スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「告白」

 
「そろそろお前を連れていく…」<スッ…>(天道)

「!?」(ナルト)

「ヒナタ様!!」(くそ足がこれでは…!!)(コウ)

<ダン>(ヒナタ)

<ザザッ…>(天道)

「増援か…」(天道)

ナルトくんには手を出させない!」(ヒナタ)

「何で出てきたんだってばよ!!
早く逃げろ!お前じゃそいつには!」(ナルト)

「うん…」(ヒナタ)

「!?」(ナルト)

「これは私の独りよがり…」(ヒナタ)

「何言ってんだ!そんなで
こんな危ねーとこ出てくんじゃねー!」(ナルト)

「……」(ヒナタ)

「ここに立っているのは
私の意志」
<ピキキ>(ヒナタ)

「?」(ナルト)

「……泣いてばかりで最初から諦めて
何度も間違ったところに行こうとして…
そんな私を…ナルトくんが正しいところへ
連れてきてくれたの…」(ヒナタ)

「……」(ナルト)

「いつもナルトくんを追いかけて…
ナルトくんに追いつきたくて…
いつだってナルトくんと一緒に歩きたくて…
いつもナルトくんのところへ…
ナルトくんが私を変えてくれた!
ナルトくんの笑顔が私を救ってくれた!」(ヒナタ)

「だからナルトくんを守るためなら
死ぬことなんて怖くない!!」
(ヒナタ)

「私はナルトくんがー
大好きだから…」
(ヒナタ)

鬼気迫るヒナタの女心…木ノ葉隠れの忍が手を拱く難敵・ペインに果敢に挑み、それどころかペインなんかそっちのけでナルトに一方的に想いを告げた…第437話「告白」(第47巻/89-92頁)。御用とお急ぎでない方はもう一度味わってやって下さい。何が本気だったって、一人で天道に飛び掛かって行ったヒナタの気迫が「増援か…」(第47巻/89頁)と、天道の危機意識を煽ってるところです。天道にしてみれば大勢が束になったくらいのプレッシャーを感じたんじゃないでしょうか。しかし、よくよく見ればメンコイ女の子が一人だけ…誰も見てなかったら天道だって目をゴシゴシと擦って確かめた筈です。しかも、出て来た途端に天道そっちのけでナルトに一方的に告りが始まってしまった…ヒナタ自身もその無礼には気付いてて、「これは私の独りよがり…」(第47巻/90頁)という風にサクッとその非を認めています(笑)。

それと天道(長門)も大人だったからか、馬に蹴られて死にたくなかったのか…ヒナタが天道の存在をほぼ完璧に無視してナルトに想いの丈を伝えるのを黙って見ています。忍の世界の暗黙のルール…そう言えば神無毘橋のクライマックスでも、リンとカカシの修羅場を岩忍達が遠巻きに二人の会話(痴話喧嘩)を生暖かく見守っていてくれましたね…みたいのがあるのかしら…と思えるほどに忍共は敵味方の別なく恋愛絡みの機微には寛容であります。しかし、ヒナタなんて第一撃を天道に躱されて「ナルトくんには手を出させない!」(第47巻/89頁)と大見得切った以降、一言もない…つーか、天道なんて関係無くなってるし(笑)。ま、ヒナタには不意打ちくらいしか対抗策がなかった訳で、それが外されたんだからもう打つ手はない…何もかんも諦めて、それでも悔いはない…そのくらいヒナタは覚悟を極めていた訳です。

ヒナタの…ナルトの為なら「死ぬことなんて怖くない!!」(第47巻/91頁)は嘘偽りのない本心だったのです。だから、ヒナタが天道の力量に決して敵わないと十二分に自覚した上での、「これは私の独りよがり…」(第47巻/90頁)なのだし、それが誰に強要されたものでも、他人の尻馬に乗った訳でもなく「ここに立っているのは私の意志」(第47巻/90頁)と言わしめるのです。中忍試験の「ネジVSヒナタ」でもヒナタの芯の強さは見せられたけど、この時のヒナタは…もう「告白」と言うよりは「遺言」に近いかも…それ程、ヒナタは覚悟を極めて天道に対峙…と言うよりはナルトと向き合ってるんですが…していました。そして…事もあろうにヒナタの覚悟はナルトや天道のみならず「八卦の封印式」すらも揺り動かした!!!!詳しくは「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」を参照願います。何気にケルベロスのお気に入りの考察であります。

ヒナタの「告白」は天道や「八卦の封印式」ばかりか、僕らをも振るわせた筈です。第437話「告白」のトビラ絵(第47巻/81頁)のナルトが落とした影にすら愛を感じるヒナタの視線のイヤな予感…死亡フラグ?…に始まって、「ナルトVS天道」を遠巻きに指を加えて見るしかない木ノ葉の腰抜け共を尻目にナルトの大ピンチに割って入ったヒナタの乱れ髪に、僕は強き母を想った…。蛇が狙う雛鳥を臆せず守る母鳥を想った…。ヒナタがどんなに深くナルトを愛してるのかが痛いほど解った。確かにヒナタはナルトを愛している…と。人の心は見えるのだと思った。本心とは必ず伝わるのだと思った…。でなけりゃ、こんなに震えんだろう。そして、僕(ら)以上にヒナタの想いはナルトに染み込んだ筈です。「私はナルトくんがー大好きだから…」(第47巻/92頁)を受けたナルトの鳩が豆鉄砲の…声も出せない程の驚き様が、その動かぬ証拠です。

「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」に嫌という程書いてるのでアレですけれど、ヒナタの告白を機にナルトがいきなり「六本目」の九尾のチャクラを解放しちゃうんです。描写を確認してもらいたいんですけど、九尾のチャクラの解放に関する葛藤は一切無しで、ナルトの意志など全く関係無しに九尾のチャクラがナルトに供給されます。ナル×ジャン的にはこれを「八卦の封印式の承認」と考えてまして、「八卦の封印式」がナルトのお嫁さん候補としてヒナタが相応(ふさわ)しいと認めた結果だったと認定しています。ま、コック(四象封印)を勢い良く開いてしまったもんだから、八本目まで突き抜けてナルトをモニタリングしてたヤマトを極秘任務(カブト捕獲)そっちのけにアタフタさせたんだけど、それもご愛嬌で…(笑)。ヒナタの命懸けの「告白」は確かに通じた…それは誰もが受け止めずにはいられない「力」が宿っていたからです。

「だから…ナルト
アンタの事が好きだって
言ったのよ!」
(サクラ)

だから…第469話「サクラの告白!!」①(練炭女疑惑編)は頂けなかったのよ…。あれはダメだわ…。余りにも大根過ぎるし…。でもサクラに悪意がある訳もなく、あんな茶番を演じる必然がサクラにはあった筈です。サクラは賢い子だし、ナルトの誠意だってちゃんと認識してるんだから、「サクラの告白!!」には何らかの大義があった筈です。勿論、その辺は来週にでもナルトが問いつめてしっくりする答が出るんでしょうが、サクラのもろ大根の「告白」を見たナルトが、ヒナタの「告白」を思い出さない筈ないなー…と、僕は思えてならんとです。サクラが「ナルトVS天道」に乱入したヒナタを見てはいなかっただろうけど、少なくとも自分以外にナルトの目を向けようとヒールを買って出た様な演出を意識したんじゃないかしら。また、サクラの「女の勘」がヒナタをマークするのは「八卦の封印式の承認」にも似てて、個人的にしっくり来ちゃうのよ。

「君を見ていたら分かる
君はホントは…」
(ヤマト)…(第33巻/145頁)

基本的にナル×ジャンでは「ナルサク」は否定的で、ぶっちゃけ「ナルヒナ」を推奨しています。また、ナルトの性衝動を含む恋愛欲求に関しては「八卦の封印式」の介入が存在し、その考えを適用すれば、女湯の覗きやお色気忍術に精通するナルトの歪な性的興味が何故だかサクラのみに向かう不思議も一応、整合性が得られます。サクラの無意識がナルトの恋愛に関与しようとしてる…つーか…ま、これも「サクラってナルトの何なのサッ!!」(恋愛論)に切々と綴ってるので読んで頂きたいんですが、ナルトとサクラは非常に近しい血縁にあるんじゃないかと考えています。ちょうどスターウォーズのルークとレイヤ姫みたいな感じで、サクラの親御さんがクシナの兄妹とか、ミナトが意外にヤンチャだったならば異母兄妹まであるとも考えています。そんな感じのカカシかヤマトの提示でこの茶番を落とし込むのが無難かな…と、あざとく考えたりしています。

「八卦の封印式」がナルトに介入する描写と
サクラの無意識は…何だか…凄く似ている


 

第470話「キラービーVS鬼鮫!!」①(サクラの告白!!顛末編) | BLOG TOP | NARUTO-ナルト-第48巻に寄せて…

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。