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第516話「我愛羅の演説」(前編)

 
「!
動いた!それもかなりの数だぞ!!」(トクマ)

「アンタ達はすぐに本体と合流しこの事を!
私は残ってこのままアジトの探索をやる!」(アンコ)

「しかし一人では危険すぎます!」(ランカ)

「うるさい!いいから行け!!」(アンコ)

<ザザザザザザ>

<フシュー>

<ジワー>

いよいよカブトの穢土転生部隊が動きます。日向一の白眼使いのトクマだからこそ、逸早くその動きが察知できたのでしょう。基本、僕はトクマみたいな地味だけどしっかり仕事をするキャラって好きです。特にトクマはお気に入りです。『NARUTO -ナルト-』がいつか終了しても、こんな魅力的なキャラのスピンアウト作品が拝見できる機会があれば嬉しいな…と思います。一頁目は墨入れが追いつかんかったんでしょうが、荒々しく感じられるエンピツ?の線描が逆に男っぽくて良いと思いませんか?角都が背中を曝した時も「忍者武芸帳」を思わず夢想しちゃったけど(キッ神はそう言うのを払拭したいんだろうけど)、個人的に好きなんだから仕方ない(笑)。それと僕なんかが忙しいと愚痴るのはキッ神に失礼だと思いました(汗)。

エーッと、先陣を切って飛び出したのが元人柱力(二位ユギト・フウ・ウタカタ・ハン)、元”暁”(角都・イタチ)、雨隠れ山椒魚の半蔵。しかし、お初のキャラや謎の多いキャラが多数混ざってて、この子らの戦闘シーンを綿密に描いていったらどんだけ時間があって足りそうにありません。下手したら読み手側が穢土転生を使って分散処理でもしないと追いつきません。昔、週ジャンで「アストロ球団」ってのがあったけど、野球の試合を一試合描くのに数年を要した超人野球漫画(この作品でも”無七志”なんてジミーだけどイケてるキャラがお気に入りでした)があったけど、それを遥かに超える長編になって、もしかしたら「こち亀」を超えちゃうかも知れません。だから端折る確立が高いと思う…期待してる(笑)。


「再不斬さん………」(白)

「ああ…
ここはあの世じゃなさそうだ」(再不斬)

「意識はハッキリしてるのに…
体は勝手に動いてる…」(白)

「こりゃ禁術…穢土転生だ
オレ達ゃ
何者かによってまたこっちの世界へ
呼びもどされたって事だ…
つまりこれから闘う事になる」

「死人まで利用するか………
そんなヤローに利用されるとは……
気にくわねェ…」(再不斬)

イタチが余りにも小さく扱われてるのはすっごく不満だけど、「白」と再不斬があの世で一緒に居られた風なのは嬉しい限りでした。「白」は少し体が大きくなったのでしょうか。穢土転生が魂の形に塵芥が纏わり付くように召還者を表現するので、「白」はあの世で過ごし少しずつ大人になってたのかな。それが何の戸惑いもなく再不斬に語りかけるんだから、二人はきっと穏やかにあの世で睦まじく過ごしてたんじゃないかと思います。魂が離れないように寄り添うように二人は繋がっていたんじゃないかな。嬉しいな。「白」はナル×ジャンを初めて真っ先に手を付けたキャラで、そもそも「白」が書きたくて始めた感も在り、こんな形での再会はアレだけど、ま…「白」と再不斬が一緒に居れたのは嬉しい。

ちょっと気になるのは穢土転生を召還された忍が知るものが居る事実。それと魂がかなり自由に考えられる点。堅苦しい話になるけど「陰陽論」というのがあって、人の死とは肉体と魂の分離であると説明しています。また脳科学では心を脳の機能と位置付けていて、魂とは別だと思われます。ここちょっと不整合なんだけど…だって脳科学が魂を証明していないから(笑)…肉体=陽と魂=陰(厳密には霊体かも)を分離する屍鬼封尽で、ミナトは更に陰陽分離を重ねてナルトに九尾の陽のチャクラを遺すんだけど、その時分離したのが陰中の陰たる心だったのかな…と、僕は勝手に考えています。だから、単純に死んだこの子らは心も残しててこんな風に自由に話せるのかな…と思います。


「お前達は奇襲陽動正体だ
空から行け!」<シュー…>(カブト)

「サソリとデイダラは
トラップ爆破と敵襲」(カブト)

「!」(中吉)

「霧の中吉と木ノ葉の”根”は感知とサポート」(カブト)

「…何だ…コレは?」(根)

<ザッ>「お前ら”暁”だな…
…言っとくがお前らの好きに
こっちが動くと……」(中吉)

<スッ>(カブト)

「!!」<ビクッ>(中吉)

「………」<ガクン>(中吉)

カブトが呼び出した大勢の穢土転生部隊にどんだけチャクラを使ってるか?とかの説明がまだないんだけど、制御系はある程度個別にコントロールできるみたいです。霧の中吉ってもしかしたら”暁”に殺されて死の直前の記憶が残ってて即座に目の前の敵を”暁”と断じたのでしょう。しかし、カブトが印を結んで黙らせてしまいます。恐らくクナイに結びつけたお札でコントロールしてるんでしょうけど、やはりそれにはカブトのチャクラが消費される筈です。そして、その対象が大勢居る以上、カブトのチャクラ量やスタミナを説明しないのは狡いです。もっとも穢土転生自体がメチャクチャ狡いのであまり堅い事を言っても仕方ない!!(笑)。多分、制御系はプログラムを駆使して自動処理を大いに取り入れてると思うけど。


「こんなヘロヘロのもやしヤローに
利用されるとは”暁”も地に落ちたな…
しかも生き残ってんのが
ゼツとオレの後釜のトビって奴だけか…」(サソリ)

「永久の美が芸術だとかのたまってたくせに
死んだ旦那がえらそーな事を言うなっての…うん!
だいたいあんなでかい弱点胸にくっつけてんだから
うん!」(デイダラ)

「デイダラお前殺されてーのか!」(サソリ)

「だからもう死んでんだよ
旦那もオイラも…うん」(デイダラ)

サソリがやけに大人びてますよね。これはチヨ&サクラ戦で見せた本体が若き日の自分を象った人傀儡だった為で、魂の形としては大人びた感じが出るのだと思います。しかし、デイダラとの掛け合いは在りし日のままで、ボケのサソリに突っ込みのデイダラが絶妙に噛み合っています。しかし、死者の魂を召還して戦力にできる穢土転生は物理の大原則である「エネルギー保存の法則」に思いっ切り反するから、例えば生贄の人柱の力量や穢土転生の発動者(カブト)の力量に上限を制限されないと納得できません。でも、死んだ人は決して生き返る事はありませんので、『NARUTO -ナルト-』を楽しんでいる少年少女には異世界(二次元)のお話なんだよ…と理解して頂き、あまり肩肘張らずに僕も楽しもうと思います(笑)。


<スッ>「こんなで本当に大丈夫なのか?」(トビ)

「あまり穢土転生の数が多くて
コントロールするには少々大変でね
今は移動に集中してコントロールしているだけだ
最終的にはボクが全て仕切る」(カブト)

「戦闘になった時は
人格を消し殺戮人形になる…心配いらない
まあキャラを見てたけど…
そうしない方がいい場合もある
…感情を残せば敵の乱れが生じる
…そこを突く」(カブト)

デイダラとサソリの「ココ笑うとこでしょ!!」を見事にスカしてトビはカブトにそっと近付いて小声で相談しています。もうその機微が僕はおかしくて(笑)。またそれにカブトが真顔で応えるもんだから辛抱堪りませんでした。そして、その一部始終をサソリとデイダラがジトーッと観察してて、「僕ら面白くない?!」と不安になってるかも知れない絵を想像して笑いました。ここセリフだけを換えれば見事な四コマですね。誰か絵の上手い人、描いてみて僕に提供してくれませんかね。ネームは僕が居れますんでブランクで結構ですから。「こんなヘロヘロの…」から「…そこを突く」までの四コマ。ここは腑よじれ系のパロディになると思うんですがどうでしょう?このままギャグ漫画に一直線にはならぬように祈ります(笑)。

しかし、出て来る忍…特に大蛇丸と関係してた忍がもれなくカブトを「もやしヤロー」とバカにしてますよね。きっとそのくらいカブトは「もやし」を装ってたか、ホントに「もやし」だったんだと思います。しかし、そんなカブトが大蛇丸の細胞を取り込み激変した…これって歌手の長渕剛さんみたいだな…と、僕は考えてまして、その昔「純恋歌」を歌った弱々しくも清明だった青年が、筋骨隆々で肉食獣(世に言う肉食系と草食系?)に変貌を遂げた中には「コンプレックス」というものが存在すると思うんです。それはアイデンティティを獲得する燃料やらエンジンでもあり、また道を違える危険性を孕んだ意地悪な道標でもある訳。これは長渕さんを評価するものではなくて人って変わるんだなーの好例ですんで。





カブトが体を張ってアイデンティティってものを示してると、僕は考えてるのね。基本、人は誰かになるんじゃなくて自分になれば良いと、僕は思う人なので、誰かを自分の中に入れるのは「馬鹿な事を…」とヤマトみたいに思ってしまう訳。ナル×ジャン的には「終末の谷の決闘」の終撃でしっかり書こうと思うので、今日はこの辺にしときますが。ただ長渕さんをこんな風に示すのは失礼な事かも知れないけど、僕もファンの一人でありまして、僕はぶっちゃけ昔の長渕さんの方が好きなんです。ただそれだけなんで誤解なきように願います。それに彼の変化が失敗だなんて思ってませんし、それを評価しないと示しました。評価とは自分が下すモノで、誰かが下すものじゃない。そしてそれがアイデンティティなのだと口を酸っぱくし(ry


<ザザッ>

「あなたはダンさんじゃ!?」(アスマ)

「ああ…
オレ達の共通点は死人って事だ
生きた人間を生贄に死者の魂を呼び寄せる禁術に
かけられてる」(ダン)

「一体何があったんだ?」(ヒザシ)

「………」(アスマ)

「いやな予感がする…」(アスマ)

アスマはきっと自分がシカマルに仕掛けられる事を感じてるんだと思います。ダンは綱手に…ヒザシはネジに…それらが写輪眼と自白剤によってヤマトから引き出された情報に拠って構築されてる事を僕は疑いません。ちなみに、カブトが輪廻眼に対して写輪眼とトビの能力を示したのは、トビが万華鏡写輪眼を持っていない確証にも近く、その決めつけがカブトがトビに対して持つアドバンテージであり、唯一今回、穢土転生で呼んでいない「うちはマダラ」を逆説的に表現してるんだと、僕は考えています。それと、デイダラがオオノキと既に交戦してるので忍連合軍としては穢土転生の対抗策を練ってると考え…たいです…が、『NARUTO -ナルト-』の忍の戦術は甘いのであまり期待しないようにして下さい。


「白黒ゼツは
連れていかないのか?」(カブト)

「ゼツはサスケの見張り役として置いていく…
戦争のスキにお前に連れていかれんとも
かぎらんしな」(トビ)

「フッ」(カブト)

白黒ゼツと白ゼツ(ゼツのクローン部隊)と上手く別けましたね。白黒ゼツは僕が考えるに、黒ゼツがオリジナルで、柱間の生きた細胞の生命力と黒ゼツの胞子の術…黒ゼツが体の半分を供出するような形で進んだプロジェクト?…を組み合わせて生み出したオリジナル黒ゼツのクローンで、六道の力=陰陽遁によって創られた生命の第一号だったのかも知れません。そしてその技術と尾獣のチャクラによってクローン部隊が製造された筈です。ところでカブトがサスケを狙ってる可能性をトビが考慮していています。しかし、これって大蛇丸の欲求だよな…と僕は考える訳。もしかして、カブトの無尽蔵のやる気…ちゅーかチャクラのケツを大蛇丸が支えてるのかな?と、疑り深い僕はどうしても疑ってしまうのです(笑)。

ゼツの移動は地中に張り巡らせた地下茎を使うのではないかと思います。これは尾獣のチャクラを格納した外道魔像と臍の緒(臍穴から伸びる棘)で繋がれた蓮華座の根で、少なくとも”暁”が活動してた過去に遡って時間をかけて世界中に張り巡らされた可能性が高いです。きっとこの地下茎を使って白黒ゼツは神出鬼没に世界中を探索してたんじゃないかと思います。そして、そのネットワークを利用して白ゼツクローンが移動する訳で、これは忍連合の想定にあるんだろうか?かなり不安です(汗)。大蛇丸がまとめた”暁”のスペックの記載されたアンチョコがカブト経由で木ノ葉に渡ってる筈ですから、それを読み取ってちゃんと対処してて貰いたいんですが、何せのんびりしてるからなー『NARUTO -ナルト-』の忍は…。


「白ゼツの10万は地中を走らせる……
大軍がゾロゾロ動いたのでは目立ちすぎる」(トビ)

<ズズズズ…>

<ズズズズ………>

<ズッ…>

「ならボク達も出発しよう…
…さてまずは…」(カブト)


(すみませんアンコ隊長!!
どうか無事でいて下さい!)<ザザザ>(ムタ)

「!?」(アンコ)

<ザッ>(アンコ)

(潜影多蛇手!!!)<バッ>

そしてカブトはいきなりアンコに向かいます。これって白蛇の細胞によって強化されたカブトの感知能力に拠るモノだと思うんですが、カブトはアンコを狙い撃ってます。しかし、先に書いたように大蛇丸の影響を受けてる…と思うんです。っていうか、大蛇丸に焦がれるアンコにカブトは興味があって、自分の手で弄りたいと思ってるようなんです。これって「悋気」の一つだと、僕は思うんだけど。つまり、カブトは今も大蛇丸に魅かれてる事になる。乗り越えた筈なのに。やっぱ別れても好きな人なのかな…と、兎角、恋愛って深いなと、僕は感じ入るのです。が、ここでカブトがアンコをどうするかが大きなポイントになると思われます。ぶっちゃけ殺すか殺さないか…第四次忍界大戦の行方を左右する程にデカイです。


「…あ…そ…こだ…」(中吉)

「やっぱりカブトの言った通りだ
2時の方向…3匹発見」(デイダラ)

<バサ><バサ>


「!!」(トクマ)

「どうした?」(ムタ)

<ザザッ>「ムタ!ランカ!
お前達はそのまま走れ!
ここはオレが足止めする!」(トクマ)

一応、油女の蟲使い(大きなツボを担いでる方)をムタ。ちょっと影の薄い忍をランカとしています。恐らく、霧の中吉は感知系の忍で、チャクラのアクティブホーミングの形式で逃走する木ノ葉の偵察小隊を捕捉し、そのチャクラの照射をトクマの白眼が見逃さなかったのだと思います。それで足止めを買って出るんだけど、これって死亡フラグっぽいですよね。日向は白眼と同時に体術が得意です。その組み合わせに弟系の仙人の肉体に写輪眼を元に最適化(反動が少ない)した眼を載せた日向一族を感じてまして、弟系の千手と共に居る瞳術としての異彩を放つ日向一族の存在感があると、僕は考えています(白眼→写輪眼はプロパガンダ)。でも、そんな事どうでもいいから、死ぬな!!トクマ!!

長いので一回、切ります(後編に続きます)。


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