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第521話「大連隊、戦闘開始!!」(中編)

 
<ザザ>

<ザザ>(中吉)

<ザザン…>(中吉)

「…増援…に…来い…」(中吉)

「…穢土転生……
二代目火影扉間のより洗練されておるな…
これほど一度に魂を縛るとは
…大した輩よ」(チヨ)

イミフに遁走してたかに見えた霧の中吉ですが、どうやら本当に増援を求めに走ったようです。しかし、忍連合の奇襲部隊と交戦状態に入った”暁”の奇襲部隊がカンクロウらに負けるのが中吉には見えてたんでしょうか?何せデイダラとサソリの芸術コンビが居るんだし、当初から旗色が悪い(敗色濃厚)訳じゃなかったです。なのに増援を求めるのってやっぱイミフです。或いはそれがカブトの指令だったのかも知れませんが、もうどうでも良い(笑)。ここでは中吉が合流した部隊に居るチヨ様が扉間の穢土転生を知ってる描写がデカイです。何せ扉間は穢土転生を考案しただけでなく時空間忍術も使えたとあります(ミナトが言ってた)。柱間の弟…なのに全く容姿が違うし、何かと謎の多い火影なんであります。

そもそも穢土転生なんて禁術を考案しちゃうところにアウトローさがありますし、その遺産に非合法の塊みたいな大蛇丸が食い付いたのも同系統の暗黒さがあります(笑)。だから、カブトが残すもう一つの切り札が時空間忍術である目もあると思うんですね。基本、カブトは大蛇丸の遺産で中二臭がしてると思うんですけど、誰もが柱間の細胞に釘付けになってる中で、二代目火影・扉間に着目した大蛇丸の気持ちを考えると、柱間に対する劣等感を何かに昇華しようと足掻いた扉間のニートっぽい「力の獲得論」というか「ネクラさ」を扉間にも感じてしまいます。その暗さとチヨ様達が忍界大戦で戦ったのかと思うと、どんだけ酷い事されたのかお気の毒です(笑)。扉間がそこで呼んだ忍って柱間だったりして…(黒汗)。

柱間→扉間もまた「兄弟」の問題だから意味がある筈です。マダラ→イズナに匹敵する黒さ暗さがあるかも知れません。ただ何か在るにしても、扉間は木ノ葉崩しで穢土転生されてまして既に死亡は決定的。転生も可能性ゼロで昨今気になるラスボス候補でもなく、金角部隊を身を挺して足止めし、ヒルゼンやダンゾウといった次世代の芽を残した功績に嘘はなかったでしょう。問題は大蛇丸が扉間の忍術を研究していたところにあって、それを重く受け止めれば時空間忍術繋がりでミナトとの繋がりも偶然じゃなかった…何かしらの意味を持っていたと思えるのです。やはりここは「柱間→扉間」のストーリーの提示が必要になるんじゃないかと…それがチヨ様が今ここで提示するセリフの持つ伏線だったら良いなと思います。


「ミフネ隊長!

先ほど本部から連絡!
敵は我々の足元地下深くを通り越しているようです!」(伝令)

「現場の感知部員が感知できぬとは…
だだの人間ではないでござるな」(ミフネ)

「よし!
縦に長く陣形を展開している
拙者達第5部隊の中で
第2部隊黄ツチに一番近い
いくつかの小隊を増援に向かわせるでござる!!

急げ!!」(ミフネ)

ヤマトが”暁”の手に落ちても尚、忍連合軍って陣形とか戦術とか変えてないと思うんです。案外、忍って頑(かたくな)で純真なので最初に決めた事をやり通す気質があるんで(笑)。だから、情報を知った”暁”の裏をかくなんて考えもしなかったんでしょう。奇襲部隊ののろしを見つけたのがカカシの第3部隊で、左右に別れたダルイ(第1部隊)と我愛羅(第4部隊)の配置からすると地上戦しか想定なかったように思います(ダルイは海路を牽制してる筈です)。ミフネの第5部隊の配置を見ると汎用性が高い補助的な役割を帯びているのが分かりますね。白ゼツクローン部隊の地下からの襲来に機敏に対応する機転もその役割をしっかりと認識するものでありましょう。これがこの後の忍連合軍の動きに関係しています。


「よく気付いたな………白」(再不斬)

「確かにあの大鳥はつがい2組で飛びます…
エサを協力して取る為です

でもそれは子供を育てる冬の時期だけ…」<ジュ~…>(白)

「そして雲にまぎれてののろし…
間違いなく攻撃してきた相手はあそこ

…ボクに任して下さい」(白)

一方、忍連合の奇襲部隊と接触する「白」らの穢土転生部隊。「白」がサイの超獣偽画の大鳥を見て分析する姿に、第一部の波の国任務で鬼兄弟(業頭・冥頭)の強襲を水たまりの存在でカカシが察知したり(第2巻/61頁)、やはりカカシが再不斬が使った代わり身のウサギちゃんの毛皮で判断した描写(第2巻/84頁)をオマージュ(セルフカバー)したみたいで、思わず”巻ノ二”を引き摺り出して確認しちゃいました。ついでに読み耽って、あの頃の戦闘シーンって緻密でアイデアが詰まってて、今みたいにザックリじゃなくて、チートさが凡そ忍術を逸脱してなくて良識があって良かったな…と、”アンチの芽”が吹きそうになりました(笑)。でも「ナルト&サスケVS再不斬」なんてもう最高だったもんね。

何たって戦闘シーンは第一部が良かった…非常に余談ではありますが…僕のベストバウト(最も印象に残った戦闘シーン)は第一部終盤のサスケ奪還編の「ネジVS鬼童丸」なんだけど、それ以外にも第一部には甲乙付け難い戦いが沢山在ります。さっきの”アンチの芽”じゃないけど、理由付けや種明かしがコンパクトで明解に付随してました。ま、僕も歳なんで、あの頃は良かった…なんて言いながら煙でも吐きたい気分もあります(笑)。毒吐いちゃってますけど(笑)。話を戻すと、つがいの大鳥に、「白」は自分と再不斬を投影してるようでもあり、穢土転生なんて禁術で呼び戻されたとは言え、生前に果たせなかった思い遺しをセッセと果たしているようにも見えて…切なくて切なくて切なくて…。


「早かったなキバ!」(ネジ)

「キバくん!シノくん!」(ヒナタ)

「こっちへ合流しろってよ!
で敵は近いのか?」(キバ)

「ああ…」(ネジ)

一方、黄ツチ率いる第2部隊に増援が続々と集結しています。ミフネの号令で第2部隊のネジとヒナタのところに第5部隊のキバとハナ、シノらが合流。何気に急展開なのです。ネジが白眼を全開にして敵の動きを見張ってるのが上忍っぽくてカッコ良いです。ネジは感知能力がありながら地中を進む白ゼツ部隊を見逃してしまった負い目があるんじゃないかと思います。そのくらい責任感の強い子だと、僕は思います。ネジは憎しみの虜から完全に脱し確固たるアイデンティティを得ました。中忍試験でネジを憎しみから解放したのはナルトでした。あの一戦以来ネジは急速に成長しました。それが確認できるのが僕のベストバウトである「ネジVS鬼童丸」…自分を「凡小」と言える「天才」の勝利…だったと思います。


<ダン>(土遁・開土昇掘!!)(黄ツチ・黒ツチ)

<ドドドド>

「かかれェ!!」(黄ツチ)

<バッ>

<ギュルル>(牙転牙!!)(ハナ)

(牙通牙!!)(キバ)

(八卦空壁掌!!)<バッ>(ネジ・ヒナタ)


(蟲玉!!)<ササン>(シノ)

<ズバッ>(雲流・表斬り!!)(カルイ)

(破断!!)(サムライ)

<ズガガガガガ>

<ドドドド>

黄ツチがワクワクしてたのは黒ツチとのコンビ土遁だったようです!!(多分)娘にウザがられるお父さんなんだと思います。土遁で地中を進む白ゼツクローン部隊を地上に吐き出させ第2部隊と増援が一斉に攻撃。もっと一網打尽にして効率良く片付ける方法ってなかったんかしらと思いませんか?何でこうも肉弾戦に持ち込むんだろう?と、また”アンチの芽”が…(汗)。僕だったら白ゼツは自爆兵器にしちゃうと考えてたんです。白ゼツが死んでも”暁”は痛くも痒くもないです。これは穢土転生部隊にも言えてて、メチャクチャ不公平な相手と忍連合軍は戦う羽目になってるんです。なんつーか、忍って真面目過ぎて命の大切さを解り過ぎてるのかしら。職業病かもね(笑)。トビはそれに嫌らしく付け込んでると思います。

白ゼツは黒ゼツがオリジナルで、胞子の術を触媒とし増殖させた木遁に近い忍術なんだと思います。チャクラを源に生命を生み出すロジックは非常に似ています。これに柱間の細胞と外道魔像に蓄積された七尾までの尾獣のチャクラが加わってここまでの大軍を創り出せたのでしょう。ちなみに外道魔像内部に格納された尾獣のチャクラも有限っぽくて、10万もの白ゼツクローン部隊の製造でかなりチャクラを消費してしまった旨の提示がトビからありましたっけ。九尾が最後に外道魔像に封印される必要があるのは十尾が復活する為に九尾が特殊な役割をになっている可能性を臭わせているようにも感じます…が、あれがイタチかトビのついた「優しい嘘」の可能性も残るので何とも言えません(汗)。

また、カブトがヤマトを外道魔像に接続された大きな蓮に埋め込まれた生きた細胞から培養した柱間の脇に埋め込まれた事でゼツが強化されたのは、既に白ゼツが生成された後でしたから、後付けで白ゼツが強化されたからには高周波チャクラか何かで白ゼツが動いている可能性があるでしょう。六道ペインみたいに遠隔操作される傀儡(かいらい)だから、蓮華座にヤマトが組み込まれてパワーアップしたのではないかと、僕は思う訳です。しかし、白ゼツはデフォで「弱い」ので手っ取り早く強化するなら自爆兵器が真っ先に頭に浮かんだのです。「一忍一殺」で言えば数の多い方が断然有利です。だからトビは8万の忍連合対して尾獣チャクラの消費を気に掛けながらも10万の白ゼツを製造したんじゃないかと思うんです。

続く。


 

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