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第469話「サクラの告白!!」①(練炭女疑惑編)


「え……!?」(ナルト)

「い……今…サクラちゃん…
何て言ったの!?
き…聞き違えたかも…しんねーから
…もう一度…」(ナルト)

「だから…ナルト
アンタの事が好きだって
言ったのよ!」
(サクラ)

「え……!?」は、こっちのセリフだと思った件。タイトルを読んで背中を冷たい汗が流れるのが解りました。これだけは止めてくれよ…という展開。恐る恐る読み進んで行くとサクラがナルトに告ってました。ヤマトじゃないけど「馬鹿な事を…」(第39巻/141頁)です(笑)。瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る…ような話ですから、ナルトの反応は極々普通だと思います。問題はナルトの周辺の男子達の表情。真顔のキバとカカシ。真ん丸で真っ白な目玉のリーとヤマト。カカシは兎も角…キバの役割が極めてデカイと考えています。サクラは必死に気持ちを表に出さないようにするだろうし。それでも、やっぱ女子は怖い罠と思う僕としては、非常に申し訳ないが…サクラが練炭女に見えてしまって…。サクラスキーの方々には悪いとは思ったけれど、男子の立場から言わせて貰えば、どう考えても”こりゃない罠”な話でして、サクラが練炭持って来てないか?ナルトの蝦蟇口狙ってんじゃねーの?!マジに心配になってしもた(笑)。ま…冗談はさておき、「サクラの告白!!」とは何なのか?!一緒に考えて行きましょう。


サスケくんなんて
私にとってもうなんでもないって言ったの!
あんな人を好きでいた私がどうかしたって
…人が告白してんだからちゃんと聞いてよね!」(サクラ)

「………」(ナルト)

「……でも何で…?
どうしてだってばよ…?」(ナルト)

「こんなとこで冗談言っても
面白くもなんともねーってばよ
………サクラちゃん」(ナルト)

「別に何も
……ただもう目が覚めただけ
抜け忍で犯罪者である人を
好きでいる必要ないでしょ
私だっていつまでも子供じゃない…
現実は見えてるつもりよ」(サクラ)

「だからナルト…
アンタとの約束はもういいの……
ナルトもサスケくんを追いかけるのは
もう止めにしない…?」(サクラ)

「…………」(ナルト)

一瞬、嬉しさが込み上げて来るナルトですが、その直後、呆気なく喜びの波は過ぎ去ります。そもそも「サクラの告白!!」なんてナル×ジャン的にはあり得なかった想定です。こんなにも純粋な子らが、中でも最も心が敏感になる恋路において、掌を返す行動に出る訳がない…サクラがサスケの”暁”入りを聞いてからも心変わりなんてする筈がないだろう…という確信が僕にはありました。世界が混沌としても、血の海の中でのたうち回ろうとも、この子らの想いが打算に塗れる方がどんなに救いのない事か…それこそ世界が終わるよりも悲しい事だと案じておりました。だから、「サクラの告白!!」の本質を即座に見切り、「冗談」と切り捨てたナルトにはホッと胸を撫で下ろした…。それがホントの気持ちです。ま…サクラが大根なのもあると思いますが、ナルトの超直観はこれまでも普通ならば容易く見過ごしてしまうような「一期一会」を拾いまくって来ましたし、ここ一番で良い仕事をして来た実績は伊達ではないようです。

「どういう事に…」(ヤマト)

<スッ>(カカシ)

恋愛においては…カカシはリンにしっかりと鍛えられましたからサクラの行動の深層は既に了承済みのようです。対して、サクラに対しては一方ならない思い入れのある(だろう)ヤマトは、恋話や女心には疎いようで尻の座りが悪い(笑)。恐らく恋愛関係はヤマトには未経験な領域なのだと思います。綱手の招集で表に出るまでは暗部にドップリで、任務漬けの日々に埋没してただろうし、出生の秘密や特異な境遇からは自分に続く命を望まないだろうから、異性関係のネタに臆病になるのは仕方ない…。カカシがそんなヤマトを制したのは、ヤマトが出て行ったところで話がややこしくなるだけでしょ…が本心なんだけど、ここは子供達だけで解決させてあげようや…の精神があったのだと思います。勿論、カカシがリンに対して常に劣勢で、泣いて縋り付くリンに背中を向けてたなんて話は無しで、自分ではできない内容でも教えられる。それが「先生」という存在であり、これこそが「出藍の誉れ」の真相でありましょう。

「ナルトには全て私から話す…
だからナルトには何も言わないでほしいの
絶対にこれだけは守って……皆
それから…」(サクラ)

キバが重要であると先刻申しましたのは、サクラの本心を知っているからであります。ナルトばかりに頼る自分達を恥じ、サスケの現状を鑑み、木ノ葉の材木置き場で出した答をキバは聞いています。じゃ、何でリーが目を真ん丸にしてしまうのか?なんですが、そこは恋愛レディネスの違いで、リーくんはまだおぼこい状態なんだと思います。元々、不思議ちゃんも入ってるし、映画で多少はそっち方面の知識ありの提示があるんですが未だに青春一直線でそれどころではないのでしょう(笑)。ただキバが偶然、恋愛レディネスが整ってたかと言うと、それもややこしくてナル×ジャン的にはキバがサクラを好きだったんじゃないかと疑って良いと考えます。サイやリーと明らかに異なるキバの反応にはサクラに対する格別の想いがなければ説明がつかないからです。キバがこの場でサクラの語りを思い出し、しかもサクラの「それから…」以降を伏せるのには理由が必要です。ま、伏せる…は適切じゃなくて…思い出したくない…と表現した方が近いでしょうか。少なからず痛みがあるから?キバも辛くなってるからでしょ。それって…サクラを好きだって事だよなー…と、僕は考える人なんですよ。


「……何かあったのか…サクラちゃん?
何で急にオレなんかの事……」(ナルト)

「だから何もないわよ!
…アンタを好きになった理由なら
ハッキリしてる―――――――」(サクラ)

「………」(サイ)

サイは非常に静かにこの場面と向き合っています。それはここに居る木ノ葉の若手に一様に言える事ですが、サイとしてはサクラがこの局面をどんな風に切り抜けるのか?を見届けようとしてるんだと思います。ナルトの事となると「じっとなんかしてられない」(ep457)のサイですから。サクラに「ナルトは君(サクラ)の事が本当に好きだって事ぐらい―このボクにだって分かる!!」(ep458)と言い切ったサイですから…それなら、「サクラが本当はナルトを好きじゃない事ぐらい―」でもあると思うんです。これは僕の考えなんですが、「恋」は凄く残酷…最初からあるものだから何も無いところには生まれない…と思っています(「オビトは何故、”目薬”をさしていたのか?」参照)。だから、努力とか全く関係なーい!!ナルトやサクラがどんなに頑張ろうが、何も変わらないのが「恋」だと思います。それをサイが理解してるかどーかが微妙ですが、サイの冷ややかな目はちょっと怖いです(笑)。お話に積極的に絡んで来ないのが凄く怖い…怖いの(笑)。

「私はただ…サスケくんただ一人に
みとめてもらいたいだけ……
私…必死だもん

サスケくーん!!
サスケくんサスケくん!!

わぁああああ!!

ナルト…私の…一生の…お願い…
サスケくんを…サスケくんを連れ戻して…

今度は私も一緒に!

…サスケ…君」(サクラ)

えーい!!サクラ…「サスケくん」と何度言ったら気が済むんだい(笑)。これじゃ言葉の数だけサスケが好きだと言ってるのと同じだよ(汗)。だから「恋」って悩ましー(汗)。「サクラの告白!!」を前に、これまでサクラが零してきたサスケへの想いを振り返るナルトはどんなに辛いかをサクラは少しでも考えてるんだろうか。「恋は盲目」と言うけれど、サクラはナルトを一度たりとも恋愛対象として見た事なんてなかった筈。それが言うに事欠いて「好き」なんて言うもんだから、ナルトはめちゃくちゃ傷付いちゃう…。勿論、サクラに悪気はなくて、全て善かれであっても盲目であるが故にナルトが見えてないから、こんな事でナルトを納得させられると思い込んでいる。そして、自分がどんだけ残酷な事をしているかに気付けないでいる…やっぱ「恋」は残酷だわ…。だから、僕はこんな「サクラの告白!!」なんてのは止めて欲しかったのよ。辛すぎるじゃない…。


<スッ…>(サクラ)

<ピクッ>(ナルト)

「………」(サクラ……お前は…)(カカシ)

サクラがナルトをそっと抱き締める…。キバの表情が一層険しいです。この嫌らしい光景に誰しも眉(まゆ)を顰(ひそ)めているかのようです…。寧ろ、サクラがナルトに顔向けできずに間合いを積めて誤摩化した苦肉の策の場繋ぎでありましょうが、これが更にナルトの傷心に塩を塗る事になろうとは…ま、これが「サクラの計算!!」じゃない事を心から祈るばかりです。恋愛は駆け引きとかテクニックじゃないから(そう思ってる人は多いだろうけど)、木ノ葉の子らがそんな悪意に満ちた世迷い言に染まってるなんて、僕は考えたくもなかとです。しかし、こんな茶番をサクラが本気で思い付いたのかが果てしなく疑問であり、練炭女じゃないけど「男女の距離感は難しい」とかで煙に巻こうなんて考えてたんなら耐えられない(汗)。サクラが初めからナルトに見切られる事を予め考慮した上で、ナルトに「好き」と言ったならば許されない事です。結果…ナルトをサスケに向かわせる事になるのを「未必の故意」なんてのは法律上だけにして欲しいです。まさか…サクラの潜在意識が危機管理してて、無意識にサスケを護ろうとしてるのか?それだとナルトが一層可哀想になっちゃうんだけど、種の保存を最優先に考える様に「女」は創られているから、生物学的には致し方ないところではあります。しかし、それを覆い隠す知性や理性…優しさを人は有する筈なのだけど、悲しいかな「盲目」が邪魔をする。僕はこの恋愛絡みの負のスパイラルを見る度に、女の子には勝てないと心の底から思うのです。


サスケくん
どんどん私から離れていくだけ…
でもナルト…
アナタはいつも私の側で居てくれた
…私を励ましてくれた…
私…気がついたの…ナルト
アンタの本当の姿に

里を守った英雄…
今は里の皆がアンタを好きでいる…
私はただその一人になっただけ…

あのイタズラ好きの
落ちこぼれだったアンタが…
少しずつ素敵で立派になっていく…
それを身近で私は見ていた

でもサスケくんは罪を重ね…
どんどん別の遠い人になっていく」(サクラ)

「………」(ナルト)

「でもナルト…
アンタの事はこうして触れていられる…
安らぎをくれる…
今はアンタの事が心の底から―――――」(サクラ)

<ガッ>「いいかげんにしろ
サクラちゃん…
そんな冗談は笑えねーって言ってんだよ」(ナルト)

「………」(サクラ)

ホント言うと、サクラには黙ってサスケを殺しに行って貰いたかったです。こんな風に月並みにナルトを褒めちぎって、抱き締めて…なんてして欲しくなかったです。何とも気持ち悪い…サクラにはこんなビッチな事はして欲しくなかったんだわさ。サクラにはサスケを殺してでも自分のモノにしちゃうくらいの覚悟があると思ってたから、ナル×ジャンでは「サクラの告白!!」なんて想定は微塵もなかったのです。今回のお話には正直、萎えました…。ナル×ジャンで毎週感想を上げる都合上、無理矢理物語に接してはいますが、ホントだったらスルーしたいところです。ま…ナルトがそんなサクラを即座に見切って叱りつけたのだけが救いで、サクラを前にしたナルトの毅然とした態度にはカカシなんて震え上がってるんじゃないかしら(笑)。思わず、ナルトを「師」と仰ぐとか(笑)。そのくらいナルトは偉いですよ。理屈じゃなくて「恋」をもの凄く深く理解している…と思います。こんなナルトなれば、僕も「師」と仰ぎたいと思いまする…(笑)。


「何キレてるの……?
私はただサスケくんからアンタに
乗り換えただけの事じゃない…
女心は秋の空って言うでしょう?」(サクラ)

<グッ>(ナルト)

「オレは…
自分に嘘をつくような奴はキライだ!」
(ナルト)

「サクラの告白!!」

「サクラの告白!!」 illustration:Cerberus

ま…ここで”サクラがサスケを殺して”…ってのを、頭の中で賢くシミュレーションして端から無理だからとか、サクラに勝ち目がないなんて理由で打ち消す人は真剣に恋をした事がない人なんだろーな…と思います。サクラがサスケに対して真剣である事を知るナルトなら、サクラの嘘が腹立たしくてならなかった筈です。そしてナルトの気持ちがサクラに対して本物だから尚も悲しいし、悩ましい。一週飛ばしで…楽しみにしてた週ジャンが思いの外味気ないモノになってしまって…(汗)。全く…キッシーがこの子らに何でこんな恋愛の修羅場を用意したのかが、僕には解らんとです。こんなバレバレの茶番がバレないとサクラは考えていたのか?もしかしたら、この先に何らかの提示があるかも知れないと、僕は考えています。まさか!!ナルトとサクラの本当の関係の提示!?…でもないと、こんなビッチな展開に何の意味があると言うのでしょうか!?(笑)僕と同じ様にあまりにも辛くて苦しくて…辛抱堪らんようになったカカシかヤマトが洗いざらいぶちまける!!…とかね。そのくらいのお楽しみがなければ、こんな遣る瀬ない話なんて描かないですよ…ねぇ、キッシー…そうだと…そうだと言って!!(笑)

しかし、乗らないお話だー…で、続く。


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