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飛段

 
飛段の「不死」のメカニズムは未だ不明のままです。シカマルの執念の知略によって、今は奈良家の森の地中深くに沈んではいますが、ホントに飛段が、死んだかどうかは余談を許しません。

飛段は、何故、死なないのか?

もしかしたら、キッシーはこの「秘密」をこのまま説明せずに、放置するつもりなんでしょうか?まさかッ(汗)、キッシーは、それを…お墓まで持って行くおつもりなんでしょうか?(笑)仕方ないので、飛段の「不死」の秘密を、妄想と考察を織り混ぜて、ガッポリ!!掘り下げて考えてみましょう!

「いやー、やる方だよ。アンタさ」

飛段の初登場は確か、角都とコンビで「二尾・猫又」を宿す雲の国の二位ユギトと交戦するシーンだったと思います(35巻/63頁)。飛段はかなり良い男で、速攻、ハマった女子も多かったですね(笑)。眉が(スッゴク)綺麗な、オールバックのイケメンでした(「ジュルッッ…」←何で!!)。もろ肌に「暁」のマント。着こなしがイケてる!もろ肌…(「ジュルッッ…」←何で!!)。ちょっと、ホストっぽい?お金、かかりそう?

「オイ、飛段。こいつは"二尾"の人柱力だ。気を抜くな。死ぬぞ」

一緒に居る角都が結構、爺臭いから、若者っぽくてノリの軽い飛段が一層、際立ったんですよね。でも、やっぱ…男は「顔」なんだな…(汗)。神様って不公平だな。ちなみに、飛段は殺戮をモットーとする「ジャシン教」の信者という事になっています。このシーンでは、角都はかなり若く見えましたが、とんだ年輩だと言う事が行く行く解ります。近々、角都も考察にまとめますので、詳しくはそこで語りましょう。

「それをオレに言うかよ。どうせなら殺してほしーよ。ホント」

これが、飛段の「不死」を暗示する台詞だと気付いたのは、もう少し後の事でした(笑)。あまり関係ないですが、飛段はかなり饒舌に喋ります。口数が多いのは忍者としては圧倒的に不利です。しかし、飛段の、このシャベリが将来、自分の墓穴を掘る事になろうとは、誰が予想だにした事でしょう。いつの世も『雄弁は銀。沈黙は金』…なのですね。

結局、飛段角都コンビは二尾・猫又を呆気無くやっつけちゃいます。詳しくは、アスマ殺害のエピソードで明かされるんですが、描写的には飛段がユギトを拘束(殺さずに捕まえた)したようでしょた。気になったのはユギトを仕留めた後、例の魔法陣に横たわり30分近くも飛段が「儀式」に時間を費やしているところ。角都も文句を言いながらもそれに付き合っています。飛段にとっては大切なシーケンスなんだと思います。飛段の胸(心臓の辺り)には長い杭がブッ刺さっています。

飛段と角都のコンビは非常に強力で、木の葉(火の国)の守護刃十二士の「地陸」を擁する火の寺もチョチョイと捻ってしまいます。やはり、地陸をやっつけたのは飛段のようで、気持ち良さそうに(笑)、魔法陣に仰向けに眠るように休んでいます。ユギトの時と同じように、胸には長い杭が刺さっています。角都に促され起き上がりますが、飛段も「痛って!!」と言ってました。胸に刺さった杭は、やっぱり痛いようですね。でも、決して飛段は死なない(汗)。

「すでにてめーは呪われた…。これより儀式を始める…」

アスマの「血」をぺロッと舐めてツートンの髑髏に変身した飛段(36巻/77頁)。このシーンで飛段は半数のファンを失ったと聞きます(笑)。(これで三千五百万両もいただきだ)と、(お金に酷く執着のある)角都は、この時点で飛段の勝利を確信しています。飛段の必勝パターンなんでしょう。相手の「血液」を取り込み(舌で舐める)、自分の血で書いた「魔法陣」(?)の中で、自分を傷つける事で、「血」を取り込んだ相手に同様の「傷」を与える…と言う何とも回りくどい攻撃を、飛段は用います。

「ゲハハハハハアァ!これで全ての準備は整った!」
「むちゃくちゃ痛てーから覚悟しろよ!!」

飛段は懐から長い杭を取り出し、魔法陣の中で「ドS」っぷりを披露します。それに加えて「受け」ですから…。これはもう「どんだけーッ!!」の性癖です(笑)。魔法陣の中に居る間は対象者(血を取り込まれた人間)とは全てがシンクロするようです。飛段はその仕組みを利用して、自分を傷付けることで、対象者を攻撃するのです。どんなに自分に傷を付けても不死だから死なないですから…対象者だけが死んでしまうのです。この「魔法陣」が飛段の術の秘密の多くを握っているのだと思います。そして、魔法陣内での事後の長い「瞑想」にも意味がありそうです。

飛段はは何故、死なないのでしょう…。

シカマルの必死の情報分析で、飛段の自傷による攻撃は○△の「魔法陣」(?)の中に居る時だけ発動する事を見抜かれ、シカマルの「影まねの術」によって、魔法陣から押し出され、飛段はアスマの「飛燕」の餌食になり、首を刎(は)ねられています。この時ばかりは、流石に「死んだ!!」と思いましたが、飛段は死ななかった。首を刎ねられた頭だけでも生きてましたし、髪の毛を角都に持たれて「痛い!!」と怒っていました(笑)。

注目したいのは、この時、首を刎ねられた頭だけが稼動している事。残された身体は動かなかった事。ここは大きなヒントだと思います。頭は胴体とくっ付いていなくても動いた。言葉を喋ったり、痛がったりした。考える事もできました。「頭部」は飛段にとって非常に重要なパーツだと言えると思います。あの時、アスマが首を刎ねるのではなく、真っ向空竹割りに頭からまっ二つに飛段を両断していたらどうなっていたんでしょうか?

「コラ角都!体だ!!体の方を持って来いっつったろーが!」

角都は飛段の刎ねられた頭を髪の毛を鷲掴みにして持ちました(36巻/113頁)。角都は「こっちの方が軽い」と嘯いていますが、角都は飛段の「頭部」が大切なパーツである事を知っていたんじゃないでしょうか?…角都は、飛段の「不死」のメカニズムを知っていたんじゃなかと、僕は疑っています。

「一度、手を貸せと言った以上、ここからはオレもやる」

角都が飛段の頭と胴体を縫い付けました(36巻/119頁)。角都は誰かが「医療忍術」と言っていましたが、デイダラの腕を繋いだり、この時も飛段の首と胴体を繋いだり、「暁」のメンバーを治療(?)したりしてます。デイダラの腕はカカシの万華鏡瞳術で欠損した肘の部分を、デイダラの「粘土細工」で保管して、残った手首と肩を縫い付けたようでした。デイダラも身体は恐らくほとんどは自らの粘土によって作られた人造人間だったのだと、僕は考えています。それと同じような治し方で飛段も身体を修復している。それで、問題なく動いていた…(汗)。

「あー、やっとくっついた」<ゴキゴキ>

頭と胴体が繋がる事で飛段の身体は動きだしました(36巻/120頁)。ただ、太い糸(ヒモ)みたいので縫い付けただけですよ!!(笑)身体だけだと動きませんでしたから。少なくとも飛段が活動する為には「頭部」と繋がっている必要があるのだと思います。飛段の場合は、臓器の機能がどうとか、心臓がどうとかは問題じゃなくて(笑)、指令を出す「頭」=「脳」が重要なのでしょう。それは生命としての有機的な働きではなくて、細胞が持つ機械的な働きだけが稼動しているような感じがします。

「やっと、あの痛みを味わえる…てめーを殺す痛み」

飛段は痛みを感じることができる(36巻/129頁)。これも大きなヒントになると思います。

「痛い」けど死なない。飛段の不可思議な人体にあって、神経系(脳や痛覚)だけは機能していると考えて良いでしょう。神経系とは、普通は電気信号が流れる経路なんですが、飛段の場合はチャクラが通う通路みたいな感じかも知れません。首を繋いだ時に大雑把にでも神経も触れあうとかして、チャクラの通路が確保できたんじゃないでしょうか?

また、飛段は、どんなに大量に出血しようとも死なないです。つまり、飛段にとって血液は大した意味もない体液なのです。流れ出して、斬られた事を知る…演出効果に近いのかも知れません。血液が機能していないと言う事は、血液が栄養や酸素を各細胞に運ぶ必要もない。だから、飛段は食事もしなくて良いし、もしかしたら、呼吸すらしていないんじゃないでしょうか。

神経が通っているから「痛み」を感じる事ができる…

飛段は「痛み」を感じる事でのみ、自分を感じることができるのだと、僕は考えています。それが飛段の唯一の楽しみなのだと…。「ドSの受け」とは飛段の為にあるような言葉です(笑)。

「き…きもちイイ…」

アスマを殺害した飛段がその余韻を愉しんでいます(36巻/136頁)。シカマルの善戦虚しくアスマは戦死。しかも、飛段・角都の追撃は厳しく、シカマルやイズモ・コテツの命も危ないところでしたが、黒刀のライドウ(笑)らが救援に駆けつけます(烏使いのゴーグル眼鏡もカッコ良かったですね)。それでも飛段・角都は怯みませんが、ペインの鶴の一声、三尾を封印する為の召集で「帰還」を余儀無くされます。しかし、この時、あっさりと従った角都に対して、飛段はかなり強硬にペインに抗っています。

「もう少し、待ってくんねーかなァ…これからがいいとこなんだ。ホント」
「だから、言ってんだろ…もう少しだけだってよ!」

かなり未練がありありの飛段(36巻/149頁)。「あのクソリーダー、今度呪ってやろーか」と、飛段も悪態をついていました(笑)。この描写で、飛段には対象者を殺した後、魔法陣で横たわって、やっつけた対象者と繋がる時間が必要なんじゃないか?と、僕は考えました。これまでもそうでしたが、「儀式」と言いつつ、これは飛段の食事のようなシーケンスではなかったかと、僕は考えています。

飛段も現実問題として、血を流し、体を削り、闘っています。明らかに消耗している筈です。しかし、飛段の血や肉にはそれ程の意味はない。どれだけ流出しても死ぬ原因にはならないのは、機能に関係ない。つまり、細胞も各臓器も組織も、通常の生命活動をしていない。だから、飛段は何かを食べたり飲んだりする事では補給できないんです。そろそろ、僕の言いたい事が解った人も居ると思いますが…。

飛段はそもそも生きていない。もともと『死人』だから、死なない!!

どう考えても、飛段は生きていないです。単に動いてるだけです。多分、飛段は、他者から奪ったチャクラや生命エネルギーのみで動く『死人』です。ただ、脳は指令を発し、神経がそれを伝え、筋肉が動く…と言う、機械的な人の仕組みだけは遵守している節を感じます。特殊な呪術か、細胞の働きによって、蓄積したチャクラや生命エネルギーの続く限りで活動できる…文字通りの「ゾンビ」なのだと思います。構造的な説明としては、脳細胞が特殊で、それがチャクラを備蓄し、そのチャクラを動力として「考え」(=心)を取りまとめ、身体に指令を出して動かしたのではないかと考えています。

そのチャクラか生命エネルギーの補給が、事後の「儀式」なのだと思います。だから、突然のペインの召集には必要以上に憤った。「クソリーダー」とまで言ってしまった。それは大切な食事の時間を邪魔されたからです。気が短かったり、かなりせっかちな性格の飛段が、殺戮の後の「儀式」に時間をかけるのには違和感が拭えませんでした。裏返せば、これは飛段にとって非常に重要な時間である事を意味するのではないでしょうか。

実際、飛段はチャクラを錬って「術」を発動する描写はありません。水面歩行とか、木登り(足の裏にチャクラを留めて登る…樹上で闘ってはいますが…)などもありません。カカシやシカマルと格闘してはいますが、忍術なしの肉弾戦のみです。動きはなかなか良いんですよね。

飛段の心臓や各臓器が機能(作動)してないとすれば、経絡系も機能してはいない。つまり、飛段は自分の体内でチャクラを練り込む事が出来ないはずです。じゃ、どうするかと言うと、これはもう他者から奪うしかありません。自分が呪い殺した対象者と魔法陣で繋がっている時に奪ってるのではないか?と、僕は考えています。例の「儀式」での瞑想が怪しいと考えています。

飛段の使用可能な忍術は「魔法陣」を使『自傷自殺の術』(←勝手に命名しました!スミマセン!)のみです。自分の体と取り込んだ対象者の「血」で結ばれる時空間忍術の一種と考えて良いでしょう。あの「魔法陣」を術式と考えて、蓄積したチャクラで発動できる術の体系と考える事にしました(笑)。だから、印を結ぶ必要もない。それには飛段の「血液」も関係してるかも知れませんが、飛段が「血」を生み出す描写なり仕組みが必要です。点滴してたとか…(笑)、自分では作れないだろうから、そこの理論的な補完が必要です。

「オレは死なねェ…体をバラバラにされて首一つになろうが、
必ずはいずり出て、てめーのノド元に食らいつきに行ってやる」

飛段はシカマルに毒づいています(37巻/164頁)。シカマルの知略によって深い深い「墓穴」に落とし込まれたシーンです。飛段のこの台詞からも、不死の飛段にとっても「頭」だけは大切なようです。やはり、脳と繋がる部品のみが可動する規則性を感じます。飛段が、肉体の生物学的な「生」の法則は完全に無視していいて、構造的な仕組みのみで稼動していると考えられる描写です。飛段は、脳に蓄積したチャクラ(及び生命エネルギー)で活動するゾンビなんではないかと、僕は考えています。

飛段は、例の「儀式」が出来なかったから、アスマのチャクラは吸収できなかった。その後、6日間は三尾の封印で力を使い果たし、そのまま木の葉に舞い戻った。これは飛段の慢心があったでしょう。そして、そこには準備万端のシカマルたちが待ち構えていた。おまけに、カカシまでいた。角都と飛段の敗因はここにあります。飛段は例の「儀式」が出来なかったので、アスマからチャクラを吸収できなかったから、特に疲弊していた?。だから、シカマルにバラバラにされるまで追い込まれた。

「てめーにはジャシン教により裁きが下るってよォ。なァ!?
ゲハハハハハ!!その裁きを下すのはオレだァ!
テメーなんて歯だけで充分だ!良く噛んでバラバラにしていやるぜェ!」

これが、飛段の最後の言葉でした(37巻/177頁)。恐らく、今は脳細胞内に蓄積した生命エネルギーやチャクラが減衰して活動は停止状態に陥ってる事でしょう。でも、飛段はまた条件が揃えば動き出すと思います。ある意味、死んで無いと言えますが、初めから死んでるから死なないだけで、それは『生』とは言い難い。

人は「生きてる」から「死ぬ」のです。死ねる…と言うのは、生きてこその特権でもあります。その意味で、飛段には執着心が希薄だったと言えます。それは飛段が比較的、力の弱いシカマルに簡単(とも思えるくらい)に封じ込まれた事で解ると思います。そこには高度で緻密なシカマルの知略があったのも確かですが、何よりシカマルの執念が勝ったにのだと思います。現実を強い気持ちで生きる人間の執念の前に、飛段は破れ去ったのです。

実際に、今を精一杯に生きている人間の気持ち。もっと生きたかったアスマの気持ち。一生懸命、生きている人間の生き様。恥。後悔。悲しみ。そして、喜び。楽しみ。清濁が混ざりあった『生』を、『現実』を感じて欲しいです。人が生きると言う事は、決して美しいばかりではなく、カッコ良いだけでもない。むしろ、カッコ悪い事の方が多いかも知れません。まるで、泥の中でもがくような…それが『人生』です。それが『リアリティ』(現実)です。

人は泥の中でもがき、足掻き、そして生きているのです。

何をしても死なない飛段は、生きてないのと同じだと言えます。それは、「一度も負けた事がない」と言うペインも同じです。「負けた事がない」のは「闘った事がない」と言うのと同じなのです。僕らが忌むべきは、そんな「リアリティなき存在」ではないでしょうか?「正義」とか「悪」じゃなくて、現実を認めないような存在…。それと、僕らは闘っていかないといけないんじゃないか?

<ドッ>

飛段の視界を覆った岩。その闇だけが飛段に「生」を教えるのです(37巻/177頁)。

忍者の闘いのキモは相手の能力の探り合いにあります。アスマは「棒銀」となって、飛段の能力の秘密を解き明かす為に散ってしまったのです。確かに、誰かがやらないといけない事ではあったんですが…。非常に惜しい人を、大切な人を、僕らは失ってしまいました。

「オレの火の意志…お前に託したぞ」

アスマは「リアリティ」と言う「泥」の中で必死にもがき、生きていたんです。

その必死の闘いを、僕らは忘れてはいけない!

 

第376話「予言の子!!」 | BLOG TOP | 自来也の「仙人モード」

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