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「サスケの瞳孔」(弐)

 
<ガッ><ヒュ><ガッ>

(このチャクラ性質は…
だがこんな形態変化は見た事が無い)(大蛇丸)

「誰なの?」(大蛇丸)

病床の大蛇丸をサスケが襲った行…(第38巻/78-79頁)。サスケの千鳥鋭槍がトビラ越しに大蛇丸に向かい、寸前のところで十字受けで凌ぎます。その刃が雷遁チャクラである事を一瞬で判定しますが、千鳥鋭槍の形態変化に関しては全くの未知であるようでした。恐らく、サスケは大蛇丸に内緒で忍術の修行をしていて、大蛇丸が教えてくれる事や与えてくれた術とは別に自分のオリジナル忍術をいろいろと考えていたのでしょう。でも、大蛇丸のアジトの…しかも大蛇丸の寝室なんて、恐らくアジトの最深部だろうし、部外者が忍び込んで…の可能性は薄いと大蛇丸は考えたのだろうし、チャクラ性質からサスケが臭い…と思ってた筈です。その驚きが「誰なの?」に色濃く滲んでいるのが、ちょっと切なかった…。

「やっぱり…そう来たわね」(大蛇丸)

「もうアンタに教わる事は何も無い
…アンタの前でも…非情になれそうだ」(サスケ)

大蛇丸の問い掛けに応えて出て来たサスケに悔しそうに「やっぱり…」と漏らしたのに、図らずも萌えてしまった(笑)(第38巻/81頁)。大蛇丸の示す「想定の範囲内」とは苦し紛れの強がりなんだと思います。大蛇丸は、かなり容態が悪かった…サスケはその機を見逃さなかった…ただそれだけで、デイダラ戦の後にサスケもそれを認めていて(第40巻/75頁)、大蛇丸が如何にオープンにサスケに接し、サスケがこ狡く大蛇丸の様子を窺っていたかが解ると思います。だから、このタイミングで襲撃してくるサスケの抜け目無さに大蛇丸は非常に複雑な心境だったのだと思います。大蛇丸の身体はもう持たないところまで来ていましたし、待ちに待ったサスケの身体への転生が目前でしたから…。

非情にならなければ
イタチには勝てないわよ」(大蛇丸)

「あいつの前では非情になるのさ
嫌が応でもな」
(サスケ)

大蛇丸の目の前で夥しい数の忍の大群を一人でねじ伏せたのに、トドメを刺さないサスケの甘さを大蛇丸がチクチクしていました(第38巻/66-67頁)。大蛇丸が成長したサスケの勇姿を視姦しながら舌なめずりしてたところからは、不死転生の絶好タイミング(あと少し…ほんの少しで私のもの…!)(第38巻/68頁)が間近な事が解りました。サスケにイタチの名を出して「甘さ」を指摘したのは大蛇丸がサスケに与えたハナマルであったのだと思います。大蛇丸的には「(大蛇丸+サスケ)>イタチ」の図式が成立してたんじゃないでしょうか。しかし、大蛇丸の一言が引き出した?サスケの「非情」が真っ先に大蛇丸に適用されるのは何とも皮肉でした。そして、それを最も切実に感じてたのも大蛇丸だったのね(笑)。

「子供のままだな…ナルト
オレにとっては復讐が全てだ
復讐さえ叶えばオレがどうなろうが
この世がどうなろうが
知った事じゃない

ハッキリ言うとだ
イタチは今のオレでも
大蛇丸でも倒せない」
(サスケ)

「だが大蛇丸オレの体を差し出す事で
それを成し得る力が手に出来るなら
こんな命いくらでもくれてやる」(サスケ)

しかし、「(大蛇丸+サスケ)>イタチ」の想定はサスケにもあったと思うんです。そう言えば、大蛇丸のアジトで再会したナルトにサスケが偉そうに言ってましたね(笑)(第34巻/181-182頁)。なのに、サスケは大蛇丸を見切り、あまつさえ殺した訳です。サスケがイタチを殺す事を最優先に考えるなら、大蛇丸に身体を差し出す選択肢があっても良かったのに、サスケが大蛇丸を殺したのは、逆に大蛇丸を乗っ取る事で「(サスケ+大蛇丸)>イタチ」…イタチに対抗する力量を得られる方法論がサスケにあった事になる。恐らく、大蛇丸の不死転生写輪眼の術コピーで対処できる手応えがあって、サスケはこの凶行に及んだのでしょうが、サスケが大蛇丸を殺ったのには他にも理由があったのだと、僕は思います。

ロリコン(ショタコン)の大蛇丸ですから、サスケに対して修行をつける名目で、あれやこれやと…そりゃもう凄いセクハラとかしてたと思うんです。潜影蛇手や蛇一族の召還の術式(タトゥー)などは、どうも大蛇丸を乗っ取ったオプション臭いんですが、その他にも薬物の使用や禁術による強化がサスケに処方されていた可能性は綱手も示唆していますので、大蛇丸とサスケはただならぬ関係にあった筈です。きっとサスケはそれがイヤだったんじゃないかなーと思うんです。自分の身体を好き勝手にする大蛇丸に、サスケは嫌悪感を募らせてたと…そうじゃないと、修行つけて、いろんな忍術を教えてくれて、草薙の剣とか、カッコ良い着物(うちはの家紋入り)とか、いろんなモノを惜しげも無く与えてくれた大蛇丸は殺せんでしょう。

一宿一飯の恩義では到底収まらない大恩が大蛇丸にはあった訳で、それでもサスケが大蛇丸に対して「非情」になる為には、サスケの相当な性的虐待「大蛇丸→サスケ」であったと言うような衝撃的な事実が欲しいです(笑)。そうでもないと、サスケがただの恩知らずのクソヤローになってしまいます(笑)。件の「サスケVS大蛇丸」では、サスケは大蛇丸の底を見切ったような物言いが見られます。確かにサスケは頗(すこぶ)る優秀で、非の打ち所など無い子ではありますが、ここまで上から大蛇丸を罵(ののし)れるもんかしら…と、少しばかり鼻に付く…と言うか、オイオイ…と言う気持ちになりました(笑)。同時に、ナルトと同い年のひよっこ忍者にここまで言われる大蛇丸ってのも何だか解せなくなくない…!?

もしかしたら、影武者?!…ってねーッ(笑)。


「イタチが無理だった…
だからひよっこのオレ
狙ったんだろ?」(サスケ)

「そうだろ?
”三忍”と謳われた天才さんよ
だがアンタは世間で言う
ただの天才でしか無かった…
うちはの名を超えるどころか
届きもしない

どんな天才もうちはの名の前では
凡人に成り下がるのさ」(サスケ)

「自分の体を薬漬けにし
体を乗り換えてまで
うちはの力にいやらしく
近付こうとするアンタの行為は…

この名を持つオレからすれば
あさましく滑稽だ」(サスケ)

「それにアンタのやり方は好きじゃない
アンタの目的は何だ?
この世の道理を解き明かすだの何だのと
くだらない利己的な理由
他人を玩具のように弄び続けている」(サスケ)

「…どうして……
兄さんが…?」(サスケ)

「己の器を量る為だ」(イタチ)

「……器を量る……?
それだけ…それだけの為に
皆を殺したって…いうのか…?」(サスケ)

「それが重要なのだ」(イタチ)

「反吐が出る」(サスケ)

具合が悪い大蛇丸に奇襲をかけたサスケが大蛇丸を扱き下ろします(笑)(第38巻/83-88頁)。散々、お世話になった大蛇丸に、そこまで言うかよ!!言ってしまうかよ…サスケ!!(笑)結局、大蛇丸もコロッとサスケに殺られちゃうし、呆気なくサスケが大蛇丸を乗り越えてしまうのも、何だかなー…これで良いのかなー…と思ったものでした。大蛇丸は君麻呂曰く「情報生命体」(第23巻/31頁)ですから、何処かにバックアップ(術式化)があってもおかしくはない…と、僕は考えています。大蛇丸の内容(=精神)をデータ化して、肉体を乗り換えるのが不死転生の理屈とすれば、サスケに切り刻まれた白蛇だって乗り物みたいなものではないでしょうか。そして、データであればバックアップ出来るし、取っておくのが常識です。

「取り込まれまいと
必死に抵抗する自分がいる!」
(カブト)

「大蛇丸様を超えようとしている
自分の存在を実感出来る」
(カブト)

また都合よく、大蛇丸マンセーのカブトが白蛇の細胞を自分に取り込んで、大蛇丸化(三割は取り込まれてた)しようとしています(第39巻/142頁)。ま…大蛇丸に抵抗して自分を感じるやり方はハッキリ言って間違っています。少年少女には真似して欲しくないです(笑)。丁度、アニナルでやってるとこら辺ですよね(090813)。何かに頼るんじゃなくて、自分を信じなきゃ!!与えられるものじゃなくて、自分で見つけるのがアイデンティティです。そこんとこはカブトにも懇々と…(笑)。でも、これも大蛇丸の復活に向けた動きかと思うとワクワクしちゃいます。カブトが容れ物だとすれば、中身=大蛇丸のバックアップがインストールされれば、大蛇丸の一丁上がり…と言うのが、僕の希望なんだけど…どうでしょう(笑)。

「反吐が出る」(サスケ)

ちょっと、横道に逸れちゃったけど、大蛇丸はサスケにアッサリと殺られ過ぎ(笑)。八岐の術(第43巻/55-56頁)を見ても大蛇丸は既に尾獣クラスです。もしかしたら、尾獣ってこんな風に生まれたんじゃないかと考えてしまうくらい…。しかも、サスケの謀反が大蛇丸の想定の範囲内だと言うのですから、何かと胡散臭い(笑)。その真偽は今後のカブト(大蛇丸?)の活躍に任せるとして、サスケですよ…サスケ。サスケは大蛇丸を取り敢えず、殺しちゃいます。それには(めちゃめちゃ弱かった…)大蛇丸のセクハラ疑惑に加えて、イタチと大蛇丸の行いが似ていたのがサスケを「非情」にさせちゃったみたいです。ここでは大蛇丸とイタチが、サスケの瞳孔には酷似して知覚されていた点に、僕は注目しています。

結局のところ、大蛇丸もイタチもサスケにとっては「悪」だった訳です。しかし、サスケが大恩ある大蛇丸をケチョンケチョンに扱き下ろし、その上でアッサリと殺して、あろう事か大蛇丸の全てを奪ってノホホンとしてるサスケと、イタチの「うちは虐殺」(の表面的な認識)や大蛇丸の(こっちは子供が無邪気に虫の脚を捥ぐような…)非道との違いが、僕にイマイチ良く解りません(笑)…って言うか、サスケだって二人とそんなに変わらん…充分な「悪」だろうに…。これじゃ、サスケに良いように利用されて、用が済んだらホイサッサと殺された大蛇丸が浮かばれんとです(笑)。しかも、大蛇丸の死後、大蛇丸のインフラを利用して自分の目的達成の為に「蛇」(現”鷹”)なんて組織して、抜け目無く、したたか過ぎました…。

イタチと大蛇丸真逆の存在だと、僕は思うんだけど、
何故だか、サスケとイタチと大蛇丸は似ているのよ…。


 

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