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「サスケの瞳孔」(序)

 
「どうする
イタチの眼は…
移植するのか……?」(トビ)

「いいや…」(サスケ)

「………」(トビ)

イタチの見たかったもの
これからオレが見ていくもの
まるで違うものになる」(サスケ)

「イタチが望んだ通りには出来ない……
オレはオレのやり方でうちはを再興する」(サスケ)

サスケがイタチの「涙」を邂逅(かいこう)した後、イタチの眼の移植をトビに打診されたサスケはそう応えていました(第44巻/23頁)。イタチの生き様については「儀式」の中でトビに散々と吹き込まれたし…結果的にサスケの万華鏡は開きました。しかし…トビの言い分とイタチの言い分が所々、食い違っている事から、イタチがウソをつかないの法則を適用すれば、トビが自分に都合の良い事を吹き込んだ可能性が高い(笑)。ま…後、イタチの「優しいウソ」も混入してるだろうから解り難い(汗)。そして、それを受けたサスケのスッキリした雰囲気涙が汚れを洗い流したかのような…サスケが妙に脱色されてたように感じました。しかし、それはイタチの死を吹っ切った…と言うのとはちょっと違う…でも、それは迷いでもない。

イタチの眼の移植…サスケがそれを拒否る機微には、少し引っ掛かっています。イタチの眼は、サスケの為にイタチが運んで来た…あの夜、フガクに懇願されて(黒汗)…モノだと、僕は考えていて、イタチのこれまでの行動の全てが、サスケに「新たな力」(第43巻/204頁)を与える為に在った事をサスケが認識したのなら、賢いサスケなら、それが「真・万華鏡写輪眼」(永遠の万華鏡)…つまり、眼球の交換(サスケはイタチを本当の兄=血縁だと思っている=真相うんぬんは別にして…のアレ)で、閉じる事のない万華鏡を手に出来る事を知っているのに拒むのは、イタチの生き様を否定するにも等しい…と、僕には思える。同時に、それがトビに対するサスケの疑心であっても良いな…とも思えたりもします。

「あれだけの生き様を見せられて
イタチの意志守ろうとしたもの
無にしていい本気でそう思えるのか?」(トビ)

「アンタは言ったな
イタチがどうしてオレを殺せなかったのか
イタチにとって
オレの命は里よりも重かったからだと
オレも同じだ…オレにとって
イタチの命は里よりも重い…
それだけのことだ」(サスケ)

トビもその辺には注意を払っていて(第45巻/74頁)、サスケを多少(かなり?)、警戒はしています。サスケは即座にそれを否定しますが、八尾戦で垣間見せた「万感」あれを何と説明するのか!?確かに、「愛」があるから「痛み」が生まれ、「痛み」「憎しみ」を生み、そして、「憎しみ」「愛」があるからこそ…の「連鎖」が生み出される構図はある。それが、サスケの転び方を左右してるのだと、僕は思います。ただ、それがどっちに転んでるのかが微妙。それを、僕もトビと同様に(一応)懐疑的に受け止めています。何より、ナルトが自来也の「形見」を胸に長門の「信用」を勝ち得たように、あれ程までに真っすぐに突き進むのに対して、サスケはその真逆にトビの言うがままに漂泊(ひょうはく)するかのようであるのは、何とも解せない。

「イタチの見たかったものと
これからオレが見ていくものは
まるで違うものになる」
(サスケ)

サスケの賢さは読者なら誰しも知っています。そして、サスケに付帯する難儀な状況も理解しているつもりですが、それがナルトとサスケの「強化論」(光と闇)の違いだけでは片付かないほど…僕の中では大きいです。サスケがイタチの生き様を受け入れた上で、木ノ葉に対して復讐心を抱き、その過程で”暁”に所属し、八尾を奪いに雲隠れでテロ行為を行い、それが済んだらアッサリと”暁”を抜けて…なんて無軌道な行動をとるんだろうか…。余りにもトビの思惑に乗りすぎてる…気がする(笑)。サスケは「イタチが見たかったもの」理解したからこそ、イタチの眼の移植を拒否った訳で、イタチとは違う未来を模索してる意思表示であると、トビは受け取ったでしょう。しかし、その真相はトビにも見えてはいない…。

(サスケ…
お前は今どこに居て
…何を考えてんだ?


オレの事やサクラちゃんの事
…カカシ先生の事

少しは考えてくれてんのか……?)(ナルト)

「……」<ゴロン>(ナルト)

(お前は兄キのイタチを倒した…復讐した
スッとしたのか…?
それとももっと苦しくなったのか?)(ナルト)


(サスケ…
何で木ノ葉に帰ってこねェ…?)
(ナルト)

(…憎しみにやられちまったのかサスケ?
本当にただの犯罪者になっちまったのか…?)(ナルト)

(今は…お前の事が分かんなくなって
きたってばよ…)
(ナルト)

ナルトが思い悩むように(第459話/「サクラの決意」)、サスケは今も「闇」の中に居ます。ナルトはこれからサスケを、その「闇」の中から救い出そうと言うのでしょうが、サスケの行動は不可解極まりない。何せ、トビにすら計りかねるくらいです(笑)。そして、それは僕らとて同じ事。物語を俯瞰して、大量の情報を得ている僕らにすら、サスケが分からないんですから、ナルトに分からないのも当然です。一体、サスケは何を考えているのか?サスケは何がしたいのか?イタチとは違うものサスケはその眼で、何を見ようとしているのか?悩みまくる(笑)ナルトに代わって、それを考えてみましょう。サスケの万華鏡が真に見つめるモノを…。

「サスケの瞳孔(=動向)」徹底的に分析してみましょう。


 

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