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第455話「繋がり…!!」(其の参)

 
第455話「繋がり…!!」(其の弐)の続き…。

サクラさんに
看てもらった方が…」(サイ)

「こんな格好見られたら
またややこしい事になっちまうからよ
それに傷の治りは早い方だから
いいんだ」(ナルト)

「……」(ナルト)

サイがおんぶしてヤマカカの下に連れて来たんでしょうか。しっかし、ナルトは相当の重傷のようです。もしかしたら、生命の危機に及ぶかも知れない危険がある場合、八卦の封印式が…それこそ黙っていなかった筈なんですが、その兆候が微塵もなかったと言う事は、ナルト側である程度、八卦の封印式を黙らせる…制御する事が出来る様になったのかも知れませんね。これでナルトが寝たりすれば、ナルトの意志とは別の想いがナルトを治癒させる…これが八卦の封印式がナルトの経絡系の治癒領域にのみ接続されている想定だったんですが、ミナトの登場した八本目の封印式の組み直しで、封印式は2ndフェイズに入った筈で、ナルトの意向が大きく影響する様になった事を示す描写ではないかと、僕は考えています。

ナルトがカルイ(ごとき)にフルボッコに遭い、しかもノーガードだったのは、サスケの犯した罪のせめてもの贖罪であり、そこに九尾のチャクラが介入してナルトを護ったのでは、とってもじゃないけど誠意なんて伝わりません。こんな時、僕がナルトの親だったら手を出さないと思います。それと同じ行動を八卦の封印式がしてたのなら、それは良識があると思います。基本的に八卦の封印式には母親を感じ…って事はクシナなんですが、もしあんな風に我が子に暴力を振るう外敵が現れたら、それこそ鬼のような形相で護ると思うんです。でも、それが全くなかった。もしそれがナルトの任意でなく、八卦の封印式の意志であったなら、それはそれで非常に分厚い親心…非常に立派な親の行いだと思います。

このナルトと八卦の封印式の関係って、ナルトとサクラの関係に凄く似てると、僕は思っています。ナルトがサイに治療して貰ってるのはサクラに看(み)られたくないからですよね。八卦の封印式にはそんな事は通用しないだろうけど、そこは親心…気付かないフリをしている。つまり、治癒系のチャクラを供給しない様にしてる訳で、それはナルトが対外的に感じる気持ちを汲んだ行動な訳です。それが出来るのって、やっぱ母親かなーって、僕は思うのだ。そして、八卦の封印式が汲み取った気持ちが、ナルト→サクラの気持ちを代弁してるならば、サクラはナルトにとっては母親に近い…ぶっちゃけ、身内=近親者じゃねーのか?ってのが、僕の見解です。でも、ケルベロスは歪んでて黒いから…アレですが、詳しくは「サクラってナルトの何なのサッ!!」(恋愛論)を読んでみて下さい。ま…根も葉もないお話ですが、僕の歪みっぷりにも注目しながら…(笑)。


「サイ……
さっきはすまねェ…」(ナルト)

「!」(サイ)

「ありがとだってばよ」(ナルト)

「………」(サイ)

「いえ…」<ニコ…>(サイ)

サイが絡む台詞回しの特徴があって、対話の途中でサイの方が非常に過敏に反応するんです。このエピソードだけでも三カ所あります(81頁:サムイが立ち去るカット/82頁:ナルトの包帯巻き/83頁:カカシの突っ込み)。これって、サイの不安な心持ちを表してるんだと、僕は考えています。サイは何処か気持ちが不安定で、それは必要以上に感情が抑制されているからだと思うんだけども、それがナルトと接する中で揺らいで来ています。ナルトの感謝に対して「いえ…」と言いながら<ニコ…>と微笑むサイは作り笑顔じゃないと、僕は思います。それはナルトの監視任務中にも関わらず、サムイの拳を遮った行動に表れてて、この後、それをカカシが突っ込む回想が盛り込まれています。


「まったくハデにやられたな」(カカシ)

「ヘヘ…」(ナルト)

「そうかナルトがそんな事を…」(カカシ)

「カカシ先生」(サイ)

「ん?」(カカシ)

「ナルトやサクラを苦しめる
サスケくんとの繋がりというものは
そんなに大切なものなのでしょうか?
なぜ二人は苦しむのに
そこまで……」
(サイ)

「サイ…お前は
ナルトの見張り役だろう?」(カカシ)

「…そ…それは…
……!!」(サイ)


「いい分かってる…
ナルトを助けに入ったってのは
見張り役のする事じゃあない

お前もそろそろ自分で
気付いているハズだ……サイ」(カカシ)

「繋がり…」

「繋がり…」 illustration:Cerberus

恐らくサイの変質を最も強く感じているのはダンゾウだと思います。そして、それと同じ程度にカカシもサイを理解している。サイがナルトの暴行事件に居合わせた理由もカカシにはお見通しでした。サイはナルトに対する気持ち=感情が何なのか?解らないで困っていて、カカシはそのケアも含めて、ナルトの居ない所でサイと語らったんではないかと思います。ぶっちゃけ、サイはナルトが好きなんだと思います。しかし、それは恋愛感情と言うまでには整理されていなくて、もっと原始的な情動の様なものだと思います。サイは特殊な教育…洗脳に近い…を受けているので、心のあちこちが欠損している状態で、それが全くない、ハッキリ言って異常なナルトに興味がある訳です。そして、それは恋に似てる感情です。

ま…この局地的な考察を足し算引き算すれば、あっちの方に行っちゃうんだけど(笑)、それも悪い事とは思わない。一応、腐女子(注:僕はこっちからは「腐女子」とは呼ばない主義なので…一応。これは相対的に位置関係を示す為に書いているだけで、「腐女子」とは鉄板で自称であるべきだと考えます)様方に具体的な描写はお願い致しますが、男が男を好きになるのも、女が女を好きになるのもアリだと思っています。「繋がり…!!」(其の弐)でも書いたけど、人は混ぜこぜで決して一色ではないから。だから、サイがを…カルイに向けて怒りを露にした描写は正に同性の対峙だったし、ナルトを介護するサイには柔らかな(愛)情が溢れている…。

ただ、その感情が未整理だから、何だか解らないだけで、サイがもっと成熟すれば違った機微が見られるでしょう。人の心…情にも質量があって、それが運動しているもんだから慣性が生まれる。要はその向きが何処に向くかの問題だと、僕は思います。ナル×ジャン的に良く使う「ベクトル」と言う言葉がそれです。数学的には「長さを持った矢印」なのかな(笑)。面倒くさいお話は置いといて、方向性が未整理だから人は苦しくって、未熟だから上手く表現できない訳。でも、それが味わえるのって若い内だけなのよ。僕にはそれが甘酸っぱいのだ!!ぶっちゃけ、それって「青春」だから、めちゃくちゃ羨ましい訳だ。そして、あの時の気持ちがいつか「恋」なのだと知る。な…何て素敵な事なんだろう!!(ええい!!チクショーめ!!笑)

サイの未整理な情をどう扱うか…だけなので、それがいろんなジャンルで加工されて表現されてるだけで…それを否定する考えは微塵も御座いません(笑)。ナル×ジャン的に考察するならば、サイが抱いた感情(=ナルトスキー←一応、ロシアの方です…笑)が、サイの成長(成熟)と共に、心の欠損部分が再生する中で、それがナルトへの興味だと解り、徐々に「友情」に変わって行く…それは、ナルトがサスケに対して感じる「やっと出来た繋がりだから…」に相似する想いな訳です。サイもナルトに「繋がり」を感じているのだと、僕は思います。大蛇丸みたいな「保毛田保毛夫疑惑」もある事だし、サイもそれに漏れず…っても選択肢としてはあるけど、サイの未熟さ…不完全さかな…は外(はず)せないのよ。

きっと、それをカカシはオブラート(←これってもう無いの?死語?死語なの?!)包んでサイに与えてるんだと思います。待ち受けにしたヤマカカのカットが、カカシの回想の最後に挿入されてる意味は、僕には非常に重いです。もしかしたら、二人してこんな感じに”根”の子らを真っ当な道に引き戻してるとか、或いはちょっとあっちの方向に進んでたヤマトをカカシが修正してやったのか?きっと、カカシはヤマトに目配せしてるんですよ。ヤマカカはサイの良化を明らかに喜んでいます。この時、二人が感じてるであろう…甘酸っぱさに、僕は震えてしまうのだ(笑)。そして、少年少女が羨ましい(恨めしい…笑)。このエピソードのこのカット。これを見逃して欲しくなかった…だからこの行を分離させて貰ったの…。

「イテテテ!」(ナルト)

「ご…ごめん」(サイ)

ナルトやサイの成長が、僕には眩しい…。

第455話「繋がり…!!」(其の参)

ヤマト…似てねー!!!(笑)(ゴメン)

第455話「繋がり…!!」(其の四)に続く…。


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