないかしら。でも、この心意気を心地よく感じる僕らにも、天道が言う様な悲しみや憎しみの連鎖に組み込まれてるアリ地獄にハマってるのと一緒なのだ。

「それは止めて下さい
かえってナルトくんの
邪魔になります」(カツユ)

「しかし……
里をこんなにした奴に
たった一人で…!」(リー)

「ナルトくんには
考えがあるようです
ここは彼を信じましょう」(カツユ)

…で、そこに良い感じにカツユが水を注(さ)しているのが疎ましくも思えます(笑)。ナルトにもちっちゃなカツユが付いてまして、それが逐一情報流してる筈で、この時点でナルトがどんなにすっごい作戦を実行してるかの伏線であると、僕は考えています。今週の天道との決着に関してはいろんな予想があったけれど、その全てを超えるキッシーの創造力が待ち構えていたとは…!!カツユがここでやや口ごもった「ナルトくんには考えがある…」と言うのは、とても一口には説明できないと言う意味であり、これから始まる擬音だらけの大運動会<パフパフッ>で、僕がどんなに苦労して説明する事になるのかッ…ちゅー事であります(笑)。しかも、無音なとこもあって…、ちゃんと伝わるかしら…と、不安なケルベロスです…(滝汗)。


<バシュ>(天道の神羅天征)

<フッ>(二発目の風遁螺旋手裏剣)

【天道:次の術まであと五秒】

(何!?コレを影手裏剣で…)(天道)

…と、ここまでが先週とのオーバーラップです。煙玉の爆煙の中から一発目の風遁螺旋手裏剣が天道を襲い、それを天道が神羅天征で弾く…。そこに時間差で二発目の風遁螺旋手裏剣が飛び出して来て、天道が(多分)青くなってるところから。ちなみに煙の切れ間から覗かせたナルトの顔に隈取りは既に無く、つまりは一回の”動くな”の仙術チャクラの容量一杯の二発の螺旋手裏剣をナルトが練ってしまった…今まで出た二発はどっちも本物だった…と言う事なんだと、僕は理解しています。なので、影手裏剣の二発目の螺旋手裏剣が二人の決戦の勝敗を分ける…と、僕らは思ってた筈です。そして、それは天道も同じ事で、これだとキッシーの術中にハマってたと事になるんだと思います。最早、輪廻眼でも見切れない…ってところなのかな(笑)。



<グサ>「!!」<グサ>(ナルト/戦闘影分身)

<ガツ><ズパァー><ドン>(螺旋手裏剣)

【天道:次の術まであと四秒】

天道に二発目の風遁螺旋手裏剣が迫る中、天道の左右の足下に転がる瓦礫が一瞬、煙に変わります。そこからナルトが飛び出して天道を襲う…無音です(笑)。恐らく、ナルトが戦闘影分身を瓦礫に変化させて配置していたのでしょう。しかし、天道はそれに慌てず…こっちも無音です(笑)。両手を広げ、血刀を伸ばし、それを抑えています。天道はマントが破れもろ肌で、二の腕のピアスが変化して血刀を作り出している様子が見て取れます。天道は左右から迫るナルトの戦闘影分身を刺して、今度はそれを支点にして身体を翻し風遁螺旋手裏剣を躱します。天道に躱された風遁螺旋手裏剣はそのまま背後に続く大岩を切り裂きながら進み最後には大爆発します。この描写から判断するなら、風遁螺旋手裏剣の薄刃の部分の解放は任意ではないようです。

風遁螺旋手裏剣に関しては穴だらけと言わざるを得ないくらい欠陥が多く、膨大な量のチャクラを要求する術の割りには回避が容易いです(笑)。何せ水平方向に刃が広がるだけですから、垂直方向に逃げれば良い訳で、その情報がある忍なら対応するスベならいくらでもあるでしょう。螺旋手裏剣の薄刃(土星の環)の部分が大きく拡大するタイミングも螺旋手裏剣が何かを捉える等のきっかけを要するようで、ナルトの任意で拡張するようでもないので、間合いの見切りを誤摩化す事も現状では不可能です。確かに強力な忍術ではあるけれど、チャクラ量の消費と効果を比べるならとても完成してるとは言えない。サスケは千鳥鋭槍を任意のポイントでウニのように形態変化させてたけど、ナルトの螺旋手裏剣も再考の余地は果てしなくありそうですね(笑)。


(あの時すでに
影分身を仕込んでいたとはな)(天道)

【天道:次の術まであと三秒】

<ハァ><ハァ>(ナルト)

(二発…外したな…
終わりだ)
<タッ>(天道)

ま…ナルトも風遁螺旋手裏剣の欠陥は充分に知っていたから、わざわざ戦闘影分身を瓦礫に変化させ、機を見て天道を拘束し分身諸共真っ二つにしようとした訳です。この作戦は充分に奇想天外でナルトらしい意外性があると思います。そして、それを見事なまでに封殺した天道もまたファンタジスタと賞賛すべきでしょう。結果、二発の風遁螺旋手裏剣は回避された訳で、ナルトの隈取りは消え失せ、仙人モードも終了しています。これでナルトの天道への優勢も無くなった。天道をして(終わりだ)と勝利を確信しています。しかし、ナルトは風遁螺旋手裏剣の欠陥…容易に回避できる点については熟知していました。それがこんなに簡単に二発撃ち切ってしまうものか?これが天道の思う壷なら呆気なさ過ぎるな…流石にそれはないだろう…と思っていたら…。

<ガラ>(瓦礫?)

<ボボボボン>「!?」(天道)

(何!?)(天道)

<ズザザザザザ>(ナルトの影分身)

【天道:次の術まであと二秒】

天道が上空に回避して降り立った足場の周りの瓦礫が一斉にに変わり天道を驚かせます。先ほどの二体の戦闘影分身(瓦礫に変化)があまりにもピンポイント過ぎて話が上手過ぎると思っていたんですが、あれは沢山ある内の任意の二体だった…と考えるとしっくり来ます。天道が何処に移動するかを予め特定するなんて出来ないです。しかし、それがピンポイントでなくゾーンだったら話は別ですよね。そして、ナルトにはそれを可能にする多重影分身の術があります。これは「仙人モード」ならぬ「千人モード」ですね(笑)。

思えば、第一巻の第一話でナルトが何故、禁術の巻物を易々と奪い出し、一般忍術も碌(ろく)に発動できないナルトが見よう見まねで禁術をモノにしちゃう行(くだり)は疑念に満ちています。「ミズキ事件」って今さら怪しさが増して来る…(笑)。やっぱ…ナルトの為に仕組まれたイベントだったのかな…って考えちゃいますよね(エッ!?考え杉?!黒杉!?…笑)。ま…お急ぎじゃない方は第433話「仙術失敗…!?」を反芻(はんすう)してみましょうか…(黒汗)。


(これほどの影分身を
ガレキに変化させて…)
(天道)

『うらあああああ!!」(ナルト)

【天道:次の術まであと一秒】

<カッ>(ナルト)

【天道:次の術まであと0秒】

天道を襲うナルトの千人モード。風遁螺旋手裏剣の欠陥を考えるなら、あの二発の攻撃そのものが、二人の戦場を埋め尽くす戦闘影分身を秘匿しつつ配置する為のデコイ(おとり)だったと考えるべきでしょう。天道も鮮やかに風遁螺旋手裏剣を回避して一瞬ホッとした筈です。そのを衝いたナルトの策までは正直読めなかった。しかし、ドサクサに紛れたトリックを輪廻眼がスルーしてるのって瞳術っぽくない。輪廻眼の瞳力は本体の長門とシステムペインの天道たちとでは能力が違うのかも知れませんね。天道は強襲の直前に木ノ葉隠れの里を網羅する探知結界を見切ってた描写はあったけど、その他の探知能力的には通常の忍と大差ないし、写輪眼みたいな動態予測とかチャクラを色分け判別する能力には乏しいと思われます。

サスケの写輪眼はデイダラの土遁チャクラを見切り、数々の攻撃を予見し、事前に回避してきたけど、同じ理論ならナルトとの分身の変化にしても通常の大地(瓦礫)とチャクラ分布が違うとか、もっと機先を取った爆煙に紛れた動きを察知したかも知れないです。しかし、天道はナルトのトリックを全くと言って良い程、察知していません。やはり、システムペインの輪廻眼は視野共有のみで瞳術的な瞳力は備わっていないと考えるべきでしょう。…って言うか、システムペインが漏れなく輪廻眼なのは、長門の影響下(操作系)に在る証みたいなもので、そもそも移植で他者に譲渡できる写輪眼(一対一)と違って複数に発現できる輪廻眼は、瞳術と言うよりはもっと普遍的な共有が必要である事から、それが「血」ではないのか?と、僕は考えてたんだ…。

(六道仙人と同じ目をもっていたあやつは
教えた術を全てマスターしたどころか
一人では本来有り得ぬチャクラの性質変化6通り
全てをやってみせた)(自来也)

眼球ではなく、長門のもっと基礎的な部分を共有する事で死体すら使役できる能力として、「血」を思いつき、それがペインの標準装備である黒い棒=「血刀」のネーミングの所以でもありました。それが、「土水火風雷」のチャクラ性質の五種類から派生した新しい性質変化=第六番目の性質変化を「血遁」と考えた考察もありました。それは先ず自然がありきで、自然の中で発生した生物=動物のみが有する「血液」が新たなる性質変化として加わったとする考えでもありました。でも、ま…最近は全く語られる事も無く、「者の書」でも6通りの性質変化に関しては触れられていないので、このまま何の説明も無く大団円にまっしぐらの予感すらあります(汗)。コレが風の噂に聞いた…「失われた性質変化」(笑)と言うヤツなのかも知れませんね(トホホ)。


<ドン>「ぐわっ!!」(ナルト)

<ボボボボン>(ナルト)

<ドッ><ゴゴゴゴゴ>「ぐっ!!」(ナルト)

<ドドドド>(ナルト)

(奥から影分身を…)(天道)

しかし、天道の神羅天征のリミットが明け、空間の拒絶が容赦なくナルトの千人モードを吹き飛ばします。フルスペックの神羅天征の能力は木ノ葉全土を一瞬で圧壊させる力量がありますが、通常のチャクラ量でも大ガマトリオ(ガマブン太、ガマヒロ、ガマケン)を吹き飛ばし戦闘不能にしてしまう程ですから、ナルトの仙人モードもひとたまりもないでしょう。しかし、ナルトの本体を影分身が支え、その神羅天征の圧力に抗います。影分身の強度自体は術者の強度に比例する描写があり、外的な刺激(=攻撃)に対する耐性もある程度、我慢と言う概念が存在するようです。この場合も天道の神羅天征に対して、かなり抵抗しているように思います。この耐性に関しては個々に持つ「チャクラの強さ」で説明できると思います。実はココ…終盤のポイントです。

詳しくは「終末の谷の決闘」で説明しようと考えていますが、そもそも「終末の谷」での柱間とマダラの決闘って何だったのか?二人の巨頭がお互いの存在意義を賭け、雌雄を決する事にどんな意味があったのか?(そもそも意味なんて必要なのか?は置いといて…)それは「忍」(のシステム)って何なのか?チャクラって何なのか?を問う命題であり、『NARUTO -ナルト-』の基幹を成すテーマとも言えるものだと、僕は考えています。そして、それを再現する為の思惑がこの物語を大きく胎動させる原動力なのだとも。ま…それを書くのに、実はもう一押しの描写が欲しくて探してる所なんですが、輪廻眼の長門が何か大ネタを提示してくれるんじゃないかと期待してる訳です。その意味でペイン編の終焉はナル×ジャンにとっても重要なのよ(閑話休題)。




「答を持たぬお前如きが…!
………諦めろ!!」
(天道)

<ビリ><ビリ><ビリ><ビリ>
「ぬぐぐぐ…」(ナルト)

「だが いつかは…人が本当の意味で
理解し合える時代が来るとワシは信じとる!!
答が見つからんかった時はその答を
お前に託すとしようかのォ!」(自来也)

「お前ならその答を見つけられる
…オレはお前を信じてる」(ミナト)

四代目火影を超える忍はお前しかいない…
オレはそう信じてるからだ」(カカシ)

<シュウウウウ…>(ナルト)

天道が悲痛な雄叫びでナルトを威圧しますが、ナルトは必死に耐え忍びます。綱手との「対談」(ep428)で綱手の護衛の暗部が感じた(何てチャクラだ…)とか(これが輪廻眼の力か…!今までのどれとも違う…イヤな感じがする…)…天道の力量。ナルトはそれに拮抗するか凌駕する程の力量があるのでしょう。ナルトには九尾が封印されていて、何かの拍子で暴走してしまう危険性をデフォルトで有しています。しかし、滅多な事でそうならないのは、ナルトが常に我慢しているからで、そこには「抑えのチャクラ」が存在する筈です。ナルトは24時間、九尾のチャクラに拮抗するチャクラを練り続ける荒行を16年間続けて来た訳で、それがナルトのチャクラの強さを培って来た…これがミナトがナルトに九尾を封印した理由の一つだった筈です。

しかも、ナルトには自来也、ミナト、カカシから託された想いもあります。その答は自来也もミナトもカカシも見つける事は出来なかった…長門などはその答を見出す事が出来ず、何処かで折れてしまって結局託せなかった…。この差がナルトと天道の戦いに終止符を打とうとは…。ナルトの中に去来する師の想いの数々が、天道のチャクラを凌ぐナルトのチャクラを下支えするのです。人が人を信じる力こそが未来を切り開ける事を、僕らは実感しなければならない。「力の大きさ比べ」には際限がありません。そして、力の大きさ=力量が人の優劣を決める世界で生きる限り、この悲しみの連鎖は絶対に終わらない。ナルトには天道の戦いの中で感ずるところがあった…そして、その考えに屈してはならない!!と思った。だからナルトは天道の放つ神羅天征を堪えられたんじゃないでしょうか。

ナルトは自分を信じる事が出来たのです。

言葉でナルトが天道に示す事が出来ないにしても、この戦いこそが天道の問いに対するナルトの答なのだと思います。天道は過去の諦めてしまった…心が折れてしまった…それは自分を信じる事が出来なかったからでしょう。ナルトも一時、天道の煽りに屈し、自分を見失ってしまった時期もありました。八本目まで出た時には、ヤマトじゃないけど、相当ヤバいと思いましたもの。しかし、そんな時にミナトが現れてナルトを信じると告げた。長門にはそう言う人がいなかったんですね。だから、その答が知りたくて今も彷徨っているのです。長門が死体を使役するシステムペインを使うのは、思い残しが多過ぎて成仏できない幽霊の様で可哀想に感じます。ペインも相当狡い力だけど、ナルトだって狡い(笑)。でも、真実を知ったら長門が僻(ひが)むので内緒、内緒…(笑)。



「耐えた…だと…!?」<ハァ>(天道)

<ハァ><ハァ>(ナルト)

<ガク>「くっ」(天道)

<ボボボボン><シューン>(ナルト)

<ハァ><ハァ>(ナルト)

九尾の力でもなく、仙人モードでもなく、ナルト天道の神羅天征を凌ぎ切ります。それは紛れもなくナルト自身のチャクラが天道の輪廻眼のチャクラを上回ったのです(堅い話すると、ミナトが八卦の封印式を組み直した時に九尾のチャクラ還元率をアップさせてそうな雰囲気もあるが…)。ナルトの意外とも言える応えに天道は膝を落とします。それを見たナルトは停滞する事無く影分身を繰り出して、螺旋丸を練ります。螺旋丸の形態変化要員ともう一人。その一体がナルトの左腕を握って準備しています。この一手の為に、ナルトが風遁螺旋手裏剣→千人モードを瓦礫に変化させてたんなら大したものです…って言うか、この淀みなさ…恐らく、確信犯ですよね。ここまでの詰め将棋をナルトは予め考量してたとしか、僕には考えられません。これまでもナルトの捻りの利いた戦い方ってあったけど、ナルトの発想力の豊かさって、シカマル以上でしょ…それが”落ちこぼれのドベ”として僕らを欺いてたんだから…やっぱり、ナルトは狡い狡い(笑)。




「………」<スッ>
(あの術は投げ飛ばせない…
五秒…この距離ならいける)
(天道)

『オレが諦めるのを―』<ブン>(ナルト)

「!!」(天道)

『諦めろ!!!!』(ナルト)

「螺旋丸!!!」<ドコ>(ナルト)

螺旋丸は確かに風遁螺旋手裏剣のように投げ飛ばせないけど、螺旋丸を練る本体を影分身が投げ飛ばす事は可能です。ナルトは天道の浅はかな思い込みを投げ飛ばすかのように天道に真っ直ぐに飛び込んで行きます。四代目火影・波風ミナトが考案し、自来也が伝えた忍術…螺旋丸。確実に天道にクリーンヒットしています。輪廻眼のこれまでの描写から幻術オチはない筈です。螺旋丸は他のペインに対しても有効でしたから、恐らくこの一撃で勝負はあったと思います。何より、一度、諦めてしまった長門にとって、最後まで諦めないナルトの生き様は堪えた事でしょう。そして、ナルトが意図したか否かは微妙ですが、「ド根性忍伝」のキメ台詞で締める辺りに、予言の書としての存在感を際立たせているように感じられてなりません。

それがキッシーのタイムマシンで手が加えられた主人公の「髭痣」と、どんな風にリンクするのか?(「”ド根性忍伝”の主人公の…」参照)ペイン編もいよいよ佳境だし、このまま一気に全てのエピソードをまとめ出しそうな雰囲気すらあるので、最後の頁を見たい様な…見たくない様な…すっごく面白い長編ミステリーの終盤に差し掛かった気分です。螺旋丸が極まった天道が戦闘不能になり、長門の在り処も既にナルトには判明している以上、次週、ナルトと長門の対峙がある筈です。ナルトには天道にぶつけた口上のように、長門にも諦めないド根性を持って臨んで貰いたいと思います。そして、力で力を制するのではなく、違った形で長門を納得させて欲しいです。それこそがナルトが天道との闘いで見出した言葉にならない答えの筈です。

物語は大きな山場を迎えている…。





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