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第517話「オモイの”戦争”!!」(前編)


<ヒュー…>

(ハァ…生きてる間は
大戦なんて経験したくなかったなあ…
もし…もしいきなり…
敵の奇襲を受けて一人だけ生き残って…
で…人質になって色々拷問されて…
…さらにそのあげく敵に頭の中いじくられて
カルイや雷影様と戦わされて…)(オモイ)

「オモイ!オモイ!オモイ
聞いてんのか?」(カンクロウ)

「!」(オモイ)

「ここから下に降りる…
敵の領域上空だ
ボサッとすんな!」(カンクロウ)

「……
あのー…一つ聞いても
いいっスか?」(オモイ)

「何だ?」(カンクロウ)

「隊長はオレとそんなに歳違わない…
戦争…初めてっスよね?」(オモイ)

「ああ……」(カンクロウ)

「不安は…ないんすか……?」(オモイ)

「………」(カンクロウ)

「…この戦争は
このオレ達の隊の奇襲の出来不出来で決まる…
戦死者の数もな…

成功する事だけを考えろ!
家族と仲間を守りたいならな!」
(カンクロウ)

「………」(オモイ)

いよいよ第四次忍界大戦の開戦ですが、今回はオモイ目線で展開するようです。僕は穢土転生なんて死者を使役して生者と殺し合わせる無意味で下らない戦争なんて見たくなかったので、ナルトがキラビとドナドナ修行してる間に一瞬で世界を沈黙させ荒廃させるような閃光が煌めいて全てをリセットしてしまう事になればいいな…そのくらい端折って欲しかった…と思ってたんですが、案外しっとりとお話を進めていくキッ神の腹積もりのようで、そう来たか!?と思わせられました。オモイは心配性で常に物事を悪い方に悪い方に考えるキャラで、生身のケルベロスに凄く似てまして、なかなか気のおけないキャラであります。それがクドクドと悩み、カンクロウに質問する所からお話は始まります。

エーッと、ぶっちゃけ、生きるってのは「不安」だらけでして、誰しも一寸先は闇の中を手探り、足探りで進んでいるようなもの…それが人生であります。何をするにしても、不安か?と問われれば誰だって不安なのです。それが戦争ともなれば尚更で、ストレートに自分の不安をぶつけてくるオモイにカンクロウは一呼吸置く訳です。簡単に言うと「どうなるか?」を考えたって仕方ないのが人生なのだから、「どうするか?」を考えるべきだとカンクロウはオモイに返すのです。つまり、どんな風に生きるのか?を考えろと言っている。これはもう「覚悟」を意味してて、どんだけ腹を括ってるか?を考えさせる大いなる人生訓を漂わせる名文句でありましょう。我愛羅だけじゃなくカンクロウも立派になったな…。





【湯の国大名】

「で…ワシらはどう逃げるのじゃ?」(湯・大名)

「このまま湯の国を南へ下り
木ノ葉へ入ります
北はおそらく戦場になると…」(ライドウ)

<バタ><バタ>(湯の国)

【霜の国大名】

<ギシ><ギシ>

「もう随分とたつがまだかのう?」(霜・大名)

「もうしばらくの辛抱を」(侍従)


久々にライドウが出たけど…ライドウは忍連合軍の名代ではなく木ノ葉の忍として湯の国の大名に接見してるんでしょう。ヤマトが捕虜になって”暁”に写輪眼の瞳術を考えれば情報流出は不可避にも関わらず力押しで”暁”のアジトに戦闘大連隊を向かわせる無策振りと、敵アジトと雲隠れの間にある湯の国(湯隠れ)と霜の国(霧隠れ?)を木ノ葉に避難させる辺り、地上戦しか想定してないようだし、このままだとヤバイ!!と感じさせます。そう言えばカブトが大蛇丸の細胞を移植した直後、ヤマトの前に現れ”暁”の情報を記した暴露本を横流ししたけれど、その内容がマユツバだったのかも知れませんし、特にゼツの事なんか嘘ばっかり書いてた可能性があるから、まさか地下を高速で移動してるなんて考えもしないのかもね。




<ハァ><ハァ>

「ランカと離れてしまった…」(ムタ)

<ズズズズ>

<ハァ><ハァ>

<スッ>「本部まで…
頼んだぞ…

くっ…
オレも…連隊へ合流しなければ……!」(ムタ)

<ドウ>

<ゴゴゴ>(ぐっ)(トクマ)

「うっとうしい虫だぜ うん!
ちょこまか隠れやがるな…
めんどくせー…」(デイダラ)

「虫のせいで…
チャクラ感知が…まどわさ…れる…
蟲邪民具の…術…だ」(中吉)

「潜入偵察小隊の奴らだけあるな…
だがオイラ達芸術コンビをなめんなよ!」(デイダラ)

一方、デイダラ達に見つかった潜入偵察小隊ですが、どうも旗色が悪いみたいです。日向一の白眼使いのトクマも頭抱えてますし(笑)。ムタは偵察で得た情報…白ゼツ10万…を巻物に託し蟲玉に運ばせます。こんだけ防戦一方なんだからせめてこの情報だけでも忍連合軍に届いて欲しいです。この後、ムタやランカ、トクマまでもがはデイダラらに捕獲されサソリに操られてしまうんですが、この時点での蟲玉の発動はここでフィックスされていて、ムタがどうなろうと継続されるべきです。そもそも潜入捜査任務なんて敵に捕獲されたり殺されたりするリスクが前提にあるんですから、自分はどうなろうと情報だけは持ち出せる策を考えてる筈です。白ゼツ部隊の存在を何としても忍連合に届けて欲しいものです。




<ズズズ>(サイ)

「ここはすでに敵の領地内だ
ここを本拠地として小基地を設営する
そしてここから奇襲攻撃と
時差式爆破トラップを仕掛けにいく!

半径10メートル
2時と6時の方向を出入口とする!
オモイ
それ以外の方向全てに
起爆札のトラップを仕掛けてこい

サイ
お前は空からの偵察を続けろ!」(カンクロウ)

「ハイ…」(サイ)

「イッタンは土遁で塹壕を!

タンゴは通信チャクラのアンテナを張れ」(カンクロウ)

「オウ!」(タンゴ)

「ザジとホヘトは感知と見張り」(カンクロウ)

「ウス!」(ザジ)

「キリとオレは作戦を検討する」(カンクロウ)

「了解」(キリ)

キッ神の人物紹介はマジで上手いわ…と唸りまくってしまいます。これだけ短いスペースに小隊内のそれぞれのキャラの役割分担から能力特性、果ては性格設定までが絶妙に詰め込まれています。「カカシ外伝」もこんな感じだったけど、やっぱ上手い!!例えば、見張り役のホヘトが白眼で、同じベストを身に着けるザジも木ノ葉の忍と分かりますね。額当てが「忍」なんで、この辺の表現が大事になるんです。敵が仲間意識を巧妙に利用して撹乱してるからなんですけど、兎に角、キッ神上手です。後から解るんですが、土遁使いのイッタンは岩隠れ出身でデイダラを知ってます。カンクロウはサソリに敗戦した苦い過去があり何をか予感させるメンツが集まっててヤマトの漏らした情報の精度と重さが悔やまれます。


「感知タイプのオレがいるから
大丈夫っスよ!」
(ザジ)

「戦争では一切気を抜くなザジ!
それが命取りになる
もっと気を引きしめろ!」(イッタン)

「分かってますよ
こう見えても
この部隊に選ばれたエリートっスよ…
で…気をつける事他にありますか?」(ザジ)

「…カブトは穢土転生とか言う
大蛇丸の闇の忍術を使ってくる
データによると魂を縛られ生き返った死人だ…
いくら攻撃しても死ぬ事がないらしい…

魂を封印するか
動きを止める術しかやりようがない…

しかも…
術者を殺したとしても術は解けない…」(カンクロウ)

「どの部隊でもそうだが
まずカブトを見つけ次第拘束だ
後で幻術をかけ
そのやっかいな術を解く…と
そう聞いてる」(カンクロウ)

そして、実に小気味良いカンクロウの采配なんですが、穢土転生の手練相手に苦しい手の内が明かされます。それとアンコ。思いっ切り締め上げられてましてピクリともしていません。カブトの行動はかなり怪しい臭いを放っているので、真っ先にアンコを、しかも単独で攻撃したところなど、大ドンデン返しを予感させるネタフリでもあるんですが、今のところは何とも言えませんね。しかし、どう考えても穢土転生は狡過ぎます。死者を復活させて能力を発揮させて戦力にできるのに、術の大きさに対するチャクラ消費量や術のリスクが余りにも無さ過ぎです。大体、これだけの数の猛者を召還してるのにカブトはどこ吹く風で動き回っています。強い術に相応のリスクがあるからバランスが取れてたところがあるので凄く残念です。





<ダダダダダ>

<コク>(我愛羅)

<コク>(ダルイ)

「第一部隊広がれ!!」(ダルイ)

<ダダダ>


エーッと、この感じだと、真剣に戦闘大連隊は地上を疾走して「山岳の墓場」を目指してるようです。ヤマトが敵の手に落ちて忍連合軍の戦力や陣形(編成)がバレちゃったのを上層部が想定してない筈はないと思うので、変更は加えてると思いたいですが、ここまでオープンに突進しちゃって大丈夫なのかしら…と、オモイじゃないけど不安になります。ま…希望的観測があるとすれば、忍連合軍の上層部が情報がダダ漏れを見越して、戦闘大連隊を影分身のみで編成したダミーで、本体はしっかりと隠れててカウンターをかます作戦なんだけど、その手の期待をこれまで尽く裏切られてきたんでやめとく事にします(笑)。ちなみに、ダルイの両肩のタトゥーですが穢土転生の雷影と思しき人にもあったポイです…ハイ





「!!」(ザジ)

「どうした?」(カンクロウ)

「これは邪民具の術…」(ザジ)

「邪民具の術のせいで
ハッキリ感知できないけど…
何か来る」(ザジ)

「敵か…!?」(カンクロウ)

<ガサ>

<ドサ>(ムタ)

「あれはムタさんだ…!
チャクラでも分かる!
先発偵察隊で出ていた
油女一族の…!」
<ザッ>(ザジ)

「待て!おい!」(カンクロウ)

「あの先にはトラップがあります!
オレが連れて来ます!

ムタさん
大丈夫ですか!?」<ザッ>(ザジ)

「ホヘト!」(カンクロウ)

「分かってる!!」(白眼!!)(ホヘト)


「オレから…離れろ…」(ムタ)

「!?」(ザジ)

「あの背中の虫袋!
アレは油女一族の蟲なんかじゃない!」(ホヘト)

「早まりやがって!」(カンクロウ)

<ガッ>「え!?」(ザジ)

<ザッ><ザッ>

<スッ>(カンクロウ)

<ザッ>(イッタン)

「盾にして走ってきてる!
ど…どうすんのォ!?」<タッ>(オモイ)

「!!」(この動き…まさか!?)(カンクロウ)

「だから気を抜くなと言ったのだ!!」(イッタン)

「やっぱすぐ見抜かれたな
………うん」(デイダラ)

<クイ><クイ>(サソリ)

<ダダ>(ムタ)

「デイダラやれ……」(サソリ)

「ムタの背中の虫袋にかなりのチャクラが
練り込まれた白い塊がある!
何かあるぞ!」(ホヘト)

「イッタン頼む!!」(カンクロウ)

<ダン>「まず間違いない!!
デイダラの起爆粘度だ!!」
(土遁…)(イッタン)

(喝)(デイダラ)

<カッ>

<ドドコ>「ん!」(サイ)

先ず自分達がサイの超獣偽画の大鳥に乗って現地に来た…つまり、飛んで来た…割りに前線基地の構成が上空からバレバレの点に違和感があります。自分達だけが飛べると思ってるんでしょうか?それと、アンコの偵察小隊がデイダラらと交戦してて、デイダラの起爆粘土がハデに爆発してるのに感知系のザジや白眼のホヘトがいるのに全く気付いていませんから相当距離が離れてるべきでしょう。しかし、デイダラ達は的確にカンクロウらの設営した前線基地を狙い討ってるのは霧の中吉の能力なんでしょうか。邪民具の術の影響を受けてた事から中吉はチャクラ感知系である事が判ってて、その感知を木ノ葉のザジが感じなかったのは変だな…と思うんです。チャクラ感知は逆探されるリスクがあるんですよね。

そう考えると、経験不足でカンクロウの奇襲小隊を掻き回してるかに見えるザジって”暁”のスパイかも知れないなーと思えてきます。例えばサソリが存命してた時の手下で、まだサソリに打ち込まれた針が残ってて穢土転生のサソリに反応してる…とかね。ところで、サソリは穢土転生で魂を召還され、人柱に降ろされた魂が塵芥を纏い形を成してるから、やや大きくなって老けた感じなんだと思いますが、デイダラが馬鹿にした「蠍マーク」のコアユニットじゃーなく、体も人傀儡じゃなく普通に受肉しちゃうと思います。チヨ&サクラに殺られた体はサソリの魂の形とは違う筈です。だから、穢土転生のサソリは超一流の傀儡の術は使うけど、人傀儡の悪辣なギミックは今回見れないと考えております。


「へへへ…芸術だぜ…
木っ端みじんか?うん」(デイダラ)

「感知しろ」(サソリ)

「い…る…!」(中吉)

「油女の奴は助けられなかった
…くそ!」
(カンクロウ)

<ズキ>「ぐああ…」(ザジ)

カンクロウは間一髪ザジに傀儡のチャクラ糸を接続してザジだけは救えたようです。「油女の奴は助けられなかった」と悔しがるのは第一部・木ノ葉崩してシノと死闘を繰り広げた記憶が油女一族に一方ならない親近感としてカンクロウの中に在るからだと思われます。同じ理屈で、木ノ葉の感知系であるザジがチャクラ感知に悪影響を与える邪民具の術を知っていて、それとムタを直感的に結びつけ、ムタのチャクラを知っていたザジがムタと知らない仲じゃない事を示唆しています。だから、ムタと見てザジが突っ走った気持ちも解るんだけど、これがもし裏切り者のスパイだったら…と、へそ曲がりの僕は凄く不安になっちゃてるんだなー(笑)。ま…考え過ぎが禁物なのはこれまでの経験則としてあるんだけどね(笑)。

ベテラン風のイッタンが土遁で壁を造ったのかな…と思ったけど、実は自分達の陣地が数十メートル沈んでるのね。ムタが木っ端みじんになった所にデイダラらが駆け寄ってるけど壁らしき構造物がなくて、煙だけが立ち昇っててカンクロウの小隊の前には絶壁があります。きっとイッタンが陣地(前線基地)を設営する時に仕込んだ土遁忍術なんだと思います。引っ込めるだけじゃなくて状況に応じて飛び出すようにも出来たんじゃないでしょうか。ま…ベテランらしい配慮ですね。それと、「チャクラが練り込まれた白い塊」でデイダラの起爆粘土と直結したのはオオノキらがデイダラと交戦した情報が伝達されたからだと思われます。だからザジは相当臭いんだけどイッタンからはスパイ臭はしないです。

いいとこなんだけどイッタン切りまーす!!(続く)



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