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第452話「ダンゾウに迫る!!」


「どういう事だってばよ!?」(ナルト)

「オレだってよく分かんねーよ!」(キバ)

綱手様
回復するまで待てないって事だ…
それも一理ある

それにサスケは抜け忍
普通は抹殺するのがセオリー
綱手様だったからこそ穏便
図らってくれただけだ…」(カカシ)

「私…ダンゾウ
会ってくる!!」(サクラ)

「サクラ待て!
いきなり怒鳴り込んでも
何の解決にもならないよ」(カカシ)

綱手様
目を覚ましてもいないのに
…こんなの!
それにサスケくんの事だって!
…このまま黙ってる
訳にはいかないでしょ!」(サクラ)

「オレも行くてばよ」(ナルト)

「二人共少し落ち着け
こんな時こそ冷静にならなきゃ
うまく事は運ばんぞ」(カカシ)

冷静になんてなれっかよ!
サスケに手なんか出させねェ!」(ナルト)

「待てって言ってるでしょ!」<バシ>(カカシ)

「!」(ナルト)

ダンゾウはお前達が
そう行動に出ると考え済み
会ってどうするつもりなの?」(カカシ)

乱暴なんかしねーよ!
ただサスケの件は変えてもらうよう
話をつけるだけだってばよ!」(ナルト)

「ことサスケに関して
お前がそれで済むとは
到底思えないよ!まったく

まだ大名の任命だけで
上忍衆からの信任投票
受けてないが今のところ
ダンゾウは火影だ
ヘタをすれば
打ち込まれる事になる」(カカシ)

「せれでもいい!
オレは行くってばよ!」<パシ>(ナルト)

「私も!」<タッ>(サクラ)

「お…おい…お前ら…」(キバ)

先週、赤丸に乗ったキバが「サスケの処分」をナルト達に伝えに来たところからの続き…。キバと赤丸は第一部のサスケ奪還任務にも参加していて、ナルトと死線を潜った仲です。赤丸も自分もかなりの深手を負う任務でもありました。だから、真っ先にナルトに伝えるべき情報だと感じ(ナルトを探しまわったようだった…)、こうして駆けつけたのでしょう。しかし、案の定の…って言うか、予想以上にナルトとサクラが強硬に反応したのに、キバの方が面食らってるようです(笑)。確かに、カカシの言う通り、サスケは抜け忍ですから、抹殺されるのが通例で、寧ろサスケのこれまでの処遇の方が異例だったようです。

『ダンゾウ』は呼び捨て!!(笑)

場の空気としては、方や「綱手様」と呼ぶのに対し、ダンゾウは満場一致の呼び捨て(笑)。ダンゾウを六代目火影と認めるカカシですらそうですから、カカシの言う通り「上忍衆の信任投票」の如何を待てば、ダンゾウの不信任が出て情勢も変わる…キバにはそれが見えていて、ナルトとサクラには見えなかった…。その差異がキバのドン引きの理由なのだと思います。サスケの名を聞いた途端のナルトとサクラの豹変が、キバの目にも二人が如何にも子供に見えたんではないでしょうか。キバも確かに吃驚したでしょうが、ナルトやサクラみたいに取り乱したりはしなかったのでしょう。キバもちょっとはお兄さんになったのかな。


「ナルト
お前は九尾を持ってる…
だからダンゾウはお前をこの里に
拘束しておきたいと思ってるんだ
このままじゃ相手の思うツボだぞ」(カカシ)

「それじゃサスケを
探す事もできなくなる…
今はあまりはしゃぐな」(カカシ)

「……」(ナルト)

恐らく、ダンゾウとしてはカカシの言う通り、ナルトがサスケの処分に対して過敏に反応するのは思うツボなのだと思います。カカシの落ち着きは「今はあまりはしゃぐな」に集約されていて、長門を打倒し、木ノ葉の英雄となったナルトの心の昂りを静かに冷ますかの様に感じます。勿論、ナルトの突出した力量に対するメンタル面の幼稚さをダンゾウは衝いている訳で、それに気付かないカカシではないと言う事です。伝令がキバだったと言うのも、シカマルが骨折して動けない(医療忍術で治らないのか?!)からで、ホントならシカマルであるべきだったとも思え、キバの落ち着きのない伝え方がナルトやサクラを煽ったのは少なからずあったでしょう。

しかし、それに揺らぐ程(キバがドン引き?する程に…)、ナルトの心は幼いままなのです。今や大した力量を得たナルトの心がこんなにも子供なのは問題です。カカシの険しい目はそれを見据えているのだと思います。ナルトの自尊心を傷付けずに、如何にして心の成長を促すかが今後の課題と言えるでしょう。既にナルトとカカシでは忍者としての力量が逆転しているのですが、それをしても正しき方向性を子供に示すのがオトナの役割であり、カカシの存在感は六代目火影であるダンゾウとの対比で一層際立つ事でしょう。無意識に浮き足立つナルトの心の羽化を最優先で目指すならば、「カカシ+ヤマト」が最強チームだと思うんですが…。


「何でしょう?」(サイ)

ナルトを見張れ
何か変わった事があれば
逐一ワシに報告しろ」(ダンゾウ)

「……ハイ」(サイ)

「……あの…一つ質問しても
よろしいでしょうか?」(サイ)

「何だ?」(ダンゾウ)

「…ナルトを…
どうなさるおつもりですか?」(サイ)

「心配するな…
今やナルトは里の英雄
里の皆もナルトを信頼しきっている…
このワシ六代目火影よりもな

ワシがナルトに何かすれば
火影としての体裁に障る
信任投票を控える大切な時期だからな…

だがナルトは人柱力
火影として人柱力は監視して
おかなくてはなるまい…
綱手のように甘くはできん」(ダンゾウ)

「……分かりました」(サイ)

「……」(ダンゾウ)

一方、仮設の火影執務室。ソファーに座るダンゾウの前に跪(ひざまず)くサイ。ダンゾウはナルトの監視を命じます。ここで、サイが柄にも無くダンゾウに質問する一幕が在り、ダンゾウもサイの変化を気に留めている様でした。”根”の思想がサイを支配しているのならば異例な反応ですから。しかし、それ以上にダンゾウの火影に対する執着心が笑えました。ダンゾウが揺さぶりをかける子供のナルトを思いっ切り意識してるじゃないですか(笑)。ダンゾウが涙目で必死に、僕には映ります。何が何でも火影になりたい人なんだ…ダンゾウって。それがダンゾウの全てであるなら恐るるには足りないでしょうから、逆に安心です。基本的にナル×ジャンでは「半蔵事件」の山椒魚の半蔵と同一人物に思える程、ダンゾウは「ど小物&どカス認定」されてますんで(笑)。

ダンゾウの存在は、上忍班長のシカクが六代目火影に推挙したはたけカカシのカウンターウェイトみたいなものではないかと、僕は考えています。『NARUTO -ナルト-』の世界観としては絶対的な悪や善は存在しないみんな一生懸命に生きてますから、何と戦えば良いかが解り難い…。それが少年少女を手持ち無沙汰にさせる原因なんですが、「半蔵事件」を契機に、その解り難い敵…戦うべきは何なのかが、ようやく浮き彫りになって来たように思います。ぶっちゃけ、それは半蔵やダンゾウに関係してるものだと、僕は考えてるんですが、それがダンゾウとカカシとの対比でより一層、鮮明になってくるのではないかと思います。それが長門→ナルトに引き継がれた「痛み」の元凶だと思います。


(安心して…
いいのだろうか…)
(サイ)

「サイ
ちょうどアンタを探してたとこ!」(サクラ)

「少し話があるってばよ」(ナルト)

「何です?」(サイ)

ダンゾウについて
詳しく教えてほしいの」(サクラ)

「……」(サイ)

「それは無理だよ」(サイ)

「!」(サクラ・ナルト)

「何でだってばよ!」(ナルト)

「アンタまさか
またあいつの側に!!」(サクラ)

「イヤ…そういう事じゃない
ボクはダンゾウ様の事を
一切話せないようになっているんだ
これのせいで…」(サイ)

「何だってばよ……
それ?」(ナルト)

「それって…呪印……」(サクラ)

「そう呪印さ…
ダンゾウ様にかけられた術…
ダンゾウ様に関する事を話そうとすれば
全身が痺れて話す事も
身体を動かす事もできなくなるんだ…
”根”の者は全員ね」(サイ)

「用心深い人ね…」(サクラ)

ダンゾウの小ささ(笑)は兎も角として、サイには明らかに「心」が芽生えていますね。ナルトを心配しています。それでもダンゾウの下した任務に就く道すがら、ナルトとサクラに出くわします。二人がサイを探していたのはダンゾウの情報をサイから聞く為でした。しかし、それはサイは不可能とします。それがサイの下の根に施された「呪印」に拠る事を知り、ナルトやサクラは驚くのですが…。ま…これがサイとナルトやサクラの決定的な違いだとも言えるでしょう。サイは最早、秘密を持つ身なのです。他人に言うに言えない複雑を抱えているのです。それを一般的にオトナだと呼ぶ事を、ナルトやサクラは未だに解っていないのです。つまり、それは二人が未だ子供だと言う事です。

しかし、ここでサイが「呪印」の存在について言及できるのは、それ以降にプロテクトが掛かってるのか?それともブラフなのか?非常に微妙で面白い。そもそも、秘密なんてのは言えないから秘密なのであって、それを自分から明かした時点で秘密ではないのです。サイがダンゾウの事は話せない…とするのも、それを言っちゃぁマズいでしょ…的な内容だと思うんですが(笑)。サイが舌の根の「呪印」を見せる事で、子供のナルトとサクラが退き下がる事を意図した方便であるとも思える程、サイに施されたとされるダンゾウの情報管制は不可解であるとも言えます。ぶっちゃけ、言い訳用のアイテムで、咄嗟にサイがご自慢の墨絵の技法を駆使したその場しのぎだった可能性も否めないと思います。

ま…”根”の工作員として暗躍した現実もありますし、ホントにダンゾウの忍術で、ダンゾウに関しては喋れない…までは許可されていて、それ以降は話せない線引きがされた情報管制があって、エクスキューズを許可したのは、無用な取り調べを回避する合理性があるようにも思えます。ただ、大袈裟な「呪印」を施してまでプロテクトする秘密が任務や”根”の存在ではなくダンゾウ自身の秘密なのだとしたら、それはそのままダンゾウの小物さを表しているようにも思えます。しかし、その大向こうに「ダンゾウ=トビ」の可能性を残し、ダンゾウの秘密を殊更、覆い隠すところに含みを残しているのだとも言えます。ここが、非常に周到でアンフェアな『NARUTO -ナルト-』の面白さなんですよね。


ダンゾウ様
”根”の組織は隠密だから
里を守るために裏の汚い仕事
いくつもやってきた…

だから情報
漏れるような事があってはならないんだ
たとえ捕虜になったとしても
一言も話さないように…」(サイ)

「でもそんなやり方
自分の部下に呪印までほどこすなんて
納得できない!!」(サクラ)

「そうやってまで
木ノ葉の里を下から守ってきたんだ
やり方は強引かもしれないけど…
里を大切に想ってる事に
変わりはない」<スタ>(サイ)

「だったら綱手様
認めてくれたサスケくんの件
どうして撤回したの!?
また追忍を放って追いつめる
つもりじゃない!」(サクラ)

「そ…そうだったの?
ボクはサスケくんについては
何も聞いて<ザッ>…!」(サイ)

サイが結構な饒舌なのはこの際、措いとくとしましょう(笑)。ここではサイとナルトやサクラとの考えの違いに注目するべきでしょう。ナルトやサクラも鈴取りの演習とかしてるのに、未だに忍が持つ「情報の重さ」を認識できないのは、これまで幾重にも守られて来たからで、それが木ノ葉隠れの里の穏健な雰囲気なのでしょう。ナルトやサクラの回りには立派な上忍達が取り巻き、手厚い庇護を二人に齎しているのです。それはナルトやサクラだけに関わらず、独り立ちする前の木ノ葉の子供達全てに言える事でしょう。しかし、サイは違う…寧ろ、木ノ葉を護る大人達に近い…否…それ以上の汚れた任務を受け持って来たのです。それがサイとナルトやサクラとを決定的に分かつ原因なのだと思います。

ナルトやサクラは身体も大きくなり、力量だって大きく成長しました。しかし、自分達が護られている事を意識してはいません。それが、木ノ葉を地中深くで支えて来た”根”の一員であるサイと交われない決定的な違いなのです。僕は、サイの言葉の方が正論だと思います。木ノ葉を抜けたサスケを友達と思い、助けたい気持ちも判るけど、それが通用しない事だってそろそろ解りそうなもんですが…(笑)。それがキバをドン引きにさせ、サイに超極秘である筈の「舌の根の呪印」を曝させた事に早く気付けよと…そろそろ解ってやれや…と、ちょっと苛つきます(笑)。「ナルト・サクラ<キバ<サイ」と言った感じで「子供→オトナ」の中のオトナ比率が上昇してるところがポイントです。


サスケってのについて
色々教えてもらおうか!
どーやらお友達らしーな
てめーら!」(カルイ)

<ガッ>「!?」(サイ)

<キィーン>(ナルト)

<バッ>(ナルト)

<カッ><ガッ>(オモイ)

<ザッ>(影分身の術!!)(ナルト)

<バッ>(カルイ)

「斬るなよ!!」(オモイ)

「分かってる!」<カチャ>(カルイ)

<ボン><ヒュ><バシィ!>(ナルト)

「ホウ!」(カルイ)

そんなサイとナルトとサクラの噛み合ない会話に噛み付いて来たのが雲隠れのオモイとカルイでした(笑)。サスケの話が鼻に付いたのかいきなり剣を抜いて尋問が始まりました。サスケを「お友達」と言うのはイヤミで、カルイもナルトやサクラの子供っぽい言動に辟易としているのです。雲隠れでは木ノ葉よりももっと厳しい社会環境なのでしょう。外見的には同い年程度のナルトやサクラが子供然としてる木ノ葉隠れが羨ましく感じられたのかも知れませんね。そこまで行かなくても、サスケが行った雲隠れでの犯罪に対しての憤りがあるのでしょう。それが血気盛んに情報収集する方向に二人を転ばせているのでしょう。そして、如何にも理不尽な二人の登場に咄嗟に反応したのがナルトでした。

ナルトはとっくにカカシを追い越す力量がありますから、尋常じゃない反応速度だった筈です。一瞬、サイの背中の刀を奪い、サクラに切先が向けられたカルイの長刀を跳ね上げ、サクラをカルイの一足一刀の間合いから追い出し、その流れでがカルイの顔面に向かいます。それにオモイが咄嗟にを当てがい押さえます。この反応がなければ、カルイは顔面にナルトの肘が決まっていた事でしょう。凄いのは姿勢を低くしたオモイの背中を利用してカルイが反転攻勢にでるところです。普段は口喧嘩ばかりしてて仲が悪そうですが、二人のリレーションは非常に良いようです。また、剣士としての力量もキラビ仕込みで戦闘能力も高いでしょう。特に、冷静にナルトのスピードを見切ったオモイはかなりの手練です。

ナルトはそれに圧される事なくカルイの斬撃を白刃取りで受け止めます。しかし、オモイやカルイの剣の形状からこれが二人の本気の戦闘形態ではなく、名刺代わりの揺さぶりである事も解ります。オモイとカルイの剣はサスケの草薙の剣と似た直刀であり、本気の戦闘ではきっと突きがメインの戦法になるだろうし、斬撃をする場合はチャクラを纏わせて切れ味をあげる戦法だって考えられます。ナルトの白刃取りはチャクラ刀対策でもある訳で、双方の見切りがあるが故の落ち着きがある殺陣(たて)となっているのだと思います。ナルトが本気であれば、カルイの長刀を取った時点で折った筈ですが、それがなかったのは太刀筋に殺意を感じないからでしょう。戦技に関してはナルトの方がオトナなのかもね(笑)。


「しゃーんなろー!」<バッ>(サクラ)

<バッ><ドッ>「キャ!」(サクラ)

<スカ>(サイ)

「サクラちゃん!」<ザッ>(ナルト)

<ガガ><ザザ>(ナルト)

<ドン><ゴッ>「グッ!」(ナルト)

<タッ><ダッ><バシャシャ>(オモイ・カルイ)

<ボン>(ナルト)

ナルトの白刃取りで動きが止まったカルイを土台にして、今度はオモイが動きます。そして、解り易いかけ声をかけて襲いかかるサクラを蹴り飛ばします。この蹴りがサイの攻撃を回避する捌きでもあり、オモイの合理的な体術やカルイとの絶妙な連係が目を惹きます。しかも、サクラに一撃を食らわせたオモイは、その反動をカルイの背中に伝え、カルイはその押し手を利用して白刃取りするナルトに肘を入れています。オモイとカルイの攻撃はお互いを支店(中心点)とした回転を活かした体術が基本にあり、キラビが”鷹”と殺り合った一戦でキラビが見せた体捌きに似ています。剣技や体捌きはキラビに徹底的に仕込まれたんでしょうね。その想いがオモカルの他里での理不尽な行動を起こさせる原動力になっている事を、ナルトやサクラは未だ知る由もなく…(笑)。


「何だってばよ
てめーら!!?」
(ナルト)

「!」(サクラ)

<サッ>(サイ)


雲隠れの忍…?
何でこんなところに!?」(サクラ)

「お前達
さっきサスケの話してただろ!
そいつの話を聞かせろ!」(オモイ)

「アンタ達…雲隠れの忍に
何の関係があんのよ!?」
(サクラ)

「大アリだ!!
お前ら木ノ葉のうちはサスケが
オレ達の里を襲った!」
(オモイ)

「!!?」(サクラ・ナルト・サイ)

オモイとカルイの2マンセルで行動しているのは、サムイが一緒に居ればこんな行動が許されなかったからではないかと、僕は考えています。この諍(いさか)いはオモイとカルイの独断で、サスケにキラビを奪われた怒りをぶつける相手を探してて、「サスケ」の名前が耳に入って抑え切れなくなった…。そもそも他里でのこんな理不尽は、サスケが雲隠れでとった行動と同じですから、サスケを責める二人がそれをしてしまえるのは幼稚な事だと思います。でも、オモイとカルイの気持ちが治まらないからサムイの目を盗んで事に及んだ…。二人はサスケの理不尽を木ノ葉隠れにも感じて貰いたかったのだと思います。長門が木ノ葉を襲ったのと、規模こそ違いますが非常に似た動機なのだと、僕は考えています。

もし、この場にサムイが居たならば、こっ酷くオモイとカルイは叱られた事でしょう。でも、ま…こんな風に八つ当たりができる程にオモイとカルイが子供寄りだった…と考えると、ナルトやサクラとの距離感が埋まって、僕としては嬉しいです。設定的にどうなのか?…次のデータブック(「者」に次だから…「皆」ですよね)が楽しみなんですが、オモイとカルイもナルトやサスケと同い年じゃないのかと思います。もし、そうであればこの蛮行に些かの救いがある…って言うか、ナルトがオモイやカルイを理解し易い筈です。ところで、サムイ小隊はこのまま「サスケ討伐」に移行する気満々そうですね。ちょっと怖いけど、サムイ小隊VS”鷹”が見れそうですね。あのーできれば、できるだけ下から描いて頂ければ…(笑)。


「てめーらのとこの
抜け忍うちはがウチらの師匠
連れ去りやがった!!
師匠は生死不明だバカヤロー!!!」(カルイ)

「そ…そんな……うそ
何でサスケくんが…
そんな事…!?」(サクラ)

”暁”の奴らの目的なんて
知るかよ!!」(オモイ)

「……”暁”って
どういう事だ!?」(ナルト)

「ああ!!?てめーらふざけてんのか!?
サスケは”暁”の一員だろーが!!!」
(カルイ)

「!?」(ナルト・サクラ)

カルイの「バカヤロー」もキラビ譲りなんだろうなーと思います。カルイは女の子で、キラビとすっごく歳が離れてるけど、きっと尊敬以上の気持ちをキラビには抱いてたんじゃないかと思います。誰よりも強くカッコいいキラビにカルイは軽ーく「ほの字」だったんじゃないかと、ナル×ジャン的には考えたりしています。そもそも、賊が里に侵入して、師匠が連れ去られて、生死が不明…だなんて、一応、ですから大声で言わないと思うですが、カルイはアッサリと暴露しています。これがこの諍いが、サスケの情報を聞き出す言い訳に過ぎない…実は恨み辛みだった…と言うのが僕の分析の根拠で、ちょっと大人びて見える二人が意外にナルト達と変わらない年頃なのかなーと思った根拠です。

しかし、”鷹”が”暁”のマントを纏って雲隠れに潜入したのが、何だか解せなかったんですが、あれがサスケを”暁”の一員と示す為のトビの策略だったとすれば、八尾を奪う以外に雲隠れに木ノ葉隠れを恨ませたり、外交的なハンデを木ノ葉隠れに負わせる意図があったと考えられます。サスケが対外的に”暁”と認識されれば、サスケの考えに関わらず”暁”として糾弾される事になり、その圧力でサスケがホントに”暁”の一員にならざるを得ない雁字搦めの恋愛テクニックにも似たサスケの”暁”勧誘だったのか?…とも思えて来ます。しかも、それがサスケの苦戦(マント脱ぎ)を予想した上での策略だったのか!?少なくとも今言えるのは、トビの真の狙いにサスケが含まれている…事だけは確かなようです。



「お前らが抜け忍
野放しにしておくから
雷影様がオレ達を遣わしたんだ!
うちはの始末の許可もすでに
火影からもらった!!」
(オモイ)

(サスケが……
こいつらの師匠を…)
(ナルト)

ナルトは長門に自来也を殺されているから、オモイやカルイの憤りが理解できるのです。自分だって、長門のチャクラを感じ、多脚戦車上の見窄らしい姿を目の当たりにしても、やっぱり殺したくて仕方ない程、憎んでいた。その時の気持ちを思えば、二人の気持ちは痛い程解る…。でも、オモイとカルイがサスケを殺すような事になれば、ナルトは二人を許せるんでしょうか?長門との間には木ノ葉を潰され、自来也を殺され…ある意味、長門の「痛み」にバランスする「痛み」をナルトが感じていたから許せた側面もあり、オモイやカルイの師匠(キラビ)を一方的にサスケが拉致したのとでは、あまりにも事情が違います。

ただ、キラビがホントは死んでなくて、これまでの憂さ晴らしにうろついているところに、多少なりとも救いがあって、キラビが何処かでヒョッコリとお話しに絡んでくれば好都合!!ついでに、ナルトと意気投合して弟子入り…なんて、調子が良過ぎますかね。でも、案外、頭の良い(かもしんない…)オモイなんかとは、ナルトはウマが合うとか、ちょっとやんちゃでお転婆なカルイとも気が合いそうな気配が…良い兄妹弟子に成れたりして…。この辺は、ナルトの天運に任せてちょっと楽天的に放置しとくのも良いかも知れません。どっちにしても、キラビとナルトが何処かで出逢わない事には問題が解決しそうにないので…祈るしかないのかもね。

「復讐はさせてもらう!」(オモイ)

「うちははウチらが倒す!」(カルイ)

(サスケ…お前
どうなっちまったんだ…!!)(サスケ)

忍が忍術を操る異能者の集まりである特性上、その能力を悪用する忍=抜け忍を放置するのは、忍の所属する隠れ里が厳に戒める必要性は道義的にも存在するでしょう。ワザワザ、雷影がサムイ小隊を木ノ葉に遣い、火影の許可を得てまでサスケを討つ行動に出たのは、外交的な駆け引きもあったでしょうが、物事のスジを厳格に通した結果だったとも言えます。木ノ葉がこれまでサスケに追忍を出さず、ホントに放置して来たのは異常と言え、明らかに雲隠れの要求は正統だと考えられます。ただ、こんな風に粗野に他里で刃物を振り回す行いはマズいです。オモイとカルイの行動は道理立てて行動する雲隠れとの意向とはかなりかけ離れてて違和感を感じます。この血気盛んさはオモイとカルイの若さでしょう。

オトナ度=(ナルト・サクラ)(オモイ・カルイ)(サイ)

オモイとカルイがサイ程にオトナであればこんな風に力尽(ちからず)くでサスケの情報を聞き出したりできなかったと思います。オモイとカルイはナルトやサクラがサスケを想う…「お友達」に代表される安穏とした木ノ葉の子供達(←ナルトやサクラ)の雰囲気が鼻に付いて仕方なかったんだと思います。ま…ここで、サイに習って、ナルトが舌の根にバーコードでも仕込んで、サスケの情報は漏らせない…と訴えるユーモア?=切実な忍的情緒が醸せるくらいオトナだったら、もう少しお話が速く進むのにな…と、力量ばかりが突出して成長したナルトの精神的な成長が今後の性急な課題だと思えました。しかし、ダンゾウが目指す精強な組織作りが悪い事とも思えなくなり、ホントの敵を見失いそうで…怖い!!怖いの!!(笑)

書き足りないところは「疑問の考察」でチェケラッチョ!!(笑)



   

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