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第456話「ナルト出発…!!」

  
<バッ>(般若)

<バッ><バッ><バッ><バッ>(ダンゾウ)

<スゥー><フー>(ダンゾウ)


「!?」(般若)

「!!?」(般若)

<ズババババ>「!!!」(般若)

頑張れ!!般若のお面たち!!(笑)フーとトルネは敵に背中を向けたまま棒立ちなのは、「手を出すな」と言ったダンゾウを信用しているからでしょう。ダンゾウが杖を地面に突き立てたのは印を結ぶ為で、普段見せない右手は手首から上がカラクリになっているようです。それでもしっかり印は結べてて、「子・巳・午・戌」(「兵の書」161頁)の基本印のようです。一瞬、火遁かと思ったけど、<スゥー>と吸った息を吐き出したのは…風遁忍術?飛びかかる般若のお面軍団が斬り裂かれ墜落してしまいます。風の牙みたいな…風遁チャクラの攻撃なんじゃないかと、僕は考えます。ダンゾウは忍術に不可欠な「印」を結ぶ為に何らかの事情で欠損した右腕をカラクリで補っているけど、それが未だ不完全なんでしょう。


「ぐああ!!」(般若)

「いてェ!!」(般若)

「いてェよォォォ!」(般若)

しっかし、般若のお面軍団もいきなり未知の敵に飛びかかる様な野暮な攻撃するのって、素人くせーと感じてしまいます。通常の近接戦において、地面から脚を離す状況を極力減らす様に心掛けるものだからです。所謂、「死に体」であり、地面から脚が離れるなんて、一番いけない(笑)。飛んでる時に狙われたら避けられないじゃないですか!!だから、案の定、ダンゾウの中距離攻撃の餌食になった。敵の特性を見極める前にこんなベタの攻撃するなんてのは、影分身の囮(おとり)なら分かるけど、斬られて落ちた子たちはみんな痛がってましたね(笑)。そこからすると、ダンゾウの風遁忍術?も一撃必殺でもなく、露払いみたいな攻撃で、この相手にして充分な効果があっただけで…戦闘レベルが異常に高い訳でもない。


<グサッ>「オオ…」(般若)

<シュシュ><ガッ><ガガガガ><ガ>(ダンゾウ)

「7・8・9・10……
………17か」
(ダンゾウ)

ダンゾウは敵の刀を奪い容赦なく頭部を貫きます。武器攻撃を主体にした戦闘で注意しないと行けないのは敵に自分の武器を奪われる状況で、逆にそれが無手で戦う忍の生きる道なのだとも言えます。ダンゾウはそれをあざ笑うかのように…しかし、容赦ねーッ!!(笑)しかも、敵の次の手をそのたった今、殺めた忍の骸を盾として防ぐ合理性。しかし、これがアスマのチャクラ刀の攻撃だったら死体なんか貫通してただろうし、刃の大きさの割りには威力の無い攻撃で、やはりその程度の敵との攻防であり、ダンゾウが特に優れている訳じゃないと、僕は思います。潜伏する敵の残存数は17。ダンゾウの右目の写輪眼は三つ巴文様のまま。瞳孔の大きさは立派でしたが、瞳力的には動態予測やチャクラの見切りで敵の動きを把握する写輪眼の基本的な能力を使ってるに過ぎないようです。


<バサッ>「よっしゃ!
準備OK!!」
<カチャ>(ナルト)

一方、ナルトの旅支度。例の二本線でフード付きのマントを羽織っています。カルイにやられた傷は未だ言えず、カルイのパンチはやはり重かった…と言う事で(笑)。しっかし、カルイも容赦なく打ちのめしたのね(笑)。ま、殺れと言われれば…だったんでしょう。ところで、ナルトが額当てをキリリと締めるのは木ノ葉隠れの忍として行動する意思表示(自己提示)であり、この道行きが任務だと言う前提があるようです。その命令権者は明らかに火影・ダンゾウでない事は明らかで、里の復興にカカシが大きく関わっている描写(タズナを呼んだり、物資の手配などの融通を利かせていた)から、上忍師としてカカシが相当に高い地位に在り、五影会談に専念するダンゾウに、ある程度の指揮系統の委譲を受けているのでしょう。

火影への連絡には
ナルトの行動は一切伏せておいてくれ
何も動きはないと」(カカシ)

「!」(サイ)

「ボクは……
まだアナタに信用されてない
みたいですね」(サイ)

「ダンゾウの部下で
ナルトの見張り役の君だ

だがお前は
オレ達カカシ第七班の
一員でもある」
(カカシ)

「!」(サイ)

サイの「超獣偽画」の特殊な通信能力があり、文字通り…文字が一人歩きして遠隔地に情報を伝達します。今も例の巻物に「鳥」らしき絵が描かれていますから、ここで認(したた)めた文章が鳥となってダンゾウの下に向かうのでしょう。カカシはそれに釘を刺しに来たのです。この行ではサイのちょっと沈んだ表情が印象的で、”根”の任務と、サイの意識の深層に芽生えた感情や、それを齎した他者との繋がり…とりわけ、ナルトへの想いの狭間で揺れているのでしょう。カカシはそれに気付いている筈です。だから、頭ごなしじゃないし、サイの意志に任せてる訳。そもそも、サイに自分の意志なんてのは存在しない…それが”根”だから…既にその垣根は取っ払われている。サイは自分の変化が怖い。だから不安なんです。


「…信じるよ」(カカシ)

「オレを信じてるって―
…言ってくれたんだ!!」
(ナルト)

(なんだろ…この感じ…)(サイ)

そのサイの持つ不安をカカシは払拭しようとしてて、だから、サイに任せる…信じると言うのです。これはカカシとサイの「繋がり」だから。カカシの示すキュートな笑顔に、サイはカルイにフルボッコにされたナルトが、痛みに歪む顔に喜びを讃えた満面の笑みを思い出させます。それは、ナルトとミナトの「繋がり」そのものだったから、サイには理解不能…否…羨ましいに変わってる筈…の機微。サイもナルトやカカシに「繋がり」を感じ始めてるのです。でも、未経験の気持ちだから、それが具体的には何か?がサイには分からないのです。これを、僕は非常に甘酸っぱいと感じてしまうのです。子供たちの成長が眩しいと感じてしまうのです。だからこそ、大人は子供の成長を歪めてはならないと思うのです。

「じゃあな」<シュビ><ザッ>(カカシ)

<ニコ…>(サイ)

カカシのOKサインは、前回、ナルトの不安を払拭(ミナト→ナルトの親子関係を肯定した行)した時に見せたものと一緒で、サイは賢いから、それがナルトもサイも分け隔てなくカカシが想っている事を示すサインだと気付くのです。この笑顔は子供と言うよりは既に大人のそれで、それがサイの複雑さの原因でもあるのです。サイだってナルトと変わらない年頃(17歳)なんだし、もっと我侭でも、子供っぽくても良いのに、部分的に大人だから、変な責任感とか倫理観があって、それに縛られてる…だからこそ、ナルトの持つ自由で屈託ない雰囲気に興味があるのです。それに、サイは鋭いからカカシの「一皮剥けた疑惑」(まるでローションでも使ったかの様な…笑)にも気付いてる事でしょう。VSペインの夢見…そこであった事をカカシは誰にも語る事は無いだろうけど、カカシは確かに変わった…大人だって変われる…それがサイには大きな安心感を与えているのだと思います。サイの笑顔が既に作り笑顔じゃないと、僕は思います。


「こいつら前に暗殺した
林の国の般若衆の暗部の残党です」(フー)

「昔からそうだ
いつもこういう機を狙ってくる
裏から表へ出ると色々やっかい事が
増えそうですね」
(トルネ)

<スッ>「忍者とは修験の世界
名が出ない事が誇りであった
だが表裏を独占してこそ
国と里を強固にできるのだ

この会談を成功させ
ワシが火影だと認識させる
上忍衆もワシを火影だと
認めざるを得なくなる

やっとワシの時代がくるのだ」(ダンゾウ)

一方、サイとカカシのちょっと良い話とはかけ離れたダンゾウの場面に…(笑)。般若の忍に刺さった刀が増えてるので、この子たち懲りずに同じ攻撃でダンゾウを攻めたのね(笑)。それだと自分の場所もバレバレだし、大勢で攻めた来た割りには組織立った統率の取れた忍の集団ではなかった…つまり、弱い子たちだったのだと思います。ま…そんな子相手に容赦なくダンゾウは殺しまくった訳だ…。相手も自分を殺しに来てるんだから、どっちもどっちだけど、この容赦なさがダンゾウの心構えなんだろうし、その存在を完全に否定した「うちは一族」の写輪眼すら自分の為であれば身体に仕込む徹底ぶりは潔いか…(笑)。でも、そこに好感はなく、ダンゾウの目的が木ノ葉の為であろうと、それが今のところ「オレが!!オレが!!」自己満足として顕現してる描写は見逃してはならないと思います。

「表裏を独占してこそ…」

多分、既に裏の世界=暗部(?)はダンゾウの独壇場なんでしょう。それが上層部におけるダンゾウのアイデンティティだったろうし、解体された…とされる”根”がほぼ公然と存在した現実にマッチします。そして、裏の居たからこそ、ダンゾウの能力が広く知られる事も無く、今回、襲撃して来た般若衆の暗部の残党程度の敵には有効だった訳だ。しかし、この諍いの原因は木ノ葉が林の国で暗殺を行ったからで、それに対する怨恨があった訳です。彼らは木ノ葉を恨んでて、五影会談に向かう火影を狙った…別にダンゾウを狙い撃った訳でもないんでしょう。つまり、これまでの火影はダンゾウや暗部の代わりに恨まれてたって事で、今度はダンゾウがその立場になるから、厄介だとトルネは心配してるのです。

トルネとフーの装備品で、二人の右肩甲骨辺りに短刀があって、同じものをサイが装備しています。多分、切先のない両刃の直刀…非常に特殊な形状ですが、狭所での戦闘行動を意識してて、自傷、或いは味方を傷付けない為の配慮なのだと思います…で”根”の独自の装備品だと思われます。それと、武装をダンゾウに打診したフーよりもトルネの方が荷物が多いのは、もしかしたら、二人の上下関係を意味してて、「フー>トルネ」で、フーがトルネに鞄持ちさせてるのかもね(笑)。そして、トルネの腰の真ん中のでかいポーチが「ダンゾウ様ご就寝セット」で、写輪眼の使い過ぎで寝込んだ時に簡易の担架になっていて、二人が前後で担いで移動する光景を想像すると大いに笑えるんですが…(笑)。


<ザザー…>(”鷹”)

「!!」(香燐)

「待ってこの先に何か居る!」(香燐)

場面が変わって”鷹”の移動シーン。分裂したゼツ(白)の先導で移動中です。香燐のチャクラ感知が何者かの存在を知らせるんですが、"鷹"が移動するカットでは既に木々にが積もってて、よく見ると雪が降ってる。それがこの後の「ナルトVS木ノ葉丸」と繋がるもんだから、ちょっとミスリードですが、まったく別の場所であり、ナルトとサスケの交錯ではないと思います。後述されますが、"鷹"は既に五影会談会場の至近に迫っている…ナルトたちは未だ木ノ葉に居て、まだまだ二人が出逢うには距離がありそうです。ゼツならダンゾウの移動だって解るだろうに、五影会談にサスケを向かわせるのには裏がありそう。ダンゾウの首取るなら移動中の方が断然、合理的だし、何で警備が厳重だろう会談会場を狙うのかはサスケも疑問視するべき…って言うか、オカシイと疑えよ…サスケ(笑)。


<サァー><サァーー>(ナルトと木ノ葉丸)

「何だ…どうした?」(トルネの部下)

「分からん
あの二人何をするつもりだ?」
(トルネの部下)


「おいろけの術!!」(ナルトと木ノ葉丸)

「!!?」(トルネの部下)

<ドン><グルルル><ドサッ>(カカシ)

「当分はナルトの幻を見ててもらうよ
おいろけの術が気になってたかな…
ごめんね」(カカシ)

(しかしサイは”根”にあまり信用されなく
なってきたみたいだな)
<クイ>(カカシ)

多分、トルネの部下の暗部(根)だと思われる二人。ナルトと木ノ葉丸のお色気の術対決に気を取られていたせいでアッサリとカカシの写輪眼の幻術の餌食になってしまいます(笑)。カカシの写輪眼は健在でしたね。チャクラのオーバーロードで白化=無力化して、結果的にオビトの呪縛(約束)から解放されれば良いな…と思ってたんですが。でも、少なからずカカシには「一皮剥けた疑惑」(ローション?)が、僕にはあって…カカシはオビトを吹っ切れたんじゃないかと考えてまして、それがそこはかと無くカカシのサッパリした態度に表れてて、今後はカカシはオビトの代理ではなく、カカシとして生きて欲しいと考えています。だから、今度は「大切な人」と、カカシはサスケに言えるんじゃないかと…期待してる訳です。しかし…木ノ葉の忍って「お色気の術」に弱えーッ!!(笑)。多分、暗部のお面の中は噴出した鼻血まみれの筈です(笑)。


「くっそー!
何というエロ差
コレー!!」(木ノ葉丸)

「さて…」(カカシ)

「くっそー!
オレの負けだ!!
兄ちゃんにどんどん突き離され
ちまってるだろコレ!!

ライバルなのに!!」<ボン>

「聞いたぜ…」(ナルト)

「?」(木ノ葉丸)

「ペインの一人を螺旋丸で
やっつけたんだってな!」
(ナルト)

「………」(木ノ葉丸)

カカシはトルネの部下の暗部の方を向いてたから、ナルトと木ノ葉丸のお色気の術の毒牙には掛からなかったけど、もし見てたら…マスクの中…(笑)。しかし、木ノ葉丸がたじろぐナルトの「エロ差」ってどんななんでしょう!!(笑)僕にはナルトの「エロ」が解らない…て言うか、「エロ差」を感じない。それはナルトがエッチじゃないからだと思う訳で、ホントにエッチな人のエロってきっとドン引きしちゃうくらいの衝撃の筈です。しかも、ナルトは性的には未開拓だから、実践を伴わない妄想の範疇を出ないだろうし、その部分的なエロの解放は、やはり「八卦の封印式」の介入が予想され、ナルトのお腹に諦めないド根性でしがみつくクシナの意志なんだと…でないと、ナルトの「エロ差」はとっても説明できないッス。

…で、話の本題の木ノ葉丸の反応。ペインの一人=地獄道をやっつけた…とナルトに言われた木ノ葉丸の複雑な沈黙です。きっと、予想外の木ノ葉丸の螺旋丸に地獄道は一時、退いたとは思いますが、完全にやっつけた手応えは木ノ葉丸にもなかったのだと思います。だから、ナルトにそう言われても無邪気には笑えなかった。ホントにペインを倒したのはナルトに他なりませんし。しかし、木ノ葉丸はどマグロの木ノ葉にあって、ペインに反攻した数少ない忍です。エビスなんかは木ノ葉丸を大絶賛してるでしょうし(木ノ葉丸はオレが育てた!!と…笑)。でも、木ノ葉丸の中の大人の領域はナルトの賞賛を手放しには受け入れられない。これは非常に繊細な描き込みで、キッシーくらいしか描けないんじゃないかな。


「よくやったな!木ノ葉丸!
お前だって里の英雄だ!」
<トン>(ナルト)

「へ…へへへ
えへへへへへ」
(木ノ葉丸)

「お前はオレより
飲み込みはえーよ!
今度は大玉螺旋丸の修行を
つけてやっから…」
<ザッ>(ナルト)

真の英雄のナルトに認められた気持ちは嬉しい。木ノ葉丸は精一杯頑張った…どマグロの木ノ葉の大人の中にあって頑張ったのは確かだし、螺旋丸の修得だってナルトは誰かに聞かされて初めて知った(教えるまではやったけどその後は知らなかった)とも思われますから、木ノ葉丸の成長をナルトが認めてくれた事に関しては無邪気に微笑み、自然に喜べたんだと思います。そして、その承認が木ノ葉丸にとってはナルトとの「繋がり」を確認する行為に等しく、今や木ノ葉隠れの里全体が認める「英雄」に成長を遂げたナルトの信託とあっては嬉しくない筈がない。これはナルトの特殊な愛情属性が大いに発揮された描写なんですが、これは他のキャラで言うとガイが近いです。これは書く書くと言って長らく書いてない「ガイ」(まっカカ)のテーマなんだけど、その内…ね(滝汗)。

「うん!!!」(木ノ葉丸)

「………」(カカシ)

きっと、将来的にはナルトが木ノ葉丸の師になるんだろうなーと、そんな感じにカカシが喜ばしく二人の関係性を眺めてたんだと思います。もしかしたら、このまま…下忍のまま弟子を取って、下忍のまま火影になって…なんて素敵(笑)。それって、ナルトの人間力を認めるのに等しいですから。人をちゃんと見て、その人自身を正当に評価できる社会って素晴らしいと思います。しかし、それにも大きさの制約があるし、現実問題としては不可能性が高いです。だから、少年少女はしっかりと勉強してフツーに社会に適合する方法論を勧めます(笑)。『NARUTO -ナルト-』の世界観の「階級制度」はリアルの「学歴社会」へのアイロニーだと思うんだけど、現実はそんなに甘くはなくて…「学歴社会は終わった!!」と言って良いのは大声で自慢できる大学を卒業した人くらいだから(笑)。


「手が痛てーよ もう!
これで腱鞘炎になって
それが元で剣筋が鈍って
そんでもってそれが原因で
戦闘でやられて…
死んだら…」(オモイ)

「口動かす前に
手ェ動かせ 手ェ!!!」
(カルイ)

「あのォ…ここでは
静かにして頂けませんか…」<クイ>(古書係)

「す…すみません…」<ペコ>(サムイ)

「あーやっと終わった!」(カルイ)

「ったく…忍ならもっと
クールになさいクールに!」(サムイ)

「雷影様のところに急ぐわよ」(サムイ)

「うん!」(オモイ)

「オッス!」(カルイ)

<スッ…><ザッ><パキキキキ><ズズズ>

(悪いけど”受信木”
仕込ませてもらったよ
こう見えても尾行は得意な方でね
さてとカカシ先輩とナルト
連絡しますかね)<ズズズ>(ヤマト)

ホントに手で書き写したんですね…サスケと”暁”の情報(笑)。しかし、「木ノ葉古書所」が火影岩の直下にあったから、天道の神羅天征から逃れたのは運が良かった…ここって子供たちを避難させたシェルターなんでしょうかね。ま、岩盤をくりぬいた所に建設してるんだろうから、大切なものを仕舞うには理に適った施設ですよね。それで地味で大変な作業を終えたサムイ小隊がホッとしたタイミングを上手く突いてヤマトがカルイのサンダル?に「受信木」(じゅしんき)を仕込みます。サムイやオモイじゃなく、これがカルイだったところがヤマトの抜け目無さで、ヤマトが「尾行が得意」と自分で言ってしまうところにあるのでしょう。何気に岩場に隠形(おんぎょう)するヤマトが火影岩に見えるのはご愛嬌です(笑)。


<バッ>(サムイ小隊)

あいつ…大丈夫かな?」(オモイ)

<ギクッ>「それ以上喋ったら
お前もボコボコにするぞオモイ!」(カルイ)

「アレ?
やっぱ気にしてたんだ!」
(オモイ)

<ゴン>「イテェ!」(オモイ)

恐らく、向かうは五影会談に向かう雷影小隊を目指して森を移動するサムイ小隊ですが、そんな中、オモイがカルイに「あいつ」と言うだけでナルトを思い浮かべるまでになってる(笑)。これも「繋がり」なんだと、僕は思います。カルイはバツが悪くてオモイを殴っちゃうけど、これはこれでこの子の愛情表現なのかなーと思います。そして、この決して軽くはない拳を受けたナルトにも、カルイの愛情…キラビに対する想いもしっかり伝わってるんじゃないかな。カルイの想いは軽くはない。それがキラビとの関係性に根差したモノである事は明白だから、自来也を知るナルトにはキラビの存在が受け入れ易いんじゃないでしょうか。自来也とキラビじゃキャラ属性が違い過ぎるけど、『オトナの味』と言う点では似てるんだよな。


「………」(ヤマト)

「尾行を開始します」
<スッ>(ヤマト)

<クイ>「オッス!!」<ザッ>(ナルト)

ヤマトは「受信木」の反応を確認して出発を促したように思います。ヤマトのチャクラに反応する特殊な木の実(種?)なのかな?気になるのはサムイの動向で、「クール」が口癖で、何事にも如才ないであろうサムイがヤマトの追跡術に全く気が付かずにいるよりは、気付いていてナルトたちを雷影に誘導する動きを取ってくれた方が、僕としては嬉しいです。サムイはその卓越した情報収集能力を持ってナルトの偉業や里の反響からナルトの人となりを察している事でしょうし、ナルトがサムイにフルボッコに遭いながら無抵抗に詫びた意味を感じて、そのナルトが望む雷影への謁見を誘導するならば、その意味は大きいからです。ぶっちゃけ、サムイとも強い「繋がり」が既に構築されてるって事ですから。

「敵だけどこーゆー奴は好きだ」(オモイ)

オモイはナルトを「敵」だと言ってましたから(第455話/「繋がり…!!」)、雲隠れと木ノ葉はそれ程、親密ではなく、寧ろ敵対関係にある可能性が高いです。しかし、サムイが雷影の密使として木ノ葉に入って自由に行動してるから「犬猿の仲」とまでは行かないまでも、決して「蜜月」ではない微妙さがある。そのギャップをナルトやサムイ、オモイと言った若手の繋がりが架け橋となって埋めてくれるのは嬉しい事だし、サムイ辺りの中堅の「理由(わけ)知り」(ナル×ジャン用語で、物事の根っ子の意味を知って人の事。物知りは誰でもなれるけど、理由知りは出来たオトナにしかなれんのよ…笑)が、その一助になれば嬉しくないですか?それと、めっちゃ余談だけど、カカシがサムイ見た時にどんな反応するか…楽しみ(笑)。

ここちょっと解り難かったんで追記です…エーッと「カカシがサムイと…」と考えるのはナル×ジャンの勝手な期待でして、カカシの愛読するイチャイチャシリーズのモチーフであろう綱手のナイスバディに非常に近接する形で、リアル(術で誤摩化してない…であろう)な女子としてのサムイとカカシが出逢ったら…どうなの?っちゅー話です。カカシは自来也が一途に綱手(のおっぱい)だけを50年も想い続けたところに撃たれた訳で、決してカカシのリビドー(精神分析で、人間に生得的に備わっている衝動の原動力となる本能エネルギー)は綱手には向かない訳で、それがサムイのクール&ナイスバディに接した時に大噴火すれば良いな…と、ぶっちゃけ、僕の願望の代弁をカカシにして貰いたいなーと考えた…ちょっと解り難いお話でした。単なるエロオヤジでゴメンなさい(笑)。



「長十郎
大双剣ヒラメカレイは
重かったでしょう

大丈夫でしたか?」(水影)

「あ…ハイ…
少し熱っぽいですが…」(長十郎)

「どれ…」<トン>(水影)

「!!」(長十郎)

水影ご一行は民宿に宿泊する様です。長十郎の忍刀は「大双剣・ヒラメカレイ」と言う名のようです。民宿の壁に立てかけられた段平がそう言われれば、ヒラメやカレイに似てる様な…(笑)。双剣って言うんだから二刀流なんでしょうね。しかし、民宿とは言え、こんなに無造作に立てかけて置くなんて…もしかしたら、鬼鮫の鮫肌みたいに使用者を選り好みするタイプの剣なのかも知れませんね。もし、そうでなければ青が黙ってないでしょ(笑)。しかし、水影の長十郎への接し方って傍目に見てて危ない…。水影にその気が無くても長十郎は<ギンギン>(←な、何が!?)なんじゃないでしょうか(笑)。水影35歳。長十郎16歳がナル×ジャンの読みで、親子ほど歳の離れた関係。僕は長十郎がとても心配です(笑)。

水影としては母親的に長十郎を見てて、ちょっと気弱で、おとなしめの長十郎を一人前の忍に育てたい…正に親心があって、その想いから長十郎に接してるんだろうけど、長十郎も男ですから…それに、水影なんてメンコイじゃないですか!!しかも、何気に…何気にナイスバディと来てる。もし、長十郎が僕だったら、身体の一カ所に血が集まり過ぎて貧血起こしちゃうし、多分、民宿に一緒に泊まったりしたら眠れないんじゃないですか(笑)。しかも、こんな風にオデコで熱を計るなんて、僕だったら水影の臭いとか嗅ぎまくるし、胸の谷間とか…ガン見しない方がどうかしてる(笑)。やっぱり、『NARUTO -ナルト-』の男の子の性衝動はどうかしてる!!水影が自己を確認する「姿見」に長十郎を利用してるのは何だか解る…けど。


「だいたい五代目は長十郎に甘い!
これだから最近の若い奴らがつけ上がるんです
ちょっと歩いたぐらいで何が熱ですか!
我々の時代は―」(青)

「青…今は”血霧の里”と呼ばれた
暗黒の時代ではありません

四代目水影の悪夢はとっくに終わったのです…
昔をひけらかすのは止めて下さい」(水影)

「す…すみません…つい…」(青)

さて、今の水影が五代目。恐らく、トビが四代目です。柱間が「一国一里」のシステムを生み出して約100年。その中の里影の在位が平均20年程度だったのかな…と思います。「血霧の里」の悪習を払拭したのが現水影の様なので年齢的に「九尾事件」の周辺に水影就任して頑張って来たんだと思います。出立の時居たヨボヨボの長老様が三代目で、四代目(トビ)が不在(クーデター絡み)の時期を老体に鞭打って繋いだかも知れませんね。龍の杖使いで昔はブイブイ言わせてたかも知れんしね(笑)。そして、水影にとって青は四代目体勢の象徴みたいなもので、ホントは水影に就いて手腕を振るうべき年代の人間なのに、こんねメンコイ水影におんぶにダッコってのが突起になってて、言う事成す事、水影の琴線を激しく掻き鳴らしているのねーッ(笑)。

青に対する水影の喋り方が所々丁寧なのは、青が自分より年上で、それなりに実績のある忍だからだと思います。年齢的にはシカクと同じくらいじゃないでしょうか。水影が煙たがりながらも護衛に加える辺りは相当な力量があるんだろうし、物言いの面倒臭さからは上忍班長みたいな要職に就いている可能性も感じますね。里影が上忍師の新任の上にあるのだとしたら、無碍にも出来ない相手になるから、水影のキレ方からするともう少し下っ端なのかな(笑)。ま…どっちにしても青はそれなりに能力の高い忍で「血霧の里」の暗黒時代を生き抜いた力量と運の良さを持ってるって事です。また、四代目水影(元水影=トビ)や鬼鮫、水月も良く知る可能性があるから、何気に今後のキーマンになる予感も、僕にはある訳だ。


「さあ
そんな暗い話は終わりにして
そろそろ食事にしましょう
民宿のお料理楽しみです」(水影)

今夜食うものは何だ?
食事の手配はしてあるんだろうな
長十郎?」(青)

「あ…」(長十郎)

「……こんやく………
婚約!」(水影)

「い…色々ありまして
どれにしようかと悩んでいたら
結局決めきれず…」(長十郎)

「ったく優柔不断が!!
これだから最近の若い奴ら
覇気が感じられん!」(青)

「婚約
色々ありまして
結局
破棄!!?」(水影)


「す…すみません
すぐ食事の手配を!」<ダッ>(長十郎)

<スッ>(水影)

「まったく我々の時代には―」(青)

「黙れ殺すぞ」(水影)

(えー!!)(青)

青が「血霧の里」の暗黒時代を生き抜けたのは、もしかしたらこんな繊細さとは逆方向の図太さがあったからじゃないかと思えたりもします(笑)。そして、その記憶能力の低さや学習能力の低さ外面(そとづら)と婚期を異常に気にするメンコイ水影の琴線をビンビンに掻き鳴らす訳だ(笑)。そして、水影ちゃんは婚約破棄の経験があり、里影の職務とプラベートの二者択一を余儀なくされた時に里影の職務を選択していて、それが良い歳ブッコイてこんなメンコイ女子に里影押し付けて、腹ばっかり突き出して気楽にやってる青を見てると、グラグラと煮え立つ訳で、そんな崖っぷちに立つ女の機微を考察した「水影は何故、青に切れたのか?」(疑問の考察)があるので、是非読んでみて下さい。


「ワイ
鉄の国行くの初めてで
ワクワクするだに」(赤ツチ)

「フン
そんな楽しい所じゃない」(土影・オオノキ)

「どんな所なんだ?ジジイ」(黒ツチ)

三狼と呼ばれる
三つの山からなる国で
独自の文化
独自の権限と強力な戦力を保有する
中立国じゃぜ

昔から忍が手を出さぬのが
決まり事になっとってな

鉄の国は忍ではなく」(オオノキ)

”侍”と呼ばれる者たちが国を守っとる」(オオノキ)

場面は岩隠れの野営シーン。黒ツチの口の悪さ(ジジイ)からすると孫っぽくない?(笑)ここで五影会談の会場が中立国である「鉄の国」と言う事が知れます。「鉄」と言うくらいだから金属加工とか、例えば、『NARUTO -ナルト-』世界の刀鍛冶とかを一手に牛耳るような技術力があって、世界をリードしてる国なんですかね。リアルで言うとスイスは永世中立国家だけど、しっかりした軍事力や財力(経済力)がある点では似てますね。そして、その戦力が「侍」とな…。これは今後に予想される『NARUTO -ナルト-』の落としどころ=「パラダイムシフト」(ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。規範の遷移。思想の枠組みの変動。社会全体の価値観の移行)に対する布石にも思え、忍のアイデンティティを含めて社会の新しい在り方を模索する大きなウネリになって行く光景が、僕には見えるんだけど…。

非常に余談ですが…鉄の国の「侍」はカッコ良いと思います。個人的には押井テイストがプンプンで、ケルベロスとしては吝かじゃないです(笑)。ゴツイ甲冑に脇差しが四本。それが長過ぎないところから、二刀流のバックアップ(敵に奪われたり、折れたり、切れ味が鈍った時の備えなど)までを考えた実戦的なシステムなんだと思います。忍との違いはチャクラを扱えるか否かにあるのか?「侍」がチャクラを扱えない系統の人種だとして、その不利を科学力や刀の鍛造技術(切れ味)や剣技でカバーするのか?或いは、チャクラに変わる特殊能力があるか?その辺の棲み分けを如何に描くかは興味がありますね。多分、これからは忍(システムを含む)の存在意義を懸けた闘いになるだろうから、それに「侍」や「鉄の国」の独自の文化や経済が関係して来る可能性は高いと思います。


「どうだった?」(香燐)

「五影会談があるんで警備を
強化
してるみたいだね」<ズズズ><パキキ>(水月)

「重吾
動物を使って会場までの
警備が手薄なルート
を導き出せ」(サスケ)

「分かった」(重吾)

さっき、何かの存在を香燐が感じてて、それが「鉄の国」だった様なので、「侍」もチャクラを扱える可能性が高いです。しかし、それだと剣士で忍者の雲隠れ(キラビやオモイ、カルイ)なんかと何処が違うんだってばよ!!が難しい。それが「覚悟」(心構え)の違いだけなんかだったら困るし、社会性(身分など)の違いと言うのも何とも受け入れ難い(笑)。その辺の違いは是非ともキッシーに期待したい。…で、ここは極寒の国の様で、既に水化して潜入調査してた水月が凍り始めています(笑)。しかし、これでサスケの豪火球で温めたりしたらポニョみたいな水飴ヤローになっちゃうから、水月ってヘタレなんですよね(笑)。しかし、潜入ルートの捜索を何でゼツが受け持たないんだろう?餅は餅屋なのにね(笑)。

「お待ちしていたでござる風影殿
それがし
この鉄の国の大将ミフネと申す」(ミフネ)

「お初にお目にかかる
風影の我愛羅だ」(我愛羅)

「ううっ寒い…風の国とは
気候が真逆じゃん」
<ブル><ブル>(カンクロウ)

「あったかいお茶でも入れて
さしあげよう…上へ」(ミフネ)

先ずは「鉄の国」に我愛羅一行が到着したみたい。出発の描写の順で到着するなら「土→水→雲→火」の順になりそうですね。雷影はサムイ達の合流を見計らって、一緒に五影会談に突入するんじゃないかと思います。雷影の暑さに大将のミフネが押されて「特例」を認めるんじゃないかと予想しています(笑)。そもそも、五影会談の招集発起人は雷影だし、サムイ小隊はサスケと”暁”の情報を携えています。それを会議で報告する意味はある。…って言うか、五影会談の議題がそれだとすれば、トビがサスケを差し向けて、この会談を邪魔しようと仕向けるのも何だか解る…。もしかしたら、”鷹”が五影会談で注目される事が重要っちゅーか、五影と対面するのが(五影会談がどんなメンツかをイメージしてる…)トビの狙いなんじゃないかなーとか、僕は黒い事を考えてたりする…(笑)。

「ハクショイ!!」(ナルト)

「う~なんだか
急に寒くなったってばよォ!!」(ナルト)

「しーー!
尾行中なんだから
しー!!」(ヤマト)

ナルトがくしゃみをするのは寒いからで、勿論、サムイ小隊を追跡中で、辺りが雪まみれって事は「鉄の国」が間近に迫ってるって事です。そして、サムイ小隊の先にはナルトのお目当ての雷影兄ちゃんがいる筈です。ここでアンノウンがキラビなんです。現在、鬼鮫ッチが捜索中ですが、これにトビが加勢に入ってサクッと捕獲して、それをサスケのせいにされたら相当ヤバいです。キラビの事だからそんなに呆気なく殺られはしないと思うけど、相手が相手だけに余談は許せません。出来れば、キラビには五体満足でナルトと出逢って貰いたい…って言うか、五影会談に向かう雷影兄ちゃんが偶然、テクテク歩くキラビと再会するミラクルなんて無いですかね(笑)。そこにサムイ小隊とそれを追跡するカカシ班が合流なんて!!

そしたらナルトがカルイに見せた誠意がムダにならない…。それにオモイの重い言葉が雷影を揺り動かし、それが五影会談に反映されれば木ノ葉の大ピンチやサスケの減刑の材料にはなると思うんだけど、それを阻止する方策をトビが打たない筈無いし…(滝汗)。前回、今回とパネー情報量で、こんなの続いたら死んじゃうから、是非ともバトルシーン満載で、ほとんど擬音と効果音だけで何週か続いてくれないかしらなんて思ったりもするなーッ(笑)。それに…これ以上、新キャラ出されて風呂敷畳めなくなっても困るので、次週から今あるネタだけで何とかまとめて貰えないかと訳の解らないお願いをちょっと遅いけど、短冊に書いて笹の枝に結びつけるケルベロスなのでした…って、全然、遅せーよッ!!(笑)


「侍・SAMURAI」 | BLOG TOP | 第456話「ナルト出発…!!できず」(笑)

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