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「侍・SAMURAI」

  
三狼と呼ばれる
三つの山からなる国で
独自の文化
独自の権限と強力な戦力を保有する

中立国じゃぜ」(オオノキ)

「侍」(鉄の国)

「侍・SAMURAI」 illustration:Cerberus

「昔から忍が手を出さぬのが
決まり事になっとってな
鉄の国は忍ではなく
”侍”と呼ばれる者たちが国を守っとる」(オオノキ)

第456話「ナルト出発…!!」で、何気に大きな提示が在りました。岩隠れの土影・オオノキが赤ツチと黒ツチに語った「侍」の存在です。オオノキの物言いだと、「忍」と不可侵の関係にある…と言うか、「忍界」がその存在を認めている全く別の世界であると思います。また、「強力な戦力を保有」と言うオオノキのエクスキューズは「忍」とバランスする力を鉄の国のみで保有している…くらいの迫力を感じます。例えば、昔、岩隠れが鉄の国に手を出して痛い目を見た過去があるような、ないような…(笑)。そもそも傭兵を生業(なりわい)とする「忍」が一目置き、独立独歩で居られる鉄の国は”一匹狼”みたいで好き…その正体は不明ですが、手を出せば痛い目に遭う…そう思わせる抑止力を、少なくとも鉄の国は保有してる筈です。

オオノキが恐れる鉄の国の「強力な戦力」とは勿論、「侍」であり、「独自の文化」が生み出す武器や防具であろうと、僕は考えています。鉄の国の描写で登場した「侍」。頑丈そうな甲冑に身を包み、腰には左右に二本ずつ刀(脇差クラス)を装備したシンプルなスタイルで、非常にカッコ良かった。カブトに角を生やし、蓑(狼の毛皮?)を着けたのは小隊長かなーと思いました。班員は角と蓑がないだけで、武装に関しては共通しています。これは互換性を維持する為と考えられ、戦場で倒れた仲間の装備品を引き継いで使用出来るシステマチックな考え方に思えます。同時に、「侍」の戦闘スタイルとしては武器攻撃=剣技にその重きを置く事が見て取れる。そこが忍術を使う多彩な「忍」と一線を画するのです。

「!!」(香燐)

「待って
この先に何か居る!」(香燐)

第456話「ナルト出発…!!」の”鷹”の描写で、香燐が何かを感じて”鷹”の前進を止めさせています。辺りには雪が舞い、その後の描写で、それが鉄の国の至近に迫っていた事が解ります。香燐はチャクラ感知タイプですから、この場合は鉄の国にチャクラ反応があったと考えるのが妥当だと思います。つまり、「侍」もチャクラを使うようです。しかし、それが「忍」と一線を画する提示には、両者が別の存在である必要がありますし、「忍」の中にもキラビやオモイ、カルイと言った剣士が度々登場していますから、剣技が「侍」だけのモノではない事は明白でもあります。それでも、「忍」が「侍」=鉄の国に一目置くには、「忍」の戦力に匹敵する戦力が「侍」にも必要で、現状では「侍」にもチャクラが必要だと思います。

「侍」の両腰の刀を観察すると、刀身が反っている事に気付きます。「忍」の持つ刀剣は大蛇丸の草薙の剣やライドウの黒刀などの例外を除けば、概ね「直刀」が多いです。これを日本刀の進化の歴史に重ねて考えてみると、多くの忍が扱う「直刀」は刀身が反った「侍」が持つ脇差(小振りな刀と考えて良いと思います)と比べるとかなり旧式であり、刀身の構造力学や材料工学の観点からも物理的な切れ味は断然、「侍」の脇差の方が優れていると言えます。日本刀とは数ある刀剣の中でも非常に特殊で、「折れず、曲がらず、よく切れる」の相反する要素を極めて高いレベルで実現しています。その為の緻密な作刀行程や複雑な材料(素材)の「重ね」と呼ばれる設計が生まれます。それと日本刀の外形的な特徴である「反り」は大いに関係…って言うか、「反り」を生む為の工夫なのよ…。

本来、「直刀」であった日本刀が「反り」を有する様になったのはリアルの歴史で言うと奈良時代後半から平安時代に掛けてとと聞きます。それまでの「直刀」が「突き」を主体とした戦法だったものが、「反り」の導入で「薙ぐ」攻撃が可能になりました。これは「革命」(鉄砲伝来?)と言えるくらいの進化だった様です。「突き」は一撃必殺ではありますが、それは一対一の暗殺向きで、しかも相手の反撃にも遭い易いデメリットもあります。何より集団戦向きではない。刀身の「反り」は力学的にも日本刀の切れ味を支えるモノでありに本当を「刃物の王様」(決して言い過ぎではない)にした立役者であったと思います。形状的に、その「反り」を有する鉄の国の「侍」が持つ刀剣は一般的に「忍」が使う刀剣類よりは先進的で優秀だと言えます。

加えて、各個に互換性のある武装システム(ワンカットだけの憶測に過ぎませんが…)から、「侍」が集団戦をベースにした用兵思想で構築された戦闘スタイルであり、先進的で高効率な殺傷能力を武器の性能に活路を見出している点に、僕は注目しています。「忍」はチャクラを動力源とした「忍術」が存在しますので、武器の能力不足をチャクラで補えるから、武器に対する依存や要求が格段に低いものと思われます。「必要は発明の母」と申しまして、「忍術」が存在する忍界においては科学の発展は極めて歪であると言えます。チャクラで切れ味を上げられるから、構造力学や材料工学が発展しない。逆に鉄の国ではチャクラの恩恵に甘えない心構え(意図)みたいなものがあると思えるのです。

チャクラ(忍術)があるから進歩しなかった技術は非常に多いでしょう。きっと、刀剣類の作刀行程や、防具の開発など、オオノキの提示で見せた「侍」の威風堂々と、「忍」をして不可侵で、独立独歩を認めざるを得ない戦力を生み出したのは、恐らく「独自の文化」や「鉄の国」が醸す材料工学や工業技術が基本にある兵器の生産能力にあるでしょう。「忍」が一般的に使用する「直刀」が鉄の国の供給制限が齎した可能性もあると思います。つまり、鉄の国が武器…刀剣類の生産を独占している可能性です。鉄の国が『NARUTO -ナルト-』の金属市場を牛耳るなら、「忍界」と距離をおく独自性を維持するに足る…ならば、「忍」にはレアな「反り」のある刀剣が「侍」の標準装備なのが、ある程度フラットになります(笑)。

はるか昔…人々は常に争い
戦争が絶える事がなかった
今よりひどい時代だ

そんな時代に
ある一人の僧侶が現れた
始めてチャクラの真理を解き明かし
世界を平和に導こうとした

忍宗という教えを説いて
世界を回ったと伝えられる

時が経ち
忍宗は忍術と呼ばれるようになる
忍術は武力ではなく
人々を平和に導くための教えだった


その僧は六道仙人と呼ばれ
この世の救世主だと言われた存在だ…
お前と同じ輪廻眼を持っていた

”我 安寧秩序(あんねいちつじょ)を成す者”

それが仙人の言葉だったそうだ
いつしか人々が
本当に理解し合える時代が来ると
信じていたんだろう…

もしかすると…
お前は仙人の生まれ変わり
なのかもしれんのォ
お前の目に仙人の想いが
託されている気がするわい」
(自来也)

「忍」とは「忍術」を使う者であり、その基礎理論は六道仙人によって生み出されました(第446話/「ただ二人を守りたい」)。自来也が長門にそれを教えた行で、最初は「忍宗」=宗教?のような存在だったようです。そして、いつしか「忍宗」は「忍術」に進化した…との事です。ナル×ジャン的には「月」の誕生=六道仙人の「死」ですので、六道仙人とは神話の昔の存在であり、「忍宗→忍術」の推移は「忍」が成した変革なのだと思います。つまり、六道仙人が人々に「忍宗」を託した一つの未来が「忍術」として昇華し、現状としては千手柱間が考案した「一国一里」のシステムとして普及しています。現実的には「忍術」が世界のミリタリーバランスを形成していると考えて良いでしょう。

六道仙人が解き明かしたチャクラの真理を基にした「忍宗→忍術」が世界を席巻した状態です。これはある意味、チャクラに頼った社会の創世と考えられ、忍術の便利さが科学技術の進歩を著しく歪め遅らせている可能性を否定できないです。そして、その傘の下に居ないのが鉄の国なのだと思います。つまりは六道仙人の提唱した「忍宗」に拠らない安寧秩序を模索した可能性の実現として鉄の国が存在するのではないかと言う考え方です。今のところ、描写が希薄なのでそれ程精度の高い考察は出来ませんが、忍術(忍宗)に頼らない社会の構築の方法論として、武器の分析や高い科学技術や生産技術の存在の可能性を土台に、僅か一国で「忍界」にバランスする国力の組成はアルと思います。

香燐が「何か」を感じた描写から、鉄の国にもチャクラは存在するようなので、チャクラの存在を否定するのではなく、チャクラの恩恵に首まで浸からない謙虚さと言いますか、チャクラがない状態でも生き残れる方策を模索する動きが鉄の国ではあったのではないかと考えられはしないでしょうか。…と言うのは、チャクラが弱りつつある可能性があるからです。その昔、千手柱間やうちはマダラは図抜けたチャクラを持っていました。しかし、同じ力量を持つ忍はそれ以降、生まれてはいないです。「終末の谷の決闘」で考察しましたが、「終末」を再現する為の二つの「強化」がそこには存在しています。一つがサスケの「強化・闇」(終末の谷の決闘…第七撃)で、もう一つが「強化・八卦の封印式」(終末の谷の決闘…第八撃)です。

人のチャクラが薄れている!?

何らかの理由があって人のチャクラが弱くなっている可能性があるとして、そもそもチャクラって何なんだってばよ…と言う疑問もまだ完全に説明もされていません。しかし、六道仙人が解き明かしたチャクラの真理のカラクリの何たるかに気付いた勢力が鉄の国を興した…。それが、極々微細ながら、鉄の国の存在や「侍」の武装の分析、「忍」との棲み分けの意義からは感じられます。そして、それらが六道仙人が「月」を地爆天星によって創造した事実が繋がるなら、六道仙人が支える世界と、それとは違う未来が並行して存在する可能性があるでしょう。ぶっちゃけ、チャクラの恩恵の得られない状況を想定した社会の構築が鉄の国では行われているのかなと…僕はふと、考えた訳。そして、その向こうにある仮説が…

チャクラは「月」(六道仙人)が在るからこそ与えられる…。

世界にチャクラを齎す為に六道仙人は存在していて、その影響力を残す為に、六道仙人は「月」と言う天体にその命を移し、遥か彼方、天空から地球を見守っているんじゃないのか?(この考えは尾獣や写輪眼が「月」に呼応する描写に対して非常にフラットです)そして、その遥か彼方の「月」とアクセスする術(すべ)を六道仙人は輪廻眼(写輪眼も?)、外道魔蔵、尾獣「三つの鍵」としてこの世界に残したんじゃないのか?それに干渉するのがトビの「月の眼計画」。そして、「月」(六道仙人)に全く頼らない…つまり、チャクラの恩恵=忍術に傾倒しない社会構築を意図する鉄の国と「侍」の存在…それぞれの思惑が交錯する五影会談の地。サスケの意識を巧妙にダンゾウに向け、"鷹"をトビが鉄の国に誘引した理由…等々。

ホンの僅かな可能性…その臭いが「侍」の立ち姿から臭っただけなんだけど…。チャクラのない未来も一つのパラダイムシフトであると思います。それに六道仙人も人殺しの為にチャクラの真理を解き明かしたんではないだろうし、チャクラを否定する近代化…「軍事力の進化=科学技術の進化」が新たな世界を創り、ミリタリーバランスを構築する未来の方が人としては真っ当だとも、僕には思えます。その一つの可能性として物理的な切れ味を有する強力な刀剣を操り戦う「侍」が存在する。そして、それは「チャクラ界」(チャクラ=「月」が存在する世界)において既に「忍」と拮抗する軍事力すら保有している…その現実の提示があったのだと、僕は受け取っています。この先、どんな説明があるかはキッシーの意の召すままですが…これは一つの可能性の考察として…。

  

サスケ(Sasuke was born on July 23) | BLOG TOP | 第456話「ナルト出発…!!」

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