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トビは何故、ヤマトに無関心なのか?


「お前(ナルト)と会うのは二度目だが
千手の火の意志がお前の中に宿っているのが分かる
今もお前の中に初代火影を見る事ができる

死んでもなおあいつは生き続けている」(トビ)

「オレの憧れであり…ライバルであり…
オレの最も憎んだ男」(トビ)

「………」(トビ)

第462話「サスケの忍道…!!」半落ちするトビが、ナルトの中に在る千手柱間の存在を提示しています。六道仙人の二人の子供…~仙人の”眼”(チャクラの力と精神エネルギー)と~仙人の”肉体”(生命力と身体エネルギー)が闘いを繰り返す事で「忍宗」が「忍術」に進化し、「忍界」そのものが出来上がった歴史を明かした直後でした。以前から「柱間→ミナト→ナルト」の血の繋がりは薄々どころか非常に濃厚に感じてはいましたが、それにトビの証言が加わった事で確信に変わりました。しかし、トビの言う事の全てが真実と言う確信も持てない…と言うか、トビがこうして半落ちするにはそれなりの思惑…「別ルート」のシナリオに関係する行動と考えた方が良い…と言うのはトビの言動には、少なからず違和感を感じます。


「ナルト……
お前はいずれサスケと戦う事になるだろう
イヤ…オレがお前にサスケをぶつける」(トビ)

「長きに渡る因縁の戦い
…うちはの存在をサスケに証明させる」(トビ)

「サスケはおめーのオモチャじゃねェー!!
勝手な事言ってんな!!」(ナルト)

第463話「サスケVS雷影!!」で、トビが勝手な事を言ってナルトを怒らせてしまったんですが(笑)、トビがサスケを使いたがってるのが見え見え過ぎて、うちはマダラが千手柱間を感じ憎悪するナルトにこれを言うのは変だな…と思いました。トビは自分を「うちはマダラ」だと言い、それがナルトの中に憧れ憎んだ「千手柱間」が在ると感じているならば、トビ=マダラがナルトと闘えば良い…と思うんです。ぶっちゃけ何故、トビが「ナルトVSサスケ」をプロデュースするのかがピンと来ません。「トビ=マダラ」であれば、どう考えても「トビVSナルト」がシンプルで解り易いです。それなのにトビには自分がナルトと闘う気持ちはこれっぽっちも無さそうです。逆に、これが「トビ≠マダラ」の糸口なのかしら…とも思えたりもしています。


「そうカンタン
ナルトに手は出させやしないよ
うちはマダラ」(カカシ)

「だからさっきのオレのセリフは聞いてるだろ
このうちはマダラには一切の攻撃は通用しないと」(トビ)

「やはり…うちはマダラか…!?」(カカシ)

第460話「サスケ包囲網…!」で、獅子奮迅の活躍を見せるカカシがトビにカマを掛けて「うちはマダラ」を聞き出しましたが、引っ掛かったかに見えたトビが一向に困った風でもなく、堂々と応える態度にミスリードを誘おうとする思惑が見え隠れする様でした。でも、それが「裏の裏」で、同じようにカカシに「トビ≠マダラ」を刷り込もうとしてるようにも見えるし、このややこしさ…トビは「やりおる」(笑)(第465話「会談場襲撃!」のミフネ風)。でも、混沌とするもカカシを意識するトビが木遁忍術を使うヤマトを尽くスルーしてる描写は「裏の裏」を完全に消し去るくらいデカイです。現にトビを拘束する木遁をトビは懐かしむでもなく、ヤマトに話しかけるでもなく…そして、これはトビVSヤマトに終始一貫したお約束……。

「うわぁ!君
油女一族かぁ!」
(トビ)

「イタチVSサスケ」でイタチがすっごい事になってる時に森の中でトビが木ノ葉小隊を足止めしてた行で(第43巻/93頁)、ヤマトも一緒に居て木遁を散々使ってるんです。それにトビは蟲を使うシノを「油女一族」と認知してた…これはトビの素性を知る手掛かりだから普通は自分から言わないネタではあるんですが…事を明かしています。しかし、忍界で唯一木遁忍術を使うヤマトにトビは全く触れません。「終末の谷の決闘」を観察すると、マダラが九尾を使うのは木遁に対抗する為とも考えられる程、木遁忍術は難攻不落の防壁だったから、うちはマダラがそれを忘れたり、忘れなくても軽視する筈はないと断言できます。…なのに、超レアな筈のヤマトの木遁忍術にピクリとも反応しないトビは異常と言えるのです。

…って言うか、これだと「油女一族」は知っているけど「木遁忍術」は知りませーん…と言う事になるんじゃないかとも思えます。つまり、トビは柱間と闘った事が無い。しかし、柱間には憧れを感じ、ライバル視し、そして憎んでいる。しかも、「油女一族」は知っている…となると、マダラに近しいうちは一族の誰かがトビの正体で、そんなの「うちはイズナ」しか居ないじゃん!!と、僕は思う訳なんだけど、単にヤマトの木遁忍術が千手柱間のそれに比べたら取るに足らない程チープなのかも知れないし…何せ大蛇丸が人体実験で初代の細胞の遺伝子情報を研究した実験体の生き残りなんだし。ヤマトと柱間は比べ物にならないくらいの存在だったから、柱間が好きなマダラがヤマトの存在を完全に無視したがる気持ちも判かる…。

トビがヤマトを無視するかのような機微には、ナル×ジャンとしては極めて重大に受け止めておりまして、トビと柱間の関係性…つまり、トビが誰(何)なのかを考える重要な手がかりになっています。ヤマトを殊更無視するかのような態度は思いっ切り「トビ=マダラ」は否定するんですが、トビがこうまで無視するヤマトって何だろう?と思えたりもします。ヤマトは個人的にお気に入りで、ヤマトの物語への関わり方は、ナル×ジャンでケルベロスが『NARUTO -ナルト-』と言う世界観に関わる姿と似てるなー…と、不遜ながら常々考えておりまして(でもヤマトみたいなイケメンではないので…)、ヤマトがナルトと出逢い「…これから…忙しくなりそうだな」(第32巻/125頁)と漏らした想いに震えた一人でありまして、ヤマトの存在が物語に落とす影は果てしなく大きいと考えている訳です。


「全忍の中で
唯一木遁忍術を使い
さらに…
”尾獣”を意のままに操る事が出来た
初代火影の力が欲しくてね…
クク…」(大蛇丸)

初代の屍から
その中の遺伝子情報を取り出し
遺伝的素質
六十体の子供の細胞に組み込む
人体実験をした事があったんだけど
拒絶反応が酷くってね…
バタバタ死んでいったわ…
全員死んだと思ってたけど…
まさか生き残りがいたとはね…」(大蛇丸)

「………」(ヤマト)

ヤマトは大蛇丸の実験体の生き残り…(33巻/39-40頁)。天地橋の対峙で大蛇丸の吐露をヤマトは無言で受け入れてましたよね。木遁忍術や”尾獣”コントロール能力は、その子孫には受け継がれない特殊性に注目すれば、初代の精子を抽出して体外受精する形式ではなく、柱間の細胞の核(DNA)の情報から木遁忍術や”尾獣”のコントロールを司る塩基配列を探り当てたか、そんな技術はなくて盲滅法に初代の遺伝子情報を割り当てるなどする非人道的な医療忍術が大蛇丸の手によって編み出されたのでしょう(専門外なのでテキトーでーす…笑)。だから実験体の拒絶反応が酷くてバタバタ死んだとか…そりゃもう酷い実験だったんだと思います。しかし、ヤマトは生き残り、木遁と”尾獣”のコントロールがある程度できる能力を持っています。

(木遁秘術…樹界降誕!!)(柱間)

(チャクラが生命の源に…!!
あれが乱世を治め木ノ葉を築いた
初代様伝説の木遁忍術か…!!)(暗部)

大蛇丸が穢土転生で呼び出した初代はオリジナルの樹界降誕が使用可能でした(第14巻/50-52頁)。「ヒルゼンVS大蛇丸」を音の四人衆が張り巡らした結界防壁の外から観戦してた暗部って、もしかしたらヤマト(テンゾウ)だったのかな?…と、ふと思いましたが…。初代火影の孫である綱手が存在する以上、柱間に子供が居なかった訳でもなく、柱間の血継限界である木遁忍術が木ノ葉に伝承されなかった事実は、柱間の木遁忍術が一代限りの特殊な能力だった事を物語っていると考えるべきだと思います。しかし、二種類の違ったチャクラの組み合わせで新たなチャクラ性質を創出する能力を「血継限界」で括ってるから、親から子に継承(遺伝)する能力に固執してしまうだけで、一代限りの血継限界(失われたチャクラ性質)は他にも存在しましたよね。


「砂隠れで最も怖れられた武器…
砂鉄じゃ」
(チヨ)

「かつての守鶴の所有者が用いた術を応用して
三代目が自ら開発した術で…
あらゆる形状に砂鉄を変化させ
状況に応じた武器を作り出す」(チヨ)

「三代目風影は練り込んだチャクラを
磁力に変える事が出来る特別な体質だった」
(チヨ)

砂隠れの三代目風影の砂鉄(磁遁)も子孫に遺伝しない血継限界であったと、僕は考えています(第30巻/115-116頁)。この場合はチヨ様の言う「特別な体質」を拡大解釈しているんですが、それを言うなら柱間の”尾獣”のコントロールや木遁も一緒だろ!!…と言うのが僕の言い分です(笑)。ま…一代限りの血継限界…と言うからややこしいので、特殊なチャクラ(体質)が存在すると考える事にしましょう。通常は「土・水・火・風・雷」の五大チャクラ性質だけなんですが、違うチャクラ性質を融合させた血継限界のチャクラが現に在る事実は、「月」と”尾獣”の密接な関係から類推するならば、六道仙人が何らかの必要性を考慮して世界に残して行った特殊な「力」(=チャクラ)なんだと考える事ができると思います。

一代限りの血継限界チャクラに注目すれば、一族として親から子に遺伝する血継限界とは違う特殊なチャクラの獲得方法が考えられ、それが人柱力が”尾獣”を手懐け、”尾獣”のチャクラを意のままに扱える境地になった能力の獲得と、人柱力の細胞の変異に関係しているだろう可能性に気付くと思います。例えば、それが一尾・守鶴を抜かれた我愛羅が今も砂遁(土+風…と、ナル×ジャンでは仮定しています)が使える事実を考えれば、人柱力が内包する”尾獣”の影響で細胞を変異させ、遺伝子の塩基配列を組み替える方法で血継限界チャクラを一代限りで獲得する方法論が見えてくるでしょう。そして、それが大蛇丸が初代の細胞を研究し遺伝子情報の組み替えによって誕生したヤマトの異能と関係にも気付きます。

里を捨て極めし術は灼熱の溶融を誘う!!

老紫:幼少より”四尾”を宿し、有り余る力を制御すべく旅をしていた老紫。放浪の末”四尾”の力を借りて、火と土の性質を融合させる”溶遁忍術”を会得。その溶岩の奔流は万物を融かし尽くす(「者の書」183頁)。

岩隠れの老紫も四尾を搭載する人柱力であり、「火+土」のチャクラ性質を融合させる…つまり、血継限界のチャクラを後天的に使用する事が出来るようになった訳で、修行の成果=特異体質の獲得だと、僕は考えています。人柱力は体内に搭載する”尾獣”の影響を受け…封印式の形式にも拠りますが…絶えず精神汚染や”尾獣”が供給する凶悪なチャクラに曝されています。非常に強力な愛の濾過能力を持つ八卦の封印式であろうと、それは変わりません。我愛羅なんかは眠れないから目の周りはクマだらけでしたし…(汗)。きっと、人柱力は”尾獣”の金庫でありながら、後天的に血継限界チャクラを得る一つの手段であったのかも知れません。それが兵器としての人柱力の側面であった事はミリタリーバランスの観点からもガチと言えるでしょう。

ヤマトの木遁忍術は”尾獣”が人柱力本人に影響して起こる細胞の変異人為的に行ったものであり、それが大蛇丸の手に拠る作品である事が、トビがヤマトを直視させない理由になっているのかも知れません。ま、トビがホントはマダラじゃなくて、実際に柱間と闘った事が無いから木遁に対する思い入れが無いだけかもしれませんが…何れにしてもヤマトの能力は柱間をイメージするには貧弱なのは確かで、木ノ葉崩しの穢土転生で召還された柱間が発動した樹界降誕からすれば、ヤマトの木遁忍術は人為的に加工された木材然としていて、原始の森林を彷彿とさせる初代の木遁秘術とは似て非なるものとも考えられます。ちょっと余談ですが、この実験で大蛇丸が”尾獣”と人柱力の関係に着目した可能性があると思います。

…と言うのは、不死転生の術の本体が白蛇であり、依憑(よりわら)である忍の体内にそれが巣食う事で人体を乗り換える方式を採用していたのは、まるで大蛇丸が尾獣化する選択によって不死を得んとしていたかにも思えます。それに「サスケVSイタチ」の終盤で飛び出した八岐の術なんかは、まんま”尾獣”…どっちかって言うとキラビの牛鬼よりも八尾らしかったし…だったから、忍の最終到達目標の一つとしてチャクラの塊としての”尾獣”があったのかも知れないとも思えます。この場合、系譜的には「力」の存在に悟りを開いた兄系の血筋とも言えそうですね。ちょっと、横道に逸れちゃったけど、”尾獣”と血継限界のチャクラとは密接に関係していて、人柱力の場合、その影響が顕著で体質(チャクラ)の変異があった?

その考え方を三代目・風影の磁遁に適用すると、ナル×ジャンの血継限界のチャクラ考察によれば「磁遁=土+雷」で、三代目・風影としてブイブイ言わせてる時に当該チャクラを有する”尾獣”を搭載して異能を発揮していた可能性を感じます…つまり、三代目・風影も人柱力で、サソリの手に掛かり”尾獣”を抜かれ、死体は人傀儡に…。しかし、”尾獣”のチャクラの影響を受け細胞が変異したいたので、三代目・風影の人傀儡も砂鉄(磁遁)が使えた…とする考えです。ま…そんな伏線も兆候も全く無かったからアレですが…(汗)。この方式で考えれば、忍界で唯一木遁忍術が使え、”尾獣”を意のままに扱える特殊能力があった千手柱間の体の中にも何者かが巣食っていた可能性にも光が当たってくるんじゃないかと………。

…実はそれが本命でして…。

柱間の死体の遺伝子情報には木遁忍術や”尾獣”コントロールの能力の情報は残されていた…それは柱間が、木遁チャクラを発生する”尾獣”を搭載した人柱力だったからではなかったのか?…と展開されます。四尾の人柱力の老紫が溶遁忍術を後天的に獲得したり、一尾・守鶴を抜かれた我愛羅が今でも砂遁を使える事実が、可能性として柱間の人柱力を予感させる訳です。三代目・風影の磁遁が一代限り…と言うのも柱間のケースに非常に似ています。しかも、その死体とも言える人傀儡が磁遁を継承する事実は、遺伝子情報が血継限界チャクラを所有する証明であるし、一代限りの能力は”尾獣”の関与(=細胞の変異)の可能性が説明し易いです。別に人柱力に拘らなくても何らかの方法で”尾獣”のチャクラが人体に影響する方法論でクリアできると思います。

「…そうだな…しいて言うなら…
完全体になる事か…」
(トビ)

しかし、一尾~九尾までの”尾獣”に木遁を使う個体があった提示はありません。そもそもナル×ジャンの血継限界チャクラの考察チャートにも「欠けたピース」二種類の違ったチャクラ性質の組み合わせは全部で”十種類”あるから一つ足りない…が存在します。もしかしたら、柱間の中には「十尾」が巣食っていたんではないでしょうか。その影響が柱間の細胞に残留した。それを基にして能力を付与されたのがヤマトだった訳です。だから、柱間の異能はナルトにも遺伝しなかった。トビがヤマトに無関心なのは柱間の血と無縁な能力のみの伝承にあって、しかもそれが不十分であったからかも知れません。トビの示すヤマトに対する無関心が件の半落ちで明かされた大ネタ…『トビ=十尾』の暗示…トビが目指す「完全体」に秘められし”尾獣”…十尾の復活を激しく予感させるのです。


  

業務連絡(091004) | BLOG TOP | 第465話「会談場襲撃!」

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