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第447話「信じる」


「うっ…う…」(小南)

「殺れ!」(半蔵)

<ドクン>(長門)

第447話「信じる」

「長門~輪廻眼完全解放」 illustration:Cerberus

「ボクにはでかい夢があんだ!」(弥彦)

長門の持たせたクナイで弥彦が自刃したところからの続き…その様子を見ていた半蔵が「殺れ!」って…アンタ最初から残った長門と小南を助ける積もりなんて無かったんだね…となった瞬間…瞬間最高視聴率が(←大様のブランチ風)…じゃなかった怒りが最高潮に!!(笑)自来也はえらく山椒魚の半蔵評価(尊敬するくらい…)してたけど、単なる”どカス”にしか見えません(笑)。きっと、長門も同じように腹が立っている筈。長門と小南の為に命を捧げた弥彦の死は何だったんだ!!長門のやり場の無い怒りが、これまで長門の優しい気持ちが抑えていた…真の輪廻眼の瞳力を引き出す事になるとは…半蔵…涙目(笑)。

<シュビビビ><ヒュ>(雨忍)

「こんな戦いの続く世界なら―
ボクがこの世界の神様になってやる!」
(弥彦)

チビが死んだ時、弥彦が長門の気持ちを代弁するかの様な…一体感がありました。長門も、その瞬間、弥彦の夢が自分の夢にもなったと感じていました。輪廻眼の瞳力は弥彦の言う「神」にも思えるほど強大な力があったのだと思います。しかし、長門はその過ぎた力を恐れていた筈です。長門はホントに物静かで心の優しくて穏やかな性格の男の子ですから、人を殺める力を忌む傾向にあったと思います。また、弥彦には深い信頼と友情を感じていたから、弥彦を立て、弥彦に協力する事で、弥彦を「神」にしよう!!…きっと長門はそう考えていたのだと、僕は思います。しかし、長門は半蔵の非情で下衆でこ狡い取り引きで帰らぬ人に…。

<バッ><キキキキキキキキキキン>(長門)

<カッ><カッ><ガッ><カッ><カッ><カッ><カッ>

大勢の雨忍が一斉に投げるクナイ…長門は左手を翳し弾き飛ばします。恐らく神羅天征の発動でしょう。多分、人前での発動はお初だったんだと思います。小南は知ってたと思いますが…弥彦は微妙。長門が弥彦に潜在的にある長門に対する劣等感を刺激するとは思えないので…。小南は後述がありますが、長門の術について詳しく知っているようですので、いろんな相談を受けていたのか知れません。もしかしたら既に深い仲になっていた可能性もあります。そして、それを薄々知っていた弥彦が「小南と…なんとしてでも生きのびろ…」(第446話/「ただ二人をまもりたい」)と、長門に辞世として告げたのだとすると…もの凄く切ないです。

「弾いただと!」(雨忍)

「どうやった!?」(雨忍)

雨忍たちも神羅天征なんて知りませんから、ビックリしてますね(笑)。ま…カカシも散々苦しめられた不可思議な術ですから…これも後述がありますが、神羅天征は恐らく輪廻眼のチャクラが有する基本能力なんだと、僕は考えます。長門の両親を殺した忍を殺ったのはどうだか分かりませんが、雨隠れの忍術修行のきっかけになった岩忍を殺めた術も神羅天征だったと思います。輪廻眼は眼の能力だけでなく特殊なチャクラを有する血継限界で、白眼や写輪眼のような眼力としての瞳力の発現とはちょっと違った大系であると思います。能力の覚醒に関しては写輪眼と似ています。とても興味深い描写です。



<サッ><ダッ><スッ>(長門)

「!」(小南)

<タン><バシャシャ>(半蔵)

長門の神羅天征に気をとられる雨忍を尻目に長門は一直線に小南の救出に跳びます。弥彦と長門が立っていた場所から半蔵達の待ち構えた崖の上まで一気に間合いを詰めます。半蔵以外は一歩も動いていないので”ぱ”ネー移動速度だった筈です。しかし、この時、人質である筈の小南をアッサリと放棄し、半蔵だけが長門と間合いを切っていました。これに違和感を真っ先に感じたのが小南で、長門にはそんな余裕が無いようでした。長門が小南を万象天引で引き寄せれば良かったんでしょうが、インターバルのせいか、それとも未修得(覚醒前)だったのか…長門の瞬身による対応が後々に大きく影響します。これをして長門は「子供だった…」と漏らしたんだと思うんですが、余りにも哀しい。そして、どカスの半蔵が憎たらしくて仕方ない。ただ…純粋に長門は小南を守りたかったんですよね。


<ダン>(半蔵)

<ペリ><ペリ><ペリ><ペリ><ペリ><ペリ>

<ペタペタペタペタ>

<ボシュ><ボシュ><ボシュ><ドゴォォ>

半蔵が呆気なく小南を放棄し、横っ飛びして長門を躱したのは小南の足下に起爆札のトラップを仕込んでいたからで、小南を餌におびき寄せてい一網打尽にするパターンの作戦も事前に用意していたのでしょう。しかし、新進気鋭とは言え…年端も行かない若者相手に人質を取ったり、大勢で待ち伏せしたり、トラップを仕込んだり…と、山椒魚の半蔵のどカスっぷり&ど小物っぷりが際立ちますね。あー段々、腹立って来た!!自来也達に「三忍」の称号を与えたのも、こうなったらブラフに見えちゃう。自来也達に恩着せがましく逃がしてやる…みたいな事言ってたけど、ホントは半蔵も一杯一杯だったんじゃないかな…(ケッ!!)。



<モク><モク><モク>「やったか?」(半蔵)

「うっ…」<シュル>(小南)

<ジュウウウウ………>(長門)

長門は小南を最優先に守ったのだと思います。かなり大規模な爆発だったけど小南は無傷ですから…。しかし、長門の両足は激しく焼けてしまっています。この後の描写を何度も見ましたが、長門はこの時点から一歩もこの場を動いていないようなんです…って言うか、きっと動けなかったんじゃないでしょうか。この両足の負傷が今後の長門の運命の分かれ道になった筈で、こんな”どカス””ど小物”の半蔵のせいでそれがなったかと思うと悔しいです。無性に腹が立つ。恐らくこの一件で長門は多脚戦車に乗るハメになった筈です。勿論、半蔵の姑息さに一番腹が立ったのは長門だと思います。その気持ちが爆発する…。

「長門」(小南)

「小南
弥彦を抱いてじっとしていろ…」
(長門)

小南を縛っていたロープを解き、長門は小南に弥彦を任せ一人で半蔵と大勢の雨忍と木ノ葉の暗部と戦う決意をします。しかし、雨忍の一団と木ノ葉の暗部が左右に少し距離をおいた陣形に些かの違和感も感じなかったんですが、半蔵の起爆札トラップの爆発の規模を見ると丁度その間隔を爆発が埋めています。初めっからココで小南もろともふっ飛ばす腹だったんだ…半蔵は。この”どクソヤロー”め。お前なんぞ、人の上に立って政(まつりごと)をする器ではない…。雨隠れがこんなに悲しく泣いている国なのはきっと半蔵が里長なんかやってるからだ!!あー腹立つ!!


「やるな小僧!
ワシの火遁をくらいながら
逃げきるとは!」(半蔵)

<メラ…><ジュウウウウウ…><メラメラ>(長門)

「!
お前…ただのガキじゃないな
……その眼」(半蔵)

長門は全く痛がってませんが、両脚が思いっ切り焼かれています。長門はこれから一歩も動かない筈で、動けなかったんだろうなーと思います。しかし、あんな起爆札のトラップ「火遁」と言って憚らない半蔵ってバカなの?(笑)半蔵の物言いがストレートじゃないと言うか、自分の狡さを直視しない…ぶっちゃけ、すごく嫌ーな大人なんですよ。僕が近くに居たらこのカスに思いっ切りビンタ食らわせてフルボッコにしちゃうと思います。後にペインが半蔵だけでなく半蔵に関連する全てを灰燼に帰す殺戮を行った意味が、今なら分かる。こんなどカス相手に命を落とした弥彦や不自由な身体になった長門が浮かばれないです。

しかも、この段になってやっと半蔵はやっとこさ長門の輪廻眼に気付いています。コイツは頭悪いだけでなく目も悪そうですね(笑)。あー半蔵のシュノーケルに水流し込みてーッ!!鼻から水逆流させて<カツーン>とさせてやりてーッ!!(笑)そして、これに輪をかけて腹立つのが、長門に輪廻眼がある事が解った途端、半蔵は一切、長門に攻撃してなくて、取り巻きに戦闘を任せるんです。ホントに頭悪いだけのカスなんだったら、こんなに腹が立たないんだろうけど、狡賢いどカスなところが、もう僕は生理的に馴染めません。汚い言葉遣いになってスミマセン。でも…こ狡いヤツって、どうも性に合わなくて…(脂汗)。

「皆の者
やれ!」
<ザッ>(木ノ葉の暗部)

(口寄せ外道魔像!)(長門)

…で、ここなんですよ。半蔵が積極的に行かないのは分かるんだけど、ダンゾウはこの場には来てないのね。先週の紹介でもダンゾウだけ黒バックだったから、この場には居ないけど長門は面識があった…と言うことになり、ペイン六道が半蔵の関係筋の全てを根絶やしにした割りにダンゾウが生存してるって事は別の利害関係が発生してる可能性もありそうです。取り敢えず、半蔵とダンゾウは繋がっていて、半蔵の要請でダンゾウが暗部の数個小隊を増援に貸し出した…と言う事なんだと思います。しかし、いくら命令とは言え、こんな若者相手に暗部が大勢で…これを知ったナルトは大いに恥じたんじゃないでしょうか。

<ゴゴゴゴゴ>「これは…!」(小南)

<ゴゴゴゴ>「ぐあ!」「があ!」(木ノ葉の暗部)

「長門
それは使っちゃダメ!」
(小南)

小南が長門の忍術を良く知ってる…と、僕が考えたのはこの描写です。やっぱ恋仲だったのかな…。そして、その小南が「使っちゃダメ!」「外道魔像」だった訳ですが、この術の使用は長門の両脚が半蔵に焼かれて使用不能になった為に、長門が仕方なく使った背水の陣だったものと思います。恐らく後戻りできない…後述されますが、長門の一生を支配してしまう様な「契約」がこの口寄せによって発生しているようです。術の傾向としては屍鬼封尽に近いです。ま…命こそ奪われませんが(汗)。木ノ葉の暗部はこの時の外道魔像の第一撃でほぼ全滅したみたいで、おまいらこんなとこまで来て何やってんだ…状態です(笑)。


<ズン>(外道魔像)

「オオオオ!!!」(外道魔像)

「何だ…アレは?」(半蔵)

「うおおおお!!」(長門)

涙目の半蔵も知らなかった外道魔像…これはガチで"暁"が尾獣の封印に使ってる封印像です。背中の変な突起形状。肌の感じ。目隠しプレイ状態…どれをとっても間違いなく尾獣の封印像です。これが輪廻眼の真の覚醒に拠る特殊な口寄せであるとすれば…尾獣と輪廻眼は非常に深い関係がある…と言えます。だってこの魔像が長門が拘った「尾獣(禁術)兵器」の器ですから…。六道仙人がこの外道魔像を残したのだとしたら、安寧秩序の頃から尾獣が存在した筈です。そして、その尾獣のチャクラを溜める器が外道魔像だった…。ならば、六道仙人が造ったとされる「月」と尾獣が呼応(影響下)する関係にあるのも強(あなが)ち偶然ではなさそう…ですよねーッ(笑)(「月」は何故、今も在るのか?参照)。そして、「月」の影響を強く受けている可能性の在る写輪眼…これも六道仙人の存在と無関係でない…ぶっちゃけ、六道仙人が写輪眼のクリエーターだった…と言う線も、ナル×ジャン的には非常に有力な選択肢になって来たと感じています。六道仙人、輪廻眼、月、尾獣、外道魔像、そして写輪眼…。いよいよ役者が揃って来たんじゃないでしょうか。”約束の日”は近い…(Voice Only)(笑)。



<ズズッー…>(外道魔像)

<スボボボボボボ>「ぐあああ!!!」(長門)

<ズギュン><ズギュン>「アアア…!」(長門)

<ゾク…><ゲソソソ>(長門)

長門の咆哮(ほうこう)と共に外道魔像の臍からが出て来て、それが長門の背中に<ズギュン>と刺さります。ナル×ジャンではこれをして「契約」をイメージしています。この時、長門の背中に突き立てられたのは恐らく今も長門の背中にあるアンテナのようなものの筈(後述)。そして、外道魔像との接続される事で長門は急速に老化したように見えます。外道魔像と接続前の長門はまだ少年の様な外見だったのが、接続後は特に頬が痩(こ)けて、見るからにゲッソリして、今の多脚戦車上の長門の外見にかなり近付きます。長門はこの契約で自分の生命を何十年分を供出したんじゃないかと、僕は考えています。

輪廻六道を安寧秩序に生きるなら、その輪廻の環から「解脱」以外で脱する事は…即ち「外道」であり、「邪道」の筈です。外道魔像を口寄せし契約をする事で長門は安寧秩序から外れる…外道になる…と言う事で、それを余儀なくさせたのが半蔵の仕込んだ起爆札のトラップで焼かれた長門の両脚だったかと思うと、僕は腹が立って仕方ない訳です。しかも、あんな姑息なトラップを「火遁」と言い訳する半蔵の”どカス”で”ど小物”なところが追い討ちをかけ、僕の琴線をジャカジャカと掻き鳴らすのです。若者の将来を先人である大人が踏み外させるなんて在ってはならない事です。僕には到底、看過できない蛮行なのです。

<ズオ><バッ>「なっ!」(雨忍)

<ズフォオオ><ズッ><ズッ><ズッ><ズッ>(雨忍)

<ズオオオオ>(外道魔像の朧龍)

長門と契約(接続)を済ませた外道魔像はその半身(臍から下…多分、全部出たら一部がモザイクになるから?…否…全部出るのが尾獣がコンプした完全体で「尾獣兵器」の完成形の予想)を地面に埋めたまま、その口から朧龍(おぼろりゅう)(仮称)を吐き出し、雨忍(木ノ葉の暗部は既に壊滅してる)から次々と霊体を抜き出して行きます。システムペインだと人間道に割り当てられた能力だと思います。多分、外道魔像との契約により外道魔像が持つ能力や口寄せ契約などを租借できる特典が発生するのだと思います。先ずはシズネを殺めた人の霊体に直接関与できる能力が最初に貸与されたんだと思います。

長門は外道魔像と契約(接続)する前に神羅天征を発動していましたから、神羅天征(その応用で万象天引や地爆天星は説明できる)は輪廻眼のベーシックな能力と考えられ、それを「天道の力」と、超特大の神羅天征で木ノ葉隠れを全壊させた後、暫く神羅天征が使えない時に天道が漏らしていたので、輪廻眼の血継限界が所有するベーシックな忍術に関しては天道(弥彦)に分配されたと考える事ができると思います。つまり、雨虎自在の術、幻龍九封尽、鏡面襲者の術などは輪廻眼のベーシックであり、天道が一系統の能力者でないのではなく、輪廻眼の基本能力を分配された…と考える事ができると言う事です。そして、他のペインは外道魔像の能力を分配された…文字通り…外道魔像との契約はペイン六道(システムペイン)の誕生の契機であったと言う事です。


ここで余談を少し…ペインが木ノ葉襲来してから「コイツどんだけチャクラ持ってんだよ…」と長門(システムペイン)に関しては疑問でしたが、尾獣をプールするのが外道魔像であれば既に八尾と九尾を除いた尾獣のチャクラを貯蔵している外道魔像から長門の背中の黒い棒(アンテナ?)に外道魔像から尾獣のチャクラが供給されていたなら、あの無尽蔵とも思えるチャクラ量の説明が付きます。しかも、ガマブン太を含む大ガマトリオを一瞬で吹き飛ばし、活動停止に追い込んだり、木ノ葉全土を一瞬で圧壊させた神羅天征の力量が尾獣の強力なチャクラの成せる業であったなら救いがあるんですが…。

でも、その長門のチャクラもナルトの仙人モード+九尾のチャクラで凌駕されてるので、如何に九尾のチャクラが強大かが知れるところです、そして、そこにミナト(とクシナ?)がその一命を賭してナルトに九尾を託した理由であったのならば、その深慮遠謀に今さらながら唸ります。実際、ペイン強襲作戦と同期してトビ・ゼツ・鬼鮫の三名で外道魔像を起動し、八尾(キラビの蛸足分身だった)の封印を行っていましたから、外道魔像のアクセス権は長門以外(トビ…或いは未だ出て来ない黒幕?)にもあり、何らかの方法で長門と外道魔像が分離された状態に在り、ミナトにはペインではない”真の敵”を感じていたのだと思います。(閑話休題)

<ブチ><ドチャ>(雨忍)

「うオオオ!!!」(長門)

「アレに触れたら死ぬぞ!!」「うわっ!」(雨忍)

<ハァ><ハァ>(長門)

外道魔像の朧龍(仮称)で半蔵軍はほぼ壊滅状態。残るは半蔵だけです。何故、半蔵が残ったかと言うと、長門への攻撃には参加していなかったからで、逃げる手段か自来也達と殺り合った時の「三忍」のような言い訳を必死に考えていたんだと思います。そして、描写の一部始終を何度見てもダンゾウはこの場には居ない。つまり、木ノ葉からは暗部だけが参加しておりダンゾウは木ノ葉で安閑としていたのだと思います。…となれば、やはり長門がダンゾウと面識があった…事が何より気掛かりです。半蔵は後に長門のシステムペインにより灰燼に帰す訳でもう関係無い人ですから…(笑)。ダンゾウは要観察…と言う事で。


<ザー>(長門を凝視する半蔵)

「長門…」(小南)

「お前が影のリーダー
だったようだな!

輪廻眼を持っていようとは
驚かされたわ」(半蔵)

「うおおおお」(長門)

弥彦を抱えた小南が長門を心配して声を掛けます。この位置関係…やっぱ長門は一歩も動いてはいません。つまり、両脚はこの一戦の半蔵の姑息なトラップに拠って不自由になったのだと思います。こんな”どカス”の”ど小物”の半蔵に何で将来ある若者の芽が摘まれニャならんのですか!!しかも、言うに事欠いて「影のリーダー」と来たもんだ!!この半蔵の台詞は『NARUTO -ナルト-』の歴史の中で一番腹が立つ台詞の堂々ナンバーワンです(笑)。恐らく、後にも先にもこれ以上腹が立つ考えが出て来るとは僕には思えません。何故なら…この「影」と言う言葉に半蔵の持つ卑しさが多量に混入されているからです。

それで長門が…あんなに大人しい長門がこんなに凶暴に吠える訳です。僕も同じように吠えたい気分でした。弥彦がリーダーだったのは、力量が何倍も何十倍も上手の長門がそれに従う事を許容する理念やカリスマがあったからで、何より気が優しくて戦いを好まない…本心では自分の力(輪廻眼)を恐れていた長門を矢面に立たせない思い遣りがあった…その「友愛」を前提とした組織の構築があった訳で、それを弥彦が小南と長門を生かそうと自ら死を選んだ意味も分からず(←これをバカと言うヤツが居たら出て来い!!僕が思いっ切り張り飛ばしてやる!!)、長門を「影のリーダー」と、半蔵は言った…その下衆さ加減(笑)。


<バッ>(朧龍)

「瞬身の術!」(半蔵)

<ズゴゴ>(朧龍)

<ゴゴゴゴ…>

唯一人残った半蔵に朧龍(仮称)が向けられて半蔵が戦うのかと思ったら…ですよ…。何の事は無い「瞬身の術」だって(笑)。尻尾を巻いて逃げただけなんて、”どカス”の”ど小物”の半蔵に似つかわしい(笑)。半蔵は外道魔像と戦わず、コソコソと逃げ回って足にチャクラを溜めていたんじゃないでしょうか。丁度、「対談」で綱手や護衛の暗部が足にチャクラを溜めていたように…その行いがこの時の半蔵に余りにも似ていたもんだから長門は木ノ葉隠れの里を圧し潰したんじゃないのか?折角、こうして綱手に逢いに来たのに、嫌なもん見ちまったぜ…と…長門は大人の猾さや汚さに嫌気が差したのかも知れませんね(笑)。


<バキキキ>(長門)

<ボフフ…>(外道魔像)

<ハァ><ハァ>(長門)

尻尾を巻いて逃げた半蔵。この戦域の敵は長門が殲滅しました。しかし、その代償は余りにも大きかった。長門は倒れる弥彦に近付く事も叶わない。怯えて踞る小南の肩を抱く事も出来ない……。こんな悲しい事を…大人が子供にしてはいけない。僕は涙が出た。悔しくて堪らなかった。この人の卑しさ、下衆さ…と言った汚れた側面を否定はしない。光があれば影が生じる。それは自然の理(ことわり)だから…。しかし、それを食い止める理性を人は持っているだろうに。知性と言う素晴らしいからそそり立つ図太い樹木のような…優しさを人は持っている筈だ。人の中には清らかで汚れ亡きものが確かにあるのだ。

現に長門と弥彦はそれを実現していたではないか!!僕らは確かにその「友愛」に震えた筈だ。胸の底から込み上げて来る”救い”をこの子らの勇姿に…背筋を伸ばした子供らの美しく勇ましい姿に見出した筈だ。それなのにこの子らより何倍も年月を重ねた筈の半蔵やダンゾウがこんな卑しく下衆な事が何故できるのか?僕にはそれが腹立たしくて仕方ない。確かに生きる事は戦いだ。しかし、それは人が人である為のものであるべきだ。長門が外道魔像を口寄せ(契約)せざるを得ない悲しき選択を余儀なくされた気持ちを考えると、僕は長門に大人として顔向けが出来ない…。もし長門に会えるなら土下座して謝りたい。

「弥彦は死んだ…
それからオレは弥彦の代わりに
組織のリーダー
となった」(長門)

「……」(ナルト)

長門がナルトに「弥彦の代わりに組織のリーダーに…」と言うのを聞いて、僕はまた胸が痛んだ…。半蔵の考え…「影の…」…これこそが長門やナルトが戦うべき真の敵ではないかと、僕は思う。人が人を欺く。全てを自己責任で片付けてしまえばそれまでだけど、その原点が(よこしま)であったなら、それは人が人として存在しない事に気付くべきだと、僕は思う。今、皆さんを不快にさせてるかも知れない…僕の憤怒が向かう先…そこに在るものから僕らは目を逸らしてはいけないと思う。それがペインを生んだ元凶だから…。長門を勘違いさせてしまった元凶だから…。大人ならそれが分かる筈。きっと…きっと腹が立つ筈…。


「その後何人も
仲間が戦いで死んでいった
何人も何人も…
何人も死に続けた


平和ボケしたお前達
火の国の民…
木ノ葉隠れに依頼する
小さな依頼金が戦争の
資金になる

火の国の民は
少なからず戦争
加担した事実を知りつつ
偽善の平和を口にする

お前達大国の平和
オレ達小国の犠牲の上に
危うく成り立っているだけだ
お前達の平和が我々への暴力なのだ

人は生きているだけで
気付かぬ内に他人を傷付けている
人が存在し続けるかぎり
同時に憎しみが存在する


この呪われた世界
本当の平和など存在しない
自来也先生の言っていた事は
全て虚構でしかない」
(長門)

「………」(長門)

「オレの話を聞かせてやった…」(長門)

「答を聞こう」(長門)

長門の背中に突き立った外道魔像との契約の黒い棒が長門の力でも何でも無く、ただ長門を堕天(だてん)させた「痛み」と気付く時、それは人の卑しく汚れた側面を強く感じさせ、同時に世界中の全ての人間に罪悪感を抱かせる事でしょう。人は生きる為に他の生き物を殺している。住む為に木々を切り倒し、地面を抉り、工業製品は黒い煙を吐き出し空を染めている…。確かにそれは長門の言う通りで、弁解の余地はない…です(汗)。それでも人は生きねばならんのよ。それにも自然の摂理は存在する事を大人が歪めてはいけないのです。そして、それを歪めるもの…それと断固として人は戦わねばならんのです。

「………」<スッ>(ナルト)

「!?」(長門)

「人が本当の意味で
理解し合える時代が来ると信じとる!!」
(自来也)

『ド根性忍伝』を取り出すナルト…こうやって大切にクサリ帷子の内側に仕舞ってたんですね。フカサクがナルトにこの本を手渡したのは自来也だけでなくフカサクも「答」が見つからなかったからだったんだと思います。それは長門とて同じで、木ノ葉を蹂躙したにも拘らず、思いの外、戦死者は少ない…筈です。そこには綱手の尽力(綱手の場合はKYな煽りもあって”行って来いでチャラ”くらいなんですけど…)もあったんだけど、それも織り込んだ長門の問題提起だったんだと、僕は考えています。ぶっちゃけ、長門も「答」が見つからずに悩んでいたんですね。そして、こんなに長ーいシャベリまでして…まるでナルトに託すかの様に。



「確かにそうかもしんねェ…
…オレもアンタの言ってた通り
そう思う」
(ナルト)

「…そうか」(長門)

「アンタ達の事は理解した
それでもやっぱり
お前らは許せねェ…
やっぱり憎い」(ナルト)

「なら決着をつけると―」(長門)

「でも…」(ナルト)

「!」(長門)

「?」(小南)

「エロ仙人は
オレの事を信じて託してくれた…
ならオレは…
エロ仙人の信じた事を信じてみる
それがオレの答だ」(ナルト)

自来也が「ド根性忍伝」で人々に伝えたかった事。それは「諦めない!!」でした。ある意味、長門は諦めてしまった人だから…。そのきっかけを作った半蔵やダンゾウは責められて然るベキだけど、凡そ人は愚かで浅はかな生き物なのです。邪(よこしま)で愚かな生き物なのです。しかし、一方では長門と弥彦がそうだったように…ナルトを取り巻く大人達がそうだったように…人にはお互いを想い合い、庇い合い、助け合える…清らかで澄んだ心も備わっているのです。ナルトはそれを信じるのだと言うのです。信じる事。信じる事を諦めない事がナルトの出した「答」なのです。人が人で在り続ける限り…人が人を信じられる限り…きっと、人は邪(よこしま)で愚かなだけの生き物で終わらない筈です。

自来也がナルトを導き、カカシやイルカがそれを支え、ナルトを健やかに育んだ行いは間違いじゃなかったと、僕は思います。長門の提示する「痛み」に折れそうになったナルトをミナトが救ったように…そして、今もナルトのお腹に必死にしがみつき、ナルトをクシナの想い(ナル×ジャンの独断と偏見です)が支えるように、大人がしっかりと子供を導ける社会があるならば、人の未来はそれ程、悲観するののではないと思います。だからこそ、子供が信じる事が出来る大人…子供が信じたくなる様な大人に、僕らはならねばならない!!その決意の継承が世の中を…世界を良き方向に推し進める…のだと、僕は信じています。しかし…そんな素晴らしいオトナに恵まれたナルトは運が良くて、どカスの半蔵と殺り合う羽目になった長門は運が悪かった…それだけで済ませてしまうのは長門には申し訳ないけど…(涙)。

「だから…
お前達は…殺さねぇ」
(ナルト)

長門がナルトを信じる事を、僕は心から願います。
そして、それが世界を正しき「未来」に導く事を…。

僕はナルトを信じます!!(暴言を謹んでお詫びします…)



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