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第487話「戦いの始まり…!!」①

 
「………」(サスケ)

「………」(香燐)

「いいだろう………
お前を一番に殺してやる」
(サスケ)

「オレってば………
まだお前にちゃんと
認めてもらってねーからよ!」(ナルト)

「オレもお前の憎しみを背負って
一緒に死んでやる!」
(ナルト)

(ナルトは…覚悟を決めてこの場に居る…
私なんかの甘い覚悟とは違う…!!)(サクラ)

(私は…忍のくせに泣いてばかりで
ナルトにはずっと頼りきってて
それを振り切ったつもりでここへ来たのに…
覚悟もできてなくて…)<ゴシ><ゴシ>(サクラ)

(何もできない
何も言えない

私のできる事は―)(サクラ)

(二人を信じる事!!)(サクラ)

僕はココでナルトがやった事って何だろう?と考えていました。サスケがナルトをちゃんと見て考えている。本誌1頁の香燐が「………」と考えるコマ…ココ凄く深いと思います。香燐はサスケが示すナルトへの反応に嫉妬してるんじゃないかと、僕は思うんですよ。サスケのナルトに対する「聞く耳」は異常ですから。単に「聞く」といっても、「聞こえる」のではなくて、自分の興味がその人に向かっていなければ聞いたことにはなりません。これをもっと高次で実現するのが「傾聴」であり、堅苦しく言うならば「受容」のシーケンスの一角であります。香燐はそれを女の本能で察知してるんじゃないかと、僕は考えているんです。サクラもナルトには感じるところがあるんですが、香燐とは立ち位置(視点)が全く違うのね。

香燐はナルトを見るサスケの視線が羨ましくて、サクラはサスケを受け止められたナルトの覚悟…或いは成長に憧れている。どっちもサスケが「スキ」で一致してるんだけど、サスケに向かう気持ちがナルト越しがサクラで、サスケの目になってナルトを見てるのが香燐…ウウン…何ともややこしくて…上手く表現できないのは僕自身もしっかりと理解できてないからなんだろうなーと思います。兎に角、サスケスキーの香燐とサクラがナルトに降参したんだと、僕は考えます。恐らく、それが「ココでナルトがやった事」なんだと思うですよ。清々しいナルトとサスケ。二人が確かに向き合っている。これこそ「戦いの始まり…!!」なのだと思います。カカシもそれを容認んするような事を言う…。新展開だわ。


「…分かった…
サスケはお前にまかせる…ナルト」(カカシ)

(だが…)「サクラ
オレの体をたのむ…)(カカシ)

「!」(サクラ)

(マダラはここでオレが処理する!!)(カカシ)

<スウー…>(神威!!)(カカシ)

「止めておけカカシ
そんな術はオレには効かない」
(トビ)

「……!」(カカシ)

第七班として、それぞれがサスケを何とかしたいと考えていたんだと思います。前回、「拳」を交え、ナルトとサスケは繋がりました。そこには「二人だけの世界」が確かにあった。あの一瞬に二人はお互いを感じ合えたんだと思います。それは「もう殺すしかない」と考えるカカシや、「サスケと生きたい(殺せない)」が本心だったサクラには到底実現できないものだった筈です。だから、降参するしかない。香燐やサクラがそうだったように、カカシもナルトにサスケを委ねるしかないと判断したのには整合性が感じられます。カカシにはサクラの気持ちが痛いほど解る…それはサクラの気持ちな訳で、カカシがサスケを「スキ」(←恋愛の)とは違うと思います。気持ちの中心がサクラは自分にあって、カカシはサスケにある…っていう。

ま、ケルベロスの未消化はお時間を頂戴するとしまして、気持ちの中心がサスケにあるからカカシはトビがサスケにベッタリなのが気に食わないのだと思うんですよ。だから、神威までだしちゃって、次出したたら木ノ葉病院行き決定だから、サクラに一声かけてるのね(笑)。しかし、カカシの万華鏡瞳術すらトビはお見通しで、もしかしたら同じ眼の片方を既に持ってるような…(汗)。これが「トビ=オビト仮説」に繋がるんだけど、トビが収集してる写輪眼を見せられた今ではオビトだけに拘るのはちょっと無理があると思う訳。それに、トビはトルネの毒蟲に汚染された右腕を迷わずパージ(切り離し)して、それが何事もなかったように復帰してる。転写封印で燃やされた行もきっと同じ理屈なんだと思います。


「行くぞサスケ」(トビ)

<トン>(トビ)

「マダラ…」(サスケ)

「……後で話がある」(サスケ)

<ズズズズズズズズズズ>

<ズズズ…>

「……いつでも来い…サスケ」(ナルト)

マダラのお面の力が”暁”(もうサスケも”暁”ですよ!!)を移送…トビが登場しなかったら、カカシはナルトに任せるなんてなくて、サスケを削り喰ったと思います。カカシがトビに神威を見透かされて悔しがったのはそれと関係してる筈です。僕はカカシの万華鏡開眼にもしかしたらトビが咬んでるのかな…と考えてたんだけどこれで消えました。ダンゾウも三つ巴文様の写輪眼止まりだったから却下で、残るは大蛇丸のみ。もしかしたたら「目薬」なんて…(笑)。あんな痛い話でも大蛇丸が加わると力を帯びてくるから不思議なんだよな…。しかし、トビはサスケを触りすぎ(滝汗)。厳しい職場だったらセクハラで訴えられまっせ(笑)。ま…それにカカシも苛ついてるのかもね。ナルトやナルト越しにサスケを感じるサクラと違う機微が出てる。

”暁”が時空間に消えたコマの頁で、ナルトがやけに堂々としてるのと、それと真逆に目を背け、自分の無力さを責めるカカシとは好対照です。サクラは今度こそ覚悟決めたけど、それはナルトとサスケに丸投げしちゃったたけで、覚悟の趣旨はシズネ直伝の毒付きのクナイから様変わりしています。しかし、第七班としてはナルトがサスケ担当窓口として機能する事になりましたから、ナルトがサスケを「バッチ来い!!」と自信満々なのは凄く嬉しい事です。何せ「二人の世界」があるんだもん。この繋がりに部外者が入れる訳はない。この部分の説明にはどうしても「魂の役割」が不可欠であり、それを「今はできない」と思う僕が居まして、もう少し腹の中に収めさせて貰いたい。だから、もう暫くモゴモゴと続けさせて貰いますから(笑)。


<ザッ>「話とは何だ?」(トビ)

<ザッ><ザッ>「イタチの眼をもらう」(サスケ)

「……!」(トビ)

<ザッ>「……やっとその気になったか…」(トビ)

「…”須佐能呼”の使いすぎだな
もうろくに見えてないのも分かっていた
……いいタイミングだ」(トビ)

「すぐに移植してくれ」(サスケ)

「しかし…急だな
どうしたと言うのだ?」(トビ)

「オレは全力でナルトを潰す!
そして奴の全てを否定してやる!」
(サスケ)

「…それだけだ」<ザッ>(サスケ)

”暁”の秘密基地の大きな凹みに無数の四角い窓?が開いた、どデカイ恐竜(尾獣)の骨格のシェルターみたいな中を颯爽と歩くトビとサスケ。こんな大規模なアジトが忍相手に見つからないのは不思議な事なんだけど、それは結界とか隠形術とか何かで説明するとして、とうとうサスケがイタチの眼の移植を決断しています。サスケがトビに移送される描写でサスケの視界は確かにボヤけてたから視力が相当弱っているのでしょう。それが”須佐能呼”を使い過ぎというのも解る。サスケは”須佐能呼”に頼り過ぎてましたよね。”須佐能呼”とは「親の加護」みたいな能力だと、僕は考えてたんだけど、それを事あるごとに見せびらかすように使うサスケは強がってはいるけど不安なんだろうなと思います。

アレはサスケの強がりなんだよ!!(笑)

それでね…ナルトがココで何をしたか…が鮮明になって来ます。先ず、あれだけイタチの眼の移植を拒んだ…っていうよりは避けてたサスケが掌を返すようにトビに懇願しましたよね。それにはトビも戸惑ってすらいました。僕はサスケの不安が払拭されたからじゃないのかな…と考える人なんですね。サスケはイタチを受け容れる心の準備が整ったのだと思うんです。勿論、それを為したのはナルトです。ナルトはサスケを引き受けましたから。それって何なんだ…と考えると、イタチの代わりになったのだと、僕は思うんです。サスケは不安だから失明のリスクをより多く伴う”須佐能呼”を使いまくった。それはイタチが居ない不安だと思うんです。強がっちゃーいるけれどサスケは不安不安で仕方なかった筈なんですよ。

ここでサスケがイタチの眼を移植しちゃったら、サスケは生でイタチの死を実感する事になります。ましてや自分が手にかけた肉親(精神的な意味です…ナルジャン的には)ですよ。イタチの眼で世界を見るプレッシャーたるや、今までのサスケには到底受け容れられるものではなかった筈です。あの「涙」すら記憶の奥底に仕舞い込んでいた繊細な子が、イタチの眼を受け容れようとしている。それは狡い話だけど、別の支柱がサスケに感じられたからだと、僕は思います。それは恋愛の機微にも似てます。ぶっちゃけ、イタチはサスケの「親」になろうとしたいたと僕は考えてまして、それが「虐殺前夜」の最終夜である「真実」に綴ってあります。そして、ナルトはイタチの想いを引き継ぎ、サスケの承認を得られた…と。

サスケが本気になってナルトを「潰す!」とか「否定する」とか言えるまでにナルトのステージが上がったのです。それは力量であったり、ナルトの戦闘スキルだったりするんだけれど、一番大事なのはナルトの「親離れ」だったんだと思います。例の「過呼吸事件」に示される八卦の封印式の庇護の喪失です。ナルトは自分の力で積層する悩みを昇華し立った…。ナルトの中の意味不明な自信ではなくて、ナルト自身の人間力が今のナルトの凛とした姿を造り、凛とした考えを吐き出させている。サスケがナルトに「聞く耳」を持ち、カカシを納得させるに足る人間力を示した。サクラや香燐なんかは、もうバンザイ(降参)するしかない状態。ナルトはサスケにとってイタチに代わる…忘れさせる…存在になれたのだと、僕は思うのだ!!

それが「ナルトがこの場で為し得た事」なんだと、僕は感じました。トビがサスケにベタベタするのは、ナルトに対する畏(おそ)れなんだと思います。サスケはナルトのお陰でイタチを乗り越えられたんじゃないかな。「乗り越えた」という言葉の響きが寂し過ぎるなら、「受け容れられた」でもいいじゃない。それが、イタチの眼を移植するモチベーションですよ。視力が半端なく落ちてるのもあるけど、それは僕にとっては些細であります。しかし、サスケのバージョンアップは今あるナルトとの均衡を崩します。こりゃもう短気な僕には「第二部完フラグ」な訳で、何もかんも端折って、木ノ葉ベストを纏った青年ナルトの再登場を予感させるの。勿論…カカシはお約束で恥ずかしそうに火影の装束で…(笑)。

これ以上、お待たせしては申し訳ないので、
「感想の第一部完」…という事で…(続く)。


 

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