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第484話「それぞれの第七班!!」


<ジュウウウウウウウ>(サクラ)

「…お…お前…」(香燐)

「今はまだ喋らないで!
もう少しだから…」(サクラ)

「………」(香燐)

(敵の……お前の気持ちなんか
分かりたくもねーんだ…)
(香燐)


(だから…)(香燐)

<ポロロ…>(だからウチの前で……)(香燐)

(そんな悲しい顔で泣くんじゃねーよ…!
……ちくしょう…)
<ツー…>(香燐)

橋梁の隅っこでサクラが香燐の傷を治療します。香燐の意識もしっかりして来たようで安心しました。香燐は高速治癒の特殊能力者だけど、自分で自分は治せないのでしょう。だから、身体に無数の噛み痕が残る訳で、それでもサスケには進んで噛ませたところに香燐の本心が在り、僕はそれを「香燐はどんな想いでサスケに腕を噛ませたのか?」(恋愛論…何故だか疑問の考察カテに入ってたので移しました)で書きました。水月や重吾は噛ませた形跡がなく、サスケにはホイホイ噛ませる(笑)。そこに香燐の本心が在るのだと、僕は思います。ツンデレで粗野なイメージで覆われた内側…香燐がどんなにサスケが好きだったか?サスケを愛していたか?それが少しずつ見えてきました。

しかし…サクラはサクラで、サスケが使い捨てた香燐の事を想って泣いてるんじゃない訳で…。サクラはサクラで変わり果てたサスケに…心の何処かでサクラを尊重するだろうと抱いていた期待が、サスケの本気の千鳥に切り刻まれて痛いのです。確かにサクラは香燐を治療しています。でも心はサスケに向かっている。しかし、それは香燐とて同じで、サクラと香燐の交わらない心がサスケに収束する様が、香燐には凄く解るから悔しいのだと思います。サクラも香燐もこんなになる前のサスケに恋した女の子だから…一心不乱に香燐を治療するサクラが堪え切れずに零す涙の真意がいろんな意味の「敵」であるにも関わらず解り過ぎて悔しいと、香燐が感じてしまうのだと、僕ならば解釈するでしょう。

ココまで来て僕が息苦しくなってしまうのは、所謂、ナル×ジャン的な「書くに書けない領域」に踏み込んでいまして、サクラと香燐が見せる魂の共鳴に近い理解。或いは変態とも言うべき切り替えにこそ「パラダイムシフト」が在るのだと思います。所謂、落としどころ…というヤツです。僕はできるだけ野暮な事はしたくないと考える人なので、ここはそれぞれに感じて欲しいです。ただ、サクラが泣いていて香燐も泣いてる…だけじゃなくて、この子達は何で泣いてるんだろう?もっと言うと、何で泣けるんだろう?この子達の行動の奥の奥を読み込んで欲しいです。僕なんかが偉そうに言うのはちょっとアレで気が引けるけれど、これが文学の醍醐味なんだと思います。ホントにホントに不遜でスミマセン(笑)。

少年少女よ!!

学校の運動場を駆け回るように文学を楽しんでくれ。虫食いのカッコにどんな言葉が適当か?とか、文意に適当な四文字熟語を選ぶとか関係無しに、何でこの人はこんな事言うんだろう?何でこの人は悲しいんだろう?嬉しいんだろう?物語の中でいろんな事を考えて欲しいと、僕は願っています。それは「想像力」の鍛錬…心も身体と一緒で運動する必要があるのよ。走って転んで飛び跳ねて…心にも汗を流して欲しいのよ。文学は心のスポーツだから。世の中がマニュアル化して、人から「想像力」を奪いました。それはインターネットの普及でそれは大いに加速しています。人々の「想像力」が豊かならば避けられた不幸の何と多い事か。是非とも「想像力」を養って欲しい!!それには若い内がいい。身体と一緒で心も柔らかいから。

文学作品の中にはいろんな人の叡智や人生が詰まっています。文章を読み解き、自分の脳内にイメージを展開する。そこでいろんな人の考えを感じる事を僕は愛おしく思います。そして、その連続が人の心を鍛えるのだと、僕は信じています。人の悲しみや苦しみをその機微から感じるには「想像力」が必要なの。同じように喜びや楽しさも感じる事ができる。学術的にも「言語」はコミュニケーションの7~8パーセントしか占めてないんです。その人の仕草や表情、語気、雰囲気…ノンバーバルな中にホントに伝えたい事は潜んでいるものなのです。勿論、『NARUTO -ナルト-』は文学作品なんだけど、できれば純文学のお硬いのとかも…。是非ともいろんな作品に触れて僕が言う「想像力」の正体を見極めて欲しいなー…。

閑話休題。


(…よし…)(カカシ)

「…写輪眼ってのはな…
うちはの証だ……」
(サスケ)

<ダッ>「うちは一族でもねェ
低俗な忍がその眼を見せびらかすな!!!」
(サスケ)

「!」(カカシ)

そんなサクラと香燐の無事をカカシは見届け、チャッチャとサスケの相手をするんですが、サスケが思いっ切り傲慢なんですよ。かつて、「シスイ事件」でフガク邸に怒鳴り込んでイタチを脅したうちはの上役達を見た時に似ています。僕はアレ見て「うちは一族岡っ引き説」を思い付いたんですが、サスケってこんな下品な子だったっけ?…と悲しくなりました。サスケには「うちは再興」という野望があって、既にマイノリティ…だって一人っきりだもん…となってしまった為に過度に噴出される自意識みたいなものが「防壁」になってるように思えてならんとです。サスケが振るう”須佐能呼”ってまさにその「防壁」みたいじゃない。何者も拒絶しちゃう。そして、気に食わなきゃ「力」で捻り潰しちゃうみたいな…。

でも、イタチの”須佐能呼”は違ったな。サスケのオイタを撥ね付け、かと言ってサスケを傷付けたりせず、剰え、サスケに巣食った呪印と大蛇丸を引き摺り出した…。サスケが今みたいに無様に卑しい限り、イタチが自分の命と引き換えにしてまで練り出した”須佐能呼”とはほど遠い、下品で力だけが突出した鬼しか生まないだろうなー…と思います。じゃ、それで何ができるのか?…っちゅー話です。少なくとも憎しみからは何も生まれないでしょうよ。この世には憎しみ以外のいろんな「情」があるのです。たくさんありすぎて解らなくなる程。サスケが陥ったのはその中の闇の部分で、同じ根っ子なのに違う花が咲く。違う実が成る。それに子供が迷っているだけなの。やはり近くのオトナがしっかりしなきゃ…ダメだよ。


<ガッ>(ナルト)

「……」(ナルト)

「お前はサスケを連れ戻したがっていたな
だが上手く行かなかったらどうする?

サスケが木ノ葉を襲ってきたとしたら
どうすると聞いてるんだ


サスケはまだ純粋
簡単に何色にも染まる
そうなった場合
お前はサスケを止められるのか?
サスケを殺してでも…」(イタチ)

「木ノ葉は守る!
そんでもってサスケも殺さずに止める!」
(ナルト)

「…子供だな
お前の話は絵空事ばかりだ…
忍は時に厳しい選択を
迫られることだってある」
(イタチ)

「サスケの友としてお前が
本当にやるべき事をやれ」(我愛羅)

犯罪者のために頭を下げ
仲間の安全のため慈悲を請う
忍の世界でそれは友情とは言わん!

木ノ葉のガキ…
お前が何をすべきかもっと考えろ!
バカのままやり通せるほど
忍の世界は甘くない!!」
(雷影)

「お前はサスケのために
何をしてやれるのかよく考えろ」(我愛羅)

「……」(ナルト)

(会えば…
会えば答えが分かる気がする…)
(ナルト)

一方、宿八を脱出してカカシのチャクラ目がけて一目散のナルト。思い出すのはイタチの言葉。奇しくもサスケはイタチの想定した最もバッドなシナリオをトレースしています。あの森でイタチがナルトに接触したのは最悪の想定を意識していたからでしょう。基本、イタチはサスケに殺される覚悟がありましたから、自分の亡き後、サスケにマダラが関与する危険性を充分に考慮していた筈です。だから、あの森でイタチがナルトに託した「力」は相当に重い。何より、イタチが一直線にナルトを選び、満足げに微笑んだのは希望です。しかも、宿八では雷影や我愛羅の言葉を思い出して過呼吸に陥ってしまったのに、完全に乗り越えています。もっともナルトがそれどころじゃないのもあると思いますが(笑)。

ナルトが凄いのはこんな風に全てを受容して行くところだと、僕は思うんですね。サスケは全てを拒絶してるでしょ…そのコントラストが強烈なんだけれど、ナルトは「光」であり、サスケが「闇」ならば…というしっかりした軸で物語が回転してる訳で、僕らは人の「情」が全く違うアプローチで「愛」「力」を研ぎ澄ましてぶつかり合う有り様に触れているんです。古の人が自然の中に「風」「雷」が神となり衝突した景色を「風神雷神図」としたように。もの凄く荘厳な景色。実はこれが「六道仙人のトラップ」が想定したシナリオで、イタチもトビもそれに乗っかってるのね。シナリオの解釈の違いはかなりあるけれど…(汗)。ナルトも急激に成長を重ねて、その流れに遅れないように一生懸命なんじゃないかな…と思います。


<ドシュ>(須佐能呼)

<ドッ>

<ハァ><ハァ>(サスケ)

(速い…
万華鏡で消し飛ばさなければ
やられていたな…)
(カカシ)

「………」(サスケ)

さて、場面は「サスケVSカカシ」に移って、二人は橋桁の下の運河に居ます。これはサクラ達からサスケを遠ざけて二次的被害を最少にしようとするカカシの配慮でしょう。サスケは全く遠慮なしに”須佐能呼”の弓をカカシに射かけます。カカシはそれを神威で消し飛ばすんですが、どうやら”須佐能呼”の弓は瞬身で躱せるレベルの攻撃ではない様です。それがダンゾウが写輪眼を使い捨てにするお大尽な”イザナギ”を使わざるを得なかった道理でしょう。しかし、僕はカカシがサスケに対して絶対的優位に立ってると考えてたんですが、どうもサスケの力量がカカシを圧倒してるようですね。でも、何故だかカカシが落ち着いててサスケが焦ってるように見えるところにこの疑問を解く「鍵」がありそうです。


「それが”須佐能呼”ってやつか…?」(カカシ)

まさか…うちはでもないアンタが
万華鏡を開眼しているとはな…
助かったのは…どうやら
その眼の能力らしいが……」(サスケ)

「うちはの力に感謝するんだな」(サスケ)

…で、カカシが”須佐能呼”を知っているのはうちはの秘密の集会場にある「六道仙人の石碑」によるものでしょう。カカシはあれを万華鏡写輪眼で読んだ筈です。つまり、石碑の万華鏡領域に”須佐能呼”の記述があるって事だと思います。うちは一族以外の写輪眼保有者が存在し、カカシに至っては万華鏡まで開いている…サスケにもそれは驚きだった。しかし、”須佐能呼”の存在が余りにもメジャーな事にサスケは驚いていないので、もしかしたらサスケは万華鏡で石碑を読んでないのかも知れません。サスケは第一次覚醒(うちは虐殺直後)→第二次覚醒(イタキサの木ノ葉強襲事件当時)で石碑を読み耽る描写が残ってるんだけど…という事は写輪眼の覚醒段階での記述の変容はないって事になりそうな気配です。


「サスケ…
お前の中にあるのは
一族だけじゃないハズだ
憎しみだけじゃないハズだ
もう一度……自分の心の奥底を
見つめてみろ…」
(カカシ)

「まだそんな事を言ってんのか…」(サスケ)

「……」(カカシ)

「……お前は本当は分かってるはずだ」(カカシ)

「………」(サスケ)

「全員……笑ってやがる…」(サスケ)

「…!」(カカシ)

「イタチの命と引き換えに笑ってやがる!!
何も知らずに一緒にヘラヘラ笑ってやがる!!」
(サスケ)

<ズズズズズ>(須佐能呼)

「!」(カカシ)

<ゴゴゴゴゴ>(須佐能呼)

「今のオレにとって
お前らの笑い声は軽蔑と嘲笑に聞こえる!!
その笑いを悲鳴とうめきに変えてやる!!」
(サスケ)

(……サスケ…!!)(カカシ)

カカシがサスケに圧されている…と感じるのは、カカシがサスケの説得を試みようとしてるからだと思います。これはアプローチの問題で、「愛」「力」かと一緒だと思います。しかし、僕がカカシの「死亡フラグ」に関して問題ないと考えたのは、カカシが「攻め」ならばの前提がある訳で、カカシがダンゾウみたいに「受け」に回るのは正直、ヤバいです(汗)。ただ、この後のサクラの行動でもそれは顕著に現れるんだけれど、サスケを何とか説得できないか?と真剣にカカシは考えてるんだと思います。だからこそ、裏の裏を読んだ嫌らしい攻撃をカカシはしないのであって、僕達はそれが忍然としない「愛」に満ちた戦い方なのだと理解して上げる「想像力」が欲しいと、僕は考える訳です(←しつこいぞー!!ケルベロス)。


(さらに冷たくなった…)「サスケは…
もうお前の知ってるサスケじゃない」(香燐)

「!」(サクラ)

(こいつはマズイ!!)(カカシ)

イタチの”須佐能呼”こそ「親心」…ちゅーか「無償の愛」を感じたものだけど、サスケの”須佐能呼”って「引き蘢りニート」を許すダメ親みたいな「偏愛」が相応しく感じます。サスケはカカシの想いすら既に感じる事が難しくなっているじゃない。香燐を悲しませる様な冷たいチャクラを練って、”須佐能呼”が更に補強されます。そして、香燐はサクラの想いに共感しているからこんな事を言うんだけど、二人ともチャクラの変化に敏感になっているから、サクラが過剰に反応してしまいます。これは香燐の僻み根性も少なからずあって、この期に及んでもサクラを焦らせたい女心が悪さをしてるようにも見えます。サクラの涙に香燐は自分を映した部分があって、狡さが出たのかなー…なんて思います。

それとサスケの”須佐能呼”ですが、弓を引くライディーンちゃんにイタチが「十挙剣」で使った天狗ちゃんが被さります。天狗ちゃんの右手には黒炎っぽいものが燃えています。天狗ちゃんの左手が描かれてないのでアレですが、外見からすれば「十挙剣」をサスケがイタチから継承したような…可能性が高いと僕は考えます。或いは別の霊器か、そもそも”須佐能呼”の外見を霊器が構築しているというのはナル×ジャンの独断と偏見で、実際は全く関係ないかも知れず…(汗)。でも、ま…カカシがmjdヤバいと感じるチャクラをサスケが練ってるという事で、先の香燐のささやかな悪心(?)がチャクラを感じやすいサクラを焦らせる絡みと極めてバッドタイミングを織り成しているところが嫌らしいです(笑)。


<スウー>(須佐能呼)

「!?」(カカシ)

<ブワァ>(須佐能呼)

「くっ…!」<バッ>(サスケ)

「くそ!!」(サスケ)


「!」(サスケ)

<ボヤー…>(サスケ)

(…視界が!!)(サスケ)

カカシの「死亡フラグ」が再燃するかと思いきや、サスケの”須佐能呼”が萎んで行くんです。サスケは眼を抑え痛がり悔しがります。視界もぼやけて、サスケ戦で何度か不調を示したイタチの症例と似ています。これはトビが去り際に言い遺した「いずれ強がってはいられなくなる」(第482話/「もう一度…」)が示す万華鏡の宿命であり、イタチの運んで来た眼をサスケに搭載する「移植フラグ」なんだと思われます。基本、ナルトとサスケには各種のチート設定が存在しまして、何せ物語の軸ですから、それ相応に図太いものがあります。ナルトは八卦の封印式と九尾のチャクラがあって、それに仙人モードまで付加されました日、対してサスケは呪印と大蛇丸がマイナスされたばかりです。

八尾戦の雷犂熱刀で吹き飛ばされたサスケの胸部と頸部に重吾の呪印細胞を移植保管した事で、サスケの経絡系は強化され、それがサスケの中の闇と強力な連係して濃く冷たい…香燐を悲しませる…チャクラを練り上げるに至ったと、僕は考えています。問題はサスケの万華鏡写輪眼の失明のリスクで、サスケの戦法として”須佐能呼”に頼り過ぎる傾向があって、ややもするとトビを心配させる程に瞳力を使い過ぎダンゾウ戦の終盤には右眼はグレーアウトしてました。視界のブレは八尾戦の直後から散見されましたし、いずれはイタチの眼を移植するしかないとは思ってましたが、サスケの性格が意固地なとこがあるから、積極的になれないでいたんだと思います。サスケの瞳力が停止でカカシのピンチは終了だと思います。


「!」(香燐)

<ザッ>(サクラ)

「何をする気だ…!?」(香燐)

「クッ」<グリ><グリ>(サスケ)

「!?」(カカシ)

<ザッ>(サクラ…
何で出てきた!よせ!)
(カカシ)

(…カカシ先生に重荷は背負わせない!!)(サクラ)

「サスケくんの件…
ナルトには全て私から話す
だからナルトには何も言わないで欲しいの」
(サクラ)

こんな事…ナルトに言える訳ない!
……私が…全部うまくやんなきゃ…!
覚悟を決めなきゃ…!!)(サクラ)

(私が…!!
私がサスケくんを―!!)
(サクラ)

「ありがとう…」(サスケ)

(…覚悟
……したハズなのに…!!)
(サクラ)

これでカカシはホントに大丈夫だろ…とホッとしたのも束の間、今度はサクラが虎穴に入ってしまいます(笑)。これは先に書いたように、極々微細に香燐の悪心(?)が関与していて、「女」が悪い方に働いたんじゃないかと、しつこい僕は考えています(笑)。それで、サスケがボーッとしてるのは、カカシに殺気が希薄なせいで、ちょっと甘くみてるからで、サクラが無言で本気だしてサスケを殺めようとしていれば間違いなくクナイで心臓を貫けたでしょう。でも、その一刺しができない。これは偏にサクラが「女」としてサスケに向き合っているからだと思います。カカシがサスケに「受け」に回ってしまうのと、サクラのサスケを刺せない気持ちは凄く似ています…しかし、これを「覚悟」がないとは思わないのよ。


「!!」(サスケ)

「サクラ……!!」(カカシ)

<ガッ>「う…!」(サクラ)

<フラッ…>(くそ!!!
万華鏡を使ったらすぐこれだ!!)
<バシャ>(カカシ)

「うっ……くっ…」(サクラ)

<パシィ><カチャ><スッ>(サスケ)

「よせ!!サスケェ!!」(カカシ)

しかし、サスケは「忍」として戦う意固地ちゃんだから、躊躇するサクラに迷わず刃を向けられるのです。カカシやサクラとサスケの違いは今まさに「忍」が抱える不条理そのものであり、じゃどうしたらいいのか?を考えてる最中な訳です。ナルトが雷影に土下座して懇願した行がありましたが、サスケは雷影が示した「忍の本分」を素で行ってるだけであります。だから、サスケと雷影が戦った時、雷影はサスケの黒炎の盾を「雷影をなめるな!!」(第49巻/186頁)と左腕を献上したのだと思います。しかし、それは「力」の大きさ比べに過ぎず、憎しみは止まらない訳です。「力」に対して「力」で迫っても何の解決にもならないという事です。それがカカシの「受け」っぽい戦いに関係しています。

それと、そろそろカカシは写輪眼を卒業すべきだな…と思います。ペイン戦のカカシの「夢見」で、サクモさんと邂逅し、オビトやリンの呪縛からも逃れられたと思いますので、写輪眼に頼らない「白い雷閃」のアイデンティティを見つけないといけないと思うからです。カカシが写輪眼を使うメリットには、割に合わないデメリットがある過ぎです。カカシの父であるサクモさんは三忍をも霞ませる存在だったんだし、カカシが写輪眼に縛られるのはオビトとして生きてる証みたいなもんだから、カカシにはカカシとして生きて貰いたいと思います。カカシはカカシでいいと思うんですよ。でないと、サスケを「大切な人」(「焚き火」まっカカ…其の伍参照)と言えないじゃない。それではいくらなんでも悲し過ぎる……。


<ザッ>(ナルト)

(ナルト!?)(カカシ)

(…ナルト…)(サクラ)

サスケに会えば何か分かる!!と考えてたナルトがサクラのピンチに間に合います。ナルトはサクラの首根っこを掴んだサスケの右腕を跳ね上げ、サクラをサスケから奪い返しています。ぶっちゃけ、サスケはそれに全く反応できてなくて、ナルトに殺意があったら真っ二つにされててもおかしくないレベル(笑)。先にサクラに接敵されたのを見ても解りますが、サスケは隙だらけです。僕の見立てだと4回死んでますもの(笑)。しかし、サスケが持つクナイってサクラから奪ったものだから、もしかして毒刀だと思ってたんだけど、ナルトの頬に傷が…それでも何ともないみたいなんで、サクラってば何の考えもなくサスケを殺せると思ってたんかしら…(汗)。だったらサクラの「中二病」真性っぽいかと(笑)。

ナルトの仙人モードは終了してるようですが、サスケも瞳力の使い過ぎでハッキリ言ってお疲れ気味。ナルトの登場で戦局的にはサスケは大いに不利で、カカシの「死亡フラグ」(そもそもそんなのはなかったと、口を酸っぱくして…)も消滅で、「まっカカ」も必要無さそうですね(笑)。あと、サスケには鉄の国で侍と殺り合っている"鷹"の水月と重吾のオプションがあって、トビの介入も残しています。それでもナルト達にもナルトの脱走に気付いたヤマトの追加があるでしょうから、どう考えてもサスケが不利。それにしても久方ぶりに第七班が集まったのに何とも気不味い同窓会になってしもーた(汗)。やはり、あの樹上でサスケを突き放し、抱き締められなかったカカシの立ち位置が余りに中途半端過ぎるんだなー。

ぶっちゃけ、カカシの写輪眼が邪魔なのだ!!(笑)


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