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NARUTO-ナルト-第47巻に寄せて…

 
「NARUTO -ナルト-」47巻に寄せて

ラストに向けての構想も
確実に進み、
それに向かって全力で描いて
いってます!
『NARUTO-ナルト-』を最後まで
お楽しみくだされ!!


…と、カバーの袖に…そんな事が書いてありました。不遜ながら、こうして言の葉を紡ぎ、誰かに何かを伝えようともがいている者の一人として言わせて頂くなら、キッシーは既に腹を括られた…と断定できましょう。最近の本誌の情報量の多さには些か驚いておりまして、ぱネー提示の裏にこのようなお気持ちが潜んでいた…こうれはもう「覚悟」と言えるものだろう…と、ふつつか者の頭の中では、それらがキレイに繋がってしまいました(笑)。具体的にそれがいつなのか…なんて、僕なんかには判りかねますが、キッシーが「全力で描く」と言っている。そして、「最後まで楽しんでくれ」と言っている。それにしっかりと応えるのがファンなのだと、僕は思います。最後の最後まで『NARUTO-ナルト-』を楽しみましょう!!




「なら…お前の目的は何だ?」(天道)

「お前をぶっ倒して!
オレがこの忍の世界を平和にしてやる!!」(ナルト)

「そうか…それは立派な事
それこそ正義だな」<ザッ>(天道)

「だが…オレの家族を
オレの仲間を
オレの里を―
この里と同じようにした
お前たち木ノ葉の忍だけが…
平和と正義を口にする事を
許されている訳ではないだろう?」
(天道)

「……!?」(ナルト)

「どういう事だってばよ!?」(ナルト)


「火の国…
そして木ノ葉は大きくなりすぎた
国益を守るため大国同士の戦争で
自国の利益を獲得する必要があった…
でなければ国…里の民が飢える
だがそれら大国の戦場になるのは
オレたちの小さな国と里だった
その度我々の国は荒らされ疲弊していった
幾度かの戦争をへて大国は安定した
我ら小国に多くの痛みを残してな」(天道)

「………」(ナルト)

「お前もオレも目指すものは同じ
自来也先生の言っていた平和をなそうとしている
お前もオレも何も変わらない
互いの正義のために動く
オレが木ノ葉にやった正義は…
お前がオレにやろうとしている事と同じだ」(天道)

「大切なものを失う痛みは誰も同じ
お前もオレもその痛みを知る者同士
お前はお前の正義のために…
…オレはオレの正義のために

オレ達は正義と言う名の復讐へと
駆り立てられた普通の人間
だが復讐正義と言うならば
その正義はさらなる復讐を生み…
憎しみの連鎖が始まる」
(天道)

「今、その事象の中に生き
過去を知り未来を予感する
それが歴史だと知る
人は決して理解し合う事のできない
生き物だと悟らざるを得ない

忍の世界は憎しみに支配されている」(天道)

どデカイ伏線…と言う事で、47巻からピックアップして行くと、天道が切々と語り上げた「平和」が真っ先に浮かんで来ます(第47巻/69-73頁)。仙人モードと非常に機転の利く戦術でペインに善戦するも、天道の神羅天征と万象天引の前に伏すナルトに天道が説法しているんですが、この行に『NARUTO-ナルト-』の落としどころ=パラダイムシフトが提示されている!!と、週ジャンを読みながら震えたのを思い出しました。ま…それが何なのかはもう少し引っ張る…おっと…もう少し様子を見るとしましょうか。兎に角、「ペイン編」はキッシーの仰る「ラストに向けての構想」の大きなウェイトを占めているでしょう。実際に、ナルトは救世主として、何と戦い、何を変革して行くか?を示す大切なパートだったからです。それが「ペイン編」がこんなに面白くないのに描かざるを得ない理由だった…(笑)。


「……泣いてばかりで最初から諦めて
何度も間違ったところに行こうとして…
そんな私を…ナルトくんが正しいところへ
連れてきてくれたの…」(ヒナタ)

「いつもナルトくんを追いかけて
…ナルトくんに追いつきたくて
いつだってナルトくんと一緒に歩きたくて
いつもナルトくんのところへ…
ナルトくんが私を変えてくれた!
ナルトくんの笑顔が私を救ってくれた!
だからナルトくんを守るためなら
死ぬことなんて怖くない!!」
(ヒナタ)

「私はナルト君が―
大好きだから…」
(ヒナタ)

鬼気迫るヒナタの「告白」(ep437)(第47巻/91-92頁)。それが引き出したナルトの六本目…。この辺りは「疑問の考察」に嫌と言うほど書いていまして…「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」は特に書けたお話だと思います。確かにヒナタの「告白」は良かった…あそこまで女子に想われてオチない男子が居るのかしら?と疑問でした。その声はナルトにも届いてる…筈なんだけど、それでもナルトは動かない。そのナルトとが、ヒナタの流血で一気に六本目になったのはだと、僕は思う訳。ま…その辺りを切々と(笑)。そして、これも御大の仰る「ラストに向けての構想」なんじゃないかと、僕には思えます。やっぱ、ナルトの折れなさ曲がらなさのしなやかさは異常(笑)。そこを、しっかりと説明して貰わないとね。


何もここまで大きなものを…」(小南)

「…相手は九尾だ……手は抜けない」(長門)

『…それに六道仙人の作ったと言われる
月に比べれば……大した事はない』
(長門)

そして、ナルトの六本目のヤンチャを問答無用で封じ込めたのが天道の地爆天星でした(第47巻/124頁)。長門がヘトヘトで、小南じゃないけど心配で仕方なかったんですが、あんまりど偉い忍術だったのか、長門が照れ隠しに漏らした「月」と六道仙人との関係。この提示が、その後のナル×ジャンの考察にどれ程、影響した事でしょうか。思えば「終末の谷の決闘」の第一撃が「月光」だったのもサブリミナルな提示があった…尾獣(一尾や九尾)が満月の夜に騒ぐとか、マダラが満月スキー(←ロシア人です)だとか…上手い事、キッシーが敷いたレールの上を僕は走ってたんだなー…思えば、遠くへ来たもんだなー…と(笑)。ナル×ジャン的に「月」の提示はデカイ!!何せ、天体を創っちゃったんですから…六道仙人って。

長門が九尾(六本目)を封じ込めた地爆天星はナルトがあれこれやって脱出した後は、ガタガタに崩れさってしまいますが、六道仙人が創ったとされる「月」は今も天空に在る…ま、それを捏造…おっといけねー…果てしない想像力で掘り下げた「”月”は何故、今も在るのか?」がありましたっけ。何気に<ポロッ>っと出て来たようなネタではありましたが、これはきっと後半のキーポイントになる!!…と、ナル×ジャンでは注目しています。そしてあろう事か、「チャクラ界」なんて捏造しちゃって(否定せず)、忍術チャクラの存在にすら影響する考えも持ち出している始末です(笑)。その一端は「侍・SAMURAI」に認めているので是非、読んでみて下さい。「ラストに向けての構想」と言う意味では「月」が一番デカイんじゃないかな。


「お前に九尾のチャクラ
半分残して封印したのは
この力を使いこなすと信じていたからだ…
オレの息子ならと」(ミナト)

なぜわざわざそんな事をしたのかには
理由がある…」(ミナト)

「!?」(ナルト)

「…今から16年前
九尾が里を襲った時
分かった事がある」(ミナト)

「何?」(ナルト)

「あの時
九尾を操り
里を襲わせた黒幕がいる

それもかなりの力を持つ忍だ
特別な力がなければ
到底太刀打ちできない」
(ミナト)

「おそらく
そいつはまた里を襲う」(ミナト)

そして、長門の地爆天星で造り出された「小さな月」の中ではミナトが初登場しました!!!(第47巻/142-143頁)この時ばかりは、ネットは祭り状態(イーブン祭り?)で、随分と盛り上がりましたね。僕が注目してるのは、ミナトが九尾の陰のチャクラを屍鬼封尽して、ナルトに九尾の陽のチャクラを残したのは、ナルトが九尾の力=チャクラを使いこなせると信じたところです。これは、ナルトの九尾の衣(一本目から三本目まで)が、キラビの雷犂熱刀の時に見せた八尾の衣(チャクラ)と酷似してる描写があって、ミナトがキラビの八尾搭載の仕様に沿って、九尾をナルトに搭載したんじゃないかと思わせる間チャンにズッポシです(笑)。僕が考察始めた頃は九尾はナルトから抜かれるものと思ってたんですがね…。

『NARUTO -ナルト-』は子供たちがアイデンティティを如何にして獲得して行くかを描く成長記みたいな側面があって、呪印や九尾はいずれ抜かれるべきそれで、子供たちが自分自身の力に目覚めて大人になるんだ…と思ってたんですが、九尾に関してはどうも違う。九尾が子供たちにとって何なのかは…一応、お預けって事で一つ…なんですが、兎に角、折り合いをつけて、それを自分の力に換えて行くべき存在なんだと思います。そして、その力がないと到底、及ばない相手がラスボスだとの提示があった訳です。その為の準備が「九尾事件」から始まっていた訳です。この辺りをまとめたのが「終末の谷の決闘」「強化・闇」(第七撃)と「強化・八卦の封印式」(第八撃)です。

ラスボスがトビと言うのは今のところ、懐疑的にナル×ジャンでは取り扱っているんですが、このままだとトビ一直線みたいです(笑)。しかし、「”暁”の一人 面をしている男だ」(第47巻/144頁)と、ミナトがナルトに告げただけで、ミナト自身はトビ(グルグル文様のお面)をイメージした訳でもないです。似たような反応をカカシまでがしていて、いよいよミスリード臭くて嫌なんですよね(笑)。ま…『NARUTO -ナルト-』のラストは「終末の谷の決闘」が飾るとナル×ジャンでは踏んでるんですが、その前の山場で”暁”のラスボスと九尾の力(=チャクラ)を使いこなすナルトが殺り合う事になると思います。その為の準備が着々と進んでいる「ラストに向けての構想」が着実に進んでる…ちゅー事です。


「だが いつかは…人が本当の意味
理解し合える時代が来るとワシは信じとる!!
が見つからんかった時はその答を
お前に託すとしようかのォ!」(自来也)

「お前ならそのを見つけられる
…オレはお前を信じてる」(ミナト)

「四代目火影を超える忍はお前しかいない…
オレはそう信じてるからだ」(カカシ)

ミナトの介入で九尾の九本目の脅威を脱した「ナルトVSペイン(天道)」のクライマックスで(第47巻/188頁)、ナルトは自来也→ミナト→カカシ…が託した言葉…願いを思い出します。この中で三人のメッセージに共通するのが「信じる」です。大人が子供を信じる…これがキッシーが示したい「愛」の形なんじゃないのか?…なんて、そんな風に最近では感じています。綱手が倒れ、六代目火影にはダンゾウが就いていて、それと自来也、ミナト、カカシの対比は極めて鮮明で判り易過ぎる(笑)。ま…これまで疑うつもりは毛頭ございませんが、子供たちを取り巻く大人の在り方に関しても「ラストに向けての構想」は盤石のようですね。『NARUTO -ナルト-』は子供たちの成長記であると同時に大人には反省記なのです(笑)。


『オレが諦めるのを―』<ブン>(ナルト)

「!!」(天道)

『諦めろ!!!!』(ナルト)

それで、最後の最後に「ド根性忍伝」の主人公の決め台詞が降り立ちます(第47巻/189-190頁)。ナルトの「諦めないド根性」が輪廻眼の力(=チャクラ)を凌駕した瞬間です。しかし、これは誰にでも出来るこっちゃない…ナルトがドンだけ特殊かを僕が殊更、強調するのは少年少女が真実を知って落ち込まない様にとの配慮があって、『NARUTO -ナルト-』アイデンティティを獲得して行こうとする全ての人々に向けたメッセージだからです。アイデンティティを獲得するのは確かに大事な事です。人生とはアイデンティティを見出す旅だとも言える。しかし、同時にその真実を知る事は悲しき事でもある…。それを…そこはかと無く…やんわりと匂わせておくのが、ナル×ジャンの「ラストに向けての構想」って事で…一つ…(笑)。

やっぱ…カバ袖のキッシーのお言葉は…切ねーッ!!(笑)


 

”暁”(雷影は何故、ブチ切れたのか?) | BLOG TOP | 「竜牙鉈」(仮称)

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