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第504話「ありがとう」(牛のヨダレ②)

 
「国を棄てる事…里を棄てる事…
それは子供を棄てるのと同じだよ
国が崩壊した君なら
その事がよく分かるだろ?

国を持たない人達が
どれほど過酷な人生を強いられるか…」(ミナト)

「それにオレ達家族は…」(ミナト)

「忍だ!!」(ミナト)

「………」(クシナ)

「牛のヨダレ」っちゅーのは、関西圏の商売に関する美学みたいなもんで、牛がヨダレが日にバケツ何杯分も出るのは絶えずヨダレを流し続けてるからで、それが商売の極意なんだと教えてくれる人がおりまして…ナル×ジャンの500を超える記述も、その牛のヨダレに拠るものでありますれば、質は兎も角として、続ける美徳は多少なりともあると思います。こうして日々、数多くの方々に閲覧して頂けますのも、牛のヨダレの賜物と言えるでしょう。ま…毎日、コツコツとその牛のヨダレを垂らせればいいんですが、何分、この暑さに身体が参ってしまいまして申し訳ない(笑)。でも、ほんとにしんどいんだから仕方ない!!(笑)書ける時に書く…ちょっぴりお気楽な牛のヨダレです罠(笑)。

そして…ミナトのターンが始まりました<キリッ>。ミナトは父親で、その上、火影なもんで、クシナが垂れ流す愛とかなり色合いが違います。『NARUTO -ナルト-』のこれまでの父親の描写で、父親と火影のコンボはヒルゼンっちなんですが、これがまた絵に描いたようなダメ親(失礼!!)で、それがアスマをヤサグレさせたんですけど、ミナトが封印崩壊の八本目で出て来た時の物腰や立ち振る舞いを見る限りでは、実にバランス感覚が良いと思います。お面に九尾奪取された行でも、ミナトは瞬時に父親と火影の仕事を切り替えてたと思います。クシナはミナトの荒っぽくないところに惚れた…と、僕は考えてるんだけど、それが小手先の器用さではなくて、体幹のしなやかさの様に感じられてならないのです。


「それと…
オレが生きていたところで
君には勝てない……」
(ミナト)

「……?」(クシナ)

”母である君”
ほんの少しの間であっても…
ナルトへ伝えられるものには
オレなんかがたちうちできない…
それは母親の役目だよ

これは君のためだけじゃない…
ナルトのためにやるんだ!


息子のためなら死んだっていい…
それは父親でもできる役目だ」<スッ>(ミナト)

「………」(クシナ)

<チャリ><チャリ><ズズズ…>(死神)

ミナトは屍鬼封尽を発動した時点で死が決定してまして、それがクシナに「過去形」で苦情を言わせた訳で…クシナも九尾を抜かれた人柱力として死が確定してて、どの道、死んじゃうもんで、忍術やチャクラのズッコさを如何にして発揮したもんかと、賢い脳味噌で考えに考え抜いてた筈です。この時、既にミナトの脳内には、九尾のチャクラが漏れ出してナルトのチャクラに還元される術式の構造があったろうし、それは何で九尾のチャクラをナルトに託さねばならんか?を起点にした原子炉を積む航空母艦のような壮大な青写真だった事でしょう。そして、ミナトは父親である自分よりも、母親であるクシナの「配分」を多くする必要がある事を、この辺でクシナに臭わせているのです。僕はこれを「優しさ」と理解しています。

ただ、ミナトがちょっと女性的だなー…と思えるのは、生き抜く事を教える筈(←あくまでもケルベロス理論ですが)の父親が、命を投げ出す戦い方を選択しちゃうところで、大体、自分の命を媒介にして死神と取引するなんて自爆技を切り札にする辺り、相当、女っぽいと思います。ま…それがミナトの魅力なのかも知れないし、クシナのミナトに対するファーストインプレッションの精度の高さに唸っちゃう(笑)。その上、ミナトには抜群のバランス感覚があるから、自分の中の男と女も見事にコントロールしているんです。そんなミナトだから、女心や母心まで分かっちゃうんだから、もう手がつけらんない(しかも※)。だから、この忙しい状況でクシナに伏線張れるんだけど、好きになっても良いですか?(笑)


「あの印……まさかもう…」(猿魔)

「屍鬼封尽だ!」(三代目)

「三代目様!どうなったんです!?」<ザッ>

「グルルル…」(九尾)

「ダメじゃ…
ここより先は九尾を外へ出さぬように張った
結界のせいで入れぬ!
あやつら自分達だけで九尾をどうにか
するつもりじゃ!」<ビビッ>(三代目)


<ズ><ボッ>

<ズオオオ>

(おのれ!四代目火影!!)<ズズ…>(九尾)

「封印!!」(ミナト)

「グオオオオオオ!!」<ズボ>(九尾)

「!」<ズン>(ミナト)

<ハァ><ハァ>(体がしびれる…
ここまで重いチャクラだとは……)
(ミナト)

「やはり屍鬼封尽のようじゃ!本当に使うとは!
しかしまだ九尾が封印しきれなかったのか!?
…九尾が小さくなったが!」(三代目)

「グルルル」(九尾)

ミナトの屍鬼封尽が先ずは九尾の陰のチャクラを引き摺り出します。ミナトは九尾の陰のチャクラを狙い撃って封印したように見えます。何せ命懸けの封印術ですから、死神にも相当、セレクティブなオプションが用意されているんでしょう。ミナトの疲弊っぷりから考えると、九尾の半分のチャクラがミナトにギリギリでバランスする力量で、ミナトが自分のチャクラを使って引き出せる限界だったのかも知れません。その見極めがミナトの急転直下の九尾の封印を屍鬼封尽に限定した可能性が高いと思います。ミナトの性格上、ナルトの強化に必要な分量の判定と、自分が封印できるチャクラ量の限界点をミナトは見出せる人だと思うんですね。非常に合理的で無駄ない判断がミナトにあるから、ややもすると冷たく映るにかも知れない。

ミナトが九尾のチャクラの重さを実感する描写が、ヤマトがナルトの四本目で、それでも動けるナルトに驚愕した描写とダブります。チャクラには質量がありそうです。超高密度の風遁螺旋手裏剣を投げ飛ばすナルトに愕然とする二大仙人の描写も符合します。そして、陰のチャクラを吸引された九尾が小さくなった描写から、大きさも存在するようです。チャクラには大きさと重さがある訳です。それを人形(ひとがた)に留める時に「濃さ」が重要になるのかも知れないです。ま…その辺はあまり重要じゃないでしょうが、ミナトは九尾を加工した訳です。将来、ナルトが使いこなせるであろうサイズに。このノウハウは、クシナとの交わりでミナトが実地で得たものだと思います。ナル×ジャンのエッチな考察なんだけどね(笑)。


「よし…後は八卦封印だ…
九尾をナルトへ封印する…!
」<ボン>(ミナト)

(儀式用の台座!
ワシをまた封印する気か!?
しかもあんなガキに!!)(九尾)

<ハァ><ハァ><スッ>(ミナト)

「くっ…!」<ハァ><ハァ><フラッ…>(クシナ)

<ズルルルル…><シュルル…>「!?」(九尾)

「ゲホッ!ゲホッ!ゴホッ」(クシナ)

「!」(ミナト)

「クシナ!大丈夫!?」(ミナト)

「ここだ!」<バッ>(九尾)

<ズボ>

<グッ>

<ガガッ>

<ピタ>


<スー><スー>(ナルト)

「…これは父親でもできる役目だって
…言ったのに…」
(ミナト)

「…じゃあ…母親なら…
なおさらでしょ…」(クシナ)

「子供がいるのか!?」(三代目)

「かばったんだ!!」

「!!
きさまら…!」<ズズ…>(九尾)

「……分かったわ…」(クシナ)

「…夫婦ゲンカで私が負けたのは……初めてね…
それだけ…アナタが本気だって事…」
(クシナ)

「ありがとうクシナ…」<ゴプッ>(ミナト)

クシナの揺らぎが九尾の反撃を誘発しますが、この時、クシナとミナトがその体を張ってナルトを護るんです。九尾はその鋭い爪でナルトを串刺しにしようとするんだけど、それをミナトとクシナが阻止するんです。二人共、ナルトを向いてて、九尾の爪は二人の背中から腹に貫通しています。クシナのは分かるんです。でも、ミナトのは分からない。敵を薙ぎ払う役割の父親が、何で敵に背中を見せるのか?僕には分からんとです。これが、僕が第504話「ありがとう」の感想を書けなかった…理由じゃないんですけど(笑)。父親なら九尾に向き合ってその本体を叩くくらいの気概が欲しいものだな…と、偏った僕は思うんですけど。やっぱ、ミナトの女っぽさつーのはあると思います。女性的な機微がミナトには濃厚に存在するんです。

多分、それが「八卦の封印式」にも影響してると思います。これまでの『NARUTO -ナルト-』の描写を考察すると、どうみても「八卦の封印式」とは母親であり、その振る舞いは母親の嫉妬すら感じさせるんですね。でも、ミナトが父親でありながら母親的な感性に溢れた人であれば、ミナトが書いた術式が母親っぽい動きをするのは自然だなと思います。加えて、ミナトの優しさうや思い遣りがクシナをフォローする方向に働いたようなので、「八卦の封印式」がクシナの子宮を土台にしてるとか、クシナが書いたものだとか…考察したくなる気持ちも解るってもんですよね(笑)。ハバネロのクシナが折れたのは、ミナトがクシナを理解しまくった結果だったと、僕は思うな。だからクシナもきっとミナトに伝えたかった筈…。

ありがとう…って。まだまだヨダレは止まりませんよ。


  

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