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サスケ(Sasuke was born on July 23)


「サスケ」(0723)

「サスケ」 illustration:Cerberus

「…さすがオレの子だ」(フガク)

良くやった…
今からはその背中の家紋に恥じぬ様
己を磨き大きく舞い上がれ」(フガク)

うちは一族の基本忍術である「火遁・豪火球の術」を会得したサスケの立派な火球にフガクが唯一「親バカ」を見せたシーンです(第25巻/120頁)。この少し前にサスケの懇願で火遁忍術を教えたフガクですが、その時は口から僅かに炎が出るだけで、とても豪火球にはほど遠い発動でした。それをイタチと比べてしまって、酷く落胆したもんだから、サスケは凄く傷付いてしまった。サスケはその後、臥薪嘗胆(リベンジ)したんですね(笑)。そのフガクの酷い落胆から、イタチの時は印と術の要領(チャクラを練り上げ口腔から胸の辺りで一度止め、その後一気に吐き出す…第25巻/112頁)を教えただけで呆気なく会得した…如何にもフガクが驚かされた記憶があったのだと思います。でも……イタチはホントはフガクに教わって豪火球の術を会得したんでしょうか?

第三次忍界大戦
イタチはわずか四歳で
多くの人の死を目にしてしまった」(トビ)

戦争を経験するには幼すぎた
戦争は地獄だ
そのトラウマはイタチを争いを好まない
平和を愛する男にした」(トビ)

サスケの「儀式」でトビが語ったイタチの真実…(第43巻/192頁)。「者の書」に拠ればイタチが21歳。サスケは16歳。サスケの誕生日は7月23日(今日なのだ!!)なので、「九尾事件」(ナルトの誕生日=10月10日)の3か月程前に生まれた事になります。トビのアナウンスが真実ならば、イタチ(6月9日誕生)の「四歳」は「九尾事件」から1~2年程前(「4歳」には一年の幅がある)になると思います。恐らくは第三次忍界大戦末期で、神無毘橋の戦いが「九尾事件」に2年程前ですから、その後、終戦に一気に傾れ込んだ筈だから、イタチはその終戦間際のゴタゴタに巻き込まれたんじゃないかと思います。イタチはそこで「戦争を経験」してるとトビは言及しています。トビのイメージでは凄絶な戦場の数多(あまた)の屍の中を彷徨うイタチが描かれています(第43巻/192頁)。

何でイタチが僅か4歳で戦場に居たのかは判りませんが、イタチが独りきり戦場に佇(たたず)むからには、戦火を潜り抜け…生き抜いたのだと、僕は思います。きっとイタチも戦った…僅か4歳にして…です。「兄さんは七歳で忍者学校を主席で卒業…八歳には写輪眼が使えるようになった…それに十歳で中忍に昇格…」(第25巻/136頁)と、サスケが回想してましたが、それも何だか怪しー…と、僕は考えています。戦場で、しかも忍者相手ですから、隠れてやり過ごせる可能性は極めて低いです。それでも生き残ったのは戦って敵を倒した…つまり、既に忍術が使えたんじゃないかと考えられないでしょうか?それだけじゃなくて、写輪眼すら4歳のイタチは開眼していたんじゃないかと、僕は疑惑ってるとです。

「そしていつか
オレと同じ”眼’を持って
オレの前に来い」(イタチ)

<ドクン><フラッ><グッ><ハァ><ハァ>(サスケ)

サスケの写輪眼・第一次覚醒

「うちは虐殺」のイタチとサスケの対峙シーンにはもう一段奥があって(第44巻/16頁)、それをサスケが思い出す(邂逅)んですが…この時、サスケは写輪眼の一つ巴文様を覚醒させています。そして、それをイタチは別に驚きもせず「………」で、いつも通り黙殺していました(笑)。この時、サスケは8歳。イタチが写輪眼を扱えるようになったとされる年齢と奇しくも同じですが、イタチが戦火を掻い潜った戦場で、サスケの「うちは虐殺」と同じ事がイタチに起こった可能性を、僕は感じています。写輪眼の一つ巴文様…第一次覚醒。イタチの生存本能が写輪眼を覚醒させ、それが僅か4歳のイタチが過酷な状況で生還させた(写輪眼の術コピーで必要な忍術…豪火球の術などを覚えた…とか…脂汗)…と考えれば、サスケが回想するイタチの経歴が胡散臭く感じられてしまうのです(黒笑)。

「うちは一族はクーデターを企んだ
里を乗っ取るために…」(トビ)

「!!?」(サスケ)

「そして木ノ葉上層部は
うちは一族の中にスパイを送り込んだ
それがお前の兄…うちはイタチ
そこからイタチの地獄は始まったのだ」(トビ)

サスケの「儀式」の終盤でトビはイタチの真実=木ノ葉上層部によって「うちは一族」に送り込まれたスパイであった事を明かします(第43巻/187頁)。僅か4歳で戦場を彷徨い、木ノ葉上層部がうちはに送り込んだスパイだったイタチが、フガクの実子だったとは思えず、他にも家族の集合写真でイタチだけが外れてたり(第26巻/55頁)、ミコトがイタチを「あの子はちょっと特別だから」(第25巻/75頁)と、諦めたような事を言ったのが受け入れられなくて、一応、「イタチの養子説」を提唱しています。イタチが養子…つまり、フガクのホントの子供じゃないから「さすがオレの子だ…」(第25巻/61頁)と言う必要があったのです。それが、フガクの不器用だけど暖かい「愛」だったのだと思います。

詳しくは「DEKOTON」(虐殺前夜…第四夜)にまとめてあります。「虐殺前夜」はサスケの「儀式」の前に練り上げた考察なので所々ずっこけていますが、なかなか面白いお話が書けたと思います。特にこの「DEKOTON」お気に入りで、第403話「涙」の提示と違っていますが、それもご愛嬌で…フガクの不器用な優しさが判って貰えると思います(笑)。イタチが実子でないから、フガクは「さすがオレの子だ」と伝える事で不安を取り除いたのだし、自分のホントの子供のサスケに同じ言葉を言わないのは、イタチにそれを聞かせるのがだと考えていたからだと思います。そして…イタチはそのフガクの優しさに震えた筈です。

そして、イタチはサスケが抱くフガクの愛情の欠乏感を補う為にサスケのオデコを小突いた…それが「DEKOTON」の正体なのだと思います。組成としては「さすがオレの子だ」と同じで、イタチが抱くフガクへの感謝や敬意に根差した愛情表現だったと思います。それはイタチがフガクの不器用だけど、めちゃくちゃに暖かい愛し方を理解していたと言う事実を示します。そして、サスケにイタチと同じ愛し方をしないところに、フガクが抱くサスケへの愛情をもイタチは感じていたのです。それが、「うちは虐殺」によって失われたフガクとミコトを補完するイタチの行動の基礎を作り出す事になる…僕にはそれがホントの「イタチの真実」(トビがゼツに言う「真相うんぬん」)に思えました。「虐殺前夜」はもう一度読んで欲しいな…。

「さすがオレの子だ」

だからこそ、フガクがサスケに対して言った…その言葉が重い訳です。フガクはサスケに面と向かってそれを言うような軽さを持ち合わせてはいない…ですから。サスケの生み出した立派な豪火球をその目にして、フガクは泣きたいくらいに嬉しかったんじゃないでしょうか。ホントに泣いてたかも知れないし…(←ま、まだ言うか!!…笑)。そして、その言葉をフガク本人に聞かされたサスケも嬉しかった…泣きたいくらいに(笑)。だって、サスケはフガクマンセーバリバリのファザコンですから。サスケのイタチに向かう気持ちは、フガクがイタチを愛する様に自分も愛されたいと言う願望の誤認識でしょう。サスケはイタチ越しにフガクの愛を求めていたのだと思います。イタチの背中が遠くに聳(そび)える大きな壁に見えたのは、その先にフガクが在ったからだと、僕は考えております。

イタチは第三次忍界大戦の終結と共に木ノ葉の上層部…もしかしたら、”根”…に教育されてから「うちは一族」に送り込まれたでしょう。時系列的にはサスケが生まれる前…もしかしたら、イタチの誕生日とされる「6月9日」って、フガクの養子になった日を言ってるんじゃないでしょうか。戦場を彷徨っていた「はぐれうちは」(孤児)だったならば、誕生日なんて無かった…イタチが知らなかったって可能性もあります。どっちにしても時期的には、ミコトのお腹はかなり大きかった筈です。一か月後にはサスケが生まれるんですから…『臨月』って言うの?(汗)フガクは養子として受け入れたイタチをサスケ以上に大切に育てた…まるでサスケを蔑(ないがし)ろにするかのような場面も多くありました。そのくらいじゃないとイタチが居たたまれないと、フガクが気遣ったのです。

そのフガクの「愛」を感じないイタチじゃなかったでしょう。だからこそ、違和感を隠せないミコトの育て方もスルー…ミコトは女性だし、サスケの母親だから、イタチに対する異物感は払拭できなかったのだと思います。その機微は随所に描かれています…できたのだし、フガクに対する感謝をそのままサスケに対する愛として昇華できたのです。「うちは虐殺」で失われたフガクとミコトの代わりにイタチはサスケを立派な忍に育て上げたじゃないですか。「うちは虐殺」に便乗したサスケの「強化」も抜かり無かった…。それはイタチを快く迎え入れ、精一杯愛してくれたフガク(とミコト…)に対する恩返しに他なりません。そして……7月23日に珠(たま)の様な男の子が生まれた。その赤ん坊をフガクはサスケと名付けた…。

そして…イタチは赤ん坊のオデコを撫でながら…こう呟いた筈です。

『許せ…サスケ』……と。


  

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