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第481話「ダンゾウ死す!!」(1/2・ダンゾウ走馬灯編)

 
うたたねコハル

若い時はイケてた?!艶のある唇。ヘアスタイルと簪に面影あり。

猿飛ヒルゼン

若き日のヒルゼン。隈取り短し。自来也にすごく似てる。

水戸門ホムラ

髪の毛が黒い(笑)。知性派の眼鏡キャラ。

うちはカガミ

白眼じゃなかった驚き!!うちははイケメン多し。

志村ダンゾウ

苗字が志村だった。鼻筋が通っている。顎の傷。

秋道トリフ

ズキンが可愛い。ほっぺのテカリ?栄養状態極めて良好。

記憶に蘇る、かつて火影の座を争った仲間達忍ダンゾウ終焉の刻。

トビラ絵で柱間小隊をサクッと紹介。どうやらこの六人が三代目火影候補だったような雰囲気…って事は二代目火影・千手扉間の弟子だったのか?!コハル、ヒルゼン、ホムラは兄弟弟子だったと思ってたけど、実戦配備で扉間が隊長に就任して選考してたのかもね。柱間→扉間でうちは一族への監視態勢が一段とキツくなった筈なのに、白眼ではなく写輪眼のうちはカガミをその小隊に置く意図が解らない…と言うか、僕には驚きでした。しかも、この小隊に木ノ葉の秘伝系一族の油女家と山中家がないのが、トルネ(油女)とフー(山中)が「根」の所属だったのと繋がって少し嫌らしい気持ちになりました(笑)。


イザナギをする暇が
なかったな…ダンゾウ)(トビ)

(サスケ…アンタにとって…)「ウチは…」(香燐)

「香燐…人質に取られるようじゃ
足手まといだ」
(サスケ)

そして、心配しておりましたサスケですが、どうやら終了のお知らせが……(滝汗)。この周辺の描写を何度も何度も吟味してみました。サスケがまだこっち側に居るかもしれない可能性を探しに探しました。これは最終頁の先バレになるんだけれど、香燐の死体が描かれてないんですよ。実は…。でも、ダンゾウの右腕の柱間の細胞が暴れて造り出した巨大な樹木もなくて、タイムマシン入っちゃうかなー…的な感じがあって、こりゃどうも……「サスケ終了のお知らせ」かとも思えてきます。サスケは香燐を殺した…と認めたくないんだけれど、状況は極めて黒い苦い苦いブラックです(笑)。サ、サスケーッ!!!

でも、ま…アレだけガッツリと千鳥鋭槍が胸部を貫いたにも拘らずダンゾウが即死しなかったのもオカシイっちゃーオカシイし、一連のブラックな流れがサスケの幻術で、ここでダンゾウと一緒に香燐を殺め、トビの管理下から香燐を切り離して何処か静かな場所に囲う…なんてアンフェアでミステリーな展開も僕は好きなんだけど、それにしてはサスケの協力者が居なさ過ぎ。水月や重吾も鉄の国で暴れてるところだし、サスケの口寄せの鷹ちゃんがコソッと香燐を奪取して飛んでった…のをトビが見逃す筈はないでしょ(笑)。ああ…ここ暫く、サスケの為に役立たずでも奔走した香燐が浮かばれない…ミラクルを期待したいです。合掌。


<バチチチチチ…>(サスケ)

<ドサッ>(ダンゾウ)

「ぐふっ!!」(ダンゾウ)

「!!」(サスケ)

<ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

<ザッ>(サスケ)

「シスイの眼はいただくぞ」(トビ)

<ゼェ><ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

「!」(サスケ)

サスケが千鳥鋭槍を解くとダンゾウはあらぬ方向に歩き始めます。即死は免れたものの瀕死の状態の筈。それが千鳥足で歩くなんて、サスケの雷遁の前に皮肉な終焉だと言えます(笑)。しかし、香燐越しにダンゾウを貫かずとも、他にいくらでもダンゾウを崩す方法はあったろうに、「足手まとい」と言う理由だけで香燐を切り捨てる合理性がないです。香燐の超回復能力は要所要所でサスケの命を助けていますし、それがあればこその前回のダンゾウとの刺し違えだったと思うんですよ。トビだって香燐の有用性は認めてましたよね。だから、こんな風にサスケが香燐を軽視した態度をとるのが、僕には引っ掛かる。ちょっと希望が残りますね。

それと、トビがダンゾウの右眼=シスイの眼に興味を示すのには、僕も興味を示したい(笑)。ダンゾウを静かに追いつめるサスケも、トビが示す興味にチクと驚いてるように、僕には見えるんですね。こんな風にダンゾウにサスケをぶつけて、ダンゾウが弱りきったタイミングでトビが食指を動かすって事は、トビが単独でダンゾウを打破する事で生じるリクスが相当大きかった…という事だったのかな…と考えると、それが「形骸化した存在」としてもリスクマネジメントだったように思えます。また、シスイの眼を必ずしも鉄板で欲しいとせず、可能ならば…のスタンスも見え隠れしているところにトビの正体仕組み?が見え隠れしている…ように思います。


「………」<ハァ><ゼエ>(ダンゾウ)

↓ここからダンゾウの回想走馬灯……。

<ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

「囲まれたな…
…敵は……20」
(二代目火影・扉間)

「この追跡力からして
雲隠れ…手練れの金角部隊か」(扉間)

「こちらは二代目様を含めて七人
…これじゃとても…」(ホムラ)

「敵はまだこちらの位置をハッキリとは把握できない
ここは待ち伏せして不意を突き逃げ道の突破口を…」(コハル)

「無理だ……この場合
誰か一人が陽動で気を引くしかない……」(カガミ)

「……囮役か…
まず命はない……
誰が…………」
(トリフ)


「……」(扉間)

(オレは忍だ…
忍らしく戦場で死ぬと決めていた……!
……猿飛…お前は今…何を考えてる?
お前にはその覚悟があるのか…?)(ダンゾウ)

<ブル><ブル>(ダンゾウ)

(言うんだ!!言え!!
オレは―)
(ダンゾウ)

(どうした!?
オレがやるって何で……)
(ダンゾウ)


「オレがやります!」(ヒルゼン)

「!!?」(ダンゾウ)

「猿飛…」(トリフ)

「ヒルゼン…お前…」(ホムラ)

「………」(ダンゾウ)

(……震えが
……止まった…)
(ダンゾウ)

時は第三次忍界大戦の真っ直中。扉間小隊が雲隠れの金角部隊に取り囲まれて、誰かが陽動で囮役に出るしかない状況。そして、囮役は助かる見込みがない捨て石確定。それを誰にするか?誰が手を挙げるか?の選択を迫られる…。重苦しい沈黙の中、ダンゾウは自分を追い込んで行きます。恐らく、ダンゾウの胸中は扉間以下小隊員の誰もが巡らせていた気持ちなのだと思いました。ダンゾウは震えています。そして、ダンゾウは迷いの中でヒルゼンを意識しています。僕はこの姿にダンゾウの本質を見た様な気がしたんだけど、ヒルゼンが囮役に手を挙げた途端、ダンゾウの震えが止まった事でそれは確信に変わりました。

ダンゾウとヒルゼンはライバル関係にあったのでしょう。しかし、ヒルゼンの落ち着き、目付きとダンゾウを比べれば、ダンゾウ→ヒルゼンに向かう一方的な意識のようであり、大蛇丸と自来也の関係性にほど遠いダンゾウの独り相撲のような感情だったと、僕は思います。それが、この場でダンゾウがヒルゼンに縋り付く様な…ヒルゼンを基準にしたダンゾウの価値観が強く、ダンゾウの表層を取り繕う敵対的な雰囲気とは真逆の親近感や信頼、依存心といった、ある種ヒルゼンに対する「憧れのベクトル」がダンゾウにはあって、ダンゾウにとってヒルゼンが精神的な支柱だったのではないかと思えたりもしました。

ちょっと細かいところだけど、手を挙げたヒルゼンにトリフが驚きを示したのはかなりの仲良しだったからだと思います。恐らく、トリフはヒルゼンが囮役で死んでしまうには惜しいと考えた筈です。対して、扉間の弟子の一角であるホムラが驚きを示したにも拘らず、コハルが沈黙を守るのは、コハルの中の優先順位として「ヒルゼン<ホムラ」があって、ぶっちゃけ、コハルはホムラに「ほの字」だったのかなー…なんて、僕は考えちゃう人なの(笑)。きっと、コハルはヒルゼンには悪いけど、ホムラと自分が生き残る確率があがったと喜び、ヒルゼンの勇気に感謝してた筈…mjd恋って残酷な側面があるのよー…(笑)。

「ヘッ!心配するな!
こう見えてもお前らの中じゃ
一番できると自負してる…
死にゃあしないよ」(ヒルゼン)

(…ちくしょう……オレは弱腰だ…
心のどこかで…今…ホッとしてる…)
(ダンゾウ)

<グッ>(ダンゾウ)


「これから皆を頼むぞダンゾウ
お前なら……」
<トン>(ヒルゼン)

<バシ>「黙れ!
オレが手を挙げようと思っていた!
一人でいい格好をするな!
囮役はオレがやる!!」
(ダンゾウ)

「ダンゾウ…」(ヒルゼン)

ま…ここで「お約束」が判っていれば、ヒルゼンに次いで名乗りを挙げたダンゾウに、扉間以下の全隊員「どうぞ!!どうぞ!!どうぞ!!」と右掌を差し出して言うところですが……(笑)。ダンゾウが野球帽でも被ってたら「訴えてやる!!」と言いながら<クルリンパ>と、地面に投げつけた帽子を被り直すオチね(笑)。如何せんダンゾウの苗字が「志村」ですから流派が違う。ネタが違う(笑)。しかし、ヒルゼンとダンゾウの覚悟の違いたるや雲泥の差で、それを無意識に感じているダンゾウにとってヒルゼンの温かな笑顔や掌は拒絶の対象となる訳です。ヒルゼンがそれに無頓着なのは天然なのかな(笑)。

「オレの父も祖父も
戦場で忍として死んだ!
自己犠牲は忍の本分…!!」(ダンゾウ)

「囮役はもちろんオレが行く…
貴様達はこれから里を守っていく
若き火の意志達だ」(扉間)

「ダメです!!
アナタは火影なんですよ!!
里にアナタ以上の忍はいない!」(ダンゾウ)

「ダンゾウよ
貴様はサルといつも何かあるごとに張り合ってきたな…
だがこの場で必要なのは仲間同士の結束
私的な争いを持ち込むな」(扉間)

「………」(ダンゾウ)


「決断が遅かったのは事実
まずは己を見つめ冷静さを欠く事なく己を知る事だ
今のままでは仲間を危機に陥れる」(扉間)

「とにかく……
ダンゾウ…サル…
その歳で焦る事はない
いずれその時が来る
その時まで
その命……とっておけ」(扉間)

…で、結局、この行が扉間の最後の授業であった事に気付くヒルゼン達(汗)。ここで、ヒルゼンが扉間を慰留する「間」が欲しいところですが、紙面(尺)の都合に拠りまして(笑)。ヒルゼン達が「どうぞ!!……」しないのも、扉間が<クルリンパ>しないのも大人なんですよ(笑)。冗談はさておいて、この時、扉間が告げる「命の賭し方」。それがヒルゼンにとっては「木ノ葉崩し」だった訳で、大蛇丸をその一命に代えて葬る選択をしたヒルゼンの屍鬼封尽であり、その前段階として穢土転生の柱間と扉間を封じたヒルゼンの胸の内を考えるともの凄く切ないです。あれは…大蛇丸の禁忌の大罪だったと、僕は思います。

<スッ>(扉間)

「サルよ……」(扉間)

「里を慕い貴様を信じる者達を守れ
そして育てるのだ
次の時代を託す事のできる者を…
明日から貴様が……」
(扉間)

「火影だ…!!」(扉間)

「ハッ!」(ヒルゼン)

(お前はいつも…
オレの先を歩きやがる……)
(ダンゾウ)

そして、扉間は三代目火影の任をヒルゼンに託し、ダンゾウはハッと我に返る訳です。この後、三代目の治世は永きに渡って続くのですが、その起点にこのエピソードがあればこそ、ホムラもコハルも、ダンゾウもヒルゼンに一目置かざるを得ん訳です。それと扉間の生き様が大きく影響していて、忍の心構えをしっかりと提示した最期に感化されたのもあると思います。問題はそれ以降の過ごし方にあって、この時の感動を忘れるか忘れないかにあった筈で、ヒルゼンは心に刻み、ホムラとコハルはいつしか色褪せ、ダンゾウに至ってはトラウマとして残っただけ…そんな風な違いがあったのかも知れないと思います。

以上、ダンゾウの走馬灯………。


<ハァ><ゼェ>(ダンゾウ)

「!」(トビ)

<バッ>「忍の世の為木ノ葉の為
お前らは決して生かしておかぬ!」
<スウー…>(ダンゾウ)

(これは裏四象封印術!!)(トビ)

<バシュ>(ダンゾウ)

「サスケ!!
ダンゾウから離れろ!!」
(トビ)

「!」(サスケ)


<ザッ>(サスケ)

<ドシュ>(ダンゾウ)

<スウー>(トビ)


ヒルゼン…次はワシの番のようだ…
だがワシは…結局……火影になれなかった
どこまで行っても
お前には追いつけなかったよ……)
<ズッ>(ダンゾウ)

(お前は光を浴びる木ノ葉
オレは…闇の中の根)
(ダンゾウ)

(こんなオレをお前はどう思う?
なあヒルゼン……お前にとってオレは……)
(ダンゾウ)

前門をトビに、後門をサスケに挟まれ…ダンゾウは「裏四象封印術」を発動します。ダンゾウの胴体部に〓(ゲタ)状の四種類の文様が刻まれています。呪印と似ていますが、ナルトの八卦の封印式の基礎的な封印術である「四象封印」の系統の術であると思います。トビはその危険性を知っているようですから、やはり四代目が八卦の封印式で九尾を封じた「九尾事件」に臨場した経験があるのか?ま…あれは死神を呼び出す形式だったのが木ノ葉崩しの三代目によって提示されてるから、アレだけど術の組成としては似てて、強力な封印術である事に変わりなく、その危機的状況をトビはサスケにしっかりと伝えている点に注目すべきです。

サスケはトビの号令で瞬身で逃げます。トビは時空間移動で橋梁に消えて行きます。サスケが極めて従順にトビの命令に従ったのはトビの言葉に「力」があったからで、この機微はダンゾウがサスケを呪印で縛り、サスケの塩っぱい幻術を扱き下ろしながら頸を刎ねようとした行で、トビが閃遁(お面の時空間忍術)を出してる描写と凄く似ていると、僕は考えています。トビはサスケをかなり大切に考えてると思います。フルボッコにされるのは許すけれど、命まではダメよ…みたいな親心?まれで「獅子の子落とし」のようにサスケを鍛えてるんだと、僕には思えます。その意味ではイタチとシンクロしちゃうんだなー…(汗)。


「アレは自分の死体に引きずり込んで
封印する道連れ封印術………
己の死に際で発動するように術式を組んでいたようだ
危なかったな…」(トビ)

「次だ…」(サスケ)

「木ノ葉へ向かう」(サスケ)

結局、ダンゾウの自爆技は橋梁を大きく抉っただけで、トビもサスケも無事だった…(汗)。空間諸共削り取る壮絶な封印術だったけれど、ダンゾウの任意の発動ではなく、自分の絶命時に自動的に発動する仕込みだったから、敵を見据えて引き摺り込む執念みたいなものはなかったのね。それは自分の死を自らの意志で演出した木ノ葉崩しのヒルゼンとは決定的に違います。ダンゾウは最期の最期まで自分の死を怖れていたのではありますまいか。死を受け容れられなかった?自分の死が怖かったから、自分で自分の命を絶つ術の発動ができなかった?そんな弱気さがダンゾウの臨終に纏わり付いているように見えました…。

ダンゾウは光の当たる木ノ葉…ヒルゼンの造り出す影として自分を認識していたのです。ヒルゼンの存在が自分を唯一確定させる要素だったから、ダンゾウはヒルゼンを意識しまくったのです。ダンゾウは自分を常にヒルゼンに問うていた。それがダンゾウの走馬灯の組成でしょう。しかし、これはナル×ジャン的なアイデンティティ観からしては宜しくない(笑)。これまでも散々書いてきたんだけれど、他人の笑顔の中に自分を捜す様ではいけない。自分は自分で良いのです。その人の存在とは何ができるとか、いくら稼ぐなんて事には依存しないのです。人はただそこに居て良いのです。存在そのものが素晴らしいのです。

ダンゾウはヒルゼンになりたかったのだと、僕は思います。でも、そんな事は無理だから。自分は自分なのです。自分になれば良いのです。目標を持つのは良い。尊敬できる人物をモデルにするもの間違いじゃない。しかし、それに完全一致させる努力は徒労と言わざるを得ない。自分を認めて良いのです。それは何にも拠らない。自分が今ここに居る…それだけで良いのです。自分を認められない人は他人も認められない…。ダンゾウは自分が認められなかったから、サイの舌の根に呪印まで仕込んで黙らせるしかなかったのです。それが「根」を形作る掟の正体だったのは非常に悲しい事だと、僕には思えます。

しかし…香燐の骸?は何処行っちゃったんだろう?シスイの眼はどうなったのか?有耶無耶にして欲しくないんだけれど、サスケはかなり終了の予感(笑)。先ずは「一人目」がダンゾウで、「うちは虐殺」を指揮した木ノ葉隠れの上層部…ヒルゼンは既に帰らぬ人になっていますので、残るはホムラとコハルでしょう。そして、それに抵抗する木ノ葉の忍は全てサスケの敵になる筈。しかし、そのくらい強硬に出ればサスケが助かる目も出て来ます。世界征服!!!サスケが世界忍界を統べて仕舞えば少なくともサスケは殺されなし、反対にサスケが世界を許せばそれはそれで一件落着します…しかし、それがイタチの願いだったとは到底思えないし…。

問題は、それが成るまでに何人死ぬかだ……。

サクラの行「サクラ煙玉女編」(2/2)に別けまーすッ!!



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