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「別ルート」(サスケの忍道ep462補足)

  
「ウマクイッタナ」(ゼツ)

「…イヤ…長門にしても
オレのための輪廻天生の術を
あんな事に使うとは思わなかった…

裏切るとはな…」(トビ)

「サスケが長門以上になったとしても
コントロールできなければ意味がない
外道魔像も当分はリンクさせるつもりはない
様子を見た方がいいだろう」(トビ)

「ダガ長門ガ死ヌシナリオ
用意シテアッタト…」(ゼツ)

「一応な…だが
オレの本命ルートじゃないのは確かだ
うずまきナルト…
奴のせいで計画が少しズラされた」(トビ)

「ドウスル?動クノカ?」(ゼツ)

虎視眈々といくのはここまでだ
”月の眼計画”を急ぐとしよう」(トビ)

第453話「五影会談前夜…!!」で、サスケの標的を木ノ葉隠れの里からダンゾウにすり替えたトビとゼツ・黒が話してた内容が黒過ぎて、こっちまでズブズブに黒い考察チャクラが吹き出して、手の持ったコップの水が真っ黒になったのを思い出しました(笑)。この時、ゼツは”鷹”を五影会談の会場である鉄の国に案内する為に白黒で分離し、ゼツ・白が”鷹”と共に立ち去って、残されたのがトビとゼツ・黒のみ。この条件が更にトビが提供する情報の信憑性を高めていると、僕は考えています。例えば、「真相うんぬんは抜きにして」(第44巻/41頁)…あれはゼツ・白を意識したはトビの配慮だったと考えていまして、ゼツ・白が居なくなった後のトビとゼツ・黒のズブズブの黒さを喜々として拝見しておりました(笑)。

「サスケが長門以上になったとしても
コントロールできなければ意味がない
外道魔像も当分はリンクさせるつもりはない
様子を見た方がいいだろう」(トビ)

ま…ここで語られるトビの真っ黒な台詞の読み込みは佳境に入った物語の解析には非常に重要で、サスケが五影会談に向かう…トビに仕向けられた…理由に大きく関わっています。当初、それを「外道魔像とのリンク」に拘っていたんですが、トビ的には「当分はリンクさせるつもりはない」と明言しております故、ちょっと違う(汗)。ナル×ジャン的には「オトナの恥」とも言うべき「半蔵事件」の再来を予見させるトビの邪な作戦を避難したかったんですが(笑)、五影会談の会場に外道魔像が再臨する想定は”暁”にとっても危険度が高いですし、サスケを手懐けたと言っても、完全にコントロールには至っていません。それに関してトビが言及している点を重く見れば、サスケの「五影会談への潜入→ダンゾウの暗殺」には別の理由が欲しい。

「オレの本命ルートじゃないのは確かだ
うずまきナルト…
奴のせいで計画が少しズラされた」(トビ)

ゼツ・白が居なくなった後(←ココ!!重要)のトビとゼツ・黒の会話…そこに信憑性を見出せる…として考えるならば、長門の「外道・輪廻転生の術」の発動を「裏切り」と避難し、「オレのための…」と言い切る部分にトビの本音が潜んでいると考えてまず間違いないでしょう。しかも、トビは長門の死をそんなに悲しんでも、落胆もしていません。「…また外道魔像とシンクロさせるコマが必要だな…」(第450話/「歓呼の里!!」)と極めて事務的に流しています。確かに長門がナルトのに勝利し、木ノ葉を潰し、同時に九尾を”暁”が得る結果がトビ的には合理的であり、それを「本命ルート」と呼んでるように感じます。しかし、結果として長門はナルトに絆されて「外道・輪廻転生の術」を使ってしまい、剰え死んでしまった…。

虎視眈々といくのはここまでだ
”月の眼計画”を急ぐとしよう」(トビ)

トビがナルトのせいで「少しズラされた…」と言っている事から、「本命ルート」であろうと「別ルート」であろうと、トビの目指すモノは変わらないと考えるべきでしょう。そして、その計画名が「月の眼計画」である事までは解りました。この情報だって、ゼツ・白が居たら出なかったんだろうな…とも思えます。ちょっとお話がズレちゃうけど、この考えにはゼツ・白がトビやゼツ・黒と違う層を泳いで貰いたいからで、ゼツが白黒で分裂する想定が現実になった事で更にナル×ジャン的な必要性を高めています(笑)。だから、雷影に首の骨を折られて倒れてるゼツ・白も狸寝入りで、ドサクサに紛れて…と期待中(閑話休題)。そして、「月の眼計画」に黒くなるトビとゼツ・黒にも増して黒かったのが、大ガマ仙人だと、僕は考えて居ます。


「終わったようじゃ…」(大ガマ仙人)

「どうなったんですかいのう!?」(ガマブン太)

「予言通りじゃ…
自来也の弟子二人共
予言の子として交わり
忍の変革を導く者達だったとは思わなんだが
あの時…自来也が諦めん選択をした時点で
この事はもう決まっていたのかもしれんのう
……あの本(『ド根性忍伝』)が
本当に世界を変える鍵になるとはのう」(大ガマ仙人)

第449話「希望の花」で久々に登場した大ガマ仙人と、全身包帯だらけのガマブン太が語らうシーンに、予言の持つ黒さが見え隠れ…(笑)。この時の大ガマ仙人のはしゃぎ方に多大な違和感を覚え、黒い考察チャクラで書きなぐったのが「大ガマ仙人は何故、ほくそ笑んだのか?」(疑問の考察)で、大ガマ仙人は長門の死…と言いますか、寧ろ「外道・輪廻転生の術」に注目しているフシがあって、その解釈が「ほくそ笑み」を起点にして「予言の成就」に繋がっている…とするのがナル×ジャンの見解担っていまして、それがトビの言う「オレのための…」とか、「裏切るとは…」に重なります。長門の死が痛くも痒くもないトビが唯一悔しがった「外道・輪廻転生の術」の発動…そして、それが大ガマ仙人をほくそ笑ました…。

「この物語は素晴らしいです
エピソードが先生の数々の伝説になぞらえてあって
何か自伝小説っぽくて―」(ミナト)

「だがの…まったく売れんかった
次回はお得意のエロ要素でも
入れてみるかのォ」(自来也)

そもそも、輪廻眼の長門を三年間だけ面倒見て放り出した自来也にも不信感がありました。もっと、不自然に思えたのが「ド根性忍伝」「まったく売れんかった」というところ(第42巻/51頁)。「ド根性忍伝」とは自来也の処女作であり、長門の熱い魂に触発されて一気に書き上げた渾身の一本でしたから、面白くない筈ない…。現実問題として、長門やナルトはその文章に打たれています。二人が物語に甚く感情移入していたのは、自来也が物語に埋め込んだ主人公の「超イケメン設定」に長門とナルトがそれぞれ呼応していた事で明らかです。この本が売れなかった…のは、僕には多大な違和感です。そう言えば、妙木山で修行中のナルトに「ド根性忍伝」は唐突に手渡されました…あの時、フカサクが何の脈絡もなくナルトにさし出したんですよね。

もしかしたら、あれは「予言の子」だけに読まれるべき書物であり、人目を忍ぶ名著だったんではないかと、僕は黒くなっています。ミナトが持っていたのも妙木山から直々に手渡されたんじゃないでしょうか。「まったく売れんかった…」と言うのも、妙木山の介入で買い占めされたか、流通をコントロールされてたかで、販売の機会を尽く邪魔された結果だったんじゃないかと、僕は考えるとです。ま…エロ要素が忍界の閉鎖的な性衝動に見事にハマった…と言うのもアリはアリですが…(笑)。結果的には、「ド根性忍伝」を呼んだ長門とナルトが、自来也の伝えんとした「物語の芯」に震え…両者が交わり、長門はナルトへ自らの「痛み」を託し、輪廻眼の最後の能力である「外道・輪廻転生の術」を発動した…。

それは輪廻眼の承認だった…。

長門の輪廻眼は血継限界ではなく、突然変異…厳密に言うと、「月=六道仙人のチャクラ」が特異点に降りる…ような…憑依に近い発現なのだと、僕は考えています。これは「サスケの忍道…!!」(ep462)で提示された六道仙人の二人の子…兄(仙人の眼)と弟(仙人の肉体)のそれぞれの「血の継承」とは全く違った能力の発現で、長門が「月=六道仙人」に選抜された結果だったする考えです。そして、長門がナルトを認め、「外道・輪廻転生の術」を発動し逝った…。この一部始終を俯瞰する大ガマ仙人がほくそ笑んだ事。トビが何よりも驚き悔しがった事。この二つを考え合わせれば、これを「輪廻眼の承認」とするべきだと、僕は考える訳です。そして、それは「予言の成就」(=大ガマ仙人がほくそ笑んだ…)と等しかった。

つまり、大ガマ仙人の「予言」とは「輪廻眼の承認」を得る事にあったのだと、僕は考えます。その為に長門が自来也に弟子入りした行にも妙木山の恣意的な関連があったとも思います。この場合、描写的に最も積極的に絡んだ大蛇丸が臭い!!(汗)ぶっちゃけ、柱間も「予言の子」であったと思います。系統で言えば、弟系(仙人の肉体)であり、その系譜の上に「波風ミナト→うずまきナルト」がある事も、トビの吐露で提示されるに至りました。また、ナルトが長門に敗れ、九尾を”暁”が手に入れる想定がトビの「本命ルート」とするならば、それは大ガマ仙人の「予言の成就」の阻止だったのだと思います。逆に、トビが「本命ルート」を諦め「別ルート」にスイッチするのは、ナルトが「輪廻眼の承認」を得た事に起因してる…。

一度、「輪廻眼の承認」がナルトに下ってしまったからには、動かせない事情があった筈です。トビの「ルート」が狂わされ、それが「別ルート」を選択させる訳で、現在、ヤマトの木遁に縛られ、カカシの尋問にペラペラと喋りまくるトビの積極性には「別ルート」を成そうとする意図を濃厚に感じます。それは、それ以前にサスケを五影会談に向かわせた行動から既に始まっていて、ゼツ・黒が言う「ウマクイッタナ」に集約されています。トビとゼツ・黒の阿吽が尚の事、僕には黒く感じられる訳で、六道仙人の兄系(仙人の眼)である写輪眼の系譜で、既に万華鏡写輪眼を開いたサスケに二人のネットリとした視線が絡む描写にはサスケに対する期待(=別ルート)の目的意識が溢れている様です。

「サスケェ!!
お前はオレにとっての新たな光だ!
お前はオレのスペアだ!!
元来うちは一族は万華鏡写輪眼の為に友と殺し合い…
永遠の瞳力を得るために兄弟で殺し合い

そうして力を誇示し続けてきた汚れた一族なのだ!!
そしてその一族の中に生まれ落ちた時からお前も
この血塗られた運命に巻き込まれている!!」(イタチ)

「さあ来い!よ!!
オレはお前を殺して一族の宿命から解放され
本当の変化を手にする!」(イタチ)

「イタチVSサスケ」のイタチの「止めて~ッ!!」なシーンですが…(笑)(第42巻/128-130頁)。イタチがサスケの眼を奪おうとする必死さって、結局はサスケにイタチの眼を移す事の大切さを切々と伝えた事に他ならないと思うんですよ。そもそも、万華鏡を開いただけでは、使う度に封印されて行く限定的な力に過ぎません。しかし、それは兄系(仙人の眼)を受け継ぐ一族としては余りにも不完全なシステムです。それを解消する為の方法論として「一族内での殺し合い」があった…。万華鏡写輪眼も「大切な友を殺す」という「多大な後悔」が引き金ですし、人の心のダークサイドを押し広げるような極めて理不尽な構造を兄系(仙人の眼)の系譜は内包しているのです。この陰惨な宿命こそが「輪廻眼の承認」だと思います。

うちは一族は「真・万華鏡写輪眼」によって
「輪廻眼の承認」を受ける…。

万華鏡が閉じる=封印に向かうのは「輪廻眼の承認」を得られないからで、兄弟を殺し眼を奪う禁忌を乗り越えてこそ認められる要件こそが「永遠の万華鏡」(真・万華鏡写輪眼)なのだと、僕は考えます。六道仙人の子孫の弟系(仙人の肉体)が「輪廻眼の承認」を得たのと同じように、兄系(仙人の眼)にも「輪廻眼の承認」が必要なのは至極、当たり前に思います。そして、それを目指す流れが、トビの「別ルート」ではないかと、僕は考える訳です。その一環にサスケは五影会談に向かわされ、ゼツ・白のチクリで「雷影VSサスケ」なんて大ピンチを迎えています(汗)。雷影の後ろには残りの「影」と、海千山千の護衛がセットで控える…誰が見ても大ピンチです(笑)。そして、それがトビの狙いだと、僕は考えています。

トビはサスケの「真・万華鏡写輪眼」を開こうとしている!!

全てはサスケに「イタチの運んで来た眼」を移植させる選択をさせる為の企みだと思います。恐らく、トビはサスケの退路を準備していて、その先にはイタチの身体があるのでしょう。追い込まれたサスケは「力」を得る為に一線を越える…その禁忌こそトビの「別ルート」なるシナリオだと思います。ぶっちゃけ、「本命ルート」は長門の勝利でしたから、ナルトは殺された筈。それがならなくなった上に「輪廻眼の承認」がナルトに下ってしまった。それに対応した「別ルート」がサスケの「五影会談襲撃事件」であるならば、うちは(写輪眼)に対する「輪廻眼の承認」=真・万華鏡写輪眼の開眼に向けたもので、「本命ルート」では端折られる筈だった「終末の谷の決闘」が不可避になった事を意味するんじゃないでしょうか。


「お前と会うのは二度目だが
千手の火の意志がお前の中に宿っているのが分かる
今もお前の中に初代火影を見る事ができる
死んでもなおあいつは生き続けている」(トビ)

「オレの憧れであり…ライバルであり…
オレの最も憎んだ男」(トビ)

しかし、それがトビの「月の眼計画」と重なるかは微妙…って言うか、「本命ルート」であろうと「別ルート」であろうと、トビの目的は一つだろうから。そこにはトビが頻繁に使う「呪い」と言う言葉が関係してると、僕は思います。詳しくは「終末の谷の決闘」で分析しますが、トビがその「呪い」を解かんが為に腐心してるのは極めて濃厚です。そして、その奥底には父親・六道仙人の選ばれなかった兄(仙人の眼)の弟(仙人の肉体)に対するジェラシーが横たわっているように思います。まるで「闇」が「光」に憧れるかのような…。イタチの想い…父のようだった…「イタチの生き様」。それを遥か彼方から懐かしそうに見るトビの写輪眼…。縺(もつ)れた運命の糸が織り成す螺旋…トビの「別ルート」怪しい道筋を照らしている…。

 
  

第463話「サスケVS雷影!!」 | BLOG TOP | 第462話「サスケの忍道…!!」(雷影VS”鷹”編)

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