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第505話「九尾チャクラ、開放!!」②

 
「おっしゃー!!!」(ナルト)

「うわああ!!」(ヤマト)

「!!?」(キラビ)

「何があった…?
うまくいったの……!?」
(ヤマト)

「とにかく色々あって…!」(ナルト)

「ヨウ♪」(キラビ)

<トン>(ナルト)


「そうか…そういう事か了解♪
お前の顔今涼感♪」(キラビ)

「九尾はどうなった?
コントロールはできたの?」
(ヤマト)

「いやーよかったぜ…
特にアレの時のコレがヨウ♪」
(キラビ)

「へへへ…」(ナルト)

「………」(ヤマト)

「おおおお!
ナルトお前ソレってヨウまさかァー!!」(キラビ)

「うん!そうなんだってばよ!」(ナルト)

<わい!><わい!>

「だから何かあったか話せと言っている!!!
アレコレソレでは分かりません!!

わざとだ!!
君達はわざとやっている!!!
それだけは分かるぞオオー!!!」
(ヤマト)

ヤマトとキラビの違いはナルトとのフィジカルコンタクトの有無だと、僕は考えています。目覚めたナルトにヤマトは話しかけ、キラビは「拳」を向けた…。ヤマトはナルトの父親のような存在に思えるんだけど、何処かそれが弱腰に思えるのはナルトに怖々と接してるっちゅーか、腫れ物に触るような…感情や想いがダイレクトではなくオブラートに包まれる遠慮がちな機微を、僕は感じて来ました。ナルトの四本目の脅威を体感したヤマトが、ナルト自身のチャクラの強さにナルトの底知れなさを感じたヤマト…あれは父親の反応ではなかった。もし、父親だったらフガクみたいに「さすがオレの―」(勿論、ヤマトの子じゃないけどね…笑)とほくそ笑んだと思うんです。でもヤマトはナルトを「推し量れない存在」と感じた。

フガクが感じるイタチみたいじゃない…

それって自分がイミテーション…柱間の遺伝子操作の実験体…だという事を認識した、ぶっちゃけコンプレックスだと、僕はおもうな。木遁にしたって柱間みたいな原始の森を生み出す生命力を持ってる訳でもなく、人工的に切り出された材木を小器用に出す程度で、自分を「マダラ」と言い張るトビが見向きもしないような発動しか出来ない、ある意味、不完全な存在なんだと思います。自分と柱間の間にある埋め様の無い差を、ヤマトはナルトとの間にも感じてるんじゃないかな。だから、ヤマトはナルトのお目付役であるにも関わらず、カカシみたいにナルトと触れ合わないのではないでしょうか。それが、キラビの人柱力繋がりの親近感とコントラストしている。共有感。一体感。兎に角、親密ですよね。

ヤマトはその機微を感じられる人だから、ナルトとキラビのイミフな和気藹々に黙ってらんない。これはキラビとナルトの力量とか人柱力の完成度云々の問題じゃなくて、遠慮の違いなんだと思います。キラビも一応、完成された人柱力だけど、八尾と九尾の違いがどれ程のものかも分からないし、封印式の形式も違います。それに、ナルトには「六道の力」(=イタチの力)のオプションもありますんで、その組成自体が違いかねない。だから二人を比べる事はこの時点ではできないけど、ナルトがキラビの課した修行の達成者である事がキラビには親近感以外の何者でもないのでしょう。そして、キラビがヤマトの不安を感じれない人じゃない事が、ヤマトにわざと分からないように展開する会話を構築してるんだと思います。

ヤマトだって達人の域なんだから、「拳」を差し出してナルトと触れ合えば良いのに、余計な遠慮があるもんだから、こんなにモジモジするしかないのね。ナルトが凛とし過ぎたのもヤマトには重荷なのかも知れないし、何せナルトの成長のスピードは尋常じゃないですから、自分の出生や才能に少しでも後ろめたさのあるヤマトには荷が重いのかも知れませんね。ヤマトが、ナルトの力の発露にもう少し真っすぐに向き合えたなら、ヤマトはもっとナルトと親密になれると思います。その時は、例の恐怖の無表情も必要ないでしょう。恐怖は本当の服従を生まない。人の心は温かさとか好意を見分けます。ヤマトにその温かみが冷めない距離までナルトに近寄る自信があれば、こんなに焦らないのにね。ヤマトも過渡にある訳だ。

でも、キラビも少し…意地が悪い(続く)。


 

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