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「聖母」


<ガッ><グサッ…>

「小南と…
何としてでも生きのびろ…」(弥彦)

「…お前は…
この世の…救世主だ…
お前…だったら…本当に―」(弥彦)

「弥彦ォー!!」(小南)

第446話「ただ二人を守りたい」で、どカスの半蔵のベタな交渉にアッサリと自分の命を差し出してしまいました。その…あまりに呆気ない命の放棄に、僕は弥彦と長と小南の関係性を感じました。「主流忍術全てに精通した力を持ち…十歳にしてあらゆる術を使いこなした…!」(本来はあり得ない6通りの…おっといけねー…5通りの性質変化をしてみせた…)長門に対しては、弥彦は圧倒的な力量の差を感じていた筈です。そんな長門が弥彦に従うのは弥彦の思想やカリスマに対する尊敬があったのだと思います。弥彦は小南と誕生日や血液型が同じ事から「双子説」もありますが、それに関係なく弥彦が小南を愛し、何としても守りたいと考えていたのだと思います。自分の命を差し出して小南が救えるならば…それが弥彦の最善であり、小南を長門に託したのは、弥彦が長門を心から信頼し、小南を任せて良いと思える人格だったからだと思います。

ある意味、弥彦は小南の兄であり保護者だったとような…(後述しますが、そこに小南の本性があるのだ)。まるで、長門に小南を嫁に出すように自分の命と差し出して逝った潔さは、その深みを考えなければ理解し難い行為だった筈です。純粋に弥彦は妹のように…娘のように…小南を愛していたんだと、僕は考えています。それは雨隠れの二人きりの共同生活で自然に培われた弥彦と小南の関係性であり、その構築には小南が非常に重要な役割を果たしていたと思います。その過程…特に小南の女性故の柔らかさ、温かさを考えるにつけ、小南が好きになって行く自分に気付きました。基本的に僕は偏っています…間違っていると言っても良いくらいに(笑)。だから女子には面白くないだろうし、決してフツーの考察じゃないです。「腐男子限定」と言う事で一つ…でも今は無性に小南みたいな女子に惹かれます。しかし、このままだと、単なる女好き(…のド変態)に終わってしまうので、その部分の「何故」を…これから赤裸々に語らせて下さい…思いッ切り腐ってますけどー…(笑)。



「皆の者
やれ!」<ザッ>(木ノ葉の暗部)

(口寄せ外道魔像!)(長門)

<ゴゴゴゴゴ>「これは…!」(小南)

「長門
それは使っちゃダメ!」
(小南)

第447話「信じる」で、長門の両脚を半蔵の姑息なトラップが奪うと、長門が「背水の陣」とも言える外道魔像の口寄せを余儀なくされます。長門の多脚戦車上の痛々しくも見窄らしい姿が件の口寄せ…外道魔像との契約によって齎された訳で、その口寄せを小南は必死に思いとどまらせようとしていました。長門の高い力量に関しては弥彦の認めるところではあると思いますが、果たしてこの外道魔像の口寄せまで弥彦が知っていたかと言うと、ちょっと疑問です。恐らくは長門の一生を拘束してしまうような「堕天」に近い契約が発生する口寄せだったから、それを使う可能性があったなら弥彦が長門にそれを使わせるとは思えないので、弥彦は長門の外道魔像の存在は知らなかったんじゃないかと、僕は思います。そして、小南はその「禁忌」とも言える口寄せ…外道魔像の存在…その口寄せの危険性を充分にを知っていたようです…。

「ダメよ!あの術はアナタの命を
縮める事になるのよ!」
(小南)

「……!」(小南)

「どうしてもやるのね…長門」(小南)

超特大の神羅天征を練り出そうとする長門を制止できない歯痒さが(第46巻/124頁)、小南には滲んで見えました。小南は明らかに長門を熟知しています。ここまで「秘密」に立ち入れるって…やっぱ…二人が「深い仲」だったんじゃないかと、僕には思えます。それを踏まえて見れば、弥彦が辞世として小南を長門に託したのが、父のものとも、兄のものとも思える行動であり、長門と小南が「深い仲」にあることを、弥彦も知っていたんじゃないかと思えて来るのです。だからこそ、小南を愛していた弥彦は自分より能力(力量)が十二分に高い長門に小南を託す事で小南を守れる…小南を守れるなら自分の命なんて惜しくはない…そう考えて易々と半蔵なんて下衆な忍の取引に乗ったかに見えた…弥彦の行動は胸に刺さるし、それを「子供だった…」と、男と女の機微に疎(うと)そうな長門がおっさん面で嘆くのも非常にしっくり来ます(笑)。

(全てのチャクラを天道だけに
集中した時の術の効果は大きいけど
その分リスクが高すぎる
それに以前この術を使った時より
五人の復活が遅い)(小南)

地獄道の復活忍術(対象者の時間を巻き戻して状態回帰させる時空間忍術の一種?だから、壊れてもそれ以前に戻せる場合は活動できる…身体の欠損も修復される)で、小南は操縦者である長門の疲弊、或いは変質を心配していました(第46巻/147頁)。この時、天道以外の「五人」と言っているのが、システムペイン(ペイン六道)の中にあって、天道(弥彦)の特殊性を感じさせたんですが、天道も他の六道と同じ死体であり、天道は単に輪廻眼の能力(神羅天征や万象天引以外の多彩な忍術)を付与された(他の六道は外道魔像の能力を分担された想定)であろう事が、これまでの描写からは読み取れます。でも、ま…小南が長門の忍術や細かな状態の把握してるのは既に鉄板で、忍(忍術)の特殊性を考えれば、やはり小南の長門に対する精通っぷりは非常に奇異で、それを「深い仲」以外で説明するのは、僕にとっては困難です(笑)。

「…どうしてこんな無茶を……」(小南)

「これが…オレの正義だからだ」(畜生道=長門)

そして、超特大の神羅天征で木ノ葉を圧壊させた長門に小煩(こうるさ)い小南は、利かん坊のやんちゃな子供に小言を言うお母さんのようでありました(笑)(第46巻/147頁)。そして、それに「正義」と応える長門には「中二病」の顕著な症状が…(笑)。他にもペインの木ノ葉強襲前に天道に「小南すぐに準備しろ」(第44巻/95頁)と急かされたり、地爆天星を出そうとした長門を小南が止めようとするも「少し黙っていろ小南……集中する」(第439話「地爆天星」)と、これまた中二病的な反応で長門が返してましたっけ。小南はどうみても長門に世話を焼くお母さん…多分、長門の全てを包み込むような存在だったと、僕は考えています。そして、ここが小南と言う女性の持つ魅力なんだけど、それを「マザコン」だけで片付けられないのが小南と言う女性であって、それこそが僕が小南にハマってしまう理由なのであります。



「今さら
私たちの前に現れて
何のつもりだ!?」
(小南)

「そんなつもりは無かった
お前たちが"暁"でなければの
死んだと聞いていて…
それがまさかこんなことに
なるとはの…」(自来也)

「あの時…あの時
大蛇丸の言う通りにしておけば…
そう思ってるのね…
けどアナタは私たちを助けた
もう遅いわ…
私たちは彼の思想の下
動き出した」(小南)

自来也が雨隠れに潜入して、先ず接触したのが小南でした(第41巻/50頁)。この時の小南は愛憎が渦巻く「女」そのもの…自分を捨てた自来也を怨むみながらも、未だにその想いを捨て切れないでいる…「女」だったと思います。僕の読みでは明らかに小南は自来也に「ほの字」で、自来也と対峙して交戦するも油でベトベトにされるや否や速攻戦意喪失して自来也を直視できないでいる小南に、自来也に対する非常に濃厚な想いが感じられます。そして、それは弥彦や長門のに向けられない感情…小南のエゴのような…小南の中の「女」が突出した情念に思えました。小南が自来也に出会ったのが7歳程度(長門の皆伝を10歳として、三年間の忍術修行期間から逆算)の筈で、そこからズーッと、小南は自来也を好きだった…所謂、ナル×ジャン的な「ほの字」だったと思います。

その気持ちがあった上で長門とも「深い仲」になったのも、長門と自来也に向かう愛情の質の違いであって、それが可能な女の子が小南であったのだと、僕は考えています。小南が醸す独特な愛情の発露はヒナタの醸す「ナルトマンセー」とほぼ対極と考えれば分かり易いかも知れません(…エッ!?全然、分かんないって?!)。ここで自来也に対して小南が言っているように、大蛇丸が三人の子供達にに示した「愛」にも、小南的には一定の理解があり、それを自来也と対で考えるあたり、弥彦や長門の理解力を遥かに凌ぐキャパシティが存在していて、それが小南の周囲を包むオーラになっている…とでも言えば良いか…逆に分かり難いですか…困りました(笑)。あたかも小南には後光が差している…女神様のように(僕には)光り輝いて見えるんだけど…。こ、これは…単なる好みの問題なのか!?ケルベロス…『厚化粧好き疑惑』…(笑)。

ま…愛情面で大蛇丸の存在を自来也の引き合いに出したのは小南だけで、小南は自来也と出会った時には既に大蛇丸の示す一見、冷淡に見える「愛」に対しても理解できるステージに立っていた…と、まあ、そう言う事です…ハイ。その機微にオトナになってから気付いた可能性もありますが、自来也や大蛇丸に接した時点で、既に大蛇丸が示すそこはかと無い優しさ…心の微細な襞(ひだ)を小南は感じていたと言う事で、これが弥彦や長門にできたかと言うと断じて否であり、対して小南はその微妙な心の突起を見逃さず記憶に留めていた…それ程のオトナだった訳です。それが齢(よわい)七つにして「ワ・タ・シ…何でも知ってまーす!!」の小南だったと、僕が考える理由であり、悲惨な境遇で弥彦と小南、それに長門が逞しく生き抜けたのは、小南のお陰だったと、僕は考えています。

「ありがとう…コレ
お礼」
(小南)

「折り紙が好きなお前は
あの子たちの中でも
とりわけ優しい子だったのォ…
他の二人はどうした?
死んだという噂は
嘘なんだろう?」(自来也)

小南は乾パンを分けてくれた自来也に花の折り紙を手渡します(第41巻/53頁)。そして、それが今も小南の髪飾りとして在る…。これは小南の「自来也OKサイン」だったと、僕は考えています。言うなれば「幸せの黄色いハンカチ」の倍賞千恵子さんがせっせと結んだ黄色いハンカチ…何枚も何枚も風にはためかせた…あの「黄色いハンカチ」みたいなモノじゃないかと思います。小南が自来也を「ほの字」と、僕が自信満々に言い張るのはそこに根拠があるのです(笑)。自来也も小南と雨隠れで対峙した時に(第41巻/49頁)、「折り紙」の話を持ち出しています。この時、自来也と小南はあの時、小南が自来也のくれた乾パンの包み紙で折った花の折り紙を思い浮かべた筈です。それは、あの花の折り紙には、勿論、乾パンのお礼の気持ちがあって、それにも増してホントに逞しくて頼れるオトナに出会えた小南の喜び(←この部分に小南の女の業が芽吹くのですが)…それと自来也が小南に感じた可愛さや愛しさが詰まっているのです。


「あれから数年
お前たちの名をちらほら聞くようになった
いくつかの紛争で名を売ったが
その後死んだと聞いた…」(自来也)

「先生は
あれからの私たちを知らない」
(小南)

「確かに知らないがのォ
"暁"のやっとることは
間違っとる!」(自来也)

自来也に激しく噛み付く小南(第41巻/75頁)。自来也が長門達の戦死を知ったタイミングが「半蔵事件」であり、その後、暫くしてから自来也がミナトを弟子受けした…とするのがナル×ジャンの時系列考察ですが、勿論、弥彦はこの時点で戦死し、長門は両脚を奪われる大怪我と、「堕天」ともとれる外道魔像との契約をしてしまう訳で、小南が言う「あれから…」とは、自来也が三年間の修行を終えて三人を放免した時…自来也が自分達の前から居なくなってからです。その辛さや腹立たしさは”どカスでど小物”な「半蔵事件」の長門の回想で嫌と言う程見せられましたね(笑)。小南は半蔵を自来也と対比する事で怒りを募らせているのであって、自来也が自分達と一緒に居てくれなかった事を責めている訳です。ぶっちゃけ、アナタといつまでも一緒に居て欲しかった…と噛み付いているのです。小南は自来也に今でも愛している…と言っているのです。

ここで、礑(はた)と気になるのが小南のキャラの変化です。弥彦と居るときは頼もしい兄に縋(すが)る妹のようであり、長門と居る時は甲斐甲斐しい母親のような小南が、自来也の前では自来也に対する噎(む)せ返るような情念を迸(ほとばし)らせる…ただの女になっている事に気付きますよね。自来也と初めてあった時の小南は折り紙が好きな可憐な少女だったし…。小南の大和撫子七変化的な対応の変化に、僕は大いに注目しております。それはマザコンで、ロリコンで、ペドフェリア?でショタコンの…それじゃ、ただの「ド変態」だってばよッ!!と、言われてしまいそうな性癖のせいだけでもなく、極稀にこう言う…女神様のような…凄まじい量の「情」をその身に湛(たた)える女子が存在するのです。基本的に「可愛い悪魔」の亜種なんですが…その希有な女子の存在をナル×ジャン的に…仮に「聖母」と呼ぶ事にしましょうか。


「うっ」(もうダメだ…
ここでボクは死んじゃうのか?」(長門)

<スッ>「!」(長門)

「これ…食べて…」(小南)

「聖母」…マザコンの何がいけないのサ!!

「聖母」 illustration:Cerberus

第445話「世界の天辺」で長門は小南に命を助けられました。小南が傘を差しパンを差し出す姿に、長門もきっと小南に「聖母」を見た事でしょう。それは食べ物をくれただけではなくて…自らの存在を許容されたような…「許し」を長門は感じた筈です。何を隠そう…僕も小南のこの時の表情にコロッと殺られました。これをして「連れ去られ系」と感想でも書いてしまいましたっけ(笑)。この表情は弥彦に見せるそれとは違うし、相当高い確率で自来也にも見せなかったと思います。小南は長門にだけこの表情を見せた筈です。このアルカイック・スマイルは、小南の計算ではなく無為だったとも思います。そんな計算で動く子ならもっと楽で安全な道に転んでますから…。小南のキャパシティって凄いんです。自来也は兎も角、弥彦と長門を丸呑みにする程に…極めてオートマチックに、極めてリニアに…小南は自分の存在を変形させているのですから。

「小南 何だよ
そいつらは?」(弥彦)

「死にかけてたから…」(小南)

「…………」(弥彦)

長門と出逢った小南が弥彦の下に長門とチビを導いた時の小南は長門にパンを与えたシーンとは明らかに違う小南でした。弥彦に頼り切るか弱い女の子…それに弥彦は男気を絞り出すように応えているように見える…。長門とチビも一緒くたに快く受け入れる…いい歳ぶっこいた大人が長門の物乞いを拒絶する荒んだ雨隠れで、その反応が如何にお大尽かは推して知るべしです(笑)。それでも弥彦が長門とチビを快く受け入れたのは小南が弥彦を頼っているからだと、僕は考えています。弥彦の親分肌な雰囲気は小南が弥彦に頼る日常があって培われた…つまり、弥彦は小南によって育てられたのだと、僕は考えています。最初から男らしい弥彦が居て、か弱い小南が頼った…のではなく、か弱い小南が弥彦に頼る事で男らしく力強い弥彦が出来上がって行った…つまり、小南の存在が今の弥彦を生み出した…と、僕は考える訳です。


「お前は不思議な奴だ…
昔のオレを思い出させる……」(長門)

「長門…」(小南)

「オレは自来也を信じる事ができなかった
イヤ…自分自身をも…
だが…お前はオレとは違った道を歩く未来を
予感させてくれる」(長門)

第448話「形見…!!」で、非常に仄かではありましたが、小南の表情が変化して行きました。ナルトの「諦めないド根性」に解きほぐされて行く長門を小南は恐る恐る確かめるように見守っていました。小南は長門に在っては「母親」の役割を果たしていた女性だから、長門の歪みの修整は正直嬉しかったと思います。小南は長門を許す事は出来ても、自分の脚で立たせ歩ませる父性ではなかったから…(←これは精神論なんだけど「半蔵事件」で不自由になった脚がキレイに符合するのが凄く皮肉…って言うか…)。小南は母性の塊みたいな女性だったのね…もしリアルでこんな娘に出逢ってしまたら…きっと攫(さら)っちゃうと思います(←コラーッ!!)。

小南と長門とが共に暮らす中で形成されて行った二人の関係性は別段、小南がそれを意識、或いは意図して出来上がったモノでない事は、小南のこれまでを考えれば分かる事で、小南は、ただ一緒に居る弥彦や小南の望む愛を極めてきめ細かく提供していただけなのです。それが小南の「素」であったところが、小南の「聖母」たる所以だと、僕は考えます。小南は非常に柔軟性の高い愛情を保有する女子であり、それが相手の形に絶妙に絡み付くように変形して包み込んでしまうのです。そして、これが男性が持ち得ない愛の形であり…愛の機能である事を知る人は少ない…。

例えば、小南は長門の母親のような役割を分担していました。それは幼くして長門が与えられた両親の死。そして親友・弥彦の死…と言う二つの大きな痛みに苛まれる長門の欠落感を補う最善を小南が極めて適性に補完していたのです。具体的には小南が長門を包み込み守る事で、長門の痛みを和らげ…生かしていたのだと、僕は考えます。それは、「うちは虐殺」で、その責めをイタチが一身に背負い、サスケに恨まれ憎まれる事で、サスケが生きる意味を見出せたのにとても少し似ています。もし、長門に小南が居なければ、長門は生きる意味を見失った筈で、小南は長門の母になり甲斐甲斐しく守る事で長門を生かしたのです。そして、それは難民として荒んだ雨隠れを漂白する弥彦においても、か弱い小南が弥彦に頼るシチュエーションがあって、弥彦は生きるバイタリティを発揮し…それによってカリスマが培われて行ったのだと思います。

「今さら
私たちの前に現れて
何のつもりだ!?」
(小南)

ぶっちゃけ、小南が弥彦や長門に生きるモティベーションや居場所、所謂…アイデンティティを与えていたのです。ただ、既にアイデンティティが確立していた自来也(自来也の場合は「予言」と「妙木山」が強く関与していて怪しいと言えば怪しかったんだけど…)にはそれは通じず、小南本人の願望は具現化せず、雨隠れ潜入戦の小南の女女(おんなおんな)した自来也への叱責で暴発したのではないかと、僕は考えています。小南が弥彦や長門に対しては極めて冷静で居られるのに、自来也に対しては感情的で、小南が持つ不満や焦りがダイレクトにぶつけられる。小南の柔軟性が自来也には発揮できなかった訳で、それは「与える愛」「請う愛」の違いとも言え、自来也を前にした小南は「聖母」ではなく、単なる女性だった…。そして、想いの中心(花の折り紙)がいつまでも自来也にある小南に…物足りなさを感じる長門が綱手を求めたのではないか…と、ペインの木ノ葉強襲では勘ぐってしまったのです。

小南は弥彦や長門の望む姿に如何様にも変形出来る柔軟さがあったのです。それをしてナル×ジャンでは小南を「聖母」と呼ばせて頂いております。小南が明確に「自己」を示したのは自来也に対してだけであって(それをさせたのが小南の女の業であり、その特攻も自来也の綱手マンセー故の一方通行だったとは…恋とは切なく、時に残酷なものなのね…)、小南が冷静で居られた弥彦や長門にとって小南は「聖母」であったと思います。ちょっとエッチい話に聞こえてアレなんですけど…弥彦や長門を包み込む小南の柔軟さが二人を立てていたのであって、その「神秘」については将来的に実地(アッ…♡♡に体験して頂くとして…(汗)、取りあえず今は「腐った脳味噌」でシミュレーションでもしてて下さい(笑)。

そして…もしも小南みたいな女子に「これ…食べて…」と、優しい手つきで食べ物を差し出されたら、多分、鳥のように両腕を<パタパタ>と羽ばたかせて(何故だか僕はこのシチュエーションで<パタパタ>してしまうんだけど、もしかしたら僕の前世が鳥だった説が濃厚だったり…笑)、僕は<パックリ>と頬張っていたと思います。そして、僕は「聖母」の膝枕で眠りに落ちるんだ…。その心地よい微睡(まどろ)みの中で…こんな腐ったお話を考える…「腐った脳味噌」が入った頭を優しく撫でる…掌(てのひら)の温かみを感じるのです。その時~あなたの母になって…私の命さえ差し出して…あなたを守りたいのです~と、「火サス」のエンディング風に「マドララ」が絶妙のタイミングでフェードインして…。



  

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