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第444話「答」


式紙のシェルターの中。
対峙するナルトと長門。
心配そうに見守る小南。

血刀に刺され俯せに倒れる自来也を取り囲む六道。
瓦礫に埋まり、うな垂れるカカシを見下ろす天道。

怒りを滾らせるナルト。

「オレが憎いか?
を目の前にし…
復讐を成し遂げたいだろう?」(長門)

「憎しみの連鎖が始まる」(天道)

「長門を今ここで殺し
復讐したところで世の中は何も変わらない
それはお前の自己満足なだけだ」(小南)

「オレはな…
その憎しみの連鎖を止めるために
”暁”を立ち上げた」(天道)

「……」(ナルト)

「この忍のシステムがあるかぎり
憎しみというバケモノ
また新たなペインを生み出していく」(ミナト)

<ギュッ…>(ナルト)

何も答えられなかった
お前に出来る事はない
お前の役目はオレの創り出す
平和のために犠牲になる
というのが正解なのだ」(長門)

<ガパッ><バシュッ>(長門)

<ポタタ>(ナルト)

ナルトはペインの本体である長門に接見し、長門や小南の話をただ聞いています。その最中も天道がナルトに問うた事、ミナトが九本目の阻止でナルトの意識の中に現れたミナトとの会話をナルトは思い返します。ナルトは長門と話をしに来た筈なんですが、何故だかナルトからのアクションがありません。ナルトの心情的には師を、仲間を、里を…蹂躙された憎しみや怒りが込み上げて来て当たり前だと思います。この場合、ナルトが今にも長門に飛びかかりたい衝動を必死に堪えてる…内省に近い対峙じゃないかと思います。ナルトにとって長門の脅威はほとんどないと言うか、ナルトにとって長門は既に恐るるに足りない対象になってるのかも知れません。ナルトの仙人モードが長門のチャクラやその力量を非常に綿密に調べ上げた結果でしょう。

動きのないナルトに長門は多脚戦車の前面ハッチを開き、血刀?を射出します。非常にチンケな攻撃に見えます。そもそもハッチを開く動作が必要な構造が実践的でなく忍的でない(笑)。徒手格闘(近接格闘)の究極は「無拍子」にあって、予備動作の一切ない動きが求められるんですが、思いっ切り攻撃が読まれる長門の多脚戦車の構造ははっきり言って笑えます。ましてやこれが忍相手に通用するかと長門が考えてるならお寒いと言わざるを得ないです。ナルトがシェルターに入って来た時に、小南が咄嗟に長門の盾になる訳だ…。何だか長門を見てると可哀想になって来て…。そんな長門のチャチな攻撃が仙人モードに入っているナルトに通用する筈ないじゃん!!…と思ってたら、思いっ切り腹に血刀が刺さりました(笑)。<ポタタ>と流血…。



「この近距離なら
オレのチャクラで
お前の動きを思いのまま
操る事が出来る
安心しろ
急所は避けてある
大切な人柱力だからな」(長門)

「!」(長門)

<ギロッ>(ナルト)

<ゾクッ>(こいつ…わざと…)(長門)

長門のチャチな攻撃を腹にまともに受けたナルトに何故だか長門が圧されてる…俯いたナルトが顔を起こして長門を睨みつけるナルトの眼や髭痣に異変が…。仙人モードは蛙眼ですが、それに九尾の特徴である蛇眼に似た瞳孔の形状が加わっています。頬にある九尾の髭痣も強調されています。同時にナルトの歯も犬歯が強調され、明らかにナルトが九尾のチャクラの影響下に在る描写であると思われます。ナルトが<ギロッ>っと長門を一睨みしただけで、長門は九尾のイメージに戦慄を示していまして、ナルトのお腹に刺さった血刀経由でナルトのチャクラ(=九尾のチャクラ)が長門にプレッシャーを与えているのです。長門はムザムザと血刀に刺されたナルトの意図を知ります。ナルトは九尾のチャクラを仙人モードでコントロールに成功しています。

「封印を組み直す
……だがこれで最期だ」(ミナト)

第440話「四代目との会話!!」で、最後にミナトは八卦の封印式を組み直しました。八本目まで緩んだ八卦の封印式を締め直したんではなくて、組み直したのです。その効果が、ナルトの仙人モードの九尾Ver.とも言うべき結果に現れています。恐らく、これまでの八卦の封印式は幼く精神的に未熟なナルトを保護するために九尾のチャクラを強力に封じるどちらかと言うと「金庫」に近い形式の術式だったんじゃないかと思います。それでも九尾のチャクラをある程度はナルトのチャクラに還元できる組み方だったんだろうけど、還元率が低い状態だったのを、ナルトの精神や肉体の成長(何歳になった?とミナトは確かめましたね)を確認したミナトは九尾のチャクラの還元率が高い九尾のチャクラを積極的に利用出来るように術式を改めたのだと思います。



「どうしたの長門?」(小南)

「……」<プルプル>(長門)

「お前と…
話をするつもりでここへ来た
…けど他に確かめたい事もあった」(ナルト)

「確かめたい事…だと?」(長門)

「自分の気持ちを確かめたかった…
仇を目の前にしたら…オレがどうするのか
自分でも分からなかったからだ…」(ナルト)

「………
で……?」(長門)

「やっぱてめェは許せねェ…!」(ナルト)

「今にも殺したくて…
震えが止まらねェ…!」
<ギュウウ…>(ナルト)

仙人モード(九尾Ver.)

仙人モード(九尾Ver.)

ナルトの仙人モード(九尾Ver.)のチャクラは明らかに長門を凌駕しています。長門の事ですから、ナルトのチャクラの接触(ハッキング)した時点で理解してると思います。ナルトも長門の居場所を探ったシーンで血刀(ピアス)経由のチャクラ交信があり、そこで長門のチャクラを感じ、その力量から果ては長門の容態(状態)までを具に感じてる筈です。だから、基本的に力による勝敗はナルトの中では既に終わっているから、長門を前にその怒りのやり場のなさに困惑していたのだと思います。そして、ナルトにとって長門を殺す事が問題の解決にならない事が分かっていて、それでも長門を殺しても足りないくらいに恨んでいる事も確かで、その思いの中でナルトの心は揺れているんだと思います。しかし、その遣る瀬なさすら怒りに支配されようとしている……。



<ズボッ>(ナルト)

(そんな…!
この近距離長門のチャクラ
抗うなんて…!)(小南)

<ギギリギリ>(ナルト)

<バッ>(ナルト)

「お前を弟子にしてよかったわい!」(自来也)

<バタン>

<ザッ>(小南)

<ピタッ><プルプルプル>(ナルト)

「!?」(小南)

ナルトは腹に刺さった血刀をアッサリと抜きさり、小南を驚かせます。多分、今までは長門のチャクラに抗える忍など存在しなかったのでしょう。それ程、長門のチャクラは強く、ナルトのチャクラはそれに輪をかけて強かったのでしょう。ナルトは辛抱堪らず長門に殴り掛かります。怒りがナルトを突き動かしているんだと思います。蛙眼も九尾のチャクラの影響を受け、頬の九尾の髭痣も色濃く浮き上がっています。しかし、ナルトの身体を取り巻く九尾の衣は発現しておらず、これは九尾のチャクラがそのままナルトの経絡系に供給されている事を示しているのではないかと思います。やはり、ミナトが組み直した八卦の封印式は九尾のチャクラの還元率が高いのだと思います。或いはそれが本来の組み方であり今までが制限付きの仮の姿だったのか?

仙人モードのオプションとして九尾のチャクラが利用される点に注目するならば、九尾のチャクラは”動かず”の仙術チャクラと相当する自然eとも考えられます。実際、ナルトは九尾のチャクラを見事に利用してます。つまり、ナルトは既に無尽蔵とも言える九尾のチャクラを動力源とした仙人モードのスペックアップを成功しているのです。ま…そこには八卦の封印式を組み直した事が大きく関係している筈です。ミナトが八本目の出現と共にナルトの意識に登場するプリセットは、ミナトのお楽しみでもあったでしょうが、八卦の封印式の組み直しがその主たる目的だった事でしょう。八卦の封印式のスペックアップがナルトの真の覚醒であったなら、八本目を呼び出したペインの功績は大きいとも言えます。そして、それには黒くなりたくもある…(黒笑)。

「グオオオオ!!!
四代目火影ェ!!!
来い!!ズタズタにしてやる!!!」(九尾)

「ズタズタにするって
言ってんのに近づかないよ
もっともだろナルト」(ミナト)

第440話「四代目との会話!!」で、ミナトは執拗に威嚇する九尾を前に落ち着き払った対応をナルトに展示していました。非常に堅牢な八卦の封印式が九尾を閉じ込めているんだから、九尾がその向こうで何を言おうが、吠えようが取り合う必要はない…と、ミナトはナルトに教えてる訳で、ま…その強固な封印の原動力が母親・クシナの想いであるとナル×ジャンでは考えてるんですが…九尾のチャクラの還元率をアップする八卦の封印式の組み替えの弊害として考えられる九尾の精神汚染などに予め対処した思い遣りだったんではないかと思います。他にも話したい事は山ほどあったんだろうけど、ナルトの九尾への対応法の伝授を最優先に考えたミナトの優先順位に従ったナルトへの思い遣りだったんだと思います。実にミナトらしい教え方だな…と思いました。

小南が突進するナルトの前に立ちはだかる様子にナルトは辛うじて拳を留めます。仙人モードの剛力は巨大な口寄せのツートンのサイを遥か上空に投げ飛ばすほど強力ですから、長門が多脚戦車の全部ハッチを閉じ防御しようともひとたまりもなく粉砕してしまったでしょう。そこに小南が邪魔をしようと些かも影響しなかったとも思います。それでもナルトが拳をぶつけなかったのは、怒りに支配されつつも、何処か穏やかで冷静な心が残っているからだと思います。長門を擁護する小南はまるで母の様でもあり、ナルトだって八卦の封印式と言う…まんま母親の愛情のような温かさに四六時中護られて来た身だから二人の関係が無意識に理解できるのかも知れません。逆に拳を止めたナルトに驚く小南がその機微を理解できない様子には、ちょっとキュンとなりました。



「エロ仙人は
本当の意味で理解し合える
時代が来るって……
信じてるって言った」(ナルト)

「……」(長門)

「その話をしてくれた時
…オレは適当にしか聞いてなくて…
オレにそのやり方の答を託すって
言ってくれたのが……
ただ弟子として認められたみたいで
嬉しかっただけだった」(ナルト)

「今になって…
やっとエロ仙人の言ってた意味が分かる
そんな簡単なもんじゃねーんだって…」(ナルト)

「だがオレを許せない事に変わりはないはずだ
キレイ事で許せるほど人の愛情は安くはない」(長門)

「ああ…
確かにその通りだってばよ」
(ナルト)

「自来也先生の
言っていた事は
時代遅れの理想主義だ
現実は違いすぎる
お前はオレを倒し
忍の世界を平和にしてやると
言っていたハズだが?
それは建前
己の自己満足のための
復讐だとしても
それがお前の正義ならそれでいい
…お前は神じゃない」(長門)

<スッ…>(ナルト)

もうここまで来たら長門の物言いに敗北感を感じずには居られません(笑)。ここで、ナルトが仙人モード解除しています。これはナルトの戦意のなさの意思表示なのだと思います。しかし、これまでの仙人モードでは一度”動かず”の仙術チャクラを練るために自然eを集めるシーケンスが実戦向きではない側面を持っていましたが、こうもアッサリと敵前で仙人モードを解除してしまう裏には、九尾のチャクラを外部ソース(=自然e)として利用可能な状況にあって、瞬時に仙人モード(九尾Ver.)に入るカードをナルトがいつでも切れるからかな…とも思えますが、ここはそんな駆け引き抜きにナルトは長門の話を聞きたいと思い、長門もナルトに何かを伝えたいと思っている…ちょっと良い場面…。ナルトと長門が正式に、そして真摯に向き合っている最中なんですよね。

「この現実を目の当たりにし
お前は本当に自来也先生の戯れ言
信じる事が出来るのか?」(長門)

「……」(ナルト)

「…お前がエロ仙人の弟子だと分かった時…
どうしても聞いておきたい事ができた…」(ナルト)

「何だ?」(長門)

「エロ仙人の弟子だったお前が
どうしてこうなっちまったのか……
オレはお前の事を何もしらねェ…」(ナルト)

「話を聞いて…
それからを出したい」(ナルト)

「………
いいだろう…
オレ達の痛みを教えてやる」(長門)

「長門
時間のムダだ!
今すぐこいつを―」(小南)

「待て小南…
こいつの答を知りたい」(長門)

「……」(小南)

いよいよ長門の長話が始まりそうな雰囲気なんですが、自来也は雨隠れで拾った三人の難民である長門、小南、弥彦を三年間も面倒見つつ忍術の修行を付けたんですよね。ま…自来也は遠身水の使用許可があったろうし、それをオエオエくん(蝦蟇隠れの術)で移動してたので、ベッタリの三年間ではなくてところどころ木ノ葉の任務とかパートタイムな関与だったろうけど、それでも手厚く全くの赤の他人の三人の難民を育てたんだけども、何でこの子らを木ノ葉に連れ帰って育てようとは思わなかったんでしょうか?輪廻眼なんちゅーレアな血継限界の長門には気付いてて、しかも、一時は6通りの…(笑)…否…一人では決して有り得ない5通りのチャクラ性質変化を発揮できる異常に高い能力を持った忍になった長門を何故、手放したんでしょうか?

ここはちょっと腑に落ちないです。まだまだ戦乱の続く不安定な忍界にあって、長門を木ノ葉に取り込めば戦力になっただろうに…。三年間、忍術を教えただけでハイさよなら…って言うのは何だか解せないです。ナルトなどは木ノ葉の下忍だったから、ズーッと手放さず面倒みようとしたんでしょうか。優秀な長門に対してナルトが皆伝に至らない不肖の弟子で師弟関係が長引いただけなのか…(笑)。自来也の弟子が忍界の将来に多大な影響を及ぼす事は自来也自身が一番知っていた筈なんだから、長門から目を離してしまうのは受け入れ難くないですか?他にもミナトの同期の大仏と黒めのキリリとした女の子もどうなったんだか…自来也って、すっごく良い人で立派な忍だとは思うんだけど、その行動は怪しい部分が多いです。何か黒くなりそ…(黒汗)。

エーッと、それと小南が「時間のムダだ!」と言って長門を駆り立てようとするのは、ナルトに長門を奪われそうな気がして辛かったからじゃないかと思います。小南の想いは今も自来也にあると、僕は思うんですね。でも、長門は独りじゃ何も出来ない人だから、小南は長門を独りに出来なくて悪態つかれようが、召使いのように命令されようが甲斐甲斐しくこれまで面倒見て来た腐れ縁の繋がりみたいのがあって、小南にとっても長門は人生の一部、言うなれば生きる意味みたいな存在になってたと思うんです。それが妙にナルトに興味を示している。それに対するジェラシーが小南に発生するところに、小南が持つ母性を猛烈に感じます。ホントはその熱力を自来也の為に使いたかった筈なんですよね。雨隠れでの自来也戦は小南にとっては切ない再会でしかなかったのかもね。



「オレの最大の痛みは二つある」(長門)

「その内の一つが両親の死
かつて大国に巻き込まれ
戦場となった雨隠れでの話だ」(長門)


<ゴゴゴ…>

<ガタン><ガコン>

「何かあったか?」(忍A)

「ああ缶詰めだ!」(忍B)

四日ぶりに食事に
ありつける!」(忍A)

「いや三日ぶりだ」(忍B)

どうでもいい
早く食っちまおうぜ
もう限界だ」(忍A)

「後で別の所も調べてみるが
まだ何かあるかもしれねェ」(忍B)

「今のうちに外へ逃げよう…」(長父)

「見つかったらどうするの?
怖いよ…」(長門)

大丈夫…
静かに物音を立てないように…」<ザッ>(長父)

<カチャ><カチャ>「うめ~!」(忍)

<ススッ><トン><ガシャン>

<ザッ>「誰だ!?」(忍)

「うおおォオ!!」<バッ>(長父)

「くそ!か!?」(忍)

「今のうちに逃げろ!!」(長父)

「長門行くのよ!」(長母)

「!」(長門)

「うわっ!」(長門)

「!!」(長母)

「長門…早く……逃げ…」(長母)

<ドサッ>「!」(長父)

「よくも!!」(長父)

<カッ>「ああ…」(長門)

「こ…これは…ガキ…?」(忍)

「なんてこった…
こいつら忍じゃないぞ!」(忍)

「どうすんだよ!?
何でこんな事に…!
くそ!
敵と見間違えるなんて!」(忍)

<ハァ><ハァ>

「ま…まさか
こんな戦闘区域
まだ一般の人間
居るなんて
思ってなかったんだ
すまない…ボウズ」(忍)



<ハァ><ハァ><ギリギリ>

<カッ>「うわああああ!!!」(長門)

久々の黒バックの回想で、長門の知られざる過去が明かされそうですね。長門の一つ目の「痛み」が木ノ葉の忍によって齎されたのはどうやらマダラ(トビ)の刷り込みではなさそうです(回想そのものが幻術とするのは輪廻眼保有者の長門に失礼なので却下します…笑)。長門の両親は一般人で、戦闘区域に取り残された為の不慮の事故みたいな様相で、木ノ葉の忍の手にかかり死んだようです。戦争の犠牲と言いますか、餓えや恐怖が人としての倫理観を狂わせ、気持ちを粗野で卑しくする状況を考えれば、木ノ葉の忍を責めるのは酷ではありますが、謝って済む事でもない(汗)。両親を同時にこんな形で失ってしまう長門には同情を禁じ得ません。忍が戦闘を生業にする以上、これも仕事なんだけど、だからと言ってそれで正当化される事でもない。

この描写で長門と長門の両親しか描かれていないので、小南と弥彦は別の家の子だったんだと思います。者の書の個人情報に拠れば小南と弥彦は誕生日が一緒なので双子の兄妹なんじゃないかと言うのが僕の読みで、この一件の後、合流して子供達だけで戦乱の中で何とか生きて行く事になったんだと思います。しかし、長門はこの時、両親を殺した忍が木ノ葉隠れの額当てをしているのを見てるし、それが自来也に師事して忍術を修得するようになるのは何とも皮肉な関係です。しかし、長門が自来也を受け入れ心中を吐露するまでの間柄になれたのも些か違和感を感じます。それに長門は自来也に両親を木ノ葉の忍に殺された事は言ってなかったし、長門が自来也に師事してた頃からドス黒い暗闘があったんでしょうか?ううん…何かここはしっくり来ません。

…と、諸々はまた「疑問の考察」で個別に考えるとして、長門はここで輪廻眼を開眼しています。自来也と出逢った頃に岩隠れの中忍を殺めたのが最初ではなかったんですね。…と言う事は、雨隠れで三忍と巡り会った時に既に長門は輪廻眼だった訳だ。描写からは輪廻眼は常時覚醒だから、長門は前髪を垂らしてその眼を隠してて、しかも弥彦と小南の後ろに隠れてた大人しい男の子だった…。自来也は岩忍の襲撃まで長門の輪廻眼には気付かなかったけど、大蛇丸はどうだったんだろう?あの時、大蛇丸が「殺す?この子たち」(第41巻/53頁)と言ったのに特別な意味があったなら非常にややこしいお話になったしまう(笑)。その子らと大蛇丸が再び”暁”で再会(認識があったかは謎)したのも何とも言えない奇妙な運命の綾を感じずには居られません。

何はともあれ長門はここで岩忍を殺ったように、ここで木ノ葉の忍を神羅天征で弾いちゃうんだと思います。両親を殺された怒りをぶつけるんでしょう。そして、そんな事をしても長門が感じた「痛み」が失せない事を知るのだと思います。やはり「痛み」は「痛み」しか生まない。それを長門は身を以て知るのだと思います。そう考えると、長門が感じた二つの「痛み」の残る一つって、長門が人を殺める心の「痛み」じゃないかな…と、僕は考えてしまいます。長門は自来也に忍術を教えられ、忍のシステムに組み込まれた訳で、忍である以上は戦いにの中に身を置く事になる。それが長門を「痛み」の連鎖に導いたのだとしたら、いくら生きる為だったとは言え、自来也も罪作りな事をしたもんだ…となる訳で、やはりそこに大蛇丸の思惑が絡んでたりして…と勘ぐり始めるともう止まらない(笑)。

妙木山の予言の執行には常に疑念が付きまとう…。



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