スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シカマルが大出世したと焦った罠

 
[雷影の招集から三日後]

「皆 早かったな…」(雷影)

「急を要する状況だからな」(我愛羅)

「しかし綱手姫よ…
…お前はもうええのか?
この機会に若いもんと替わればええものを…
お前も歳じゃぜ!」(オオノキ)

「アンタに言われたかないね
両天秤じじい!!」(綱手)



「ダンゾウの件はさておき
綱手様が火影に戻ってこられて
安心しました」(水影)

「あいさつはこの辺にして
さっそく会議を始めるでござる

まずは八尾と九尾の人柱力の事…
そして敵の本拠地と戦力などの情報についてだ」(ミフネ)

「敵の本拠地らしき場所は
ウチの者が突き止めている
ただ罠かもしれん…
もう少し情報を集めるしかない」(綱手)

「こちらも偵察部隊を編成して情報集めを行っているところだ
各里の情報を迅速に照らし合わせていくほかない」(雷影)

「なら情報を統括する部隊を連合で別に組織しましょう」(水影)

「それがええじゃろ!
で…人柱力共はどこに隠す?」(オオノキ)

「隠すぅ!?」(綱手)

「何だ!?」(雷影)

「ナルトもビーも大きな戦力だぞ!!
隠してどうする!?」(綱手)

エーッと、緊急事態で感想が跳んでしまった次第でスミマセン。ま…今回は急展開であったものの、キラビとナルトの出会いが織り込み済みだったので、「こう来たか……」ってな感じの展開で、まー上手く端折ったわね的な、スピード感重視なんかしらと。心配したのは、この勢いで仙術修行みたいにインスタントに九尾のコントロールをナルトが修得しちゃわないかしら…くらいで(笑)。そして。別の意味でスピーディな展開に戸惑ってるのが綱手で、そりゃそうでそうよ……だって寝てたんだもの(笑)。起きたら起きたで食いまくって(笑)。綱手が寝てる間に影同士の擦り合わせが進んでいたようで、大勢として尾獣を背面に隠す方針が固まってたようですね。ズーッと寝てたんだし、仕方ないですよ。

これまでも”暁”は各里に忍び込んで人柱力を拉致ってましたし、人柱力先進国の雲隠れで二位ユギトの二尾を奪ったり、砂隠れでは白昼堂々と我愛羅を奪取して悠々と去って行きましたから、”暁”のゲリラ戦でのスキルを考慮すれば、大国の連合と言えども盤石ではないと判断しても当然でしょう。そもそも綱手がナルトを前面に押し出して戦力とする考えは、根性論に近くて、それは血のPTSDに苦しむ自分がナルトに救われた過去に起因する綱手のセンチメンタリズムが多分に影響していて、相談役のホムラとコハルの首根っこを鷲掴みにした心意気は買うけど、相談役の考えも理に適った妥当な判断だと思え、今回、連合軍の方向性が綱手の考えを無碍にする方向に流れるのは自然に思えます。


「ワシもそう思ったが
今回の戦争はその二人が敵の目的じゃぜ
もしもの事を考えて出陣はさせん…
前の会議でそう取り決めた」(オオノキ)

「敵はうちはマダラだぞ!
戦力を出しおしみして勝利の機を失ったら
チャンスは二度とない!
全ての戦力をぶつけ―」(綱手)

「今回はその二人を守る戦争
火影一人が勝手を言ってもダメだ
多数決で決める」(我愛羅)

「この若僧が!ナルトはな」(綱手)

「あいつの事ならよく知ってる…」(我愛羅)

「仲間のためなら無茶しすぎる…
だからこそだ」(我愛羅)

「…………」(綱手)

綱手は基本、人柱力ではなくて、ナルトを信用していて、それはナルトに自分の閉ざした心を開かれた驚きを感じるからで、ナルトならどんな困難も打開してくれる…と思える期待感があるからだと思います。綱手にとってナルトの存在は「驚き」そのものなんだと思います。そして、それに最もシンパシィを感じる我愛羅が綱手を黙らせるのも、綱手と我愛羅がナルトに対する「驚き」で繋がってるからだと思います。我愛羅が言う「無茶」とは木ノ葉崩しのナルトの八面六臂の大活躍であり、カカシが生死の境を彷徨うハメになった(だからカカシは死んでないと口が酸っぱくなるほど…)チャクラの限界以上の絞り出しをナルトは何度となくやりまくったって話です。カカシなんかほんとマジでヤバかった…アレです(笑)。

…と、ここで余談になりますが、ナルトは六道仙人の弟系の「仙人の肉体」を恐らく最大限に継承した特異点ともいる末裔でしょう。絶大な生命力が溢れるその筐体に、最強のチャクラである「九尾」を搭載するズッコイ構造で、ミナト(とクシナ…)が命懸けでナルトに九尾を託したのは、弟系の兄系に対する絶対的な不利を覆すさよなら逆転満塁ホームランだったと、僕は考えています。チャクラが何にも増して重視される世界観の中で、九尾の人柱力を作り上げる事が、「九尾事件」に臨場したミナトの決断だったと思う訳です。そして「九尾事件」を否定しない…兄系としての最善のリアクションが「うちは虐殺」であり、「図抜けたチャクラ」の強化法としてのプランをうちはイタチが粛々と実行したものと思います。

つまり、「九尾事件」も「うちは虐殺」も「最強のチャクラ」を得る為の方法論であり、子供の能力の強化・錬成を企図した「教育論」とも言えるイベントだった訳です。それで、我愛羅はその「最強チャクラ」であるナルトと真剣勝負で「拳」を交えて一人な訳で、その経験が齎す言葉の重みに綱手は閉口しているのです。我愛羅が感じるチャクラの重みがナルトの存在感であり、ナルトが何でそんな凄いチャクラを練れるかを考えれば、その為に命を懸けたミナト(とクシナ…)が何を望んでたかが理解できると思うんです。具体的にそれが何なのかを言ってしまうほど、空気読めない男じゃないんで言いませんが(笑)、物語的に最強同士がぶつかり合う「矛盾」の先に出口が在るだろう事は皆さんも感じてますよね…。


「戦力を問題にする前に…
…五影がまとまらなければ
それこそ勝利はないでござろう」(ミフネ)

「私も皆に同感です
綱手さま」(シカク)

「チッ……もういい…」(綱手)

空気読めるのは綱手も一緒みたいで、お話の趨勢が固まってる気配を感じて退きます(笑)。相手は木ノ葉の相談役のホムラやコハルなら食い下がったんでしょうが、相手が我愛羅ですから、綱手が感じる期待感の共感者みたいな…それに加えメチャクチャ純粋で、純粋さだけならナルトにも引けを取らない我愛羅が壁のように立ちふさがってますから、綱手も多見え切るなんてできないのにないのよ(笑)。綱手がナルトに期待するように、我愛羅にも同じように期待してるんです。自来也と「酒酒屋」で飲んだ時にそんな風な事をほざいてました。自来也と綱手は「カッコ良い老人」なんだから、若い者に未来を託したいと、心の奥底では思ってるんですね。ここで少しばかり毒づくのはご愛嬌というものです(笑)。

…でね。ここでシカクが綱手に助言するカットで、五影会談(シーズン2)で随伴する側近がシカクだって初めて解った訳。五影がミフネと円座になって終結したカットで、影の直後に控える忍の、綱手の後ろは間違いなくシカマルだと思って、「シカマルも出世したなーッ」と、僕は我が子を褒められたみたいに嬉しかったのよ。まだ中忍(の筈)なんだけど、これだと「特別上忍」とかになって火影のお付きに抜擢されたなーと、飛び上がるくらい嬉しかったんだけど、それがシカクと気付いて<ガクッ>っとなってしまいますた(笑)。でも、よく見ると、影に付く忍の意味ってもんを感じて、これがシカクでシカマルでなかった…というのには物凄くでかい「愛」が付随してると、ナル×ジャン的には気付くんだなー(笑)。

ナル×ジャン的に…とエクスキューズするのは、捏造…ゴフォッ…深読み…カフォッ…考え過ぎ…ちゅー意味なんだけど、砂がテマリでしょ。岩隠れは赤ツチでも黒ツチでもない。霧隠れが青ちゃん。一番ピンと来るのが雲隠れで秘書ちゃんなのね。これがシーじゃなかった…というのがヒントで、これって参謀というよりは「盾」じゃないかと思うんです。テマリなんか、自分の命と引き換えに我愛羅を護ろうとする母性の塊みたいな子だし、雷影がシーを使わずに秘書ちゃんを使ったのは、シーが虎の子の知将だったからだと思うんです。ここに来るって事は何かあったら影を守る「捨て石」になる覚悟が必要になる…と考えれば、シカクが来てシカマルが来なかった理由が自ずと明らかになると思うんです。

綱手だけでなく全ての影が大切な人を守る方向性をもって既に動いてるのです。シカクだって自分の眼の黒い内はシカマルをこんな危ない任務に就かせるなんてしないだろうし、シカマルの代わりに喜んで死ぬ覚悟で綱手にくっ付いて出張ったと思うんです。この深さを感じるなら、この円座に来てる人たちの覚悟の重さ、潔さが理解できるんじゃないでしょうか。もう自分の欲とか関係無しに、世界とか平和を考えてる…ここに「滅私」というものがあると思いませんか。ミナトやクシナ、イタチといった…もう偉人クラスの忍たちがやって来たように、歳を重ねた人たちが後世の人々に生きる指針を示すと言うか、自分たちが体を張る事で何かを遺そうとしてるんじゃないかと、考え過ぎの僕は震えてしまうんですよ。

だから、綱手の後ろに立ってる忍がシカマルでなくシカクだと解って<ガクッ>っとなりつつも、何だか嬉しかったんです。僕が親だったらきっと同じ事したんじゃーないかなって思いましたもの。そう考えたら、テマリが来てカンクロウ来ないとか、黒ツチ、赤ツチじゃなく全然知らない子だったり、シー(ダルイは違うよね)じゃなくて秘書ちゃんだったり、青(笑)だったり…これって「愛」だなーと、何でも無いエピソードでも、スルメを噛むみたいに味を絞り出したりもできるんだと、クチャクチャやりながら、僕は感じちゃうの。ま…お酒が多量に入っちゃうから…ってのもあるけど、「イワシの頭も信心から」なんていうのは、もしかしたらそういう事なのかしらと考えたり…(汗)。


「へらず口のナメクジ姫は健在だな…
元気になった証じゃぜ」(オオノキ)

「八尾・九尾の隠し場所を決める
異論はないな火影」(雷影)

「分かった…
さっさと進めろ!」(綱手)

「フッ…隠し場所は決めてある…
とっておきの場所だ
”暁”メンバーの出ていない
ここ雲隠れにある場所が妥当だろう」(雷影)

「ビーと一緒に修行にはげんだ
ある孤島だ」(雷影)

そんなこんなで、急展開の割にフラットにお話は進んでいます。だからどーなんだ…ちゅー話です(笑)。ま、でも、いつもいつも「来週はどーなんだよ!!」とか、「えーッ!!これってアリなの!?」なんてアドレナリンを垂れ流しするような展開ばっかで面白いお話になるかっちゅーと、そりゃ無理だろーと思いますわよ。何でも「抑揚」が必要ですがな。ナル×ジャンだって、今週の様に緊急事態でヒーヒーする展開もある訳。そうなのよ。タコだのイカだの、以下省略だの、どうでもヨカですから(笑)。フラットでもいいじゃない。これが単行本になったらキレーに流れるんだから、いつも単行本買った時には、角の立った新刊を捲りながら、シミジミと…そう思うわサ。

『NARUTO -ナルト-』って単行本で読むお話だわサ…って。

書きっ放しなんで誤字脱字てにをはご免(笑)。



  

「悋気」(前編)(愛について) | BLOG TOP | 第491話「人柱力監禁!!」

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。