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第521話「大連隊、戦闘開始!!」(前編)

 
「…リスクがないだと…?」(トビ)

「本当さ…
穢土転生の術にリスクはない…
イヤ…一つだけあったかな…」(カブト)

「……?」(トビ)

「あまりに素晴らしく強い術のため
術者の名が世間の隅々にまで行き渡る…

ボクはいすれうちはマダラよりも有名な忍になる…
インテリのボクはそんな事望んでないんだよ…
狙われるだけだしね」(カブト)

「図に乗るなと言っている!
物事には全てに反動がある
気を抜かずにいる事だ」(トビ)

「忠告ありがとう
この術のリスクがあるとすれば
君に話してしまっている事がリスクさ」(カブト)

<ガコン>「じゃそろそろボクは行くよ
インテリは陰気な所が性に合うんでね」(カブト)

<ガコン>と棺が出てしまわれるのはトルネの穢土転生のようです(一瞬、アンコかと思ったけど)。つまり、個別に穢土転生のON/OFFができる訳で、死者の召還は例の術式(ナスカの地上絵の鳥みたいの)で魂を縛った後はショートカットで術の発動が可能なのだと思われます。多分、生贄(トルネの場合はフー)の耐用時間の縛りがあるんじゃないでしょうか。生贄が永遠に持つならば穢土転生の不死が特別じゃなくなります。ところで、フーとトルネが居てトルネの首をへし折ってトビが殺したのは、トビがトルネを苦手にしてるからだと思います。トビの時空間忍術は一度対象にタッチしなければならず、ナノサイズの毒蟲を身体に飼うトルネが嫌いだったんじゃないでしょうか。そして、カブトはその穢土転生を仕舞った。

トビ的にはこのままトルネは前線に出て欲しかったと思うんです。特に体術系の忍相手には持って来いですし、それが死なない体なんだから時間はかかるかも知れないけど、一人で大軍を全滅させちゃうポテンシャルを秘めています。”暁”にとっても大きな戦力になります。しかし、カブトは折角召還したトルネの穢土転生を仕舞いました。これは、つまりいつでも出せまっせのサイン…と、僕は観ました。カブトもトビがお面で呼び出したフーとトルネの存在を知ってましたから、トビの腕を奪ったトルネの善戦を知ってたんじゃないでしょうか。それでトルネを持ち帰った…これはトビ対策だと、僕は考えています。それがトビがトルネを問答無用で殺めた行と整合性があって素敵(笑)。トビとカブトの腹芸は面白いです。

「図に乗るなと言っている!
物事には全てに反動がある
気を抜かずにいる事だ」(トビ)

全くもって何のリスクもない穢土転生…それに警鐘を鳴らすが如くトビが忠告しています。これは忠告以外の何モノでもない。何でトビがカブトに「気を抜くな」と忠告するのか?を考えてみたんですが、自分も過去に同じような慢心や有頂天を味わっていたからなのかな…と思い当たる節ありです。僕はトビを「うちはマダラ」だとは考えてないんですが、うちはマダラを知る誰か(イズナとか)として、大きな力を得る為の代償もまた大きい事を知ってると思うんです。また、現在も途方もない企みを持って世界を相手に戦っています。それは忍術という「チート設定」に助けられてる訳で、きっとドえらい反動への恐怖と絶えず背中合わせなんだと思います。それを気付かせた過去と今のカブトがダブってる…と。

トビはカブトを仲間だとは決して思ってないし、心も手の内も明かしてない筈です。だから、カブトが関与した白ゼツクローン軍団だって奥の手じゃないと、僕は考えてます。10万が2万になってたりして既に不穏状態ですし、その予感がこの後出てくるんでそこで書きますけど、トビはカブトの裏切りを予め織り込んで利用している筈です。カブトだって似たような気持ちでトビに接触はしてると思うんですが、かなり中二病臭が強くて(…だから物凄く共感できて)、自分を「インテリ」呼ばわりしちゃうなんて(笑)。ま、そんな二人の打々発止の絡み合いが僕は好きなんだけど、カブトにすらトビは隠しきれない「情け」がある…ここ大事だと思うんですね。そして、そんな人だから世界を相手に戦いを挑めちゃうのよ。


「待て…まだ穢土転生の術の
止め方を聞いてないぞ」(トビ)

「あ!…そうだったね
…忘れるところだった
…この術は術者を殺したとしても止まる事がない
ならどうするか?
…なに簡単さ…

穢土転生を操っているボクを操り
戌・午・寅の印で”解”をして止めればいいのさ
たとえば君の写輪眼とかでね
後は穢土転生達の魂を封印するとかかな」(カブト)

「………
それが本当ならいいがな」(トビ)

<スウー…>「君に嘘をつく勇気はないよ
…と話はここまで…ちゃんと止め方は話した…
もう行くよ」(カブト)

<スッ><ダッ>(カブト)

(穢土転生ともう一つの
あの術があるかぎりボクは無敵だ…
いすれは…六道仙人の真理
ボクが解き明かしてみせる!!)(カブト)

中二病臭がプンプンとカブトから漂ってるでしょ(笑)。しかし、穢土転生の他にもう一つ忍術を隠し持ってるって何でしょうか。一瞬、飛雷神の術かしらと思ったけど、きっと穢土転生みたいに一人で世界を敵にまわして戦える能力っぽいので、飛雷神だとチト弱いかと思うので、六道仙人の万物創世かも知れんと考えます。インテリさんのいろんなイメージを実体化させて軍団を作るんですけど、現状の描写からはチャクラ量が足りんと思えます。六道仙人が神の如く万能を誇ったのは十尾の人柱力だったからで、単に大蛇丸の細胞を取り込んだカブトにどこまで実現可能なのかは疑問が残ります。ちなみに大蛇丸の細胞とは例の白蛇で組成としては柱間の細胞に近いと思われます(柱間=六道の肉体…でナル×ジャン的にはオK)。

…という事は、九尾の陽のチャクラの毒と重要に抗し、知らず知らずにでもその首に「六道の勾玉」を配し、我がモノに換えたナルトって大した肉体の持ち主じゃないかと思え、まさか…柱間に継ぐ六道の肉体の特異点かも(やだ…カッコ良い!!)と思えて来るんです。ナル×ジャン的にはナルトの首にかかる「六道の勾玉」はイタチがナルトの口に押し込んだ烏ちゃんだと考えてます。「イタチの力」ってヤツで、未だ登場人物の誰もそれに触れないのが気に障る…気に掛かりますが(汗)。イタチは”須佐能呼”十挙剣八咫鏡を装備してましたし、伝説の六道仙人の首にぶら下がっていた「六道の勾玉」もコレクションしてたんじゃないかしら?の老婆心をまとめたのがナル×ジャンの捏造限界による「御神器」でありました。

書き始めた頃はどうなるんか?自分でも不安でしたが、書き進む内に予感やら期待が膨らむ考察になったのを思い出します。六道仙人は自分という存在を「パズル」のようにバラバラにして世界に鏤めたんじゃないかと思うんです。そもそも分割好きって六道仙人の性癖でしょ(笑)。二人の子然り、十尾然り…それに対して知的欲求からアプローチしてるのが大蛇丸やカブトであり、六道仙人の性癖に憎しみ見出し、破壊衝動からアプローチしてるのが写輪眼(うちは=兄系)じゃないかと思います。元々ある才能(能力)を補強する為にどっちも柱間の細胞に頼ってる所が似てますよね。写輪眼のトビが輪廻眼の長門を傀儡(かいらい)として動かしてたのは壮絶な愛憎の成せる業だったのかも知れません。

それに対してナルトは「銀のスプーン」と呼ぶべき「仙人の肉体」を素で持ってて、十尾復活の鍵を握るであろう九尾を宿す人柱力であります。仙人の肉体の特異点であるうずまき一族の血を引くナルトだから九尾を御し切れた…ヤマトがナルトを計り知れなかったのは、その異常さにあったと思います。一方、写輪眼のトビがうずまき一族の末裔とされる長門を単なる輪廻眼のエンジンとして使い捨てたのとさり気なくコントラストしてて、憎しみで六道にアプローチする者と、それとは違う側面からナルトがアプローチしている可能性に、僕は期待を感じています。これは「御神器」で書いたんだけど、大人の枯渇した想像力なんて詰まらないじゃない。未来は少年少女のモノなんだし。万華鏡が回転してる…。


「あいつに白ゼツの胞子は付けてあるな」(トビ)

<ズズ…>「モチロンダ」(黒ゼツ)

「なら黒ゼツ…
お前はそろそろあっちの方の段取りをしろ」(トビ)

<ズズズ>「ワカッタ…」(黒ゼツ)

颯爽と立ち去るカブトは自分に付いた胞子を感じてるんでしょうか?トビとゼツがカブトの一枚上を行くのか?それともカブトの中二病が若気の至りを脱し大人への階段を昇れるのか?この鬩ぎあいは二人のギスギスした絡み合いに匹敵するくらい見物です(笑)。それと、トビがゼツを顎で使うのとカブトを利用する温度はかなり違います。トビは黒ゼツを信頼してると思います。その黒ゼツに命じる「あっちの方の段取り」がカブトの知らない世界なんだと考えると、カブトが関与した白ゼツじゃない隠し球が”暁”にも在る事が分かります。それとカブトの「もう一つの術」とどっちがどんだけ凄いかが今後の展開に大きく関係して来るでしょう。その意味でもトビとカブトが似てるのが妙に愛しいでーす!!(笑)

続く。


 

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