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第467話「宣戦」④(宣戦布告編)


第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)の続き…。

「ふざけるな!!
お前などに世界は渡さん!!」
(雷影)

幻の中の平和などごまかしだ
現実の世界で成してこそ意味がある」(我愛羅)

「そんなものの中に何があるって言うの!
希望も夢もない!逃げているだけよ!」(水影)

「世界を一つにするか…
確かダンゾウも同じような事を言っとったが…
お前のは世界を一つにすると言うより
世界を自分一人のものにしたいとしか
聞こえん」(オオノキ)

トビの「人類補完計画」…違います…”月の眼計画”の全貌を知らされた里影、それぞれの反応…ダンゾウは逃走中につき…オオノキがここでトビとダンゾウの考え方の類似性を取り上げてますね。僕はこの機微を「オレが!オレが!」と呼んでおります。同じものを山椒魚の半蔵も持っていました。半蔵なんかは幼い長門を絶望せしめ、堕天させた張本人であり忌むべき大人の見本みたいなもんです(笑)。トビ、ダンゾウ、半蔵大事な事はあっさりと諦めてしまう割りには、余計な事は執念深くて諦めが悪そうな方々…ナルト達が何に向き合い、何と闘うべきなのかが見えてくると思います。また、トビの考えに即座に反応した里影達は少なくとも諦めてない事が分かります。細かい事を言うと…雷影の反抗には多量の野心が含まれている様でちょっとばかりアレですが…(笑)。


「ククク…
そういうお前達五影に何ができたと言うのだ?
お前達なら本当は理解しているハズだ…」(トビ)

「希望などない事を!」(トビ)

「希望とはあきらめに等しいものだ…
それこそごまかしのセリフでしかない」(トビ)

ただ、トビの言う通りに「具体的な指針」を示せない現実もある訳で、忍の世界の混沌の中では「希望」こそが幻のようだと、トビは言いたい…”月の眼計画”という具体的なビジョンを示したトビに対して、何の対案も示さずトビを否定する里影達にトビの言葉の槍が鋭く投げられるのです。しかし、トビの示す性急さが如何に大人げないかをトビ自身が気付いてない部分に、命ある者と形骸化した存在との温度差を生んでいる事に注目すれば、トビに激しく反発する里影達の態度こそ「希望」だと分かるでしょう。ナル×ジャン的にはキラビを育て上げた(であろう)バイタリティ溢れる雷影に期待しておりまして、完全なる”尾獣”のコントロール法をナルトに叩き込む流れ(修行)…11年目を頑張ると仰るキッシーのプロットの拡張の一案としてあるかな…と。


「残りの八尾と九尾を差し出し
オレの計画にもろもろ協力しろ

でなければ戦争になる」(トビ)

「戦争だと…?」(我愛羅)

「八尾…?
…どういう事だ!?
ビーはお前達が…!」
(雷影)

八尾の捕獲は失敗し逃げられた…
あれこそ人柱力として完璧な忍だ…
お前の弟だけはある」(トビ)

<ガ~ン>(雷影)

トビがサラッと「八尾捕獲失敗」を告げられ複雑な心境なのが雷影でしょう。キラビが生きてる(=捕獲失敗)のは嬉しいけど、キラビが殺されたと思ってたから、左腕をサスケに献上するような無謀な闘い方をした訳で、キラビが生きてると知ってれば多少は堅実で用心深かった筈ですから…。体術系の戦闘スタイルである雷影が片腕を失うマイナスは計り知れません…が、雷影の義手も逆に怖かったりします。「三倍段」と申しまして…勿論、サブカルネタですが…空手有段者がエモノ(武器)を持つと飛躍的に攻撃力が上がるチート設定がありまして、もし雷影が刀剣を所持していたならサスケ戦も違う結果があったろうにと思います。例えば傀儡の技術を応用した義手(仕込みのカラクリ)が雷影の忍体術と組み合わさったら凄く怖いですよね(笑)。僕なら逃げる(笑)。


「ああ…やっぱり
そんな気もしてたんスよね…」(ダルイ)

「ハァ…」(シー)

<グワ>「あのアホーンめ!!
これを機に里の外へ出て遊んどるのかァァァ!!!
許さん!鉄ノ爪(アイアンクロー)じゃ!!」(雷影)

ま…でも、雷影の片腕なんかよりキラビの命は重い…と、雷影はサッパリしたもんです(笑)。ちょっと年の離れた?弟であるキラビが、雷影は可愛くて仕方ないんだと思います。そして、幼い頃から「鉄ノ爪」(アイアンクロー)でキラビのコメカミをギリギリと締め上げてドSなコミュニケーションを雷影は楽しんできたのでしょう。キラビもヤンチャで狡賢いところがあったんでしょう。八尾捕獲失敗=ドサクサに紛れて遊びに行った…が見事に的中してるところなんか、キラビの雲隠れ脱出が明らかに初犯じゃない事が判ります。また、トビの示す雷影の評価お前の弟だけある…には、トビの中身が雷影を良く知っている雰囲気を醸し出しているのが雷影と柱間の何かしらの縁を感じさせ、僕の中では今後の展開への期待感に変換されて心地良いです(笑)。


「うずまきナルトは渡さない」(我愛羅)

「私も同じく!」(水影)

「雷影 お前は?」(オオノキ)

「もちろん弟は渡さん!」(雷影)

ダンゾウを除き四影=忍界の総意として”月の眼計画”の不信任が下った瞬間です。その口火最年少の我愛羅が切り、水影ちゃんがそれに追従しました。水影ちゃんは我愛羅の姿や態度からナルトを感じ取っているんだと思います。それが「母性」と言うモノだと、僕は思う。その温かさが霧隠れを包んでいるから、今の霧隠れがある訳。水影ちゃんの噎せ返るような「母性」ドロドロの方向に転ぶ事だってあるんだけど、そういう女性だから魅力的なんじゃない!!僕は水影ちゃんみたいな女子が大好きです。水影ちゃんとはちょっと粘度は違うけど、ヒナタにも似たような機微があります。八卦の封印式もヒナタを認めた事ですし(「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」参照)、恋の行方も楽しみ(ナルヒナ派でーす!!)。

オオノキが雷影に信義を問うのは、我愛羅や水影ちゃんが他里の忍である「うずまきナルト」に関して言及する態度に軽く楔を打つ気持ちがあるのだと思います。本来は火影がもの申すべき案件であり、堅い事を言うならば筋違い…でも、ま…火急でもあり場の雰囲気では間違った対応でもないので、雷影に話を振る事とでバランスを取る心配りを感じました。オオノキもまた老獪なだけの忍ではない。矍鑠としたオトナなのだと思えて、ちょっと嬉しかったな。そして、雷影の答は勿論「NO」で、交渉は決裂(汗)。これもトビの想定の範囲内なのだとは思いますが、こう何度も「ぼっち」を味わうなんて…何とも可哀想な運命を背負った魂だなー…と同情を禁じ得ません(笑)。正に「受けのドS」(笑)。それでも人の性根って変わらんモノなのね(笑)。自分も含めて仕方ないとは思うけど…。


「オレには力はないが…
今までに集めた尾獣の力がある
お前達に勝ち目はないぞ」(トビ)

「希望は捨てない」(我愛羅)

「いいだろう…第四次忍界大戦
ここに宣戦を布告する」(トビ)

我愛羅の表情が凛としています。先にトビが「バケモノ」で我愛羅を釣った時とは雲泥の差です(笑)。我愛羅は恐怖を乗り越えたのです。それが我愛羅自身の「希望」であり、その根っ子には木ノ葉崩しで得たナルトとの「繋がり」がある。人は変われる生き物である事を、我愛羅は実感しているのです。そして、その鋭い眼差しは固着した「うちはマダラの魂」に向けられているのだと、僕は思います。具体的な答なんて今は分からなくていい。トビの”月の眼計画”に感じる違和感だけで充分なのです。そこに「絶望」が無い限り人は前を向いて生きていられる…のだから。トビはこの光景を見て何を思うのか?トビが宣戦布告する「第四次忍界大戦」が空しく響く鉄の国・五影会談場。時代が大きく動こうとしている…。


 

自来也は何故、木ノ葉の額当てをしないのか? | BLOG TOP | 第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)

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