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第461話「雲隠れVS”鷹”!!」


<ダッ>「サスケ!
一人で突っ込むな!」
(重吾)

(冷静さを欠いている)(重吾)

<タン><シュカッ…><バチチチチ>(サスケ)

<ドウ>(水遁・水陣壁!!)(ダルイ)

<ドドド>(こいつか!)(サスケ)

(雷遁・感激波!!)<バッ>(ダルイ)

<バチ><バチチチチチ>(ダルイ)

<バチチチ><ザザザ…><バチチチ>(サスケ)

「ボス…こいつ情報通り
雷の性質に間違いないみたいっスね」<スッ>(ダルイ)

「それにも持っている
直に火遁を使うだろう
…ダルイ
水遁の用意は常にしておけ」(シー)

「ああ…」(ダルイ)

いきなりダッシュで雷影に草薙で襲いかかるサスケ…。重吾がサスケの性急さを心配しています。重吾の動きは先週号の後半から注目してまして、香燐がガクブルに震えたサスケの闇のチャクラの覚醒に無関係ではないと、僕は考えています。雲隠れのキラビ戦で重吾は自分の身体をサスケに供出しました。空区のネコばあ商店ですら合う服がない程のデカイ図体だった重吾が少年の外見に変わったのは、本来一定(定量)である細胞数がサスケに分け与えられた為に減ってしまったからです。重吾の多さの変化からして、サスケには相当量の重吾の細胞が譲渡された筈です。そして、サスケは重吾の細胞に適合した。サスケが押し寄せる侍達を全くの躊躇いもなく切り捨てた『呪印状態2より濃く冷たいチャクラ』がそれと関係しいてる…と、僕は考えています。

ところで、サスケの第一撃の対応をしたダルイですが、水遁と雷遁の使い手のようです。もっとも、それは両肩のタトゥー(水/雷)で判ってた事ですが…その分かり易さが、その先=竜遁を期待させます(笑)。ま…それはさておき、非常に落ち着き払っていて、雷影の護衛をそつなくこなしつつ、サスケの能力を極めて冷静に分析しています。水遁(水陣壁)→雷遁(感激波)のコンボは、通電性の高い水で絡めた敵を痺れさせる戦術で、本命は雷遁。サスケはダルイの雷遁を自らの雷遁(千鳥流し)で相殺して防いでいる訳です。そして、その本能を見るや、ダルイはサスケの雷遁特性を確信しています。一応、木ノ葉の情報提供はありますが、念の為にの確認でしょう。雷影が微動だにしないのは偏(ひとえ)にダルイとシーへの信頼があるからなのだと思います。

ちなみに、雷影の全身を覆うオーラも<バチチチチ>の擬音から推察するに雷遁特性かと思います。しかし、サスケがダルイの感激波を相殺する為に出した千鳥流しとはちょっと違う…雷影の闘気=本気を示す有り余るチャクラが溢れ出す「憤怒のチャクラ」なのだと思います。未だ、雷影の能力は”馬鹿力”くらいしか出てませんが、恐らく攻防一体で、尾獣の”チャクラの衣”みたいなもので、先週、お付きの二人が驚いた状態(本気)なんだとも思います。空手の達人は呼吸法などを用いて身体を鋼(のような硬さ)に変える境地もありますし、雷影も全身を鋼に変えて戦う…ナルトの仙人モードに匹敵するような…状態があるんじゃないか?そして、これがキラビの雷犂熱刀も躱し、ゼツ・白を赤子のように捻り潰した俊敏さと剛力を高次元で両立させているのだと思います。


「何かサスケの情報
漏れちゃってない?」(水月)

「おい…アレ…
中央のあいつ…
アレってまさか」(香燐)

「こいつらは雲隠れの上忍
中央のでかいのが雷影だ」(重吾)

「簡単には通してもらえない」(重吾)

応援を求む
サスケにやられた」(侍)

逸早くサスケの援護に向かった重吾。未だに様子見の水月。二人の差異はサスケに対する心配の度合いの違いを示し、重吾はサスケのチャクラの変質が心配で、ジッとしてられなかったんじゃないかな…と思います。一方、水月は”暁”のスパイ疑惑もあって、そう考えると非常に行動が用心深いのがしっくり来てしまいます(笑)。それと、香燐と重吾は雷影やダルイ、シーをある程度知ってそう…ダルイやシーの認識は装備品や力量からの推測?…です。特に雷影は鉄板で知ってそう。しかし、三人とも大蛇丸の管理下であちこちで歩いてた訳ではないのに何でしってるんだろ?ま…雷影が不必要に有名だっただけか(笑)。あと…冷静で思慮深い重吾が雷影の力量を前に尻尾を巻いて逃げる戦法に出ないのは取りつく島がない程の相手ではないと思ってるのか?……それとも(汗)。


<スッ><バッ><バッ><バッ>(シー)

(動きを止める!)(シー)

「何かくる!」(重吾)

(雷幻雷光柱!)<カッ>(シー)

<カッ>(目くらましか!?)(重吾)

「!」(重吾)

<ドッ><ゴキゴキ>(雷影)

「サスケ…!」(重吾)

「重吾 ひるむな
これは幻術だ」(サスケ)

<バチチ>「幻術を見抜いたとしても
遅いわ!!」
<ザン>(雷影)

<ブン>(雷影・ダルイ)

機敏にシーが印(未→午→巳→寅)を結び幻術を発動します。シーも雷遁特性があるようです。しかし、探知系で幻術使い。戦闘的な雷影とダルイを支援する能力としては非常に具合が良さそうです。シーの幻術ですが、雷遁チャクラの強烈な閃光に幻術チャクラが混入して、視覚でハメるタイプでしょう。だから、写輪眼のサスケには効かないのも折り込み済み…。多分、一緒にいる重吾をハメて…サスケが重吾の幻術を解く為に出来るスキ(写輪眼も全方位に機能する)を雷影とダルイの速攻が衝く狙いがあったんだと思います。しかし、雷影とダルイの挟み討ちに遭うサスケが特に焦るでもなく、不動の構えをとるのは、サスケの第一撃を静観した雷影に凄く似てる…。サスケもまた重吾と水月を信頼してるのだと思います。同時に、雷影に対するサスケの対抗心も感じます。うちはのプライド…であって欲しい…思い上がりじゃない事だけを切に祈ります(汗)。


「!!」(サスケ!!)(香燐)

<ギン><ピシ><ピシ>(水月・重吾)

<ギギ>「うぐっ!!」
(なんてパワーだよ
こいつ!)
(水月)

<ピキ><パキーン><ドウ>(雷影)

<ザザザ>(水月・サスケ・重吾)

「ボクがじゃなけりゃ
両腕もげてるよ
アレ…!」<ガガガ>(水月)

「あ~くっそー!
ボクの首斬り包丁がァァ!!」
(水月)

案の定、雷影とダルイの攻撃を水月と重吾が受けます。サスケはその中で微動だにしていないので、この状況でも水月と重吾の気配が掴めていたのでしょう。よしんば、援護が間に合わなくとも攻撃回避=瞬身による捌(さば)きか、万華鏡写輪眼の瞳術(威挫凪?など)で充分に凌げる確信が、サスケにはあったのだと思います。ここでサスケが余裕を見せるのはサスケが抱く雷影への対抗心ではないかと、僕は考えています。実はサスケと雷影には面白い類似点があって、そこを考察しようと思ってたんだけど、先週は忙しくてどうもならんかった…。で、それを今週こそはまとめてみますんで、ちっとお待ち下さい。ところで、雷影のブレスレット(…と言うには大きすぎるけど)って、アレで殴る武器みたいですね。

雷影の一撃を受け切った水月ですが、キラビ戦で傷付いたままの首斬り包丁がポッキリと折れてしまいます。僕はこうならない為に水月が侍のチャクラの使い方を見取ったのだから、少しは工夫するかなーと期待してたんですが、そんな気の利く男じゃなかった(笑)。しかし、形在るモノは…ですから、忍刀とてその例外ではありません。ましてや刀剣なんて、刃こぼれなんて当たり前の消耗品です。それでも使い続けるにはそれなりにメンテが必要です。だから、刀身に亀裂が入ったまま使うなんて信じられないです(笑)。それは剣士ならば当然、認識してるはずなんだけど…何か変です。これが水月の意図するところなら…一応、仮説の段階なんですが、こうして忍刀とは進化して行く武器なんじゃないかと考えます。

例えば、長十郎の大双剣ヒラメカレイは二刀(双剣)ですよね。戦いの中で消耗するのは武器、刀剣の必定…それでも使い続ける=継承して行く定めに意味を見出そうとすれば、どんなに形を変えようとも、忍刀に宿る魂=使命なり、素材が重要なのか…いろんな想定が考えられるけど、水月が大切な筈の首斬り包丁が折れても、これで人生終わった…みたいな落胆がないのと、そもそも亀裂がある状態で雷影の攻撃を受けたのは、剣士の心構えとしては解せない部分が多いです。確かに、首斬り包丁よりもサスケが大切だった…と言う考えもあるにはあるんですが、水月の黒さにはもう一押し”奥”が欲しいと、僕は思います。ずばり、首斬り包丁の二刀への進化…その概念が『忍刀』にはあると…僕はドス黒く考えちゃう訳だ。


「八尾との時
切れ目を入れられていたからな」(重吾)

<ピクン>(雷影)

「………」(ダルイ)

重吾が「八尾」を口にするんですが、このデリカシーのなさは死亡フラグにも取れる(笑)。ついでに、この口数の多さで、ホントはキラビは捕獲に失敗して、僕らも”暁”に殺されるまであったんでーすッ…とか喋っちゃえば良いのにと思います。雷影が何でこんなに怒ってるのかを、この子達はきっと解ってないんだろうな。口は災いの元と言うけれどホントだ(笑)。その重吾の何気なくも…心ない「八尾」は雷影の耳に届き、雷影が既に着火済みなのに、燃料を追加(笑)。正に「火に油」です。ダルイが無言で悲しい目付きなのは、僕には染みる。ダルイは”鷹”を見てるんじゃなくて、雷影を見てるんだと思います…さぞかしお辛いでしょう…と。この想いがダルイにも火を着けるするのは当たり前…って言うか、重吾がKY過ぎ(笑)。


(た…助かった…!
水月ナイス!)
(香燐)

「お前ら…余計な事を」(サスケ)

「せっかく助けに
出てきてやったのびさ
…何だよ
その言い草…!君らしいけど…」(水月)

サスケが水月にこんな風に言っちゃうのは首斬り包丁が折れたからだと思うんだけど、水月はそんなに落ち込んでない…。しかも、雷影とダルイの力量を目の当たりにして焦ってない。自分の武器が壊れたのに(黒笑)。僕は水月だけは疑いが拭えなくて、ちょっとアレなんですが、まだまだ水月にもサスケにも余裕がありそうです。基本、怒髪天の雷影が悠長に”鷹”に会話する暇を与えている状況も、解せないっちゃあ解せないところもあるけど、このエピソードの冒頭でサスケがいきなり雷影目がけて突進して行ったのを重吾が憂慮したように、忍的には用心深くが基本。相手が相談したり、作戦練ったり(極稀に痴話喧嘩…神無毘橋のアレね…もアリ)してるのは、生温かく見守るのが忍の世界の不文律でもあります(笑)。

(忍とは雑な戦いをする…
なんて奴らだ!)
(侍)

ま…その…もう一押しで殺れるのに…の殺りとりの一部始終を増援待ちの侍が見てて、何か腑に落ちない…と(笑)。多分、忍術の奥深さがあって、裏の裏(の裏の…)を読まねばならない忍の戦闘が、侍には雑に映るのでしょう。一応、剣技にも「後(ご)の先(せん)」とか「先(せん)の先(せん)」なんてのがありますが(もっと高度なやり取りもあるんだけど失念しちゃいました)、忍のそれとはちょっと違うかも。チャクラの使い方ひとつにしても忍(印で忍術に変換)と侍(チャクラそのものを武器化する?)では全く違うし、忍が個人の個性を重んじるのに対して、集団でシステマチックな戦闘をする侍とは相容れない部分が多いのだと思います。余談ではありますが、集団戦を得意とする侍は「狼」っぽくて好きです。


「シー
他に仲間がいるのか
辺りを調べてみろよ
次々に出てこられちゃ
だるくてやってらんねー」(ダルイ)

「確かもう一人いたはずだ…
…しかしそっちに集中すると
戦闘には参加しにくいんだが」(シー)

「お前はいらねーよ
ボスとオレでやっからさ」
(ダルイ)

(ヤバイ…!
このままダンゾウを捜したら
あのシーってのに見つかっちまう!
ここは一旦チャクラを消すしかない)<スッ>(香燐)

「香燐には
ダンゾウの居場所を捜させてたのに…
これじゃ無理だね
あいつはチャクラを消すよ
たぶん…
そういう能力だから」(水月)

「後ろの男は感知タイプだな…
倒すしかない…」(重吾)

「オレがやる」<ズズ…>(重吾)

シーが「確かもう一人いるはず」と言っているのは、シーの感知能力で侍でない輩=”鷹”を概ね察知してたんだと思います。そこから、シーも香燐と同種のチャクラ感知である事が分かります。ダルイの口の聞き方からすると地位(序列)的には変わらないけど、戦闘能力ではダルイが断然上なんでしょう。でも、ま…ダルイのガタイで超特大の鉈(竜牙鉈)の兜割りなんて怖すぎるし…(汗)。おまけに水遁、雷遁を瞬時にコンビネーションして繰り出したり、もっと言っちゃえば…水雷の同時使用で「竜遁」まであったら!!(笑)それに「憤怒のチャクラ」を纏った本気の雷影兄ちゃんまでいるもんだから、シーは早期警戒任務に専念して大丈夫…と、至極当たり前な考えなんだと思います。でも、そんな二人相手に”鷹”が思いっ切り余裕かますのも、何かあるのか?若さ故の…根拠のない自信なのか(笑)。もし、何もないんだったらヤバいぜよ(オオノキ風)。


「青殿…
火影の瞳術がまだ継続中か
確認していただきたい」(ミフネ)

「イヤ…
今は経絡系のチャクラの流れもおだやかだ
術は解いている」(青)

「安心しろ
日にそう何度も使える瞳術ではない」
(ダンゾウ)

場面変わって五影会談会場。雷影兄ちゃんがぶち破った大穴が壁に開いています。この大穴には穴の大きさ程に、大きな意味があります。非常に不遜ではありますが…モノを書く者この伏線は実に嫌らしく感じられます。嫌らしいは語弊がある…かも。実に上手い。嫌らしい上手さ?そして、この大穴が何なのか…これから、この会談場に残された五影と、その従者達が語り始める訳です。あの時、雷影はゴジャゴジャ言うゼツ・白を一瞬で締め殺し(死んでないか、意味のない死…だと思う)、シーにサスケの探知を命じるや、即座に我が道を突き進んだ…。その清々しくもきかん坊な振る舞いを何と受け取るのか?それがサブリミナルに、この会場には充満ししてる。雷影兄ちゃんの残した加齢臭と共に読み込んでみて下さい(笑)。

ダンゾウはアッサリとミフネ操りを認めちゃってるけど、木ノ葉隠れと太いパイプのある我愛羅の面前でヤバくないですかね(笑)。ダンゾウの五影会談の犯罪行為。うちはシスイの写輪眼をダンゾウが所有している事実。ダンゾウの右腕(肩)の経絡系の秘密(顔の経絡系が埋め込まれている)等々が木ノ葉に伝わればダンゾウはどうなっちゃうのか?ってのは、ダンゾウが一番心配する筈だけど、妙に落ち着き払ってるのが無性に僕を黒くしちゃう。一般的にワルって、自分がピンチに陥るともっと、もっとジタバタと足掻くもんだけど、ダンゾウにはそう言う雰囲気がまるっきりない。例の火影を決める会議ですら、この分だと大名の操りを疑われるのは必至なのに…。これは僕に黒くなれと…キッシーが訴えてるんだろうな(笑)。

その考えの断片には、ダンゾウが写輪眼の瞳術を使う反動をあまり感じさせないところにも少しはある気がしています。例えば、カカシなんかはチャクラを猛烈に消費して、波の国なんかでは再不斬と一戦交えた直後に寝込んだりしてましたよね。血継限界にない身体で写輪眼を使う痛みをダンゾウは極めて露出しないように努力してると思うんです。これは単にポーカーフェイスだけでは、「日にそう何度も使える瞳術ではない」と言うからには相当な反動はある筈です。しかし、それをダンゾウは秘匿=我慢していた訳で、それには何らかの想いが必要だと思います。あと、非常に地味なんだけど水影の前で大双剣ヒラメカレイの切先をダンゾウに向ける長十郎。非常に明確な「残心」がある。これぞ剣士の鑑(かがみ)。


「それはこちらで判断する
アンタは信用できない男だからな」(青)

「まさか白眼が他に漏れていたはな…
木ノ葉の日向の裏切り者なら
すぐに殺したいところだ」
(ダンゾウ)

「………」(我愛羅)

アンタの秘密を知ったオレは
いずれ処理をするつもりでいるんだろうが
そうはいかんぞ」(青)

「その時は私が戦う
四代目水影を操っていた術
その瞳術
何か関係があるかもしれないからね」(水影)

青は年期の入った忍らしくて、また良い。そして、青を…霧隠れを守り抜く決意を静かに示す水影ちゃんはもっと良い。しかも、水影ちゃんは四代目水影の操りの一件とダンゾウの瞳術の類似性、関連性にまで言及する鋭さを併せ持っている…。しかも、メンコイ(笑)。僕は四代目水影操りにはシスイが絡んでると思ってる。そして、その可能性は「道」と言う地下組織に繋がってるんだと思っています。詳しくは「シスイの遺書」(うちはイタチの考察)に認めているので読んでみて下さい。ウソをつかないイタチがうちはの上役共が詰め寄った「シスイ事件」の嫌疑にキレた意味は軽くはないです。そして、青や水影ちゃんの勘も見過ごせない。「シスイ事件」はもう一度、洗い直した方が良いかもね。


「火影殿…
ここでは忍術は御法度
信用を欠いてしまったな…
こんな手を使わずとも
拙者はアナタに
決めたやもしれぬのに……」
(ミフネ)

やもしれぬのでは困るのだ
ワシは忍の世界を守るために
どんな手でも使うつもりだ

この世界は一つになるべきなのだ
かつて初代火影柱間が一族をまとめて
里を創ったように

今度は里をまとめ忍世界を一つにする

話し合いで
この忍の世界が一つになる事はない…

時間をかけて道徳的にやっていては
何も変わらん
いずれは”暁”に
忍世界を潰されてしまうだろう」
(ダンゾウ)

「理想を実現するには
時間がかかるもんじゃぜ
焦れば周りが見えず…
失敗を引き起こす…

今のお前だ
まあ所詮
そんな理想は無理な話じゃぜ!

よかれと思っても
結果
不信を生み
わだかまりを生み
憎しみを生む


ダンゾウ…
今はお前の言っている事すら
信用できん」
(オオノキ)

ここで、切々と自らの想いを語るダンゾウには些か同情を禁じ得ない…部分もある。それにオオノキが寄り添うような反応をしてるのが、またキュンと来る。ダンゾウの持つ静かな雰囲気とは、ダンゾウが信じる大義に支えられてるんではないかと、僕には思えてならん…と言うか、そう思いたい。実はダンゾウの想定にはもう一段の裏があって、それもはもう真っ黒です。勿論、写輪眼絡みなんですが、それはちょっとおいといて、ダンゾウとオオノキのシンクロ(オオノキ側からの理解)には二人が同じ轍(てつ)を歩んで来た共有感みたいなものを感じます。オオノキがダンゾウを「信用できん」と言うのは、単にダンゾウがやり過ぎただけで…(笑)。ホントはダンゾウも柱間みたに、里から慕われ、頼られる火影になりたかったんだではないでしょうか。今のダンゾウの黒さは彼なりの努力なのだと…それが解るのはオオノキだけと言うのは、余りにも皮肉な状況なんだけど…。


「信用があろうとなかろうと…
結果は必要だ」
(ダンゾウ)

「それが世界
それが人間だとするなら未来はないな
分かち合う事
信じる事…

…それを止めたら世界に残るのは
恐怖だけだ

道徳も考慮しないやり方や諦めは
今のオレにとって
受け入れ難いものになった」
(我愛羅)

難しい事を簡単に言うの…
里を治める事
まだ何も知らぬガキが…」(オオノキ)

きっと、我愛羅も僕と似たような事を考えてると思うんです。ダンゾウには父・前風影(大蛇丸に暗殺された)を重ねているようにも見えます。つまり、我愛羅は父・前風影の「結果」だった訳です。当初はそれを我愛羅も受け入れていたんだけど、ナルトとの出会いが転機となって、父親の「結果」としての自分ではなく、我愛羅自身の自発的な「生」を受け入れる事が成ったのだと思います。逆に、それに反論するオオノキはどこかで諦めてしまったんじゃないか…。それが今も足掻くダンゾウとの温度差です。その温度差が我愛羅の視線を五影会談で大罪を犯したダンゾウではなく、何一つ悪さをしないオオノキに向けさせている。悪事であれ何であれ、事を起こしたダンゾウではなく、何もしないオオノキのやり方を我愛羅は率直に許せなかったのだと、僕は思います。

その気持ちが雷影が壁に開けた「大穴」に重なります。
雷影「己の拳」「己の突き進む道」を常に作ってる。
それが終始一貫した…雷影の生き様そのものな訳だ。


「今のうちに聞きたい事があったら何でも質問しろ
先輩として何でも答えよう…のうダンゾウ
……ククク」(オオノキ)

「何だとジジィ!!」(カンクロウ)

「よせカンクロウ!
これでも土影他里の長だぞ!」(テマリ)


「…なら一つだけ問う」(我愛羅)

「ああ!
何でも答えてやるぞ若僧」(オオノキ)

「アンタ達はいつ己を捨てた?」(我愛羅)

褒められるモノではないけど、ダンゾウには「大義」があり、オオノキには「諦め」があった…。その違いが我愛羅の切先をオオノキに向けさせたのです。我愛羅がオオノキに投げかけた「己」とは、ダンゾウには明確にあるけど、五影会談においても様子見の中で自分の立ち位置…自里の利益の享受のみに腐心するオオノキの立ち回りは、ドス黒いダンゾウに比べても浅はかに…滑稽に映ったんではないでしょうか。少なくともダンゾウは忍界を見つめてはいる…。ダンゾウは性急に「結果」に拘った訳で、そこに他者を「信じる気持ち」が欠落してはいました。この心構えこそがダンゾウの悲しさであり、僕が言う「オレが!オレが!」な訳。そして、その歪んだ「欲」が忍界を歪ませているのだと、僕は考えているのです。

「!!」(オオノキ)

「………」(ダンゾウ)

(純粋な子…)(水影)

「若僧」と謗る我愛羅にキッチリ押し込まれるオオノキ。オオノキの苦境を複雑な心境で受け止めるダンゾウ。その光景に柔らかな微笑みを浮かべながら、我愛羅を感じる水影。諦めてしまった…「己」を捨ててしまったオオノキ。諦めずに「オレが!オレが!」=「己」にしがみつくダンゾウ。諦めずに自分の「想いや願い」=「己」を後進に伝える道筋=里作りを必死(婚期を遅らせてでも、いろいろありまして婚約を破棄しても…うるさい…黙れ!!「水影は何故、青に切れたのか?」参照)に取りまとめてきた水影ちゃん…。それぞれの行いが我愛羅への心証をを織り成しています。我愛羅を喜ばしく想う水影=霧隠れには希望を感じるし、勿論、我愛羅が舵を取る砂隠れも同じ。そして、我愛羅の「己」を目覚めさせたナルトも…。ぶっちゃけ…ダンゾウの出る幕なんてのは無いと思うんですが…(笑)。


「ヘッ!」(カンクロウ)

「さて我愛羅
私らはどうする?
うちはサスケ奪還任務では
木ノ葉に協力したが
今は”暁”に成り下がった輩だ」(テマリ)

「……うちは…サスケか」(我愛羅)

我愛羅はサスケとも縁(えにし)が深いし、サスケが闇に堕ちた気持ちは誰よりも、サスケにシンパシィを感じてた我愛羅が理解できるのです。それが我愛羅の苦悩に満ちた表情には色濃く滲んでいます。勿論、ナルトがサスケを諦めてる想定なんて我愛羅にはないから、積極的なサスケとの交戦には躊躇いがあるのです。それよりも、我愛羅にはダンゾウの五影会談での悪行や瞳術の存在を木ノ葉隠れの信頼できる筋=綱手やカカシに伝えたい考えがあるんじゃないかと思います。オオノキは我愛羅を「小僧」とか「ガキ」とかバカにしてるけど、それは政治力がないとか、頭が悪いとか言ってるんではなくて「純粋」だと言ってるだけで…それはそのまま水影ちゃんの我愛羅インプレッションと一緒だから、オオノキが我愛羅に押し込まれた甘酸っぱさが解って貰えるんじゃないでしょうか(笑)。


「じじぃ
一本とられたな」
(黒ツチ)

「うるさいわい!」(オオノキ)

「土影様…ワイらはどうするだに?
戦闘しに行くだにか?」(赤ツチ)

「アホ!腰痛が悪化したら
どうするんじゃぜ!」
(オオノキ)

「アタイは
デイダラ兄をやったていう
サスケが見たい!」
(黒ツチ)

でも、黒ツチみたいな子が岩隠れににも居るのは救いだと思います。黒ツチの「一本」は黒ツチがまだ「己」を捨ててない…って事だし。しかし、黒ツチとデイダラが関係あったんですね。しかも、岩隠れではデイダラを抜け忍(犯罪者)的には扱ってはいない様子。黒ツチが「デイダラ兄(にい)」と言うのも、かなり近しい関係ですよね。それにしては、サスケを恨んでる様でもない。ここには憎しみの連鎖を感じない…(汗)。ううん…デイダラって愛すべきキャラだから、もう少しはサスケを恨んでくれる人が居ても良いと思うんですが…(笑)。これを受け入れるには、デイダラが”暁”に岩隠れ代表みたいな感じで加入した…デイダラが直で勧誘された描写だったけど、岩隠れの上層部が主導するような「裏」があったんじゃないのかな。そもそも、デイダラが個人で行ってたとされるテロ行為だって、雲隠れの意向が介在していたのかも知れませんね。


「…好きにせい!
ただし雷影に巻き込まれたら
死んでしまう
手は出すな」(オオノキ)

「よっしゃ!
赤ツチはどうする!?」(黒ツチ)

「ワイは
土影様の腰に何かあったらいけねーから
一緒に居るだに」(赤ツチ)

非常に居心地の悪いオオノキは雷影に話を逸らせますが、雷影の力量が如何に凄いかを物語っている描写でもある。特に岩隠れ=土遁特性が主流とすれば、雷遁は危険な性質ですし、雷影のガタイやチャクラの垂れ流し具合から、どんだけ凄いんだよ!!ってのは率直に感じますので、オオノキが腰痛を理由に雷影の修羅場に近付かないのは、ホントに巻き添えを食らう想定がある…それ程、雷影が暴れん坊で見境ない戦い方をすると言う事で、"鷹"がこれからそれと戦わざるを得ない現実にはお悔やみ申し上げたい(笑)。ただ、サスケは一人で木ノ葉を潰せる=ペイン程度の力量をご自慢の万華鏡写輪眼の瞳力には感じてますし、水月もまだまだ余裕のシャベリが止まりません(笑)。ま…サスケがこれ以上、罪を重ねませんように…と、心の底から願う次第です(笑)。


「ダンゾウ様 写輪眼の回収のため
我々のどちらかを下へ行かせて下さい」(フー)

「アンタ達
木ノ葉はそのままでいてもらおう
雷影様にそう託された」
(青)

<ザッ>「フー・トルネよせ…
ここは大人しくしておく」
(ダンゾウ)

フーの「写輪眼の回収」って、すっごく気になるんすけど…(笑)。それって、「うちは虐殺」も関係あったりして…と思えたりもするので。だとしたら、イタチはダンゾウ一派にハメられて、汚名を着せられた…なんて事になりそうな。それに、このままダンゾウ達が木ノ葉に帰ったりしたら、五影会談での大失態はダンゾウには圧倒的にマイナス要因でしょう。だから、ダンゾウが大人しくしてるのは異常(笑)→何か企んでるとしか思えん。しかし、ここで霧隠れの青が(文字通り)睨みを効かせるのは大きいです。青が「雷影」を尊重する事を言うのは、雷影の「徳」に触れたからだろうな…と思います。例の「霧の隻眼」なんですけどね(笑)。青も雷影の直球が解る人だったのなら嬉しいな…と思います。


<ズン><ピシィ!>
<ボシュ><ボシュ><バサ>(重吾)

<ズン>「グハハハハハ
ぶっ殺してやらァ!!」
(重吾)

「アッハァー!!!!」(重吾)

一方、場面は「雲隠れVS"鷹"」に戻ります。呪印状態2…部分変化ではなく、本家本元の呪印の完全解放。重吾の呪印はバーニアが標準装備で、硬い外殻と相まって肉弾戦が得意そうです。腕はキラビ戦で香燐の救出劇でかなり伸ばせたので、間合いとしては中~近接戦闘タイプで、バーニア(チャクラ推進)による瞬身で一撃離脱の戦法が予想されます。身体の武器化や武器にバーニアを追加するのも可能ですから、十中八九、真っ向勝負の雷影との一戦は非常に興味深いです。シーの幻術にアッサリとハマった件は、呪印状態でチャクラ濃度やチャクラ強度も上がっていますので、充分に跳ね返せると思います。しかし、いきなり重吾が雷影と殺り合えるかと言うと、「雷影・命」のダルイが黙ってなさそうで、ナル×ジャン的には「重吾VSダルイ」が濃厚です(笑)。


「見た目よりもその
性格の変わりようがすごいな…コイツ…」
(ダルイ)

「集中しろ!こいつ
とんでもないチャクラしてやがるぞ!!」(シー)

「ついに殺人衝動バリバリ
自分から出しちゃったよ重吾の奴
ボクらの事
味方って理解できてんのかな?」(サスケ)

ダルイの物言いが、水月に似てて、どっちも余裕あるなーと思いました。ま…物静かな重吾がいきなり豹変したので、どうしても突っ込まずには得られなかったのでしょう。しかし、性格が変わった=理性が消し飛んだ…だと、ダルイには勝てないと思うし、雷影なんてとんでもないです。逆に、サスケと出逢って重吾が「己」を掴んだのだとしたら、重吾の豹変=呪印状態2の完全解放が重吾が大切な人を守る為の戦いにも思え、重吾がこんな状態でも「理性」を失わずに戦える可能性も残すと思います。そうなれば、重吾の戦闘力は無視できないくらい大きい。チャクラの強さは感知タイプのシーが認めるところです。個人的に、重吾には死亡フラグが立ってるんだけど、サスケに重吾が”自分の身体を分け与えた意味”くらいは言い遺して…「回想」して貰えれば、僕としては嬉しい…凄く(笑)。

「フン」<コキ><コキ>(雷影)

「図にのるなアアア!!!!」<バチチチ>(雷影)

雷影の憤怒のチャクラ=本気を前に、多少、余裕の見える”鷹”に雷影がキレ気味です(笑)。そりゃそうだわな…と、雷影に同情を感じます。重吾がどこまでやるのかも気になるところですが、血眼の雷影との本格会戦に、毎度毎度ではありますが、次週が楽しみでなりません(笑)。速い展開に失念していましたが、轍の国近くの民宿で、ヤマカカ&ナルトを前に「サスケのお話」を説くトビの行もある筈で、サスケの「闇のチャクラの覚醒」についても存分に語って貰わねばなりますまい。後、忘れちゃいけないのがダンゾウの悪だくみ。気を抜いたらダンゾウの秘密を知る者を皆殺しもあるから…ホッカリしてられません。だから、ちょっと気弱で頼りないけど、長十郎が「残心」を怠らないのは嬉しかったのよ。

カカシの六代目火影就任あるかもね(^^)V


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