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第469話「サクラの告白!!」③(忍連合軍結成編)

 
「お前のイチ押しのダンゾウはこの様
忍連合軍の大権を誰に任せるかがまた
問題となるじゃろ!」(オオノキ)

「今の”影”に適任はおるのか?
ワシを含め五影をボロクソに言ったのは
お前じゃぜミフネ」(オオノキ)

「………」(ミフネ)

「………」(水影)

「………」(我愛羅)

「雷影殿にやってもらうのが
一番よいと思うが」
(ミフネ)

「………」(雷影)

場面はトビの宣戦布告にざわめく五影会談場。一応、トビの前で「希望は捨てない」(第467話/「宣戦」)と大見得を切った手前、「”暁”VS忍連合軍」は確定しているんですが、オオノキが言う様にそれを束ねる大権をどうしたもんか…という極めてデリケートな問題が残りました。ここからの展開は大人の息遣いが随所に織り込まれていて、キッシーのネームセンスには唸らざるを得ません。言い難い話を切り出したオオノキのグッと受け止めるミフネと残りの影たち…。雷影だけ目が泳いでるのが可愛い(笑)。基本、ダンゾウがシスイの瞳術(チャクラ)を使ってミフネを操って、不可思議な決断をさせたのは周知なんですが、オオノキがそれをスルーしているところがミソで、ミフネが操られた事実がオミットされてるのが大人っぽいなー…と思います。そして、その前提を誰も弄らずに受け入れ、何事もなかったかの様に進行するのもまた大人。それは別にミフネを責めてるんでもなくて、ダンゾウを「居なかったSMAPのメンバー(=森君)」みたいに扱う…言わばユーモアみたいなものを感じます(笑)。


「感情任せで力に頼る雷影は
不適任じゃなかったのか?」
(オオノキ)

八尾は生きていると見て間違いない
雷影殿も前よりは冷静でいられるであろう
先程の発言は拙者の早とちりであった…
許して下され」(ミフネ)

「それに先程から
皆をうまくまとめているし
対応策を出すのも早かった
そして…キーとななる尾獣
八尾をコントロールできるのは
雷影殿だけでござる」
(ミフネ)

ミフネもオオノキのユーモアを受けて立つ構えで…やっぱりダンゾウを「居なかったSMAPのメンバー(=森君)」とする腹積もりのようです。有り体に言えば、ダンゾウの嫌らしい瞳術の介入が入る前に遡って会談をやり直しているようなもので、話し合いの場に忍術を持ち込んだ忍の恥を洗い流す儀式を執り行っている様なもので、それを受けて立つミフネも不覚にも操られてしまった赤っ恥に対する禊(みそぎ)にも似た行為と言えます。ま…そこんところに触れずに式次第が進行してるところが大人の行いと言え、オオノキの提案に対して「………」と一呼吸あった「間」の本体です。非常に仄かでそこはかと無いオオノキのメッセージにちゃんと応えるミフネや影達…。人の理解力が齎すノンバーバル(非言語)のコミュニケーションの存在が相互理解を引き出し、少しずつここに居る者共に笑顔を与えて行く…その有り様に、僕は希望を感じました。


「………
水影風影はそれでええのか?」(オオノキ)

「今はここでもめている場合ではありません…
私は雷影様を信じます」(水影)

「雷影に任せよう」(我愛羅)

五影会談の序盤にミフネがダンゾウをいきなり指名した時には、何で雷影じゃないんだろー…と正直疑問でした。でも、それがダンゾウの瞳術の仕業と解り、ついでに火の国の大名がダンゾウを指名したのも同じ理屈なんだと気付いて、冷静に常識的に考えれば、やはり雷影が忍連合軍の指揮官たる人材であろう事は自明の理だったと思います。恐らく、「ぐだぐだといいかげんにしろ!!!」(第458話/「五影の大論戦…!!」)の雷影の机叩き割り(カッコ良く真っ二つに割れなかったが…)ですらダンゾウの瞳術の影響(雷影の悪口を聞かせた?)だったんじゃないかと、僕は考えています。ま…最初に答えはありきで、ダンゾウがそれをややこしくしてしまっただけで、然るベキところに落ち着いた訳で、だからこそ、オオノキの提案に一人だけ目が泳ぐ雷影の反応がやけにかわゆく見えるのです(笑)。

ま…ダンゾウは「居なかったSMAPのメンバー(=森君)」なんだし、影ともあろうものが一度は騙されかけたのは赤っ恥だから、オオノキが切り出したダンゾウの操りを全く無視したミフネに対する苦情に端を発するコミュニケーションを瞬時に理解し、鷹揚に受け止め流れに乗るユーモアが、徐々に浸透して行き気持ちの良い流れを生み出している点に注目すれば、悲観ばかりが先行しがちな忍界の趨勢にも希望が持てる…ちゅーか、何か良い感じに思えて来ます。やっぱ、この流れを生み出したオオノキのGJを、僕は賞賛したいです。オオノキは”暁”と関係が深くて真っ黒な存在だったんだけど、ここに来て一気に株を上げました。年の功と言うか、アンタ…実は良い人だったのね…的な流れが、オイオイ~死亡フラグかよ!!とも思え、先ずはオオノキから…が、僕の脳内に刷り込まれたのは悲しい事態ですが…(笑)。


「……両天秤のオオノキ
うちはマダラと唯一戦った戦歴を持つ
アンタの情報が必要だ」
(雷影)

「協力しろ!」(雷影)

「あいかわらず命令口調で
上からものを言う奴じゃぜ」
(オオノキ)

オオノキがトビの(ナル×ジャン的解釈の…)「閃遁」を見ても少しも動じずに、「本当にあのうちはマダラがまだ生きていたとは驚きじゃが…」(第467話/「宣戦」)と反応していたのは、オオノキがうちはマダラと対戦経験があったからだったんですね。オオノキもかなりのお歳ですが、100年程度前の人物と思われるうちはマダラを接するには晩年(終末の谷の決闘目前)のマダラを極めて若年時に戦った生き残りと考えるべきだと思います。フルスペックのうちはマダラの前に、恐らくはオオノキが手玉にとられたのでしょうし、雷影が望む様な詳細な情報が得られるかは疑問です。ただ、ナル×ジャン的解釈の「閃遁」なるマダラの不可解な攻撃回避に関して何らかのヒントは見つかるんじゃないかと期待しています。ぶっちゃけ、「閃遁」は九尾の血継限界チャクラに拠る能力で、トビのお面が九尾の体毛で編まれた特別製で、うちはマダラの思念が宿っている…という想定なんですが、こればっかりは本チャンの提示でどうにでも転びます。

非常に余談ですが、「雲のきかん坊」(第460話/「サスケ包囲網…!」)の雷影とオオノキは旧知であり、オオノキはおじいちゃんになって背が縮んだんではなくて、バリバリの現役(今も現役だとは思いますが…)だった頃からタッパが低かったのでしょう。そして、雷影がガキの頃から今の様なデカ物だった…(笑)。きっとこんな風にいつも雷影に見下ろされてコンプレックスを感じていたんでしょう。ただ、根っ子の部分でオオノキは雷影を悪くは思ってなくて、敵ではあっても一目置ける…ちゅーか認めるに足る存在であったのだと思います。雷影にも勿論、似た様な親近感があって、言葉面はぶっきらぼうだけど温かみが感じられます。僕だったら子供の頃から知っていて、立派に大人に成長した子を見たら涙腺が緩んじゃうし、それが子供の頃のまんまヤンチャで元気だったら可愛くて仕方ないと思います。なんかそんな雰囲気がオオノキにはあって、やっぱアンタ…良い人だったのね…と、先程の死亡フラグ疑惑が再燃してしまい…(笑)。


「オレを信用しなくてもいい…
だがこのままでは忍の世界自体が無くなる
今は私情を抜きにして協力せざるを得ないぞ!」(雷影)

「…この戦争に負けるよりはマシじゃな…
忍の世がなくなれば
お前をケンカどころではないからの……

協力してやる」(オオノキ)

「忍連合軍結成!
まずは大名共に話を通さねばな」(オオノキ)

オオノキが自分で振り込んで上がったイカサマ麻雀みたいな展開でしたが、別に悪事じゃないし、会談場にいる皆の口元が緩んでいるのを確かめれば、その意図が良きベクトルを有する事は明白です。人は知性と言う根から優しさを生やす事が出来る生き物であります。お話は何だか血腥い方向に向かってはいるものの、いがみ合うだけでなく、お互いの立場を尊重したり、自分の欲求を抑え込み譲歩できる奥ゆかしさを発揮する努力を惜しんではいません。僕は「忍連合軍結成」の行に、人の将来が強ち災厄に満ち溢れるだけのどうしようもないモノでもないように思えてなりませんでした。人は解り合える希望があると思います。ただ、この雰囲気を作り出したのは「共通の敵」であるダンゾウの存在であり、「共通の敵」が生み出した共有感であったり、求心力だった訳で…用心深い筈のダンゾウが五影会談で意味不明に打った大博打の真意がそこにあったならば、ダンゾウも…アンタ…ホントは良い人だったのね…で、また死亡フラグが…(笑)。

ポン太ーァ!早まるなーッ!!
(って感情こもってないし…笑)


 

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