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第543話「捨てられねェ言葉」

 
「失敗はしないよ」(ミナト)

「ぬ~!!」(エー)

「! これは……!
八尾の尾足に瞬身の術式が…!」(雲忍)

(あの時か…!?)(エー)

「相討ちなら覚悟!
刺しあうか相互!?」
(ビー)

「敵だけど…君は気に入ったよ
まさに忍キラーな動きだよ」(ミナト)

若き日の雷影=エーとそのブラザーであるビーが四代目火影・ミナトと殺り合った回想のクライマックス…飛雷神の術が術式間を瞬間移動する時空間忍術と見破ったエーが先手を取ってミナトが跳んだ先にカウンターを仕掛ける「先の後の先」に出ると、ミナトはその「先の先」をとってビーの八尾の尾足に打ち込んだ術式に跳んでみせる。ミナトは完全にエーを圧倒しておりそれでもビーを仕留めずに置いた…その点に注目すると、ミナトが本当に伝えたかった想いが見えて来ます。人の行動とは表現と同義であり、ミナトは闘いでエーに伝えたい何かがあったのであります。それにエーは気付けずにいて、ビーは気付けていた。その差異がエーほどの神速が備わっていないビーがミナトの飛雷神に一矢報うカウンターを放てた訳です。

ミナトも端っからビーを殺める気はなかった筈で、もし本気であったらビーの傍に居た雲忍が説明する暇を与えずにビーを刺して別の術式に跳んでる筈です。それでもビーがミナトが自分を狙ってくる見立てを持てたビーを自分の背後に向かう刃に感じ、ミナトはビーの性根を確信して賞賛する訳です。分かりますかね…ココ。ビーはエーにとって「大切な人」である事をミナトは感じており、勿論、ビーも自負している。だからこそミナトはエーではなくビーに跳んだ。思えばミナトがエーの命を取りに行った行(尾足に術式を打ち込んだ…)でビーは足一本を犠牲にしてエーを救った。それはビーにとってエーが「大切な人」だったからで、その迷い無さにミナトはビーに備わった「何か」を確信したのです。

ま…ちょっと回りくどくて面倒臭い表現になってアレですが、ミナトはそんなビーを攻める事でビーが既に気付いている「何か」にエーにも気付かせてやりたいと思っているのだという事に皆さんにも気付いて欲しいと思っておる次第でございます。ちなみに、キラービーとはミナトが「忍キラー」とリスペクトした事に拠るのだと僕は確信しとります。だから、回想の下りに関してはまだキラビの名前を「ビー」とさせて頂いとります(笑)。エーはビーが見えなくなっていたんじゃないかと思います。それにビーも苛立っている。だから、戦線に奔るナルトを足止めし、剰え殺めようとする雷影が許せない。思い出せよと叫んでいる。バカヤロー!コノヤロー!と哭いている。

(今のうちだ!!)<ギュン>(ナルト)

「!」(キラビ)

「!!?」<ドコ>

「くっそー!やっぱ速えー!!」<ズザザザ>(ナルト)

そんな想いを拳に乗せてキラビは雷影に歯向かっているのですが、九尾チャクラモードのナルトがここまで雷影に遅れをとるのはちょっと情けないです。既に「サスケ>雷影」は成立してますから真・万華鏡を開いたサスケにこれから当たるナルトなので、雷影くらいチョチョイノチョイと捻ってもらいたいくらいです(笑)。多分、音速~光速に至る限界付近の速度で拮抗せざるを得ない道理があるのでしょうし、スピードに関して「雷影>サスケ」が成立してるので、尾獣螺旋丸等のナルトの本気が加われば終末の谷の決闘的には均衡が保たれてるのかも知れません。ま…ここでナルトが雷影に何度も激突するのはナルトがミナトの生きた証であり、ナルトの中にはミナトとクシナが命懸けで遺した「何か」が在るからです。

ナルトの修行をつける中で、キラビはナルトの螺旋丸にミナトの颯爽とした姿を思い出し<フルフル>していたから、キラビはナルトの何たるかを知ってる訳です。だから、そんなナルトを否定し、ミナトを失敗者呼ばわりするのはナルトのみならずキラビも我慢ならんのです。だから、敬愛するブラザーに「バカヤロー!コノヤロー!」と立ち向かえるのです。しかし、背中に在る新しい相棒の鮫肌は一向に解放しないでしょ。鮫肌であれば雷影の「雷遁の鎧」を一瞬で吸い取る事だってできるでしょうに使わない。それでは意味がないからです。自分の拳で、腕で、兄に伝えなければ、兄に問わなければ意味がないからです。何故ならば、自分は兄が「何か」を与えてくれたお陰で強くなれた存在だからです。

キラビもナルトも同じ愛に育まれたのです。

エーが居たからビーが居るのです。

木ノ葉の黄色い閃光に「忍キラー」の称号を授かり、それを今も大切に冠しているのは、そこんところを理解してくれたミナトへのリスペクトがそこには在るんだと思います。よーく考えれば……ミナトとクシナ。エーとビー。両者の関係は凄く似ています。ミナトは一瞬でそれに気付いたのです。それを根拠に、僕はミナトの飛雷神の術とエーの「雷遁の鎧」は無関係じゃないと思っています。ただキラビが男性で、一応兄(ブラザー)である雷影と、男女でしかも夫婦のクシナとミナトとは決定的に違って、ここで腐的ストーリーを持ち込むのもアレなんで、ヤオイ的関係がキラビとエーに存在した考察は却下して、エーが八尾の陰のチャクラを引き受けたんではないかと考えてるんだけどどうなんでしょう?!(笑)

「火影…貴様…
できのいい言い訳はできてるんだろうな!?」(雷影)

「もしここでナルトを殺し
九尾復活までの時間を伸ばしたとしても
次の人柱力がここまで九尾の力を
コントロールできるとは思えん!
どうせどっちに転ぶか分からぬ戦争なら
力いっぱい出しおしみ無しでやるべきだ!

私はナルトを行かせる!」(綱手)

で…そんな支離滅裂な雷影の行動に疑問を感じ、自分を思い出した綱手は雷影に半旗を振り翳し、ナルトの背中を押すのです。そして、この期に及んでまだ気付けない雷影に我慢ならんキラビがついに本気を出すんですが、その前に三代目雷影(オヤジ=エーの実父)の死に際して変質したエーの回想…きっとオヤジの戦死に、エーは「死」というものを非常に生々しく感じたのだと思います。そして、もしそれがビーに及んだとしたら…エーはそれを想像して恐くなってしまったんだと思います。だから、ビーに雷雲峡に引き蘢り戦時においても外部との接触を禁じたのでしょう。それはビーがエーにとって何にも変え難い「大切な人」だったからなんだけど、エーの目は涙で曇り、ついにはビーが見えなくなって行ったのでしょう。

そうなってしまうくらいエーはビーを愛していたという事なんだろうけど、本末転倒しちゃって、ビーを守る事が全てに優越して、ビーを信じる事ができなくなってしまったのだと思います。キラビはその一点に我慢がならん訳です。敵であるにも関わらずミナトがビーを信じてくれたのに…。だから、ミナトはエーの前でビーに飛雷神のクナイを突き立てるフリをしたのです。そして、ビーに「忍キラー」の称号を与えた…。世界中の父と母よ!!聴いて欲しいです。どうか愛し方を間違えないで欲しいです。こんな世の中だから、確かに「スペック」は大事です。でもそれは手段でしかない。ちゃんと子供らを見てあげなくちゃなんないと、僕は思ってる。目的を忘れてはいかんのです。雷影はその象徴でしょう。

お父さんがお金稼いで豊かな生活を維持するのだって大事だけど、豊かさってそれだけじゃないと思うし、家の中を綺麗にして美味しい食事を用意するだけがお母さんの仕事ではないででしょう。子供はその中に既に大人を隠し持っています。僕も子供の頃、大人が自分の中にいる事を感じてたし、いろんな気を使って生きたました。何故だかそれを僕は忘れなかっただけで…。キラビが雷影に気持ちを逆立てるのは子供の頃から居るキラビの中の大人でしょう。雷影が守ろうとするのは人柱力で、キラビやナルトではない。それはちょっと語弊があるかも知れんけど、綱手が示したナルトへの気持ちにキラビは力を貰った筈です。ナルトだけじゃなくキラビだって「それでこそ」と思ったのです。

「ビーお前もナルトも大切な人柱力だ!
里と国にとって特別な存在…
…だからこそ行かせんと言ってるのだ!

いくら強い人柱力と言えど
他の人柱力は全て”暁”…
敵によってやられ封印されたのだぞ!!」(雷影)

「オレもナルトも負けやしねェ自信!
それが分かってるオレ達自身!」
(キラビ)

一つは雷影という「立場」がそうさせるのかも知れない。それは仕方ない事で、かつて猿飛ヒルゼンがダメ親でアスマがヤサグレタ過去もあったように、人間って切り替えが苦手な生き物みたいだし、エーが雷影になった頃からビーの扱いが変わったように、愛が見えなくなってしまったも仕方ないのかな…。でも、そんな雷影がミナトを否定し、失敗者だと罵るのは、罵れるのはやっぱ厚顔過ぎる。キラビが自分を信じてる!!=自信…と叫ぶのは雷影が自分を信用してくれたから!!愛してくれたお陰なんだと言ってる訳なんだわさ。それが聞こえない雷影にキラビは渾身の雷犂熱刀を見舞うのだ。それは今まで遠慮してた力だったんじゃないかと思います。雷影はそれに気付けなかったのね。それはキラビを見てなかったって証拠。

「オレもナルトも人柱力だけが力じゃねーからだ♪
もっと強えー力になる基が入ってるこの体♪
八尾をもらう前にブラザーからもらった
オレ個人として捨てられねェ言葉♪
それさえあれば強くいられると信じられる殊の外♪」(キラビ)

(……そうか…)(雷影)

「それさえ見つかれば…
強くいられる気がする…
ビーには見つけさせてやれ…」(前八尾人柱力)


「お前はオレにとって特別な存在だ!
オレ達は最強タッグだ!」
(エー)

「あの時…
真実の滝の前で言った…
あの言葉が…」(雷影)

「やっと気付いたかバカヤロー!コノヤロー!
上から目線でブラザーに説教…
妄想じゃなくなったなアイエー♪」(キラビ)

やっぱ誰かが自分を信じてくれる有り難さを忘れちゃいけないです。キラビは雷影に感謝してるから今まではこんな事できなかったのだと思います。でも、いつしか雷影はキラビを見なくなった。世界の大ピンチに際して、更に目を曇らせる雷影も、それこそ愛がある故のご乱心とも言えますが、でも、ホントの豊かさとか幸せも同じじゃ無いですかね。渾身の雷犂熱刀にキラビをホントに強くした「何か」を思い出す雷影。僕が雷影ならこの場でキラビに雷影の座を譲るけどね。そうすりゃキラビが忍連合の総大将だからナルトの進軍も止む無しでしょ。ま…エー兄ちゃんの壮大な死亡フラグにもなっちゃうんだけど、未だ残る穢土転生の影チーム対策にもなるし…(笑)。いろいろと濁すのは理由があります…。

「愛について」を書かねばならんと思っとります……。

業務連絡(110620):帰って来て読んだら誤字脱字変換ミス等非常に情けない出来で申し訳なく(ry…いろいろとアレな状況で書いてますんでお許しを。それで特に校正もせず訂正もせず全くアレで申し訳ないと思いつつ、「愛について」も書こうと思っているのも事実なんですが、なかなか時間が捻出できずに居りますんで、今週中とか無理かも知れません。これはちゃっちゃと書けるようなネタでもありませんし、勿論最後に「秘話」も添えたいと思っとります。できるなら皆さんと一緒に泣きたいです。皆さんを泣かせる事が僕の仕事だと思っておるくらいでありますれば、どうか何卒平に平にご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。ま…今日は既にかなり入ってて疲れの所為で回ってますし、絶対無いと思われますんで、早めのお休みを。いつもありがとうございます。愛しています。おやすみなさいZZZZZZZZ


業務連絡(110626) | BLOG TOP | 第542話「最強タッグ秘話!!」

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