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TO BI O BI TO(救)

 
「…イザナギとは
本来お前の言う六道仙人の”万物創造”
応用した術の事だ

もともとうちはと千手は一つだ
その二つの始祖である六道仙人は
その二つの血と力を持ち
あらゆるものを創った」(トビ)

トビの説明は六道仙人の二人の子…兄と弟が正常な男女の営みで産み落とされた命でなかった事が、僕の中では確定しました。「万物創造」という忍術で六道仙人は忍のアダムを拵えた訳です。ナル×ジャンでうちはと千手を「兄系」だとか「弟系」とカテゴライズするのは、兄弟のアダムが人間の女と交わることで増殖して行った六道仙人の創造した人造人間と人間とのミックスを差してまして、ぶっちゃけ忍は純粋な人間じゃないという事です。『NARUTO -ナルト-』の世界観としても、忍術を使える者と使えない者とが鮮明に別れていまして、六道仙人の万物創造で創られたアダムの血を受け継ぐ「兄系」と「弟系」のみが忍術…つまり「チャクラ」を扱える体質を継承しているのだと思います。

忍は普通の人間に対して圧倒的な能力を有しているのですが、超お気楽な大名に従順に仕え、隠れ里なんて閉鎖されたコミュニティで慎ましく暮らし、危険な任務に命を懸けるにも関わらず清貧に生き、決してチャクラを使えない普通の人間を支配しようとはしないです。ま…弥彦ペインは「世界征服」を口にしましたが、知っての通り忍の世界の変革…パラダイムシフトを意識したからで、予言の子の瓦解の中でそれが強ち「中二病」とも限らない事が知れました。長門を堕とした「痛み」とは過小評価とも思える忍の社会的な地位の低さに関係していて、凡そ人間が持つ「欲望」と相反する忍の清貧さ…と言いますか、異常な従順さに六道仙人の仕掛けた抑制(リミッター)の存在を感じています。

生命を生み出せる能力を持った六道仙人とは突出どころか、「神」とも言える存在であり、それが有り余る力を振るい世界を支配する方向ではなく、人々の幸せを思索する方向に働いたのは、世界にとって、人々にとって幸運な選択だったと言えるでしょう。それに対して六道仙人のアダムと交わりチャクラを扱う力を得た人間(新人類=忍)が戦争の道具になってしまったのは、忍の清貧さに違和感を覚えてしまう人の邪(よこしま)さの成せる業でしょう。逆に、忍術(チャクラ)という火種を人間に託する事で人の存在そのものを問うているのが、「六道仙人のトラップ」の真の狙いとも言えますまいか。元々、一元であった六道仙人はかくも完璧だった訳で、それを二つに別けたのは無意ではなかった筈です。

「想像を司る精神エネルギーを元とする陰遁の力…
それを使って無から形を造り
生命を司る身体エネルギーを元とする陽遁の力…
それを使って形に命を吹き込む」(トビ)

「尾獣達もその一つ…
十尾のチャクラから陰陽遁の力を使い
各尾獣を創造した」(トビ)

火種という観点では尾獣もまた同じです。リアルでは「核兵器」なんておぞましい禁忌を人間は抱えてまして、その醜悪さを見事に尾獣は表現してると言えましょう。六道仙人の完全無欠さは異常で、それが一所に在るならば確かに「安寧秩序」『NARUTO -ナルト-』の世界観にあって達成できていたのだと思います。しかし、その平穏に真っ先に疑問を感じたのは六道仙人だったんじゃないでしょうか。例えば、六道仙人を絶対的に崇拝し全てを人々が委ねる世界と、トビの夢想する「大幻術・無限月読」による「月の眼計画」の齎す世界との差異が、僕には見出せません。きっと同じ疑問を六道仙人は感じたんじゃないかと思います。だから、六道仙人は十尾と自分を分割したんだと、僕は確信するのです。

「想像を生命へと具現化する術」(トビ)

「それがイザナギ」(トビ)

「アナタは…一体何者……なの…?」(小南)

「うちはマダラは
世間で千手柱間に負けたとされている
……しかして真実はどうなのかな?
勝者とは先を見据えた者…
本当の勝負はこれから……
かつての戦いは奴の力を手に入れるためのもの

オレは千手柱間の力を手に入れたうちはマダラ!
二人目の六道にして今は唯一の存在」
(トビ)

もしも、トビが本当に「うちはマダラ」だったならこんな風な物言いにはならないと思うんです。トビが口にする「千手柱間」と、それに対で立つ「うちはマダラ」の名は人格とか生き様ではなく「能力」に過ぎないです。それに何度も突っついちゃうけど「お面」を付けないと胸を張れないアイデンティティって、やっぱ「お面のアイデンティティ」としか思えません。同じ理由で「能力」によって自信を得ようとする態度に、逆に底知れない不安をトビには感じてなりません。そして「お面」の欠けた部分に覗く顔がオビトだったもんだから、「オビトが黒幕?!」なんてデマを声高に、僕は叫ばずには居られなくなっちゃったんだな(笑)。兎に角、トビの満たされなさ、理解されなさは異常です(「トビの溜め息」参照)

兄系のうちは一族の高みを目指すと豪語するイタチが「幸せの王子様」よろしく弟系の特異点であるナルトに「イタチの力」として与えたのは「六個の勾玉」であったと、僕は考えています。そして、その助勢によってナルトは「九尾のコントロール」を実現する事になります。「六個の勾玉」とはナル×ジャン的には「御神器」の一つであり、「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)と既に認定されています(笑)。ナルトの精神世界での九尾との決着の後、自死をも厭わない九尾の反攻を阻止した「鳥居」の描写が決定的でした。間違いなく「イタチの力」とは「六道の…」と九尾が零した「新しき封印=鳥居」でありましょう。トビとイタチ…二人の理解の違いが「六道」へのアプローチを違えている…。

つまり、トビとは…(続く)。


 

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