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第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)


第467話「宣戦」②(トビの能力分析編)の続き…

<キッ>「一つになる……?
全ての統一じゃと…?

どういう事じゃ!?」(オオノキ)

「うちはには代々伝わる古の石碑がある
今も木ノ葉の地下にある」(トビ)

「そこにはかつての六道仙人
書きつけた秘密が記してある
瞳力がなければ読む事ができず
写輪眼・万華鏡写輪眼・輪廻眼の順に
解読できる内容が増える」(トビ)

南賀ノ神社本堂…その右奥から七枚目の畳の下に一族秘密の集会場がある…「そうか…そういう事か…」(第25巻/157頁)の石碑…あの時、サスケは写輪眼の第一次覚醒(うちは虐殺でのイタチへの反撃)を済ませてたから九尾との関係が解ったんじゃないのかな…と思います。写輪眼の覚醒の度合い…一次~三次…で見え方が変わるかは不明です。万華鏡写輪眼を開眼したサスケが木ノ葉に帰郷した描写は無いので、イタチとサスケでは知り得た内容に差異がある筈です。イタチがサスケの万華鏡写輪眼開眼を要求したのは、万華鏡を開いた者にしか届かないメッセージがあったからだったのかな。また、「お前が開眼すればオレを含め万華鏡写輪眼を扱う者は三人になる」(第25巻/150頁)との関連があるのではないかとも考えてしまいます。

問題はカカシがこの石碑の存在を知っているか否かで、カカシも万華鏡開眼者ですから、イタチと同じ内容が解読できた筈で、イタキサの「木ノ葉強襲事件」~「我愛羅奪還編」の「カカシさん…アナタまさか……」(第29巻/76頁)のイタチの全身総毛立った驚きが、この石碑の存在を示唆していたんじゃないかと、今度はこっちが全身総毛立つ始末です(笑)。カカシがサスケ(とナルト)のお目付役として第七班を任されたのだとすれば、サスケの内定の中で「うちはの石碑」をも知り得ただろうし、万華鏡開眼後に碑文を読んだ可能性は極めて高いと思います。写輪眼と万華鏡写輪眼の解読内容の差異がサスケのイタチに対する理解不足を生んでいたのは明白で、それをも飲み込んでサスケの過激な攻撃の全てを受け切ったイタチの存在は偉大だと思います。

もっと深読みすれば、六道仙人が残した石碑は「瞳力がないと解読できない」という前提ですから、平和には「力」が必要だと悟った仙人の眼(チャクラの力と精神エネルギー)=兄系への六道仙人のメッセージと考えられます。六道仙人は仙人の肉体(生命力と身体エネルギー)を継承し、平和には「愛」が必要と悟った弟を正当な後継者として選んだ訳ですが、わざわざ瞳力保有者限定にメッセージを残したって事は、六道仙人が父親として兄の将来にある種の危惧…を抱いていた可能性を感じます。それが兄が落選して、弟が当選した結果に現れているんじゃないでしょうか。その上でメッセージを残すのには、そこに「愛」があるのだとも思います。それが…長門とトビの微妙な関係性を考え合わせれば、果たして長門がトビに真実の全てを伝えたのかが疑問で、長門とトビの温度差を生み出しているように思います。


「話がマユツバものになってきたな
六道仙人など…」(オオノキ)

「これは事実
彼は存在した
そしてその石碑を残した」(トビ)

「話が逸れた!
お前の計画とその六道仙人と
何の関係がある!?」
<ズン>(雷影)

「!」(一同)

一同が「!」となってるのは、トビの話に聞く耳を持たない筈の雷影が「六道仙人」に食い付いた無邪気さに対する反応です(笑)。トビの口から飛び出した大ネタに雷影も辛抱が堪らんかった。普通はその変わり身を突っ込むんですが、相手が相手なので塞き止められた想いがキレイにシンクロしたのだと思います。この場にナルトが居たらそんなのお構い無しに突っ込んだかも知れませんね(笑)。雷影のガタイから察するに六道仙人の子の弟系=仙人の肉体の系譜にあると思われ、ユギトやキラビの人柱力の育成に対する姿勢やノウハウからは、千手柱間の意向を極めて真摯に受け止めた使命感のようなものを常々感じていまして、きっと雷影は「六道仙人」名に血が騒いだんじゃないだろうか…と、僕は考えています。


「なぜ彼が伝説となり忍の神のように
崇められるようになったのか知っているか?

そこにオレの目的とこの男の繋がりがある」(トビ)

「…うちはマダラ
アナタは万華鏡写輪眼を持ち
”暁”には輪廻眼の輩もいた
アナタは全てを知っているのね」(水影)

<フワッ>「聞こう」(オオノキ)

雷影が話に加わる事で、五影側にも対談のベクトルが生まれましたね。オオノキも臨戦態勢の空中浮遊を解きます。水影ちゃんは”暁”に対してはドロドロな情念があるんですが、そこはキッチリと抑えています。また、トビの対してやぐらの「や」の字も感じていないので、鬼鮫を前にお面を外して顔バレさせた個体とは違うものと思います。或いはトビのお面が鉄壁の隠蔽能力を持つのかも知れませんが、女子の眼力を欺けるかは、個人的に疑問です。可愛い悪魔の眼力は瞳力云々を超越した次元に在って…事実、これまで決してバレる事がないと確信した嘘を何度も見破られた経験があるようなないような……<ゴフォッ>。可愛い悪魔の水影ちゃんが何も感じないなら、目の前のトビは元水影様じゃない…と、僕は確信致します。


「彼はかつて世界を救った
あるバケモノから……」
(トビ)

「バケモノ……?」(我愛羅)

我愛羅…お前も
そのバケモノの一部が封印されていたにすぎない
そいつは尾獣全ての集合体
最強のチャクラを持つ存在…」(トビ)

「十尾だ」(トビ)

「!?」(我愛羅)

六道仙人が十尾から世界を守った…と、トビは言います。何でトビが我愛羅に話し掛けるかというと、我愛羅が元人柱力で一尾・守鶴を一番間近に感じた忍だからだと思います。我愛羅もトビの言う「バケモノ」に反応しています。我愛羅は自分の中に居た守鶴を生々しく感じてるから、トビの言う「バケモノ」が響くのです。我愛羅の揺らぎは近くの忍に伝わりますから、我愛羅を弄るのはトビの非常に巧妙な演出であったと思います。強硬派の雷影を話の輪に引き込んだ適時適切な情報の提供と言い、尾獣の恐怖を最も生々しく伝えるために我愛羅を弄る演出と言い、トビはもの凄く上手いと思います。きっと僕らが見せられた十尾とそれに立ちはだかる六道仙人の姿が我愛羅には見えたんじゃないでしょうか。我愛羅はそんな顔(恐怖心?)してますよね(笑)。


「尾獣は九尾までじゃないのか!?」(テマリ)

「言ったはずだ…
そいつは尾獣全ての集合体だと」(トビ)

「一尾から九尾までの
尾獣はその十尾のチャクラを分散したものにすぎない…
六道仙人の手によってな」(トビ)

「イヤな話の流れじゃん…
だから”暁”は尾獣を集めていたって事か…」(カンクロウ)

「六道仙人は十尾から世界を守るため
ある忍術を開発した…
今もその忍術は密かに受け継がれている
人柱力の封印システム…
そう六道仙人は……」(トビ)

「十尾の人柱力だった
十尾を抑え込むために
その体に十尾を封印したのだ」(トビ)

「人々を苦しめていた十尾から
世界を救った仙人は人々から神のように崇め奉られた
しかしあまりに強大にして邪悪な十尾のチャクラ
己が死ねば封印が解けまた表へ出てしまう
それを怖れた六道仙人は死に際に最後の力を使い
十尾のチャクラを九つに分散し地上の各地へとバラまいた
そして十尾のチャクラを抜かれた本体
封印され力の及ばない空へと飛ばされた
それが月となった」(トビ)

これまでナル×ジャンでは「月」血継限界のチャクラ”尾獣”を関連づけて考察して来ました。長門が「月」が六道仙人の地爆天星で作った(とされる…)と提示してから、きっとこの時が来るものと信じて疑いませんでした。六道仙人が十尾を倒し、自分の身体に封印し、自ら人柱力となり十尾を制御していたようです。それが六道仙人の死によって再び十尾が世界に解き放たれるのを阻止せんと六道仙人が十尾の陰陽を分離した…肉体(陽)は地爆天星によって「月」に封印(地爆天星は封印術の一種だったようです)され、「陰」の精神エネルギーであるチャクラを九つに分散した…。”尾獣”のチャクラを血継限界チャクラに符合させて考えるなら十種類ですが、それを外道魔像が補完していると考えています。

その辺は別の考察に任せるとして、六道仙人もまた人間であり、人の寿命と言った(ことわり)に逆らうことができない存在であったと言えそうです。「死」こそ生命の逃れられない絶対なのです。六道仙人ですらその摂理には逆らえなかったのです。その事実に注目すれば、トビを含む”暁”はそれに相反する存在である事に気付くと思います。大蛇丸を筆頭に角都、飛段、トビ(マダラ?)…忍界が「禁術」として慎む忍術を駆使して摂理に反してでも「オレが!オレが!」を貫く…アンチ六道仙人とも言える集団こそ”暁”なのであります。何でもかんでも自分でしようとするから歪みが生じる訳で、人の命が限り在るからこそ次の命に想いを託すのです。それが「繋がり」である事を、僕らはいろんな忍の生き様に見出してきました。

「話がでかすぎる…
人間にそんな事が本当にできるのか?」(ダルイ)

「十尾の人柱力となった六道仙人は
すでに人外の輩になっていた」
(トビ)

「嵐遁」の血継限界チャクラを持つダルイが言うのもアレなんですが…十尾の人柱力だった六道仙人が十尾のチャクラの影響を受け、全てのチャクラ性質を網羅する体質に変異して行ったのは、一尾・守鶴が抜かれた後も「砂遁」が扱える我愛羅を見れば、六道仙人が十尾のチャクラと同等のチャクラ性質を有していた事が容易に想像できます。ヤマトが柱間のDNAの情報を組み込む事で木遁忍術が使える提示からは、チャクラ特性を発現する為の情報がDNAに組み込まれている事が明白ですから、六道仙人の二人の子の末裔達に、十尾のチャクラが遺伝子情報として散り散りバラバラに伝承して、血継限界の一族が偶発的に誕生した理屈も理解できると思います。それが”尾獣”のチャクラ血継限界チャクラの関係だと、僕は考えています。

また、六道仙人単体で考えた場合、一尾~九尾まで全てのチャクラを合わせた量と質があり、勿論、キラビのように完璧に十尾を六道仙人がコントロール出来ていた筈ですから、そりゃもうパネー力量があったことでしょう。神様と崇め奉られるのも良く判る…ちゅーか、人外認定済み…みたいです(笑)。何せ「月」まで作っちゃうんですから。六道仙人はその強大な「力」と、自らを十尾の人柱力に仕立ててまで世界を守り抜こうとした「愛」で世界を総べていた訳です。非常に特殊なケースでありますが、突出した単独の才能が世界の平和と安定を作り出していたのだと思います。しかし、「死」に抗う事なく、次世代にバトンを渡す「選択」を六道仙人は下したのです。それは人が生きる意味を示唆していると、僕は考えます。


「お前が分散してあった九つのチャクラ
つまり全ての尾獣を集めて
その人外の力を手にするつもりなのは分かった

が…そんな力を手に入れて何をする?」(ミフネ)

「十尾復活!
そしてオレは十尾の人柱力となる
その力を利用して己の瞳力を強大化させ
…そしてある術を発動させる」(トビ)

「ある術じゃと!?
何じゃそれは!?
何をするつもりじゃ!?」
(オオノキ)

「月に己の眼を投影する大幻術
無限月読……」
(トビ)

地上に存在する全ての人間に幻術をかける!
オレが全ての人間をその幻術の中でコントロールし
世界を一つにするのだ!」
(トビ)

「!!!」(一同)

「わだかまりも争いも無い世界だ
全てがオレと一つになる全ての統一

それがオレの”月の眼計画”」(トビ)

六道仙人の「死」と極めて鮮明なコントラストを成すのがトビであり、トビのしがみつき…「オレが!オレが!」…は六道仙人の対極と言っても良いでしょう(笑)。事もあろうに、トビは十尾を復活させ、十尾の人柱力になろうとしています。そして、十尾の強大なチャクラを擁して「大幻術・無限月読」を発動しようとしているのです。「月」には十尾の身体が封印されてる筈で、一尾~九尾のチャクラを外道魔像に収集した後、「月」から十尾の身体を取り出して十尾を復活させるのでしょうが、「月」はそのまま残るようです。でないと「無限月読」を投影できませんから。しかし、幻術で世界を一つにするなんて寂し過ぎる…と、僕は思うんだけど…。うちは一族の離反がそんなにショックだったのかしら…。

僕は第399話「すべての始まり!!」の千手柱間とうちはマダラの「終末の谷の決闘」のワンカット(第43巻/180-181頁)に魅せられて、あーだこーだと考察してるんですが、幻術で世界をコントロールする…なんちゅーチンケな”月の眼計画”なんてのをうちはマダラとあろー者が考えて実行するなんて思えんとです。マダラは柱間とサシで闘った男です。「平和」を得る為には「力」が必要だと悟りを得た六道仙人の子(兄系)の末裔です。仙人の”眼”とチャクラと精神エネルギーを色濃く受け継いだ希代の傑物です。柱間との戦いの傷が深すぎて形骸化した存在に過ぎないと言えども、プライドまで何処かに置いてきたんかしらん…(汗)。丁度お時間(←何の?!)となりましたので、続きは第467話「宣戦」④(宣戦布告編)にてまとめさせて頂きます。


 

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