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第475話「マダラの真骨頂!!」(ナルト女々しいぞ編)

 
<クイ><パシ…>(ナルト)

「………」(我愛羅)

「伝える事は全て伝えた
帰るぞ我愛羅」
(テマリ)

「……」<スッ>(我愛羅)

ココ…解り難いですが、第474話「火影としての覚悟…!!」で我愛羅が「影の名を背負う覚悟を…」と言いながらナルトの右肩に手を掛けた続きです。手を掛けた…というか、掌の力や温かみを、我愛羅は伝えたかったんじゃないだろうか。ちょっと厳しい事を伝えてるんだけれど、本心はナルトの為を思えば…なのだと伝えたかったからではないだろうか…と、僕は思います。で、その腕をナルトが軽く拒絶した…。ちょっと重たかったのか、サスケに対して割り切れない気持ちが残っているナルトに我愛羅の示した距離感は近すぎたのかも知れません。ナルトの示した拒絶が我愛羅の「………」を引き出したのだと思います。

ナルトの浮かない表情(本誌54頁/右下)は、我愛羅の想いは解るもののどうにもならない自分もまた在る。それはサクラの告白ですら微動だとしなかったサスケへと向かう執着心でありましょう。ナルトが抱く…この拠ん所ない想いに関しましては「愛について」の中核を成すお話でありまして、そこでしかと綴らせて頂きますれば、消化不良な感想をご容赦願います。ま…いつ書くんだよ!?ちゅー話になりますが、何かが降りて来た時に…としか言いようが無い(ごめん…汗)。…で、我愛羅はナルトがウロウロする気持ちの核心には何となく気付いていて微妙なんです。そして、その遣る瀬なさが絶妙。キッシーめちゃめちゃ上手いです。


「ではこれで私らは里へ帰る」(テマリ)

「はたけカカシ…アナタが火影になるものとして砂は動く
同盟国として情報の混乱が無いよう願う」(テマリ)

「了解した…」(カカシ)

そんな我愛羅に一番敏感なのが長女のテマリです。極めて事務的に、キリキリとお話を進めるのは誰よりも我愛羅が心配だからだと思います。そして、テマリの言葉に、実は気も漫ろに応えてるんですが、カカシも似た様な傾向をナルトに向かわせている。この点でテマリとカカシはそれぞれのお母さんオーラを激しく立ち昇らせているように、僕には見えるとです。きっと、我愛羅はめちゃくちゃ忙しい立場に居る…風影だし、第四次忍界大戦がこれから始まろうとしてるんだから!!…それなのにテマリが我愛羅に時間を与えるのは我愛羅の気持ちが真っすぐにナルトに向かっているからでしょう。カカシもそれに同調してる。

カカシなんか、この際、火影なんかバッチ来い!!…の境地でしょう。そんな面倒(カカシにとっては火影は面倒事に近いと思います)より何よりナルトの事が心配なのです。イタチが木ノ葉隠れよりも、うちは一族よりも、世界よりもサスケが重かったように、人には大切な繋がりがある。ナルトにしてみても、サスケとの繋がりは何よりも重いのです。それをサクラのようにスパッと断ち切れる程(←ちょっと語弊ありだけど)、ナルトはドライじゃない。寧ろ女々しい。そもそも女々しい女なんていなくて、女々しいは男の子の独壇場なんだけど、それが誰よりも解るカカシの気も漫ろな雰囲気が堪んない。二人はそれぞれ「愛について」考えてるのよ。


「オレはお前を友だと思っている」(我愛羅)

「!」(ナルト)

「かつてオレにとって”友”とはただの言葉…
それ以上でもそれ以下でもなかった
だがお前と会って気付かされた
大切なのはその言葉の持つ意味だと」(我愛羅)

「………」(ナルト)

「その意味する事が何なのか
お前はサスケのために何をしてやれるのか
よく考えろ」
(我愛羅)

「……!」(ナルト)

それで、我愛羅も女々しい(笑)。ここで「我愛羅→ナルト」「ナルト→サスケ」の想いが非情に近似してる点に、僕は注目しています。我愛羅がナルトに伝える言葉の「サスケ」「我愛羅」に入れ替えると、我愛羅にとっては非常に心地良いんだと思います。我愛羅はナルトに一体化したいくらい好意を抱いている筈です。だから、サスケの事で煮え切らない態度をとるナルトには黙っていられない訳です。五影会談の「我愛羅VSサスケ」の冒頭で我愛羅の片目だけが涙を流した。それはサスケの闇に対する理解かと思ったんですが、ナルトに対する同情だったんだろうか?ちょっと解らなくなって来た…。

我愛羅が女々しいというのは、ナルトのそれと似てて、ある種のジェラシーをサスケに感じてるのもある…と、僕は思う。ナルトを「友」という我愛羅。ナルトの「友」がサスケならば、我愛羅にしてみれば、オレも友達だろ!?となる気持ちも解る。そんなにサスケを想えるんなら、同じようにナルトを思う我愛羅の気持ちに気付けよ…と、非常に遠回しにナルトに訴えてるように、僕には見えちゃう訳だ。ま…そんなに我愛羅はあざとくないだろうけど、ナルトに腹を括らせようとはしてる。少しでもナルトにかかる衝撃が少なくなるように我愛羅への攻撃を砂が緩衝するように…我愛羅もまた「愛について」を考えている。

この辺のお話が妙にしっくり染みない。伝わらない…って人は多いと思います。僕ももっとストレートに書きたい!!と思いますよ。でも書けないんだから仕方無いじゃん(笑)。ま、時期が悪い。師走だし。いろいろと忙しいし。落ち着かないし。でも、ナルトとサスケがどうなるか?!ってのは『NARUTO -ナルト-』核心みたいなもんだし、そう簡単にキッシーだって描けないでしょうよ。だから、ここに居る人達、みんな静かじゃない(笑)。ここはもう…我愛羅がナルトと戦って傷付き気付いたように、ナルトはサスケと必ずや戦い傷付き気付くしかないのよ。トビ曰く、それが「運命」だから…。


「行くぞ」<ザッ><ザッ><ザッ>(我愛羅)

「…ナルト」(ヤマト)

「自分で答を出すしかないよ」(カカシ)

「………」(ナルト)

それで、あんまし空気が重いもんだから、ヤマトとカカシが入れ替わっちゃった?!(笑)ホントだったら「自分で答を…」っていうのはお父さんであるヤマトのセリフなんだけど、ヤマトが堪らなくなってナルトのところにしゃしゃり出ようとするもんだから、台本読み間違えてセリフが入れ子になったように、僕には見えました。ホントは真っ先にナルトに駆け寄って心配したいのはカカシなんだろうけど…。カカシはカカシでナルトとサスケの両方を知ってるし、勿論、二人を同じくらい愛してるから、ヤマトよりも心配のステージが深いのもあるでしょう。これはヤマトが浅い奴だってのとは違って。カカシも必死に考えてるんです…「愛について」……を。

ナルト冷たいようだけど……
自分で答を出すしかないよ


 

「皆の書」雑感④ | BLOG TOP | 第475話「マダラの真骨頂!!」(トビVSフー&トルネ編)

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