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「御神器」(終・パズル)

 
「十挙剣」(とつかのつるぎ)

「八咫鏡」(やたのかがみ)

これとサスケの”須佐能呼”のライディーンちゃん(その昔、勇者ライディーンという名作アニメがあってだね…)の使う「強弓」は六道仙人が使っていた武器だったんじゃないかと、僕は考えています。あらゆる物理攻撃と忍術(チャクラ)攻撃に鉄壁の耐性を誇る「八咫鏡」と、全てを斬り裂き封印してしまう「十挙剣」の、まさに「鬼に金棒」が何で必要だったのかと申しますと、相手が十尾だったからだと、僕には思えるのです。加えてライディーンちゃんの「強弓」が中・遠距離レンジをカバーする飛び道具があれば相手が何だろうと恐くない…と思いませんか?そもそも、あんな解り易くて大袈裟な武装は対人兵器よりは、イタチが八岐大蛇(八岐の術)を封じた例からも対巨大生物戦との決戦兵器が似つかわしいです。

「十挙剣
別名・酒刈太刀ト呼バレル封印剣デ
突キ刺シタ者ヲ酔夢ノ幻術世界ニ永久ニ飛バシ封ジコメテシマウト言ワレル…
剣ソノモノガ封印術ヲ帯ビタ草薙剣ノ一振リダ」(黒ゼツ)

「十挙剣」が黒ゼツの提示に拠れば「草薙剣ノ一振リ」である事が判っています。それが最初から「霊器」だったのか、六道仙人がカスタマイズした結果だったかは未確認ですが、結果的に「霊器」として個別に存在する武器である事は確かです。そして、それら「霊器」を使う為のインターフェイスとして万華鏡写輪眼の第3フェイズである”須佐能呼”が存在するのだと、ナル×ジャンでは考えている…それをネチネチと考察して来た訳です。しかし、「草薙剣」が何を指すのかは未だに…「刀工」なのか「カテゴリー」なのか…疑問で、作中では大蛇丸が屈指のコレクターであり、サスケに与えたり、自らも実戦に投入していましたから、かなりの数が出回ってると思われます。どっちにしても、特殊な能力を秘めた名刀ですよね。

「通リデ…イクラ探シテモ見ツカラナイハズダ…
実体ノ無イ霊剣ダッタトハ…」
(黒ゼツ)

そして「霊器」とは「実体ノ無イ…存在」であり、人が関与する事ができない対象で、それはあの(何でも欲しがる)大蛇丸をしても見つける事すら叶わなかったもので、万華鏡写輪眼を有し、”須佐能呼”まで使えるイタチだからこそ収集できたのだと思われます。また、イタチが”暁”などという極悪テロリスト集団に身を窶したのも「霊器」の収集に格好の「隠れ蓑」であったからで、恐らくはイタチの動向を監視していたであろう鬼鮫を自分のバックアップに利用したイタチの知能的な処世術があったのだと、僕は考えています。万華鏡写輪眼を保有し”須佐能呼”を開眼した要件から、これらの「霊器」を集めていたのはイタチだけだと思われ、イタチを起点に「霊器」の供給はなっていたと、僕は考えています。

<ズッ><チリ><チリ><チリ><チリ><チリ><チリ><チリ>(ナルト)

そして、これまでネチネチと示した考察を踏まえて、も一度、第499話「新たなる封印!!」のナルトを見てもらいたいんです。九尾のチャクラを我がものとしたナルトに浮かびあ上がる六個の「勾玉」…確かにナルトの首に在り、しかも、「八卦の封印式」に関与し、明らかに強固な封印としていました。そして、その圧力は九尾に「六道」を意識させるに足るものでした。僕はこの「勾玉」が、サスケ戦の前にイタチがサスケに授けた烏の正体…ホントは使う事が無ければいいとイタチが思っていた…「イタチの力」なんだと考えています。そもそも「九尾のコントロール」にナルトが着手したのは、サスケのチャクラに対抗する為で、それはサスケの「闇の強化」が達成されたからであり、イタチのシナリオ通りなんですが…(汗)。

しかし、穏やかで優しい「兄」として、可愛い「弟」を感じているイタチもイタチであり、カカシをしても「殺すしかない」みたいな決断を下さざるを得ない成長(…と呼んで良いものか?)を遂げたサスケを本心で望まない気持ちがある筈で、ホントに整合性がないのが「人の心」というもので、自分で書いたシナリオ通りに進まない事を一方では望んでしまう一面がイタチにもあったのだと、僕は感じます。それが人間臭さというものです。物事は「万華鏡」であり、ほんの少し角度を変えるだけで一変するのだと思います。イタチはサスケを強化したくもあり、するべきだと思いながらも、一方ではそれを望んではいなかった…と、僕は理解しています。だから、ナルトの「イタチの力」を使って欲しくはない…もイタチの本心であったと思うんです。

「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)

それが六道仙人の首にぶら下がっていた「勾玉」だったんだろうと、僕は考えています。第499話「新たなる封印!!」で、九尾の封印である「八卦の封印式」が強化された描写から、十尾の人柱力だった六道仙人の封印を受け持つ「霊器」だったんではないかと考えます。そして、六道仙人は「十挙剣」「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」「霊器」を用いて十尾を沈黙、封印したのだと、僕は考えています。最強の剣である「十挙剣」と最強の盾(たて)である「八咫鏡」、そして最強の檻たる「八尺瓊勾玉」…それが十尾というバケモノを封じる為に必要不可欠な「三種の神器」であったと、僕は考えています。そして、イタチはそれらを”暁”に在籍中、セッセと探しまくった訳です。使えば使うほど封印される「万華鏡」を使って…。

しかし、万華鏡写輪眼がないナルトが、ましてや”須佐能呼”を発現し得ないナルトの首に何で「霊器」たる「八尺瓊勾玉」が備わったんでしょうか?僕にはそれが甚だ疑問でありました。サスケには”須佐能呼”を開眼した万華鏡がありますから良いのですが、ナルトが「霊器」を扱える根拠が見当たらない…これは困りました。でも、ナルトは「八尺瓊勾玉」を確かに身に付け、「八卦の封印式」はそれによって確実に強化されている…つまり、ナルトは「霊器」を発動し得る条件を完備している事に成ります。トビが認めるようにナルトは六道仙人の弟系の子孫である「千手」の血が脈々と流れています。一方、サスケは「兄系」「うちは」を濃厚に継承する、それぞれが「運命」に選ばれた存在と言えるでしょう。

「仙人の肉体」

ナルトには「弟系」の特徴である「仙人の肉体」「生命エネルギー」があります。万華鏡写輪眼と、そのオプションとも言える”須佐能呼”を有しないナルトが「霊器」を装備できたという事は、「霊器」の発動条件が「仙人の肉体」に依存すると考える事も出来るでしょう。そう考えれば、”須佐能呼”「仙人の肉体」を持たない「兄系」「霊器」を扱う為に編み出した瞳術であるという仮説が立ち上がります。そもそも、六道仙人が「兄系」「弟系」に別々の能力を分け与えたところに「トラップ」があるのだと、僕は考える人なので、嫉妬心の塊みたいな「兄系」の子孫が、「弟系」も特権とも言うべき「仙人の肉体」に憧れない筈ないと思うんです。「弟系」に対して「兄系」が絶対的に有利なチャクラがあるのはおいといて…(笑)。

”須佐能呼”「仙人の肉体」を再現した瞳術だった!?

勿論、六道仙人は「仙人の眼」「仙人の肉体」の両方を完備する完全体ですから、素で「霊器」を扱えた筈です。そして、両手に携えた「霊器」はイタチやサスケの”須佐能呼”のように「霊器」を纏わせ、強大な十尾に伍する「御業」を得たのではないかと思います。父親である「六道仙人」に認められたい願望が誰よりも強く宿った「兄系」の瞳術の最終形態とも言える”須佐能呼”「巨神」を形作る「骨格」を成し、それに「霊器」を纏わせ受肉させるのは、激しい嫉妬と憧れが滲んでいるように、僕には思えてならんのです。そして、そんな小細工なしにナルトは極自然に「八尺瓊勾玉」を使えた…それが「仙人の肉体」の成せる業であり、”須佐能呼”が擬似的に「仙人の肉体」を成す業だったと考える根拠であります。

「安寧秩序」(あんねいちつじょ)

六道仙人はチャクラの真理を解き明かし、「仙人の眼」である「輪廻眼」を有し、強いチャクラと強い精神エネルギーを持っていました。そして、凶悪なチャクラのバケモノである十尾の容れ物になり得る「仙人の肉体」をも持ち、十尾の人柱力として、完全に十尾をコントロールし、世界に「安寧秩序」を齎したのだと思います。しかし、六道仙人は「死」をアッサリと受け入れてしまうんです。恐らく、六道仙人なれば不可能はなかった筈です。「神」のように崇められたのは「全能」だったからだと思います。何せ、コレだけのスペックですから、「死」すら自由にコントロールできたでしょう。”暁”がそうだったように「禁術」の概念が「チャクラ」によって発動される「忍術」にはあるではないですか。

しかし、六道仙人は「死」を受け入れ、「兄」「弟」の二人の子供を残し、それぞれに自分を半分に割るように能力を授けました。そして、自分の身に封じていた十尾を九つのチャクラに分割して野に放った…。そろそろ解ると思いますが、六道仙人の「分割好き」は彼の性癖みたいなもんでしょう。きっと、カードで買物したら間違いなく「リボ払い」を選択してたと思いますよ(笑)。そして、自らが愛用していた「十挙剣」「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」などの「霊器」(御神器)も、世界にバラまいたのだと思います。六道仙人は「全能」の自分が支える「安寧秩序」に疑問を抱いていたんじゃーないかと、僕は思うんです。だから、六道仙人は自分の全て「パズル」のように分割してバラ撒いたのではないかと…。

だから、ご丁寧に「月」なんて天体まで拵えて十尾の肉体も安置してるんではないでしょうか。また、自分の子供達にも自分を真っ二つに割るような脚色をして、ワザといがみ合うように「愛憎」を遺しています。そして、普通に考えれば、六道仙人が分割した「パズル」を組み立てたいと思うでしょう。トビがやろうとしてる「月の眼計画」なんてのは、まさにそれで、自分が十尾の人柱力になるなんて、六道仙人が実現してた「安寧秩序」を再現しようとしてるだけに思えます。そう考えると、突出した六道仙人の存在が生み出す「安寧秩序」がトビが夢想する「大幻術・無限月読」と嫌らしくダブります。「ペインの木ノ葉襲撃事件」で嫌と言うほど見せつけられた「どマグロ」こそ人の本質的な弱さであり、圧倒的な力量に「夢見心地」になるのが人間という生き物なのだと思います。

「見るかぎり腕の写輪眼は十個…
そして初代の細胞…

うちはの力と柱間の力…

九尾をコントロールするつもりでいるようだな」(トビ)

トビが”暁”でやろうとしてる「月の眼計画」の縮小版をダンゾウは九尾でやろうとしたのでしょう。これはダンゾウの器量が関係してて、ヒルゼンが全ての価値基準であったであろうダンゾウに非常に相応しいです(笑)。詳しくは「うちはの力と千手の力…」(チャクラの考察)にまとめてあるのでご一読下さい。ちなみに、ダンゾウは写輪眼を開眼できなかった…出来損ないのうちは一族だったんじゃーないかと、僕は考えてまして、ま、それは別の考察に任せるとしまして(笑)。ある程度、歴史を学び、六道仙人の事が解る忍ならばトビやダンゾウのように、六道仙人が遺した「パズル」を組み立てたくなるのだと思います。特に「うちは」「兄系」を名乗って憚らないトビの「認められたい気質」なれば尚の事(笑)。

「ナルトとサスケはいつか、一つになるだろう…」(ケルベロス)

だから、ナルトとサスケを「千手」「うちは」のそれぞれが別々のアプローチで強化して行く果てには、「六道仙人の再誕」が横たわっていることが安易に想像されます。僕もいつだったか、感想か考察の「〆」で、そんな事を吐いて解ったような気になってましたっけ(笑)。ナルトとサスケが「終末の谷」で闘り合い、最後はサスケの眼をナルトが引き受ける…と。ま、それをトビが狙ってて、「鳶に油揚げ」よろしく、完全体を手に入れて、外道魔像に封じ込めた十尾の全てのチャクラを我がモノにして世界を統べる計画…何だかそんなシナリオが見えました。それがトビが考える真の「月の眼計画」なんだと思います…が、あまりにもコンサヴァーティブ(保守的)でつまらなく思えてなりませんでした。

「本当の変化とは規制や制約…
予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない」
(イタチ)

だって、六道仙人と同じ事してたら、六道仙人を超えるなんてできないでしょ。それに、六道仙人の再誕、或いは再現をする「パズル」の組み立ては、ある意味、答えに詰まって「死」を受け容れた六道仙人の真意を汲んだ行動ではないように思います。いつの世でも、「親」ならば「子」には自分を超えて欲しいと思うでしょう。そうした「親心」がこんなにも『NARUTO -ナルト-』には溢れているのに…。イタチもミナトも、血の涙を流しながらサスケとナルトのそれぞれに、それぞれの「想い」を託した筈です。きっと、イタチはそれを理解できない「うちは」の大人達に辟易としていたからじゃないでしょうか。それがイタチの得体の知れない焦燥に急き立てられるような目つきの正体だったのかも知れません。

イタチは寡黙に六道仙人が世界に鏤めた「御神器」を収集した事でしょう。そして、「十挙剣」をサスケに、「八尺瓊勾玉」をナルトに与えたのです。サスケのライディーンちゃんの「強弓」もイタチが与えたものでしょう。もう一つ、「八咫鏡」を残しますが、提示がないので今のところ不明としておきましょう(汗)。イタチが病に蝕まれ余命幾許もない状態で彷徨い、鬼鮫の目を盗んで”須佐能呼”を出すのはどんなにか負担だったでしょう。しかし、「御神器」こそ唯一、”須佐能呼”を持たないであろうトビに不可侵な領域であり、イタチの独壇場…トビの知らないイタチ…だったのだと思います。そして、イタチは六道仙人の遺した「パズル」のピースである「御神器」をサスケとナルトと(・・・)に託したのです。

確かに…規制や制約…予感や想像の枠に収まりきった「未来」なんて魅力ないです。僕の腐り切った脳味噌に浮かぶような妄想に満ちた「未来」も面白くないです。いつの時代もそうだったように、若い命が世の中の混迷や停滞を打ち破って来た事は「歴史」が証明しています。僕達…おっちゃんやおばちゃんが少年少女を見つめる時に感じる「愛しさ」の背後にある「羨ましさ」とは、そうした現実に根ざす感情でありましょう。だから、少年少女にあっては凝り固まらず、自由奔放『NARUTO -ナルト-』を楽しんで貰いたいと思っています。じっくり噛み締めて味わって貰いたいと思っています。そして、六道仙人の用意した「パズル」で六道仙人すら思い付かなかった…全く新しい絵柄を…「未来」を組み立ててくれ!!

大人はいつだって少年少女の「意外性」に期待しているのだよ…。

「御神器」・パズル)
ナル×ジャン ケルベロス


  

第500話「ナルトの出生」 | BLOG TOP | 「御神器」(死・六道仙人)

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