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忍刀七人衆・長十郎


「黙れ殺すぞ」(水影)

(え……)(青)

第454話「五影登場…!!」で、続々と登場する新キャラの中で一際好感度が高かったのが、霧隠れのパーティでした。出発時の盛大なお見送り…その和気藹々とした雰囲気にはかつての「血霧の里」と恐れられた血腥(なまぐさ)い禁忌の里のイメージは完全に払拭されていました。ま…その影に潜む水影の尽力…それを水影が護衛の青に垣間見せた機微から考察したのが「水影は何故、青にキレたのか?」な訳ですが、再不斬が起こした水影暗殺→クーデター(失敗)を契機にした霧隠れの変革があり、青が見せるやや安穏とした無責任な責任感(長十郎に対する説教)と水影の深層にあるリアルな責任感温度差が誘発した水影の憤怒には言うに言えないご努力が感じられ、目頭を熱くしたものでした(笑)。

「説教こそ助言だ
我々の時代では―」(青)

青も悪気はなかったのだと思います。恐らく、水影よりも年上でしょうし、長十郎にした説教は青が水影に存在感をアピールする一種の自己提示であったとも思います。青が言う「我々の時代」とは「血霧の里」が示す霧隠れの暗黒時代を含んでいるのだと思います。つまり、殺すか殺されるかの殺伐とした力だけが支配する時代からすれば、口で順序だって説明説教されるなんて幸せな事なんだと…言っている訳です。しかし、その大口の割りに水影の職責をこんなメンコイ女子に負わせ安穏としているかのように…と、水影本人には見える訳で、そんな水影の前で「婚期」(本当は「根気」だった…笑)を口にするなど、それこそ禁忌だったのですが、それを感じないところに青の無責任な責任感があると、僕は思う訳です(笑)。


「長十郎」(霧隠れ・忍刀七人衆)

「長十郎」 illustration:Cerberus

忍刀七人衆の一人として
水影様をしっかりとお守りしろ」(霧忍)

「は…はい…たぶん
大丈夫だと……思います…」
(長十郎)

「もっと自分に自信を持って
アナタは強いのよ
だから会談までの護衛
アナタを選んだのですから…
 長十郎」(水影)

見送りの霧忍が長十郎を「霧隠れ・忍刀七人衆」としています。これまでに既出の七人集と言えば再不斬鬼鮫。それと首斬り包丁を手にした=忍刀に認められた…と言う意味では水月もその一員と考えて良いでしょう。長十郎もその一人で、多少の流出はあるものの、忍刀の伝承は今も続いているようです。「忍刀」の意味については近々に「終末の谷の決闘」(第九撃)で書こうと思います。一部は「鬼手仏心」(終末の谷の決闘…第四撃)で書いたんですが、新事実や新発見があって追記になります。見送りの霧忍が「忍刀七人衆」と鼓舞するのは、それなりの力量がある訳で、それに比例しない長十郎の態度に対する苛立ちみたいなもので、それを女性らしい柔らかさでアシストしているのが水影の偉大さなんだと思います。

長十郎も見送りの霧忍に対する反応とは違った機微を水影には示していて、ぶっちゃけ…思いっ切り好意を抱いている訳で、そのあからさまな好意の垂れ流しが同時に水影を安心させる共生関係みたいなものが両者の間にはあるのだと、僕は思います。もし水影がショタであったなら、長十郎なんてとっくに喰っちゃった筈で、長十郎の反応からはそこまでの接近は感じられず、一方的な憧れに近く、水影にしてみれば、息がかからない程度の距離で、自分を羨望の眼差しで見てくれる長十郎が有り難いのです。水影が長十郎に自信や安心を与えるのと同じように、水影も長十郎から女としての価値を感じさせられ安心しているのだと思います。だから、長十郎の護衛の徴用は付加価値が高い訳。利害関係があるから。

ま…折角なんで、長十郎の事を少し…って、長十郎の考察だから(笑)。外見的には歳の頃はナルトと同年代「戦争を知らない子供たち」と言ったところでしょう。ファッション的にはパンク系かと思うんですが、あまり詳しくないので置いといて(笑)、セーターと迷彩パンツの感じでは「ミリタリーオタク」(ミリオタ)と見ました!!(笑)何を隠そう僕もこう言う系のファッションは吝かではなく、結構持ってはおります。長十郎の装具で一番のお気に入りは胸のアーマーで、忍刀を装着するホルスターの様でもあり、胸の額当ては確実に心臓を防護していて、接近戦での刃物の使用を深く意識した配慮だと思います。これで手首に防刃バンドとかパンク風に巻いてたら完璧なんですがセーターで見えん(笑)。

刃物を使う接近戦における急所とは頸動脈や手首の静脈(脈を採るところ)で、それを防護しつつ相手の急所を先に斬る…のが定石です。だから、手首や首筋を覆う長十郎のファッションは合理的で、素材がカーボンファイバー製で防刃処理なんかされてるんじゃないかと思います。もっともそれってナイフ(忍具ではクナイ)による格闘戦の理論で、長刀を使う殺陣とはちょっと違いますが…。ただ、刃物を使った格闘を視野に入れる必要は剣士としては多分にあり、その心構えは少なからず長十郎の装備品やファッションからは見て取れます。セーターのしたにはしっかりと決めの細かいクサリ帷子なんかが仕込まれてる確率高そうだしね。両腿のポーチの位置も絶妙抜け目ない印象がありますね。

肝心の忍刀に関しては包帯?に巻かれていて確認できず…ですが、刃の形状は非常に複雑そうです。鬼鮫の鮫肌も包帯で覆って携行していますが、あれは鮫肌の名前の由来のように刃の表面が鱗のようになっていて、それが引っかかって移動の妨げにならないように巻いているので沿うから、長十郎の忍刀も似た様な問題があって…刃の表面に業(わざ)があって、それを秘匿しているのかも知れませんね。注目は柄(グリップ)が二本立ってて、それが紐のようなもので連結しています。これから二刀かそれを繋げた三節棍(さんせっこん)に似た仕組みで槍に変化する武器なのか、この紐が伸びて、敵に一方を奪われないようにしつつ自由に二刀を動かせるシステムなのか?どんな風に使うのか?早いとこ見せて欲しいです。

<クルッ>「では長十郎・青…
参りましょう」
(水影)

「優しい水影様の笑顔をボクが守る!
…できる事なら」(長十郎)

基本、彼って自信が希薄…なようですが、既に「忍刀七人衆」なんですよね。最低でも何らかの「忍刀」に出逢い、選ばれている…「選ばれている」…と言うのは、波の国編で再不斬が戦死し、その墓標となった首斬り包丁が"蛇"(現”鷹”)の結成で、水月が回収に向かうまでその場に無傷であった描写によります。あの時、水月が剛力で抜いた…と言うよりは「抜けた」と考えた方が妥当で、普通なら墓荒らしか金属回収のホームレスのオッチャンに持って行かれててもおかしくないのに、何年も墓標としてあった…それには、第三者(機関)に拠る監視か、或いは「忍刀」自身に拠る選別・承認が必要だった…とする考えに基づきます。鬼鮫の鮫肌なんかは思いっ切り使用者を選別して、柄がを立てるシステムでしたよね。

詳しくは「首斬り包丁」(忍具の考察)に記述があるので読んで欲しいです。かなり前に書いたお話なので精度はちょっと怪しいですが、首斬り包丁の形状の変化…特にグリップは思いっ切り長さが変わってるし、鍔(つば)なんかは形状がまるで違います。この描写(=事実)から、僕は第三者機関の存在…忍刀保存の会?…を想像していまして、忍刀が忍界に関わる重要なアイテムであると考えています。でないと、ちょっと説明し辛い事が多くて…。それに、最近では雲隠れに置き去りにした首斬り包丁が”鷹”のアジトで寛ぐ水月の下に回収されていた描写があって、草薙みたいな自動帰還能力(意志)もあり得る。詳しくは「終末の谷の決闘」(第九撃)でやるとしましょうか。勿体ないので(笑)。

…で、まあ、忍刀には意志、或いは第三者(機関)の承認…どっちにしても承認がありそうで、忍刀を所有できるってことは、既にそれなりに力量が認められていると言う事になると考えて良い訳です。だから、霧忍の見送りが「忍刀七人衆」と言う言葉で奮い立たせようとした訳で、長十郎は充分に強い…それは水影も認めるところで、問題は当の本人の長十郎がそれに気付いていないところでしょう。これは幼児期の情操教育に問題ありで、何らかの事情があって親御さんと一緒に暮らせなかったとか、特に母親の愛情が不足しているのではないかと思います。その欠落感が長十郎を水影に向かわせるんじゃないかと考えれば、水影の笑顔「安心」を得る長十郎の行動原理は極めてリニアであると思います。

ぶっちゃけ、長十郎が水影に「母親」を求めるから、水影も気が楽であり、稀に息がかかるにしても男性ホルモンを多量に混入した生臭さは無いし、水影の敏感な部分には影響しない訳です(笑)。ま…そこに水影がショタコンでなく、水影自身もある種の自己無価値観を抱える病み人としてのアイデンティティがあり、それを良い感じに長十郎が中和するところに、二人の利害関係の一致があると…。それで、それとは全く関係しない青の存在が逆に際立つ訳です。水影が何の臆面も無く「黙れ殺すぞ」と凄める青に対して、水影の精神的な逆依存は存在せず、それでも護衛(2名の制限あり)の一翼を担わせるところには青の持つ力量の高さがあるからでしょう。それに、青の右目の眼帯?…これが非常に気になる(汗)。

青の容貌を含めた考察もチョコッと行きましょうかね。ま…何にしても霧隠れの水影班は魅力的です。それに、鬼鮫が言った「元水影様…いやマダラさん」(第44巻/26頁)とも微妙に繋がっていて面白い!!いやいや…写輪眼(マダラ)と鬼鮫(忍刀)が微妙どころか、極めて濃厚に関係しています。これを放っておく事はナル×ジャンには適いません(笑)。それがちょっと…ここ数日、黒ーくなって(実はズブズブに…)過ごした原因でありました。今後は霧隠れには注目せざるを得ないでしょう。それは暑苦しい(笑)雲隠れ…特に雷影のお兄ちゃんとは全く違うベクトル…『NARUTO -ナルト-』の謎の深層にアプローチする大きな手掛かりなのだと思います。ちょっと、潜ります。次は「青」……ね。


  

青・写輪眼疑惑 | BLOG TOP | 水影は何故、青に切れたのか?

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