スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水影は何故、青に切れたのか?

 
「再不斬…
少しはしゃぎ過ぎだな」(カカシ)

「…………」(再不斬)

「お前の野望は大きすぎた…
霧の国を抜け”抜け忍”となった
お前の名はすぐに木ノ葉にも伝えられたよ…
水影暗殺…そしてクーデター失敗したお前は
数人の部下とともに野へ下った
……と…
報復のための資金作り
そして”追い忍”の追討から逃れるため
…そんな所だろう
ガトーのような害虫にお
前が与したのは…」(カカシ)

波の国任務での「カカシVS再不斬」の終盤(第4巻/48-49頁)。雷遁チャクラの「ら」の字も出ない雷切でカカシが再不斬を威嚇するシーンで、土遁・追牙の術で捕縛された再不斬をカカシが執拗に言葉攻めにするのが、何故だか印象に残っていました。霧隠れで水影暗殺やクーデターを起こそうとした…台詞の解釈が非常に微妙で、再不斬が水影暗殺に成功したけど、クーデターに失敗したのか?水影暗殺もクーデターもどっちも失敗したのか?どっちでも取れる言い回しです(笑)。一応、ナル×ジャンでは水影暗殺に成功したものの、クーデターは失敗→下野…と仮定して考察を行っております…再不斬の情報を事細かに知っていた訳で、カカシが暗部でブイブイ言わせてた当時の記憶と思われ、それは木ノ葉隠れと霧隠れの良好な連係があった事を窺わせる描写ですね。

もし、木ノ葉隠れと霧隠れの仲が悪ければ、再不斬が何をしようと手配書なんか木ノ葉に回しっこなくて、霧隠れとしては再不斬がクーデター起こして部下と逃げたから、もし木ノ葉で見つけたら始末してね…と声を掛けてくれた訳で、外交的には貸しを作る様な…ま…一種の恥を霧隠れは木ノ葉隠れに去らせる程には仲は良かった…と、僕は考えます。「血霧の里」と呼ばれ、血腥(なまぐさ)いイメージの霧隠れですが、それなら砂隠れも似た様なもので、過去の忌まわしい歴史が尾ひれ背びれ胸びれを付けて泳いでいたのかも知れません(笑)。ま…過去の忌まわしい風習に歪められたのが再不斬や「白」だった訳で、ホントに可哀想なのは彼らの方なんですが…それはちょっと置いといて…(笑)。

「お前の野望は多くの人を犠牲にする
そういうのは…
忍のやることじゃあないんだよ」(カカシ)

問題は再不斬がどんな酷い事を霧隠れでやったかです(第4巻/51頁)。カカシの再不斬に対する言葉攻めがヤケに執拗だった事から、そりゃもう相当酷い事を霧隠れでやったんじゃないかと、想像力が偏っている僕としては過敏に反応してしまうんですが、水影暗殺…を再不斬が取り敢えず成して…と言うのは、このカカシの台詞で認定と言いますか、容認させて頂いております(笑)。ま…ぶっちゃけ、再不斬が当時の水影の首を取ったか否かはあまり大きな問題ではないんですが、再不斬が水影に対して刃を向けた事実の認定はできると考える訳で、霧隠れ忍刀七人衆であり、首斬り包丁を持つ忍である事が重要でして、再不斬が首斬り包丁で水影に斬り付けた事実が、僕は欲しいのッ(笑)。

<ガッ>「サスケ
しつけがなってないぞ」(トビ)

(…こいつ腕だけで…)(水月)

第404話「”鷹”と”暁”」で、水月が首斬り包丁で鬼鮫に斬り掛かるシーンで(第44巻/36頁)、トビが鬼鮫を庇う…と言うか、二人の間に割って入って右腕一本で水月の首斬り包丁の斬撃を受け止める…そう、受け止めるのです。トビって、相手の攻撃をすり抜けさせる能力者の筈ですが、この時だけは受け止めています。多分、これは鬼鮫に対してのアピールであり…折角、鬼鮫がトビの動きを信頼して微動だにせずに水月のやりたいようにさせていたのに、トビが水月の斬撃をスルーしてしまったら、鬼鮫に当たってしまいますがな(笑)…鬼鮫に対しては敵の攻撃をすり抜ける能力を見せずに、剛力、或いは角都の様な鉄壁の防御能力を見せる必要があったからだと、僕は考える訳で、それが鬼鮫が知るトビの正体に関係しているのだと、僕は考えていると言う事です。


「結局最後になってしまったが…
一番身近なお前を騙していて済まなかった」(トビ)

「!?」(鬼鮫)

「…!」(鬼鮫)


「…そういうことでしたか
トビがまさかアナタだとは
思いませんでしたよ」
(鬼鮫)

「これで安心しました…
アナタが黒幕なら私の立ち回りもやりやすい
元水影様…いやマダラさん」(鬼鮫)

「これからも頼むぞ鬼鮫」(トビ)

やっぱり同じ「”鷹”と”暁”」の導入でトビは仮面の下の素顔を鬼鮫に曝しています(第44巻/25-26頁)。ここはキッシーのタイムマシーンが発動してて「水影様」(週刊本誌)→「元水影様」(単行本)に修正されています。水月が鬼鮫にやんちゃに斬り掛かる前に鬼鮫に仮面を外して「正体」を曝したもんだから、鬼鮫の信託にトビとしては応えなくてはならなかったのだと、僕は考えます。つまり、水月の首斬り包丁を受けた剛力や防御能力とは元水影の手腕であり、再不斬と同じように対戦したであろう元水影だから、能力不明(元水影だから忍刀については熟知してたとも思いますが…)とも思える大刀を無碍(むげ)に受け切る…これは能力の秘匿があったにしても、用心深いトビにしては無謀な行動だったと言えると思います。

「元水影様…いやマダラさん」(鬼鮫)

チョーッと、鬼鮫の問題発言を考えてみましょう(笑)。お面を外したトビの素顔?を見た鬼鮫が「元水影様」と言うのは顔を見たんだから分かります。でも、それを「マダラさん」と言い換えるのって何なんだろう…これを僕はズーッと考えていました。トビの右目は確かに写輪眼です。これは描写と言う事実があるからガチガチの鉄板。左目の存在は不明ですが、鬼鮫が「元水影」に対して「マダラさん」と言い換えたのは、やはりその写輪眼に対してだと、僕には思えます。素顔を鬼鮫に曝したトビの雰囲気からして、水影のアイデンティティを充分に残していましたから、写輪眼に乗っ取られたとは考えられず、写輪眼の能力に対する畏怖としての鬼鮫の「マダラさん」だったのかな…と考えております。

うちはマダラが水影になったとするのは、人の寿命(100歳超?)から考えると不可能ですが、忍術に拠る延命の手段は”暁”で嫌と言うほど紹介されていまして、一応可能性は残しています。しかし、他里の忍を里影にするのもアレですし、水影が写輪眼を移植した忍だったと考えるのが、ナル×ジャン的には妥当で、カカシの移植例や近々で登場した現水影の護衛の青も右目に眼帯?をしてて一応、「写輪眼フラグ」が立っていますので、霧隠れに写輪眼移植ノウハウがあってもおかしくはないと考えます。トビが元水影だった事実を考えれば、写輪眼を移植したと考えた方が平坦だと思います。可能性としてはマダラが存命してて霧隠れに潜り込んだ線もあるので何とも言えません。

トビ(元水影)も鬼鮫も今は”暁”なんて非合法組織で悪事?を働いてる訳ですが、鬼鮫の元水影と知った後のトビに対する態度からは何らかの目的を持った行動である事を感じさせます。鬼鮫がトビが仮面を取って元水影である事を知り、それをマダラと言い、「黒幕」だと安心した…その反応から考えると、元水影→マダラと変節する事と、”暁”が持つ表層の悪者集団のイメージの裏にある真の目的の方向性は等しいと思えます。つまり、輪廻眼の外道魔蔵に尾獣のチャクラを溜め込む先にある「月の眼計画」の首謀者がトビ=マダラであると、鬼鮫は気付いたのではないかと思います。そして、鬼鮫は鬼鮫で、その計画とは別の目的を有している多量の臭いも同時に振りまいている事も目が離せませんね。

元水影(ナル×ジャンの考察では単行本の記述や描写がイキです)が再不斬に殺された…と、僕が考えるのはその方が都合が良いからで、アレは再不斬のクーデターを利用(便乗)した元水影が歴史から姿を消すのには非常に都合が良いイベントだったと考えるからです。元水影は何らかの事情でうちはマダラの写輪眼を有していて、里影として居てはとても達成できない目的(月の眼計画?)があって霧隠れを抜けないといけないんですが、やっぱり追い忍が面倒くさい。それで、死んだ事にすれば都合が良い。その為に、再不斬は利用されたんじゃないかと、僕は考える訳です。或いは、再不斬の協力説もあるんですが、それだと再不斬が”暁”と無関係(額当てに横一文字の傷が無く、勿論マントなし)なのが説明できん。

「…再不斬の小僧
アナタとやり合ったと聞きましたが…?」(鬼鮫)

「ああ…」(カカシ)

それに、再不斬のちょっと寒々しい用心棒生活がカカシの指摘した通り「報復のための資金作り」(第4巻/49頁)とも符合します。あれは「白」と生活を共にする理由(言い訳)でもあったとも思いますけどね(笑)。鬼鮫がイタキサの木ノ葉強襲(第16巻/133頁)で再不斬の名を出し、それに応えたカカシに殺気を漲らせた視線を向け、「削りがいのある方だ」(第16巻/134頁)と凄んだのが、同じ目的を共有する同志だったからではないかと、今にして思えば引っかかります。鬼鮫がトビを元水影と知った時に再不斬の無念感じさせなかったのは鬼鮫が隠し持つ大義の大きさで説明できるし、鬼鮫が”暁”に与(くみ)するのは、鬼鮫が目指す目的を達成するのに効率が良いからでしょう。

鬼鮫が再不斬を重視してる傾向を僕が考えるのは、鬼鮫の目的が忍刀に関係してるからではないかと考えているからです。鬼鮫が後輩の分際でえらく無礼な水月に対してある程度寛容なのも、忍刀…首斬り包丁の継承と無関係でないように感じます。ただ、水月に関しては"鷹"の五影会談への転進の行で主導的な役割で立ち回ったのが、トビのスパイフラグで、元水影寄りの立ち位置で、大蛇丸に捕獲されたのも意図的な潜入に近い可能性も拭えず、それに気付かない鬼鮫でもなく、今のところ、静観しているのかなーと思ったりしています。個人的に、鬼鮫はイタチの「薫陶」(くんとう)によって目的意識を強固に保ったと信じていまして、それが忍刀の存在に収束する予想(希望?)がありますが、それは別の終末に…(笑)。


「これだから最近の若い奴ら
根気が…」(青)

<ピクッ>(婚期が)(水影)

…説教はいいから
早く出発しないと会談に
遅れる!」(霧忍)

(婚期が遅れる!!?)(水影)

「説教こそは助言だ
我々の時代では―」(青)

「水影…黙れ殺すぞ」(笑)

『黙れ殺すぞ』(水影) illustration:Cerberus

(え……)(青)

第454話「五影登場…!!」で、とうとう明かされた現五影の全貌。中でも一等目を惹いたのは水影様でした。ナル×ジャンのブレーンの分析に拠れば歳の頃は34~5歳とな(笑)。丁度、「婚期」に敏感なお年頃だそうで、女子の生態には全くもって門外漢なケルベロスとしては言いなりになっております。外見も非常にフェミニンで、容姿も十二分に美しく、スタイルもグー!!なのに、お相手がいらっしゃらないのは、霧隠れがだらしないのだと思いますが(笑)、そんな下世話なお話はさておき、彼女が「婚期」を遅らせているのは霧隠れの改革に心血を注いで来たからではないかと、僕は考えていまして、それが「元水影」が暗殺、或いはクーデター時、MIA(Missing In Action/戦闘中行方不明)なった以降…。

ぶっちゃけ、非常にメンコイ水影ちゃんが、「婚期」を遅らせてしまった…適齢期に忙しかった→現在の年齢を35歳とすれば、再不斬のクーデター時期が「白」の年齢(15歳)から推測して10年程前(現状から13~4年)と考えれば、現水影が20歳程度で現職に就き、職務に埋もれ「婚期」を遅らせた…それがホントは里影となっても良い世代の「青」(相当の手練の筈)に向けられた憤怒であった想像に同情を禁じ得ません(笑)。現水影の職務への埋没は「血霧の里」の悪習やイメージの払拭があって、彼女なりに霧隠れへの愛があったんじゃないかと思えます。だからこそ、里の年期の入ったオヤジ「根気」「婚期」に聞こえ、それが「遅れる」で着火して大爆発しちゃうんじゃないかなーと思えるのです(笑)。

現水影が登場するまで、霧隠れの里は相当な武闘派でヤバい存在の急先鋒だったんですが、それが大きく緩和…と言うか、他里の描写を見ても、和気藹々と五影会談に出立する里影を見送る雰囲気には安心させられまして、これは「忍界大戦」なんてのは起こりそうも無い罠…と思えました。未だ出発していない木ノ葉隠れのダンゾウを除いて、唯一、里の忍の見送りの無かった雷影ですら、秘書や護衛の二人には呆れられながらも愛されてる雰囲気はありましたもの。これだったら安心です…って言うか、逆にドロドロに真っ黒なダンゾウが里影の木ノ葉隠れが一番心配なんですけど(汗)。ま…これがナルトが真に戦うべきは「何か?」を示すキッシーの巧妙な問題提議なのだと、僕は考えています。

キッシーがタイムマシーンで修正した「水影→元水影」とは、多分、現水影のご苦労(元水影が没した後、必死なって…婚期を遅らせてでも…霧隠れの里を人々の笑顔や歓声が示す様な安定した社会にした…)に整合性を持たせる為で、右目の異様な眼帯「写輪眼フラグ」が何本も立つ「青」「根気」に着火した水影の逆鱗正当性を確固たる為だったと、僕は考えます。そして、そのベクトルは木ノ葉以外の里全てに一様に感じられた希望でもありました。しかし、これで実は水影がドロドロのグズグズにワルで、シシシとやってたらアレですけど、女子には全く無垢で素人なケルベロスには知る由もなく…(笑)。ま…可愛い悪魔って、どんなに可愛くても悪魔な訳で…そりゃもう悪魔は悪魔なのよ(笑)。


忍刀七人衆・長十郎 | BLOG TOP | 第454話「五影登場…!!」

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。