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第443話「対面!!」


<ヒュルルルルルル>

<ドン>「ぐあ!」(天道)

<ゴゴゴ>

「ぐっ!」<ズサッ>(ナルト)

先週ラストで、天道にナルトの螺旋丸がクリーンヒットしたところからの続き…。螺旋丸をモロに喰らった天道が<ヒュルルルルルル>と弾き飛ばされてガタガタの地面に叩き付けられます。確か螺旋丸の第三段階をマスターした破壊力は古木の幹を螺旋丸の形に抉り取る凄絶(第18巻/36-38頁)なものだったと思いますが、ナルトはそれを好まなかったようで、恐らくは螺旋丸の皮膜(チャクラの乱回転を維持する水風船のようなもの?)があって、それを解除せずに天道に螺旋丸を叩き付けた結果じゃないかと、僕は考えています。チャクラは重量があり、それを高密度に圧縮する螺旋丸は想像を絶する質量があるものと、僕は考えていて、恐らく数トン規模の質量が天道を弾き飛ばしたんじゃないでしょうか。少なくとも、天道を削る事をナルトは望まなかったのだと思います。

思い返せば、仙人モードの風遁螺旋手裏剣も二発が限度にも関わらず、天道を三段階で追い込む為のフェイクとして消費したのも、天道を切り刻んで殺めたくはなかったからじゃないかと、僕は考えています。単に天道を殺めるならば、血刀を折った第一撃の仙人モードで蛙組手を出して餓鬼道を倒した様に天道の首をへし折っていた筈だし、それをしなかったのは自分の意気込みをシステムペインの背後に潜む本体の長門に見せつける為だったからだと思います。ナルトはある種の共感を天道の喋りには感じていて、その物言いや考えを頭ごなしに否定する事は出来なかったのです。かと言って明確な答を自分が用意できた訳でもない。だから、その答を見出す為に長門と話がしたい。その意気込みを長門に見せる必要がナルトにはあったのです。



<ハァ><ハァ>(長門)

「長門…」(小南)

「…最後のペインが潰された」(長門)

一方、例の小南の式紙の術に拠るシェルター内…長門は天道の敗北を知ります。ペインが物理的な外力にのされ活動停止してしまう描写から、操作の中枢がペイン側に在り、長門はチャクラの送信をする形式でシステムペインが稼働していたんじゃなかと考えるようになって来ました。単にペインの個々が操り人形なのであれば、のされようがちょん切られようが、ゾンビのように立ち上がって戦闘できる筈です。こえまでの描写でシステムペンは死体を使役するシステムである事が分かっていますが、心情的には死体を活かすシステムであるとしたいところであります。何かの思い遺し、心残りを成就させるために長門が力を貸している…と申しますか、悪辣ではない優しさすら感じてしまいます。ま…その真偽は長門が明かしてくれると思いますので(飛段の例もあるから…汗)。


<ズズッ>

「ペインはこいつで
チャクラを受け取って動いてた…
抜き取っちまえば
これでもう動けねえはずだ」(ナルト)

「お前もオレも目指すものは同じ
自来也先生の言った平和を成そうとしてる」

「お前もオレも何も変わらない
互いの正義のために動く」

「俺が木ノ葉に対してやった正義は…
お前が俺にやろうとしている事と同じだ」

「大切なものを失う痛みは誰も同じ
お前もオレもその痛みを知る者同士だ」

「お前はお前の正義のために…
オレはオレの正義のために」

「……」(ナルト)

「…少しは痛みを理解できたか?
同じ痛みを知らなければ
他人を本当には理解できない」


「そして理解をしたところで
分かり合えるわけでもない
…それが道理だ」

「!」(ナルト)

憎しみの連鎖が始まる」

「それが歴史だと知る」

「人は決して
理解し合う事のできない
生き物だと悟らざるを得ない」

「忍の世界は
憎しみに支配されている」

「行くんですか?
なら今度は増援を…」(カツユ)

「いやダメだ!
一人で行く…!」(ナルト)

ナルトは天道の身体からピアスを一本ずつ抜いて行きます。ナルトはペインとの戦いの中で、ペインがチャクラの供給を外部から受けて稼働していた事に気付いていたのです。なので、ピアスを抜く事でペインが無力化する事が予想できた。螺旋丸の強烈な打撃でペインが戦闘不能に陥る事もナルトは知っていて、活動停止したペインのピアスを抜く事で脅威を排除している訳です。こうすれば天道の身体を切り刻んだり、燃やしたりする必要もなくなります。この行動はナルトが長門に示す誠意の様なもので、話し合う意志の提示をしているのだと思います。そして、それが分からない長門じゃない筈で、後述しますが、このエピソードの最後で長門が意固地な方向に転ぶんですが、ま…それこそがナルトの気持ちが伝わっている証拠で、同時にそれが長門の心の折れっぷりの証でもあるのです(笑)。




「ありがとうサクラさん…」(ヒナタ)

「……無茶するんだから…」(サクラ)

「ナルトくんが
六人目のペインを倒しました」(カツユ)

「!」「!」(一同)

「やっぱりナルトくんですね!」(リー)

「ナルトの状態は?
怪我はどうなんです!?」(サクラ)

「疲れきってますが…
大丈夫です」(カツユ)

(よかった…
ナルトくん…よかった…!)
(ヒナタ)

場面は変わって木ノ葉のヒナタ。サクラの必死の治療でアッサリと蘇生されています。出血が半端なかったけど、やはり天道が急所を外して、おまけに浅くしておいたのでしょう。ナルトを俯せに拘束して、身体のあちこちに血刀を刺してナルトのチャクラを乱した時にも、そんなような事を言っていました。長門の力量と輪廻眼の見切りによって可能になる活殺術と言ったところでしょう。だからこそ、雨隠れでの自来也戦でペイン六道が自来也を無惨に血刀で串刺しにした描写も、疑える…ちゅーか、ペインが自来也をさす時に急所を外し浅くした…可能性はあるんじゃないかな…自来也って本当に殺されたんだろうか…と考えてしまう訳です。しかし、自来也がこの期に及んで存命しているなど、それってペインと自来也がグルって事で、思いっ切り「黒幕フラグ」ですから、「あの時、流した涙は何だったのサッ!!」なので、一応、却下しています(笑)。

でも、ま…些かサクッと復活し過ぎだけど(笑)、ヒナタが無事で良かった。もし、ヒナタが死んでしまう様な事になれば、ナルトは一生その負い目を感じて生きる事になるだろうし、そうなれば、もう恋なんてしない…なんて事になってしまうので、心配してました。基本的にナルトもヒナタの「告白」はしっかりと聞いてるし、ナルトのお腹の八卦の封印式のお眼鏡にも適ってる…文字通り、ナルトの腹は決まった状態(☆☆);ですから、ナルトが無事帰還したアカツキには結婚を前提にしたお付き合いが始まるものと、勝手にクラッカーを鳴らしながら、ついでにくす玉まで割ってしまいました(笑)。一時は死ぬかと思う怪我を負ったヒナタが自分の事など省みずナルトの無事の知らせに涙が流せる…このナルトに対する恋愛モードがサクラに無くてヒナタにはある訳だ。

このサクラとヒナタの温度差には二人が心に秘めるナルトとの距離感を如実に物語っているのだと思います。如何にも忍然とした冷静なサクラ。形振り構わずナルトを心配できるヒナタ。この想いの深さの差異は今後のナルトとの関係性に大きく関係して来ると思います。ぶっちゃけ、ヒナタの「無茶」に間近で接したサクラは揺れたと思います。ある種のジェラシーもあったろうし、自分でも気付かなかったナルトへの想いへの気付きがあった筈です。しかし、サクラの恋愛は最初からサスケにあった訳で、ナルトにはなかった…。この場でもう一度「サクラってナルトの何なのサッ!!」を見てみれば強ち言い訳から初めなくても良かったかな…とも思えて来ます。やっぱヒナタの「恋しさとせつなさと心強さ」と…を見てるとサクラ→ナルトの想いは恋じゃないよな…と(笑)。



「で
ナルトはどこに居る!?」(ガイ)

「今…ペインの本体のところへ
単独で向かっています」(カツユ)

「何でそんな無謀な事を!」(ネジ)

「!」(サクラ/ヒナタ)

「ガイ先生!
オレも向かおう」(ネジ)

「オウ!」(ガイ)

「しかし…
ナルトくんは増援を望んでいません」(カツユ)

「ダメだ!一人でやりすぎだ
もうナルトはかなり弱ってる」(ネジ)

「ナルトの居場所まで
案内して下さい!」(ネジ)

「………」(カツユ)

一方、恋愛とは無縁そうな人達がナルトの増援に名乗りを上げますが、カツユがそれに全く乗り気じゃないのが笑えます。カツユはデフォルトで困った顔なんですが、それが更に困惑するみたいで…。しかし、ガイやネジの反応は忍としては的確であり、流石は修練を積んだ上忍のそれと言えます。その純度の高い責任感に対して、不覚にも恋愛方向に心が傾いていたヒナタと、ヒナタの想いに呼応していたサクラが極めて敏感に反応しています。恐らく、現在の少年漫画でこのカットを描ける(思い付ける)のはキッシーだけじゃないかしら。このカットが存在する『NARUTO -ナルト-』だからこそ、自然科学の実験とその検証に準じる様な考察が可能になる訳で、僕が『NARUTO -ナルト-』にハマる理由でもあります。ナル×ジャンをご愛読下さる皆々様方にありましては、是非ともこの気付きに震えて欲しいと思います。しかし…このカットが今週号のイチオシなんて…何気に玄人っぽくて好き(笑)。



<ザザザザザ>

「!」(日向)

「どうした?」(シカク)

「ナルトです…」(日向)

「ナルト!」(シカク)

「!」(ナルト)

<ザッ>(ナルト)

「おっちゃん達…」(ナルト)

<ザザザッ>(日向/シカク/いのいち)

「お前が
ここに居るって事は
六人目のペインに
勝ったって事か!?」(いのいち)

今度は森の中です。白眼の日向の忍を先頭にいのいちとシカクのスリーマンセルがペインの本体を捜索しているようです。小隊内に感知タイプを組み込むアイデアはシカマルに拠って提示されていました。その一行がナルトと不意に出くわすと言う事は、(ナルトは仙人モードのチャクラ感知能力と自分の身体にペインのピアスを刺すアイデアで長門の逆探知に成功していますから)このスリーマンセルが案外、かなり長門に肉迫している証拠でしょう。いのいちはシステムペインと同系列の忍術使いでしかも手練。それに感知系の白眼が加わればこのくらいの精度が出るのだと思います。いのいちはナルトを発見するや否や天道との決着を悟ります。このいのいちの持つ独特な察しの良さが良い感じのテンポを生んで、この後のお話のリズムを創っています。



「……」(ナルト)

「勝ったとか負けたとか
…そんなのカンケーねーよ…」
(ナルト)

「…!?」(いのいち)

「……」(シカク)

「……」(ナルト)

「何があった?」(シカク)

「……
口ではうまく言えない…」(ナルト)

「!」(いのいち)

「……」(シカク)

「うまく言えないって…
どういう事だ!?」(いのいち)

「…とにかく
オレってばこれからペインの
本体のところへ行く
皆は来ないでくれ
オレ一人で行きたい」(ナルト)

「ペインの本体の
居場所
を知ってるのか!?」(日向)

「ああ…
仙人モードで見つけた」(ナルト)

「だが一人で行きたいとはどういう事だ!?
いったいどうしたんだ!?」(いのいち)

「確かめたい事があるんだ…」(ナルト)

「確かめるって何をだ?」(いのいち)

「ペイン本体と話がしたい」(ナルト)

「………」(シカク)

「何を勝手な事を
言ってるんだ!!
お前がペインを倒した事には
感謝してるが
今さら話し合いで
どうこう済む問題ではないぞ!!」(いのいち)

今週号の勘所:感知タイプの日向の忍が、ナルトが本体(長門)居場所を既に知っている事を知って愕然としてる時点で、おっちゃんが三人も雁首をそろえた木ノ葉のスリーマンセルは能力的にナルトに置いて行かれてます(笑)。日向の白眼がそれに逸早く気付き、いのいちも暗にナルトの能力の高さを飲み込む態度を示しています。以降はメンツの問題が絡んで来て、大人って嫌だな…なんて考えてしまいますが、そんな嫌な雰囲気にシカクが良い感じにオトナの存在感を示します。この場のシカクの鷹揚さはこのエピソード全体を通した人間の素直さ、或いは柔軟さに対する問題提議になっています。大人が如何に素直になれるか?それは自来也が綱手に告げた「年寄りの格好良さ」(第40巻/131頁)なのだと思います。是非ともシカクのしなやかさに注目しつつ物語を読み込んでみて下さい。

いのいちがナルトの釈然としない反応に食い付くのは、ナルトがペインに言い包められる…洗脳されてる可能性を危惧しているのだと思います。これは管理側の人間としては極めて順当な反応であり、いのいちのコンサバティブな反応は一応理に適ってはいます。ここで注目して欲しいのは本誌55頁の中段のカットのいのいちのとなりのちょっと身切れたシカクの流し目…いのいちを見る目です(笑)。ここまでヒナタを救護していたガイ班→いのいち・シカク・日向のスリーマンセルは、如何にも保守的な忍然とした旧体制を提示されて来た訳で、天道がナルトに問うて来た忍界そのものだと考えられます。ナルトはその答を未だ探している状態で、未だ暗闇の中で葛藤しているようなものです。そして、このシカクの流し目こそ、その助け舟なのです。

ちなみにナルトが「口ではうまく言えない…」と悩んでいる様子に、いのいちは「!」と驚き、直ぐさまそれを問い質してるのに対し、シカクは「……」と沈黙し、ナルトの悩みを一度受け止めています。この反応の違いはいのいちが管理職的な保守系の考えに固着していたと考えられ、木ノ葉隠れの現状と照らし合わせてみても非常に妥当な反応であると言えます。最悪、ナルトが敵の術中に落ち操られている想定も重要な危機管理ですから。火影である綱手が戦闘不能に陥り、里が全壊に近い被害を被っている。恐らく相談役に次ぐ里の要職にあろういのいちやシカクが慎重にならざるを得ない状況です。しかし、この時、シカクにはナルトに対する閃きみたいなものがあったんじゃないかと思います。それがいのいちに対する違和感となり顕現したんではないでしょうか。



「だったら!
ペイン本体もその部下も
敵の里も全てを潰しちまえば
それで丸く治まんのか!!?」(ナルト)

「話し合って
どうすると言うんだ!?
奴は木ノ葉に仇なす敵だぞ!
許す訳にはいかない!!」(いのいち)

「オレだって!
オレだってそうだってばよ!!」(ナルト)

「師を 里を 皆を
むちゃくちゃにした奴なんか
許せねーよ!!」(ナルト)

「だったら!」(いのいち)

「いのいち…
ここはナルトの言う通り
一人で行かせてやろう…」(シカク)

「シカクお前!」(いのいち)

「ペインを止めたのはこの子だ
ナルトなりの考えがあっての事だろう」(シカク)

「…しかし…」(いのいち)

「いいから行かせてやれ…」(シカク)

<スッ>「ありがとう
シカクのおっちゃん…」(ナルト)

<ザッ>(ナルト)

「どこ行ってたって?
…ナルトに説教して来たんだよ…
落ちこんでんじゃねーってよ
めんどくせーのに
足が動いちまった
…あいつは皆にない
何かを持ってる…
あいつはこの里にとって
大切な忍になる…
ナルトといると…
オレはあいつと一緒に
歩いて行きてえ…

そう思わされんだ」(シカマル)


「………」(シカク)

「ナルトに託してみよう」(シカク)

いのいちとシカクの違いはそれぞれの子供の成長の度合いに依存していて、小脳的反応に終始してやや落ち着きのない…いのと、全幅の信頼を持って自分の役割すら託した感のあるシカマルが二人の反応の差異を生み出しています。ある種の不信感をいのいちは、いのに感じていて、それがナルトを頭ごなしに子供と認定し、信頼し切れないスタンスを生み出しているのに対し、シカマルと言う立派な息子がいるシカクは、そのシカマルが一目置くナルトを信じる事ができたのだと思います。この時、シカクは縁側に座りナルトに対する想いを語るシカマルの背中を思い出していました。シカクは信頼できる友と出逢え、他者をしっかりと見極め評価できる心を持った息子を頼もしく感じた筈です。もしもこの場にシカクが居なかったら…と思うとゾッとしてしまいます(汗)。

人は生まれながらに人にあらず…言い方は悪いですが、生まれたての子供とは心の備わらない人形に似ています。そして、その心の備わらない人形に心を与える行いを「教育」と呼ぶのだと思います。人はそうして人になって行く生き物なのです。「シカマルの考察」には「玉」「雲」「叱」「番」とありますが、その全てにシカクが登場します。それは如何にシカクがシカマルの至近において注意深く導いて来たかを示しているものと思います。シカクはシカマルにしっかりした「心」を与えて来たのです。だからこそ、シカマルを信じれるのだし、シカマルが信じたナルトを信じる事が出来たのです。この場合、いのいちは別段、不適切な反応をしている訳ではなく、寧ろ古参の上忍らしい危機管理に基づいた適切な対応で、間違ったところは見受けられません。

それでも、シカクはそれに抗した…シカク自身も忍のシステムに付帯する不合理さや閉塞感を感じていたと言うのもあるでしょう。それに、力に対して力を持って物事を収拾させる旧態依然とした考えにも、積極的に異を唱える柔軟さがシカクにはあったのでしょう。しかも、ナルトは木ノ葉隠れの里で誰一人として敵わなかったペインを退けています。そのナルト自身が「一人で行きたい」とする深層を考量し、それを尊重すべく退き下がれる潔さは”男”として正しいと思います。何より、ナルトはシカマルに信じられた人格であります。シカクがナルトを信じるのは、シカクがシカマルを信じるのと同義と言えます。そして、この父親らしい子を信頼する態度がいのいちを沈黙させたのだとも思います。シカクの一本筋の通った態度をいのいちは認めざるを得なかった…それが「道理」と言うもので、道理を持つ者には道理がちゃんと通じる…と言う好例です。



<ズボ><グッ>

<バリリ>

<ザッ>(小南)

「小南 下がれ」(長門)

「長門…」(小南)

「後ろのお前が
本体か!?」(ナルト)

「平和がノコノコ
やってきたか」
(長門)

一応、ナルトは仙人モードに入っています。多分、ここに来る前に”動くな”の仙術チャクラを練って来たのでしょう。それは別に長門と闘う為ではなく、疲労を回復したり、傷の治癒・回復をする為だと思います。加えて、感知能力や防御能力が格段にアップするので、長門の不意打ちにも対処し易いと言うのもあったと思います。ナルトは真摯に長門と話し合いがしたいのだと思います。そして、そこで確かめたい事があると言っていました。もし、それが忍のシステムの改善に直接的に繋がるネタならかなりのクライマックスになってしまうけど、もう少し擦った揉んだはあるんでしょうね(汗)。ちなみに、ナルトが本気で長門と闘う腹ならば仙術のチャクラ分身を待機させる機転が働く筈です…しかし、それが何故だか現実味を帯びないのは、ナルトの一生懸命が長門との話し合いに向かっているからだろう…と思います。何気に忍界の行く末を決する重大な「対面」になりそうな予感です。

森の中の一本だけ頭が突き出た巨木って、もしかしたら全部が小南の式紙が作り出したシェルターなのかもね。雨隠れを出る前に、天道が偉そうに「小南すぐに準備しろ」(第44巻/95頁)と言ってましたが、取り回しの悪そうな長門の補佐役として小南は東奔西走してたんでしょうね。甲斐甲斐しい世話好きのお姉さんみたいでちょっと好きです(笑)。これで椅子に座る姿勢(第44巻/93頁)が良ければ満点なんですけど…。ナルトがシェルターを掻き分けて入って来た時に、先ず長門の前に身体を張った小南は、天道がナルトを血刀でズブズブに刺しまくった件の「告白」のヒナタを思い起させます。あの時、ナルトを煽る様に天道がヒナタを傷付けたのは、長門が小南にこんな風に護られている感謝があったからこそ、ヒナタがナルトの弱みだと思い当たったのだと思います(ナル×ジャン的にはナルトより先に八卦の封印式がキレた…と認定してますが…笑)。

長門はヒナタの「告白」に「母」(=小南)を感じた筈です。そして、それを八卦の封印式も同じ様に汲み取った。それが真実の持つ力と言うものです。人の一生懸命と言うものは、概ね伝わると考えて良いと思います。それは気持ちの純度が高いからです。不純物がない人の純粋な願いは言葉を超えて通じるものです。怒り。悲しみ。そして、喜び…人は心の深い部分で分かり合えるように出来ています。だから、長門はヒナタを傷付けたのです。同じ様に、シカクが信じたナルトの一生懸命は必ず長門に通じると僕は考えます。ただ、長門が頑(かたくな)で…歪んでいて素直になれないでいるのが気掛かりでなりません。ナルトを前に「平和がノコノコと…」なんて毒づいている場合じゃないちゅーの(笑)。そこ行くと、ナルトの素直さってやっぱ凄いなーと言うか、はっきり言って異常ですよね(笑)。

「だがいつかは…
人が本当の意味で理解し合える
時代が来るとワシは信じとる」(自来也)

第442話「最後の賭け!!」で、ナルトの背中を押した自来也の想い。長門もホントは気付いてるんじゃないかな。シカクがナルトの覚悟を信じた様に、ナルトが真摯に長門との対面を願っていたのは、天道との闘いを見てて、気付けない長門じゃないと思います。長門もまた修練を積んだ立派な忍の筈です。幾つもの死線を弥彦と小南と超えた来た忍です。それに長門には小南なんて甲斐甲斐しいお母さんみたいな人が付いています。何もナルトばかりがズルしてる訳じゃない事も、長門は充分気付いてると思いたいです。それでも素直になれないちょっとひん曲がった長門の心を解きほぐすのって…それって…ナルトの仕事と言うよりは、小南がやるべき仕事にも思え、おまけに長門の意固地さが小南に依存している点に注目すると、それがちょっと「悲しい結末フラグ」なのかな…と先読み(火サス脳のマドララ体質)して辛くなるケルベロスなのです(汗)。

長門もまたナルトに託そうとしている…。





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