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NARUTO-ナルト-第39巻に寄せて…

 
ナルト単行本・第39巻

早速、購入して来ました。やっぱり、新しい本は角が立っていて良いですね。

ナルトにハマって本格的に考察を始めた頃のお話が収録されていて、凄く懐かしく感じました。ちなみに、僕の初感想アップは第357話「デイダラVSサスケ!!」から。ちょうど、カブトのキモい件(くだり)からでしたっけ…(笑)。ナル×ジャンを始めて2ヶ月が過ぎただけなんですが、物凄く過去の事のように感じられました。

「時間」は人の考えや行いに関わりなく、同じように刻まれます。それを長いと感じるか、短いと感じるかは、それを感じる人間の「密度」だと思うんです。その意味で、この2ヶ月は充分に濃密だったと感じます。これは自分の行いが、どうとか言う問題ではなくて、ここまで感性をインスパイア(触発)される「NARUTO-ナルト-」と言う作品の魅力に尽きる…と感じています。

第39巻は、サスケが「蛇」を結成する過程で、重吾の存在が君麻呂とサスケをつなげるエピソードがあるんですが、それが何とも嫌らしいくらに繋がる話なんです(笑)。キッシーの底知れなさに打ちのめされた気持ちです。これは敵わないな…って感じました。キッシーは凄いです。

僕は「蛇」の雰囲気が好きだな…って感じてるんですが、結成の経緯がかなり綿密に描かれていて、サスケ…水月…香燐…重吾が共に行動する「意味」を明確に示しています。それがしっかりした土台になって、小隊「蛇」の存在が躍動感を放つのだと感じています。それは、学生時代に感じた放課後の雰囲気であり、子供の頃、泥まみれに遊んだ徒党(ギャング)のようでもあります。

ところで、サスケは何故、「蛇」を結成したんでしょうか?

「オレには目的がある…その目的に近付くには小隊の方が効率がいい」

香燐を誘いに南のアジトに向かう道すがら(38巻/156頁)、サスケは水月に話しています。サスケの言う「目的」とは、当時は「イタチへの復讐」であると、素直に受け入れていたんですが、「暁」の目的に「写輪眼の存在」が関わっている事が解り、どうも「それだけじゃない…」と言う気持ちに変質して来たのです。賢いサスケが「写輪眼の本当の意味」を知っている以上、ここで、サスケが言う「目的」にはもう少し意味を感じてしまうのです(笑)。

イタチへの復讐以外にサスケが「目的」を持っているとしたら、サスケは単なる復讐者として在るわけではなくなる。それは、もしかしたら、イタチとの瓦解につながる伏線かも知れない。瓦解への道はイバラの道でしょうし、一筋縄には行かない。道がない事だってある(笑)。でも、サスケの人間的な成長がそこにあるのだとしたら、それは喜ばしい事だな…と、ほのかな疑いと言うか、期待(汗)と言うか…。もう親の「目」で見てしまって居るのです。何にせよ、「蛇」は巨大ではないにせよ、無視できない勢力になり得たと思います。「暁」も意識していますし…。

39巻の後半では、(勘違いした)カブトもこれに加わる可能性を示唆しています。例のキモいカブトの「羽化」です(笑)。カブトの場合は大蛇丸の細胞を取り込み、大蛇丸の侵蝕を感じる事で、自分の存在(アイデンティティ)を確立する手法をとったようです。

「馬鹿な事を…」

初代の実験体として存在するヤマトが、これに自分を重ねて哀れんでいたのが(39巻/141頁)、印象的でした。ヤマトは自分の境遇を既に乗り越えている。きっと、それを伝えるべく在るのだと思いました。ヤマトの存在はナルトに対して非常に大きい。それは、尾獣を抑える能力云々に留まらず、ナルトのアイデンティティに深く関わると言う意味です。

もっとも、勘違い!と言えども、それを一生やり通せば、それは勘違いではなくなる訳で、カブトだって信じ通して、一生をかけて貫けるなら、それは立派なアイデンティティになるのです。どんな大きな「ウソ」であっても、それを墓まで持って行けるなら、それは「真実」である!と言うのと同じ理論です(笑)。要するに、アイデンティティとは自分を信用し得るか否かですから!一生、勘違いし続けられるのなら、それはそれで良いのです。

その意味で、僕はカブトの勘違い(笑)にも大いに期待しているのです。「蛇」に拮抗するような「力」になる事を!その為には、まだ足りない要素がある。サスケの中の情報生命体としての「大蛇丸」と、八尾・八岐大蛇の存在。これが、物語に違和感なく織り込まれれば良いなぁ…と、期待しているのです。

あと、デイダラの「暁」勧誘の件も良かったな。少年のデイダラ。めちゃくちゃカワイかったですね(ポッ…汗)。非常にキュートな悪役ですね(笑)。

それと、最後になりましたが、日々、忙しい中、万障お繰り合わせ頂き、コメントを書き込んでくれる皆様。こんな拙いコンテンツをROMってくれる方々。心より有り難く思います。ありがとうございます。

 

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