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第453話「五影会談前夜…!!」


<ザザ>(鷹)

<ズズズズズズズ>(トビ)

(サスケ)

「よう…サスケ」(トビ)

<ザッ><ザッ>(鷹)

木ノ葉に向かう"鷹"の前にトビが現れます。空間がうずまき状に歪み、その文様がトビの仮面に…。トビの仮面がトビの不可解な能力の一端を支援するのか?何気に興味深い描写です。仮面の穴ぼこの奥には三つ巴文様の写輪眼が鎮座し、これまでそれが黒目になった描写はなかったように思います。トビの写輪眼もイタチと同じように常時覚醒なのか?それとも切り替えがあるのか?描写の観察を継続しようと思います。しかし、マーキング無しの時空間移動…トビがここまで神出鬼没で、これまでの描写のように物理攻撃を無効化したり、"天照"さえもしのぎ切る能力があるのに、何でこんなにコソコソと行動するのか疑問です。もしかしたら、トビってメチャクチャ奥ゆかしい性格なのかしら(笑)。


(こいつのチャクラ
突然感じた…どういう事…?)(香燐)

「あっちゃー!
バッドタイミング」
(水月)

「…どうして
オレの居場所が分かった?」(サスケ)

「オレをなめるな
こっちにはそれなりの能力がある」(トビ)

「…今さら何の用だ?
オレ達”鷹”は”暁”を抜けた
お前らにもう用はない」(サスケ)

「”暁”を裏切れば
ちゃんと死んでもらうと言ったハズだ
お前達はオレとの約束を裏切った
事になってる」(トビ)

「何の事だ?」(サスケ)

「尾獣狩りの件だ」(トビ)

「それならもう
アンタ達に八尾を狩って
渡したはずだろ!」(香燐)

「アレは変わり身だった……
つまりお前らは失敗したんだ」
(トビ)

「!?」「!?」「!?」「!?」(鷹)

香燐のチャクラ感知能力がトビのチャクラを感じている…。ヒナタの白眼もトビの位置にチャクラが在る事を確認していました。つまり、トビは実体があり、忍術の原動力であるチャクラが存在する…それが突然出現するのは、トビの移動に関して瞬身の可能性がない以上(シノの蟲の反応)、時空間移動と考えるべきで、ミナトの飛雷神の術と同じ口寄せの術の原理で説明される忍術であると、今のところ受け取っています。トビの能力に関しては描写が少ない上に、不可解過ぎて説明ができないでいます。一つ確かなのは、トビはこの不可解な強さをもってしても目的達成には及ばないと言う事でしょう。それがトビの水面下での暗躍を強いている。尾獣集め。外道魔像。徐々にですが、材料が揃って来ましたね。

「お前らは八尾に一杯食わされたのさ
正直お前らにはがっかりしたぞ」
(トビ)

…で、八尾捕獲失敗の知らせに見せた"鷹"の面々の反応がちょっと笑えました。キラビ戦は”鷹”にとっても"蛇"から”鷹”への変態とも言える重要な戦いでありました。お互いを大切に想い、自分の命に換えて守り抜こうとした、…それはサスケが万感と共に、"天照"を自らに許容したように、それぞれが本当の強さに気付いた羽化にも似た戦いでした。その一端はキラビと言う強い力と心を持った強敵が支えていて、その力量(度量)の中で奮い立つ若者の急激な成長を描いたモノであったと思います。ぶっちゃけ、”鷹”にとっては感慨一入(ひとしお)の出来事だった訳で、その達成感たるや相当にデカかったのでしょう。それが「失敗」だったと聞かされて一様に驚いているのです。


写輪眼で見切っていた…
分身のスキなどあり得なかったハズ…)
「!」(体を唯一
分断したアレか…)
(サスケ)

「だからって…
じゃあどうするってんだよ!?
ボクらにゃもう関係ないだろ!」(水月)

「イヤ…
"暁"としてやった仕事は
最後までやってもらう
…とは言っても八尾はもういい…
今は別の用をやってもらう事にした」(トビ)

「断ると言ったら…?」(サスケ)

「ここでお前らとやり合う事になる
つまり木ノ葉へは行けないという事だ」(トビ)

<バチチチ>「押し通る…」<サッ>(サスケ)

(トビ)

八尾の捕獲は鬼鮫が担当した筈。そして、トビは「別の用」としてサスケに会いに来た訳だ。トビの目的に関しては後述があるとして、サスケが勇ましく千鳥のチャクラを練ってトビに襲いかかった時のトビの反応です。サスケの瞬身は速いですし、まさかこんなに問答無用にサスケが襲いかかった来るなんて…とトビが思ってたのかは定かではありませんが、一瞬、サスケの動きにトビがと、準備しているように感じました。トビのスピードからすると多分、「オイオイ」ってな感じの余裕だとは思いますが、全くの無策で攻撃回避をしてる訳でもないなーと、僕は考える訳です。冒頭の出現シーンとも合わせて、トビの仮面は顔を隠す為だけの道具じゃないのかも知れないな…と、チクッと思いました。


<スカ>「!?」(サスケ)

「今さら木ノ葉へ行っても
少し遅い…」
(トビ)

(オレごとすり抜けた…
前と同じだ……こいつの能力か!?)
(サスケ)

サスケの千鳥がトビの仮面を通過してるんです。サスケはデイダラ戦の初っ端にトビと絡んでいます。あの時、サスケの草薙の剣はトビの胴体を両断した筈なのに立ち上がった。「まずは一匹」(第39巻/147頁)と言ってたから、サスケは手応えを感じてた筈なんだけど、それがあったから、今度は仮面(顔面)を狙ったんだと思います。人外相手ですから、仮面にコアがあるとか、仮面だけが実体だとか…サブカル的な仮説が立ち易いですから(笑)。しかし、その千鳥が空を斬った…。おまけに胴体をサスケがすり抜けています。多分、この要領でサスケの草薙の剣も無効化されたんでしょう。しかし、生身の部分だけでなく、マントなどの装備品も擦り抜けています。しかし、トビは実体があり映像・幻術の類いではない…。

物理的な位相空間を操る能力?(サブカル的見解)

口寄せに代表される時空間忍術の『NARUTO -ナルト-』的な考証は、亜空間(多分、トポロジースペースだと思うんだけど)で、距離空間(位相空間に距離の概念を加えたもの)に関与する仕組みで取れると僕は考えてて、それと分別する形で、「位相空間」のベクトル(六次)の速度 (u,v,w) =位置情報としての「時間」を操る能力なのかなーと考えます。もっと、壮大に考えれば、トビがサスケたちの居る森に現れたんではなく、木ノ葉に向かって移動する”鷹”(の空間)をトビの支配する位相空間に召還したのかも知れないし、そのチャクラ効率がどうなんだとか?ややこしい話になりますが、そのくらい面倒くさい方が、表立って行動しないトビの暗躍を説明するには便利だな…と考えたりしています(笑)。


「お前の目的は今や空しく
聞こえてくる
…残念だ」(トビ)

<ザッ>「どういう事だ?」(サスケ)

「木ノ葉隠れの里はもう無い」(トビ)

「!?」(サスケ)

「どういう事!?」(香燐)

<ズズ…>「ソレハオレガ説明シテヤル」(ゼツ)

「何こいつ!?」(香燐)

「安心しろ…オレの仲間だ」(トビ)

”鷹”はトビは知ってるけど、ゼツはお初なんですね。やっぱいくら何でもゼツがお初だと気持ち悪いでしょう(笑)。でも、香燐が「アロエやろー」と罵らないで良かった…ナルトが前に言ったんですが、あれには相当ゼツも傷付いた筈なんですよ。新橋のガード下でゼツらしいおじさんを見かけたんですが、千鳥足で「オレはハエトリソウだ…」ってこぼしてたんですよね。辛かったんだろうな(笑)。冗談はさておき…ゼツの情報収集能力や録画再生能力はこう言う時に便利です。恐らく、『NARUTO -ナルト-』のプレゼンコンテストがあったら間違いなくナンバーワンだと思います。植物系の隠形も完璧だからカクレンボなんかしたら、きっと見つからなくて、みんな家に帰っちゃうんじゃないでしょうか(笑)。

”暁”にあってトビがゼツに示す態度は特殊で、それは鬼鮫に見せるモノとも違います。具体的に「仲間」と言う言葉が明確にトビとゼツの間柄を示していて、単なる手ゴマとか、部下ではないような雰囲気です。これまで戦死した”暁”のメンバーに対して、トビは一定の感謝は示していましたが、それは飽くまでも”暁”の目的に貢献したからで、トビがゼツに対して示す共有感みたいな機微はなかったように思います。それに鬼鮫が居るときは「別の用」と言っていたのに、その「別の用」にゼツまで一緒に来るなんて!!八尾を捜索に行った鬼鮫がこの事実を知ったらヤキモチ焼くんじゃないでしょうか(笑)。ま…単にゼツには隠し事ができない…そのくらいゼツの諜報能力が凄いのもあるかも知れないけど(笑)。



「で…火影は誰になった?」(トビ)

ダンゾウって奴だよ」(ゼツ)

「大方予想通りになったな」(トビ)

「ダンゾウ…火影だと……」(サスケ

「そうだ…
お前の兄を追いつめた
木ノ葉の上層部の一人だ

そいつが新たな火影になった」(トビ)

ここら辺からはトビの独壇場になって…(笑)、サスケが良いように操られる感じがして、この場の雰囲気と合わせて考えると、僕はズブズブに黒くなってしまいました(笑)。明らかにトビはサスケをダンゾウに向かわせたいようです。一応、「トビ=ダンゾウ」の線は消して良いと思います。例えば、ダンゾウが消失した右半身をトビが使用している…オビトが岩の下敷きになって失った右半身の補完「トビ(マダラ?)」(”暁”の考察参照)などに起因する因縁はあるかも知れませんが、トビの目的は木ノ葉隠れの里の「火影」に固執するダンゾウの小ささには収まり切らないと思います。ところで、サスケはダンゾウに面識はないでしょうが、「儀式」で散々聞かされてて、ダンゾウに対する違和感はなかったようですね。


「……一体木ノ葉で
何があった!?」
(サスケ)

「オレの部下ペインが木ノ葉を潰した
お前もペインもハデにやりすぎたせいで
ついに五影も動き出したようだ」(トビ)

「……五影達が…」(サスケ)

「五影会談が開かれる」(トビ)

「そこからはボクが説明する」(ゼツ)

多分、ここでゼツが「ナルトVSペイン」で潰された木ノ葉隠れの里の映像を見せたんじゃないかと思います。しかし、神羅天征でペシャンコにされた木ノ葉隠れをサスケが見たのだとして、それをどう思ったんでしょうか?カカシが実は危なくて、一時はサクモさんと逢ってらっしゃったとか…ゼツが事細かく説明してなきゃ良いけど(笑)。今や大した忍術を扱えるサスケですが、それでも木ノ葉隠れの里を潰す忍術の力量は俄には信じ難い筈です。こう言う場合、やはり映像が一番手っ取り早く、百聞は一見に如かずなのです。そして、やはり場の雰囲気、方向性として木ノ葉隠れに向かおうとするサスケの五影会談に向けさせようとする意志がありありと見えます(笑)。そのとしてダンゾウを利用している様な…。


<カチャ>(カルイ)

「サスケについて
知ってる事は全て話してもらう
忍術のスタイルや能力についてはもちろん
お前らが集めた”暁”の情報
サスケの仲間に関する情報
行動履歴も全てだ」(カルイ)

「そ…そんなウソよ!
サスケくんが”暁”になったなんて!」(サクラ)

「そこの女…てめーうぜーな オイ
てめーはサスケの何だってんだ!?」
(カルイ)

「そんな…そんな事って…」<ジワ>(サクラ)

「うっ…うっ…」(サクラ)

「………」(ナルト)

場面は変わって木ノ葉隠れ…オモイとカルイが第七班の三人に食って掛かった続きです。一度、間合いが切れて、昂っていたオモイとカルイの気持ちがちょっと治まって軽く膠着状態になっているようです。しかし、カルイの持つ剣の切先は已然、三人に向かっていて、それが敵意を顕しています。サスケが”暁”の一員で、雲隠れで犯罪をやらかした事実をサクラは受け入れられずしゃがみ込んで泣いてしまいます。サクラの女女した反応にカルイは軽く切れてしまいますが、それって多分、キラビに対する想いの裏返しじゃないかな…と思います。カルイだってサクラみたいに泣けたらどれだけ良いだろうと思ったんじゃないでしょうか。二人の気持ちの階層はそれ程ズレていないのね。だからぶつかる…それが「心」と言うものです。


「それって確かなのか!?」(ナルト)

「ああ!うちはの家紋を確認した!
リストの容姿も一致してる」(カルイ)

「うっ…うっ…」(サクラ)

「何泣いてんだコラ!
泣きてーのはこっちなんだよ!
てめーが泣いてもキラービー様
ユギト様も帰ってこねェ!
泣くヒマがあったら
さっさとサスケについて話せ!」(カルイ)

「…待ってよ君達」(サイ)

「あ!?」(カルイ)

「おそらくこのサスケ抹殺の承諾がなされた時点で
木ノ葉にあるサスケの情報は君らの側に渡されるハズだ
ここでこの人にそこまで詰め寄らなくても…」(サイ)

「ああ確かにそうだ!
ウチらの隊長が今それを
受け取るのを待ってる!
んでウチらはウチらで
少しでも情報を持ってる奴に
聞き込みをしようとしてただけだ!」(カルイ)

やはり、この中ではサイが一番オトナだなと思いました。確かに木ノ葉としてサスケの抹殺を承諾している以上は、必要な情報を提供するのは道理。それなのに他里で段平(だんびら=刀)を振り回し、暴れるのは如何なものかと指摘していて、極めて正論と言えるでしょう。ま…それを言うなら忍なんだから泣いてないでシャンとしてよ…と言う気持ちもあるので、強硬な態度にも出ていない訳です(笑)。その中で、凹んでいるサクラを擁護する方向にサイが傾けた姿に確かなサイの成長が窺えます。もう少し頑張れば、複雑な女心を理解して、こう言うシチュエーションで優しく肩を抱いて上げるくらいの事ができるようになるかも知れません(笑)。



「じっとなんてしてられるかよ!!
オレたちの師匠がどうなってるのか
わかんねーってのに」(オモイ)

「エロ仙人の(かたき)はオレがうつ!
じっとなんてしてらんねーんだよ!」(ナルト)

「……」(ナルト)

そもそも、オモイとカルイの行動は八つ当たりに近いから、二人だって後ろめたい訳で、でもそんな事は分かってる…と(笑)。その強引さが自来也の訃報を受けたナルトの不貞腐れた態度に重なります。あの時のナルトはイルカ→シカマルの二段階の解きほぐしで、やっとこさ立ち直れたくらいズブズブに落ち込んでいましたから、ナルトには二人の気持ちが痛い程分かるのです。こんな風に物騒な、八つ当たりな行動を他里でしてしまう二人の気持ちが、ナルトには理解できるのです。そして、ナルトの理解力がこのエピソードをちょっと面白い方向に転ばせて行きます。何だか面白くなって来ました!!ワクワクしませんか?諦めないってこう言う事なんだ!!ナルトに接したオモイとカルイを徐々に変わっている…。

それと、ナルトが複雑なのは、サクラの混乱が今も確かに残る…サスケへの想いに起因するからだとも思います。基本的にサクラはサスケが今でも好きなのです。だから、サスケの犯した他里での犯罪や、”暁”の一員であるとする情報が受け入れられないのです。ナルトはようやくその女心を理解できる…までは行ってないかな…少しは感じられるようになって、自分がしっかりしなければならないと踏ん張っている訳です。そして、そんなナルトの逞しさを感じるサクラが頼り切ってしまう…サクラの女女した態度をナルトが引き出しているところに気付けば、ナルトの確かな成長を感じる事ができると思います。しかし、それでもサクラがサスケに執着するところに恋の残酷があり、お医者様でも草津の湯でも…となる訳です(笑)。


「その師匠ってのは人柱力か?」(ナルト)

「!?何でそれを…!?」(オモイ)

「オレも人柱力だ…
”暁”は人柱力を狙ってる…
オレも関係ねー訳じゃねェ…
”暁”は人柱力を必ず生け捕りにする
お前らの師匠はまだ生きてるかも
しれねェってばよ」
(ナルト)

「え!?」(オモイ)

「本当か!!」(カルイ)

多分、物語を俯瞰してる僕たちにはなかなか思い浮かばない展開…これをサラッと描けるキッシーってやっぱり凄いお方です。僕らはキラビが無傷でサブちゃん先生を目指してスタスタと歩いて行くのを見ているから、ナルトの考えがヤケに新鮮に感じられますね。確かに、人柱力は生け捕りが基本(しかも、九尾は一番最後に封印しなければならない…)。ならば、キラビが捕まっていても未だ助かる可能性がある…我愛羅奪還作戦の経験がナルトにはあるから、こんな考えになるのですね。時系列的には随分と時間が経過していますから、可能性と言う意味では低いかも知れませんが、如何にも諦めないナルトらしい考えだと思います。ナルトのしっかりした態度が非常に頼もしいですね。


「サスケの事よりまずは
その師匠を助けるのが先だ!」
(ナルト)

「本当に本当か?
本当に本当だろうな!?」
(オモイ)

「だから言っただろ
あの人がそんなに簡単に
くたばる訳ねーんだ!」(カルイ)

カルイの喜々とした態度がオモイとは(キラビに対する…)異質の想いを感じさせます(笑)。ナル×ジャンの「ほの字認定」です(笑)。ま…キラビは登場した当初こそ思いっ切りヤラレ役っぽかったけど、”鷹”との戦闘の中で、その魅力の虜になってしまい、遂には新橋のガード下で一緒にビールでも飲みたい願望に駆られましたから(笑)。あんな味のあるオヤジは久しぶりだぜ!!って思いましたもの。サスケが気絶したキラビをトビに渡した時はホントに悲しかったし、雲隠れの水底の大きな蛸足からキラビが顔出した時にはホントに嬉しかった…そんな魅力的なオッチャンで、しかも師匠となれば…サムイの気持ちは僕にも良く分かる。そして、それがやや「ほの字」の方向に向かうのも…個人的には嬉しい限りです(笑)。


「オレもお前らの師匠
助けるのに協力するってばよ
”暁”の情報もあるだけ渡す」(ナルト)

金パツ物分かりいいじゃねーの!
ウチらについて来い
サスケの事について話してもらう!」(カルイ)

「ナルト!」(サクラ)

「……オレに任せてくれ
サクラちゃん」
(ナルト)

「お前名前は?」(カルイ)

ナルトのテンポにカルイが呼応してるのが分かります。ナルトの真っすぐな想いがカルイを動かしているのです。それに、サムイはちょっとおませな女の子だから、ナルトがサクラをしっかりと思い遣っているのがよく分かるのだと思います。カルイの表情を先週号からもう一度観てみると良く分かると思いますが、ナルトを「金パツ」(髪)と言い、名前を訊く頃にはカルイの表情が随分と和らいでいます。人の気持ちとは目に見えるものなのだと、僕は思います。ナルトが師匠を連れ去られ悲しんでいるオモイとカルイの気持ちを充分に汲み、真摯に対応しつつ、同時に凹むサクラを優しく支えるナルトの優しさは確かにカルイの目には見えたのだと思います。これがナルトの人間力人間としての魅力なんだと思います。


「ナルト!?」(水月)

「そのナルトってのが
ペインを一人でやったのか?」(水月)

「そうだよ
ものすごく強くなってる…
たぶん今やったら
サスケより強いと思うけどね」(ゼツ)

「フッ…
そんな事はどうでもいい
問題は五影会談だ」(サスケ)

「どーすんの?
木ノ葉もう無いんだし…
ターゲットのダンゾウってのが
その五影会談に行くんなら
そっち行った方がいいんじゃないの?」(水月)

「………」(サスケ)

<キッ>(香燐)

「な…何?
ボク間違ってる?」
(水月)



「オレたち”鷹”は
五影会談で火影の首を取る
行き先変更だ」
(サスケ)

「…それがいいだろう」(トビ)

「で…その五影会談の場所はどこなの?」
めんどくせー事になりやがったなァ…もう…)(香燐)

また場面は"鷹"と"暁"の接触する森に移ります。僕が黒くなってるのは実は水月の態度です。お話の流れを観察すると、トビの意向としては、サスケを木ノ葉ではなく五影会談に向かわせたいらしく、水月がそれをサポートしてるようにも見えるところです。そもそも、サスケが木ノ葉を目指したのはイタチを死に追いやった木ノ葉の上層部を抹殺する為ですから、ダンゾウを「ターゲット」とするのは外れてはいないんですが、ちょっとばっかり水月が先回りし過ぎで、それを<キッ>っと香燐が牽制するカットに鋭い女の勘を感じてしまいました(笑)。もしかしたら…なんですが、水月ってトビの手先じゃないのかな。トビは「元水影」だし、水月は霧隠れの忍で、大蛇丸に捕まっていたから抜け忍かどうかは不明だし…。

<ガッ>「サスケ
しつけがなってないぞ」(トビ)

(…こいつを腕だけで…)(水月)

一番おかしいと思ったのは、このエピソードの初めの方でサスケの千鳥が<スカ>った時に水月が反応しなかったところです。水月は鬼鮫に襲いかかろうとしたのをトビに窘められているんです(第44巻/36頁)。あの時、水月の首斬り包丁(←こいつ)を腕だけで受け止めたトビを体験してるのから、サスケの千鳥がすり抜けた描写で反応しないのは何とも解せない訳です。ま…それだと香燐や重吾も反応して欲しいんだけど、一番生々しくトビの力量を体験した水月が真っ先にトビの能力に食い付かないのは、水月の抜かりなさを考えれば変だと思います。そもそも水月が大蛇丸に捕まってたのって、サスケに近付く為だったりしてね。”暁”から大蛇丸のアジトに送り込まれたスパイだったとか、考え始めたら切りがないです。

「そのナルトってのが
ペインを一人でやったのか?」(水月)

それに…水月が「ナルトってのが…」と言うのに対して「ペインを一人で…」と言うのには多少ざらつきを感じると言いますか、「ナルト」は知らないけど、「ペイン」は知ってるようにも受け取れないですか?それにヤケに水月が物分かり良いって言うか…トビの考えに沿って動いているように見える水月に違和感があります。件の斬り掛かりの諍(いさか)いがあったのだから、もっとを立てて、トビの意向に逆らうくらいが水月らしい反応に思えます。水月はバカな子じゃないから、少なくともトビが喜ぶようには踊らないと思うんです。ここでは寧ろアシストに近い…それに喋り過ぎ。水月のスパイ疑惑に関しては要観察と言う事で…追っかけてみます。皆さんも見逃さないように見張って下さい(笑)。


「ゼツ」(トビ)

「ボクの分身が案内するよ」<ズズ…>(ゼツ)

<ズニューン><ズッ…>(ゼツ)

「ボクについて来い!」<ズッ>(ゼツ)

「!」(サスケ)

<バッ>(鷹)

「こいつら信用していいのか?」<スッ>(重吾)

「まずは様子を見る」(サスケ)

「何かおかしな様子があれば"天照"で処理する
ちょうど試したいこともあるしな」(サスケ)

そいで、ゼツの白黒が分裂して、(カタカナ)が残って、(ひらがな)が”鷹”を先導して五影会談に向かう事になりました。ゼツの白黒の分裂は予想していたんですが、それはイタチを守る為であって欲しかった(笑)(イタチが力尽きて倒れて、それを見かねたゼツが白黒で喧嘩して、分裂した白がイタチを蘇生させる想定があったんだけど…)。ゼツの黒と白だったら、僕は白の方が僕は好きで、裏がないと言うか、真面目な感じがしていました。逆に黒い方は悪い考察を考える僕みたいで、ちょっと裏がありそうな気がしていました(笑)。「サスケVSイタチ」では、黒がヤケに物知りで、それに白が聞き入ってましたよね。ちなみに、ゼツの分身は分裂に近いとするのがナル×ジャンの見解で、ゼツの特殊能力といいますか、特殊な構造の提示なんだと考えております。


「ウマクイッタナ」(ゼツ)

「…イヤ…長門にしても
オレのための輪廻天生の術を
あんな事に使うとは思わなかった…

裏切るとはな…」(トビ)

「サスケが長門以上になったとしても
コントロールできなければ意味がない
外道魔像も当分はリンクさせるつもりはない
様子を見た方がいいだろう」(トビ)

「ダガ長門ガ死ヌシナリオ
用意シテアッタト…」(ゼツ)

「一応な…だが
オレの本命ルートじゃないのは確かだ
うずまきナルト…
奴のせいで計画が少しズラされた」(トビ)

「ドウスル?動クノカ?」(ゼツ)

虎視眈々といくのはここまでだ
”月の眼計画”を急ぐとしよう」(トビ)

それでゼツの黒い方とトビの会話がまた黒い(笑)。"鷹"がトビの思い通りに五影会談に向かって居なくなったから…それとゼツの白?も行っちゃった(ゼツの分身を分裂と考えるのは、それぞれの眼球の所在で、黒には白の側の目がないし、白も黒の目がない)から、もうモクモクと…(笑)。もしかしたら、ゼツの黒とトビが黒い関係だったりして…。それで、トビが切り出す輪廻天生の術を「オレのための…」で更に黒くなって(笑)。外道魔像のリンクに関しては輪廻眼並みの瞳力…と言う事で、写輪眼にも可能なのかも知れませんね。だから、「新しいコマ」とはサスケを指してるんではないでしょうか。長門のスペアとしてのサスケの瞳力にトビは執着していたのであれば、雨隠れの天道の複雑な表情が刺さります。

”月の眼計画”とは何なのか!?

”暁”が外道魔像に手枷を施しアクセス権を掌握して捕獲した尾獣を封印しているのは、尾獣兵器を造る為でしょう。そして、「月」を壊すのがトビ(黒幕?)の目的かと、僕は考えていたんですが、もしかしたら、「月」が持つ力…恐らく、六道仙人のチャクラを利用して新しい瞳力を得る目的なのかしら…と、計画名の「月の眼」からそんな事を考えてしまいました。尾獣兵器が「月」を壊すのではなくて、例えば「月」に行くとか、或いは「月」を地球に呼び寄せる…降ろす為の力を発揮する兵器だったりするのかな…と、サブカル好きのケルベロスは考えました(笑)。それと、何かこのまま『トビ=黒幕』と言う流れになりそうな雰囲気ですが、この分かり易さがトラップに思えてしまいます。

スミマセン…根っからの真っ黒なもんで(笑)。


遅いんだよカンクロウ!」(テマリ)

新カラクリの組み立てに
手間取ったんだよ!」(カンクロウ)

「では風影様
お気をつけて…」
(砂の忍)

「カンクロウ殿
テマリ殿
頼みましたぞ」
(砂の忍)

「分かってるよ」<パタパタ>(テマリ)

「我愛羅に護衛なんて
いらねーじゃん
だいたいよ」
(カンクロウ)

「では行ってくる」(我愛羅)

「風影・我愛羅…再び」

「風影・我愛羅…再び」 illustration:Cerberus

そして、場面は砂隠れ。我愛羅が護った砂隠れの街並。里の忍たちの篤い信奉。五影首脳会談に出向く風影・我愛羅…再び。それに随伴するテマリとカンクロウ。一応、護衛みたいですが、カンクロウの台詞が我愛羅に対するお世辞じゃないみたいなので、一尾・守鶴を抜かれた我愛羅も往年の力が戻ったのかも知れませんね。人柱力として常に尾獣のチャクラと拮抗する抑えのチャクラを練って来た我愛羅だから、経絡系の強化は充分になっていたでしょうし、生来の素質もあるでしょう。もちょっと長くなり背丈も伸びた?雰囲気も大人びましたね。テマリもキリリとしたお姉さんになりました(シカマルとはその後…どうなんでしょう)。何か貫禄出て来たし…。カンクロウは赤砂のサソリの作品を卒業して独自に傀儡のカラクリを造ったようだし、隈取りが何気にリニューアルされてますね。

勿論、風影・我愛羅がしっかりと努める以上は、砂隠れはどんな事があっても木ノ葉の盟友として在り続けてくれると思います。ただ、ダンゾウが砂隠れに対してどんな態度に出るかが気掛かりです。カカシかナルトが火影になって我愛羅と会えたら、さぞかし良かったのにね。神無毘橋で戦った岩隠れや、元水影=トビであり、血霧の里の悪名高い霧隠れと木ノ葉とは仲が悪そうな気配。ここは雲隠れの雷影が木ノ葉に対して…と言うか、忍界に対してどう言うスタンスで在るかが、五影会談の重要な鍵になると思います。五影会談に向かった”鷹”も頑張ってくれ!!(笑)波風立てずに…ダンゾウだけを上手く始末してくれ!!(笑)でも、こうして懐かしいキャラが次から次へと登場して来ると、キッシーが広げまくった風呂敷をセッセと畳み始めたようにも思えて…何だか、ちょっと寂しい…。


業務連絡:今週はパソコンメンテナンス、及びソフトのインストールなどの作業の為、週中までオフラインの予定です。メール対応がない場合はオフラインで作業しているのだと考えて下さい。「拍手」のコメントは「ナル×ジャンルール」に反する書き込みがありまして、当面閉鎖する事にしました。週末にでかい考察を練っているところに、心ない書き込みがあり傷付いてしまって考察が出来なくなってしまいました。ナル×ジャンの考察手法として特殊な心持ちで考察しておりますれば、ご理解下さいますようお願い申し上げます。メルフォ(左コラム中段)は残してありますので、御用のある場合はそちらでお願い致します。

  

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