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柱間は何故、首飾りを残したのか?

 
「ならボクも
木遁使いのボクは一応
ナルトの世話役なんでね」(ヤマト)

「ホウ…あんたが木遁の…いいだろう」(モトイ)

第492話「あいさつ」で、ナルトの動きに敏感に反応したヤマトの「木遁」を認識していたモトイの対応が、何だかヤマトが褒められたみたいで、僕は嬉しかったな。ヤマトが「テンゾウ」としてお面で顔を隠して行動していたとしても、全忍中唯一「木遁」の使い手である以上、その存在は隠しようがないです(笑)。雲隠れのモトイが「木遁」の存在を認知していたのは、木ノ葉隠れに(ヤマト、或いはテンゾウ在りきではなく…)「木遁使い」が居る事が周知であり、モトイの対応が一目置く感じで忍としてのリスペクトに溢れているのが、貧乏な家で育ったけど実は大金持ちの子供だった…モトイが校門に横付けしたリムジンでヤマトを迎えに来た運転手みたいで、僕はとても嬉しかったのサ!!(笑)

冗談はさておいて、「てめーにビーさんの何が分かる!」(モトイ/ep492)と甘えん坊のナルトに食って掛かるモトイが、これから九尾のチャクラをコントロールしようとするナルトにヤマトが「木遁使い」という事で随伴を許された点に注目すれば、「木遁」が尾獣のコントロールに極めて密接に関係してるモトイの知識が窺えます。モトイがキラビに対してこんなに感情移入できるのは尾獣のコントロールに至る修行に関する認識があったからだと、僕は思うんです。モトイは九尾の人柱力であるナルトを前にしても平然とその存在を受け入れていますし、ナルトが悩む「尾獣のコントロール」にも吝かじゃなく、如何にして尾獣のチャクラをコントロールするかの方法論を知ってそうに、僕には感じられます。

そして、そのモトイが「木遁使い」のヤマトに一目置くスタンスを示し、リスペクトすら感じさせる…僕はそこに「木遁チャクラ」「尾獣のチャクラ」との未だ明かされない関係性を臭わせます。モトイはそれを知る人なんじゃなかという事。ま…ヤマトの「木遁」は千手柱間の遺伝子情報を抽出して人為的にヤマトに組み込まれたもので、柱間のネイティブな「木遁」とは大きく違うし、自らを「うちはマダラ」と称するトビが何故だかヤマトの「木遁」には微塵も触れない機微を見せ、極めて不完全な能力と考えるべきだとは思いますが、それでもナルトの「四本目」の大ピンチには僅かなスキを衝き「火影式耳順術!!廓庵入鄽垂手!!」(第33巻/131頁)で見事に九尾を沈黙させましたよね。

あれは当時、砕かれずにナルトの首に「柱間の首飾り」がぶら下がってる条件があって、それを触媒にヤマトが「九尾のチャクラ」をコントロールできた…ある意味、超タイトロープの賭けみたいなものでしたが、それでもヤマトが(今しか無い…!!)とピンポイントで「木遁チャクラ」を注ぎ込んだ結果だったと思います。その後、ペインの木ノ葉襲撃事件で「八本目→九本目」の封印崩壊の行で、ヤマカカが仕込んだ封印術を苦もなく解印して、大切な柱間の首飾りを握り潰してしまいましたが、真面目で几帳面なヤマトがセッセとその欠片を拾い集め、柱間直系の木遁チャクラの癒しで修復したんじゃないかと密かに期待してまして、ナルトの孤島での修行でまたナルトに贈られるんじゃーないかと考えています。

そして、キラビと雷影兄ちゃんの「尾獣のコントロール」を成し遂げた雲隠れの孤島で、その多くを知ってそうなモトイが「木遁使い」のヤマトをウェルカムなのが、ヤマトの「木遁」が僕らが知る内容に留まらない可能性を示唆してるんじゃないか…と、僕は期待しております。そもそも「尾獣のコントロール」といっても仲の良いキラビと八尾しか僕らは知んないし、凄く漠然としてるんですよ。尾獣を術式化したであろう柱間や写輪眼の瞳力で支配したマダラを第一世代とすれば、人柱力のやぐらやキラビは第二世代で、そのコントロール法は全く違うものでしょうし、ナルトに「九尾の陽のチャクラ」のみが封印された意味もやぐらやキラビのコントロール法と無関係ではないと、僕は考えています。

「そもそも尾獣を
本当の意味でコントロールできたのは
かつてのうちはマダラ初代火影柱間
それに四代目水影のやぐら
…雷影殿の弟キラービーぐらいだった」(ダンゾウ)

第458話「五影の大論戦…!!」(第49巻/83頁)で、在りし日のダンゾウが「人柱力」「尾獣のコントロール」に関して言及しています。この時、キラビの名前を出したもんだから雷影兄ちゃんがブチ切れて五影会談場に殺気が漲って一触即発の修羅場を生んだのだと思うんですが(ここは僅かにシスイの瞳術で雷影兄ちゃんが操られた可能性も残してますが…)、千手柱間の「木遁チャクラ」と、うちはマダラの「真・万華鏡写輪眼のチャクラ」が尾獣のチャクラのコントロールできた事は確定させて良いと思います。良く解らんのが四代目水影のやぐらとキラビの「尾獣のコントロール」の方法論です。多分、雲隠れの孤島での修行でその何たるかが明かされると思うんで、ここでは柱間とマダラについて考えてみようと思います。

…と、思ってはみたんですが、それは「うちはの力と千手の力…」(チャクラの考察)で既に書いてた(脂汗)。ダンゾウが本気を出して右腕の拘束具を外し、10個の写輪眼と右上腕の柱間のデスマスクを露にした時、(こいつもナルトを狙っている…)(トビ/ep478)でトビが醸す疑心に、僕は激しく反応してしまいました罠。それが写輪眼が九尾を覚醒させ、木遁チャクラが鎮める関係性を展開させた考察を生みます。ヤマトが荒ぶる九尾のチャクラをある程度鎮める描写は数多くあり、九尾がうちはマダラのチャクラを呪う描写をそれが真逆に僕には感じられてまして、ナル×ジャン的に整合性のある考えとして定着しとります。詳しくは「うちはの力と千手の力…」を読んでみて下され(笑)。

「人々を苦しめていた十尾から
世界を救った仙人は人々から神のように崇め奉られた
しかしあまりに強大にして邪悪な十尾のチャクラは
己が死ねば封印が解けまた表へ出てしまう
それを怖れた六道仙人は死に際に最後の力を使い
十尾のチャクラを九つに分散し地上の各地へとバラまいた
そして十尾のチャクラを抜かれた本体
封印され力の及ばない空へと飛ばされた
それがとなった」(トビ)

第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)でトビが五影(ダンゾウを除く)を前にペラペラと喋りまくるシーンで、尾獣の組成について言及してまして、ナル×ジャンのチャクラの考察をこれを首っ引きで対比すると、六道仙人が九つに分離した十尾のチャクラと木遁チャクラの関係性が良く分かると思います。ナル×ジャンでは「土・水・火・風・雷」のチャクラの五大性質と、違った二種類の性質の組み合わせを「血継限界」と認定し考察してまして、現状の提示の最終形態として「血継限界チャクラ補正」(チャクラの考察)にて提示しています。そして、「血継限界チャクラ」が九つに分割された十尾のチャクラと関係してると考えてまして、「人柱力→血継限界の一族」と関連があると展開しております。

一番解り易いのが我愛羅で「一尾・守鶴」を抜かれた後も「砂」を操る「砂遁」(=土+風がナル×ジャン的解釈)を使えるのは、体内に宿した尾獣のチャクラの影響を受けて経絡系に変化を齎したと思うんです。それが一代限りで発現するか、代々継承される違いが何処で生まれるかが、この考察の弱々しいところですが(他にも全ての尾獣を血継限界チャクラに当て嵌めて説明し切れないで居ますんで、キッシーが尾獣の全てを出したくない気持ちも何だか解ったり…)、現に血継限界の一族が存在しますし、違った種類のチャクラ性質が連動して全く新しい性質を生む仕組みが「チャクラ」にはある道理があって、六道仙人はその道理に従って十尾を分割した事実にも不整合なく繋がると思います。

「チャクラの性質変化6通り」はどうなったのか?(汗)(チャクラの考察)でも考えましたが、キッ神はタイムマシンで「6通り→5通り」に変心しています。きっと輪廻眼の長門が出た行辺りでは「6通り」と提示する必要があったと思うんです。「輪廻眼=六道仙人」であり、それは十尾を九分割した尾獣群と血継限界チャクラの関係性に関連するモノだと、僕は考えてまして、それを考えてると「木遁」が尾獣と密接に関係しながらも別けられてる事に気付きます…と言うのは、九つに分割された十尾の九種類のチャクラをコントロールする存在として「木遁」が存在し、それが十尾の人柱力として六道仙人が獲得したオプションではないかと、僕には思えて来るんです。それが「仙人の肉体」に宿ったチャクラ…。

千手柱間が弟系の系譜の特異点であり、遺伝子の深部に格納される「木遁」の発現者であり、その柱間のDNAを解析して人為的に発動可能にしたヤマトが不完全ながら尾獣に関与できるのは六道仙人の能力の一部が使用可能になった為ではないかと、近頃思う様になりました。そして、その能力は十尾が六道仙人の中に在った時に、六道仙人に十尾が影響を与えた能力…つまり、十尾固有の血継限界チャクラだったと考えるのです。そして、六道仙人は自分を真っ二つにするように二人の子…兄には精神エネルギー(チャクラ)を、弟には生命エネルギー(=木遁)を託した訳で、弟に与えた「木遁チャクラ」にバランスする能力が存在する必要があると、僕は考えるのだ。しかし、5C2の組み合わせは10通りしかない(汗)。

その為の「6通り」だったのかなーと、今は考えているんです。

しかし、ならば四代目は何故、「九尾事件」において生まれたばかりの我が子…ナルトに九尾を封印したのか?が疑問になってくるんです。「九尾事件」当時、木遁のヤマトが存在しましたから、尾獣のコントロールを可能にする「木遁チャクラ」を紛い也にも有するヤマトを「九尾の器=人柱力」とする選択肢はなかったのでしょうか。「九尾事件」当時、ヤマトは10歳。ヤサグレててレディネスが整ってなら仕方ないけど、ヤマトがナルトに愛のある叱責によって正しき方向に舵を切らせる態度を見るにつけ、「根」よりヒルゼンに秘密裏に育てられたニオイが漂ってて、大蛇丸の人体実験で死ななかったからには「九尾事件」当時10歳で既に頭角を現していた…木遁を発揮していた可能性が高いと思われます。

だから木ノ葉の最重要機密で秘匿されてた…と考えるのが妥当だとは思うんですが、それを当時の火影であったミナトが知らなかった可能性は薄いです。そもそもヤマトは尾獣のコントロールを手中に収める為の人体実験の成果だった筈だし、そのフィードバックがダンゾウの写輪眼を運用する為の柱間のデスマスク移植だったと思う訳で、ヤマトが「九尾事件」当時に実用域に達していた可能性は高いです。それなのに九尾の人柱力として生まれたばかりのナルトが選抜されたのはそれなりの理由があった筈です。ぶっちゃけ、非常に高い確率でヤマトではなくナルトでなければならない事情があったのだと思います。そして、それは九尾の制御系の木遁チャクラを持つヤマトをしても、ナルトに及ばない事情だったと思います。

「兄は生まれながらにし
仙人の”眼”
チャクラの力と精神エネルギーを授かり
平和には力が必要だと悟った」(トビ)

「弟は生まれながらに
仙人の”肉体”
生命力と身体エネルギーを授かり
平和には愛が必要だと悟った」(トビ)

それが「トビの溜め息」に何となく繋がるのです(第49巻/164頁)。「うちは虐殺」の八年前に起こった「九尾事件」で、うちは一族ですら「九尾の器=人柱力」として選抜される事なく、周辺の事情から周到に準備された迎撃・鹵獲戦とも思える「九尾事件」において、苦し紛れのナルトへの九尾封印の線も薄いです。”暁”の外道魔像に最後に封印されるべき特殊な存在である九尾の容れ物に、やはり特別な器が必要だったと考えるのはそれ程突飛な考えには思えません。つまり、千手柱間直系の六道仙人弟系の「仙人の肉体」が必須だった可能性。それが当時確実に存在した木遁チャクラ所有者のヤマトをしても選抜されなかった理由ではありますまいか。寧ろ、それを見据えた柱間DNAの実験だったのかも知れませんし…。

ちょっと補足すると、柱間とマダラの「終末の谷の決闘」にしても「九尾事件」にしても、ぶっちゃけ、九尾の鹵獲戦の色合いが強いです。単刀直入に言うと写輪眼から九尾を奪う戦いだったと、僕は考えております。詳しくは「終末の谷の決闘」の「九尾事件」「うちは虐殺」で示しています。考察を書いた頃と今では本編の提示が大幅に進展してて…特に六道仙人、十尾の存在…かなり事情が変わってるけど、どちらも写輪眼と九尾の分断を意図した弟系の積極的な戦略を感じます。逆に「九尾事件」で千手に九尾を鹵隠されたリアクションが「うちは虐殺」でサスケの「闇のチャクラ」を強化する方向性をイタチが見出した方法論とナル×ジャンでは考察しています(「強化・闇」終末の谷の決闘…第七撃参照)。

「九尾事件」がナルトの誕生日にドンピシャだったのも、ミナトが積極的に写輪眼に対して仕掛けたからかも知れないし。”暁”の黒幕が懲りずに木ノ葉を襲う可能性をナルトに示唆するからには”暁”=写輪眼=兄系との因縁六道仙人のトラップを意識したミナトの刷り込みのようにも感じられます。また、子供に生き抜く姿勢を教える筈の父親であるミナトが封印術・屍鬼封尽なんて自爆技をわざわざ考え出し、それを使って目の中に入れても痛くない一粒種のナルトに九尾などという凶悪なチャクラを封印しなくてはならなかった経緯を考えれば、最早、覚悟の上の所行でありましょう。それはナル×ジャン的には六道仙人の弟系の子孫が代々受け継いで来た兄系の強力な瞳力とチャクラへの対抗策だったのではないでしょうか。

弟系の子孫は仙人の肉体を擁した肉体活性にその活路を見出すのがセオリーで、サスケの五影会談襲撃事件で「サスケVS雷影」で見せた雷影の「雷遁の鎧」などはあからさまな写輪眼対策でした。また、シーが雷影の反応速度をして「黄色い閃光にも劣らない」(第49巻/155頁)と比喩したのは、ミナトも弟系の正統な能力開発を突き詰めた結果だったからでしょう。しかし、それをしても「九尾事件」で兄系のチャクラにアドバンテージを否めなかったからこそ、ナルトに九尾を閉じ込め、八卦の封印式で守りながら強化を考えたのではないでしょうか。弟系が兄系に対抗する為にはチャクラの強化至上命題だったと思うんです。それは、柱間が自らのチャクラを結晶化させ首飾りにした時に既に始まっていた…。

恐らくは「終末の谷の決闘」以前からの計画。
柱間がチャクラの結晶石を残した本当の理由。

全ては「終末の谷」に終着する果てしない準備。


 

第493話「闇ナルト」 | BLOG TOP | 「悋気・秘話」(愛について)

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