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第549話「イタチとの闘い!!」

 
「久しぶりに会った事になるんだろうが…
死んでたんですぐな気もするな
少し変わったなナルト」(長門)

「ああ…コレか…!
これってば九尾のチャクラをコントロールした
チャクラモードってやつだってばよ!」(ナルト)

「……何…?」(イタチ)

「なるほど…
だから変わって見えたのか……

顔つきが」(長門)

「………」(ナルト)

死んだ人と会えたらこんな風に成長した自分を見せたい…信じられる自分を感じてる。しっかりと地面に立ち、歩んでいる。勿論、それが中二病だったら困るけど、見る側の水準が担保される長門やイタチであれば心配は無さそうです。そんなナルトの「ドヤ顔」にカブトが大蛇丸のチャクラで強化される前の穢土転生だったら成仏しちゃくらいの達成感を感じました。自来也が弟子に示した「成長とは…」をそれぞれが受け止め行動した結果がこんなにも長門とナルトを分かつのも酷な話ではありますが、そこには「強さの本質」というものが在るのだと思います。僕はナルトの成功例とは「折れない、曲がらないしなやかさ」に拠ると考える人でありますれば、そこに「親の功績」を感ぜずには居れません。

基本、長門の不幸とは「親」が不在の生育環境に在ったと考えます。それが長門の「一つ目の痛み」であり、トビが授けた「輪廻眼の覚醒」と同期してる点に親にあらざる存在の恣意的な導きがあり、折れるべきして折れた魂だったとは思いますが、誰かが長門の親になれたなら、また違った今があったと思います。その意味で長門達が抱いた自来也への期待が如何に大きかったかが知れましょう。それを忍術を教え高々三年で巣立たせた自来也の行いを善しとすべきなのか疑問も残ります。親の役割とは子供の「才能の理解」であると、僕は考えているのですが、この場合、自来也は「長門=輪廻眼」と短絡した可能性がありまして、その選択が長門の将来を大きく制限したのではないかと考えています。

その点、ミナトとクシナは抜かりのない秀逸な「親」だったと思えます。「九尾事件」の刹那にナルトの将来に対する配慮を存分に注ぎ込み、ナルトにありとあらゆるものを与えていたのです。そして、それがナルトの「折れない、曲がらないしなやかさ」を作り出し、ややもすると「異常者」呼ばわりされる気持ち悪い子供・ナルトの成長は粛々と成って来た訳です。ま…それを喜ばしい表情で受け容れられる長門もまたナルトの「親の一人」とも考えられ、子供と接するオトナの「人間力」というものが如何に大切か…それを『NARUTO -ナルト-』では激しく訴えている。その事実を理解できるオトナに僕らはならんといかんと思うし、オトナとして少年少女と接する意味を、僕は再度噛み締めたいと思うのです。


「九尾の力をコントロールしたというのか…
ここまで成長するとはな…」
(イタチ)

「オレの弟弟子だからな…
思った通りだ」(長門)

「それオレのおかげ♪
それまでけっこうこいつは日陰♪」(キラビ)

「そんな事もなかったってばよ!!」(ナルト)

「…なら
憎しみを克服できたって事だな
…ナルト」(長門)

「オウ…!
兄弟子のアンタが教えてくれた痛み…
ビーのおっちゃんと真実の滝での修行や
父ちゃん母ちゃん…

とにかく皆のおかげでここまでこれた!」(ナルト)

ナルトの首の「六個の勾玉」に全く反応を示さないイタチに些かの不安を覚えながらお話は進んで行きます(汗)。ま…それは今回のお話の結びで出て参りますので置いときまして、ナルトが中二病でなくしっかりとした実のある成長を成し遂げた証拠として「感謝」がその全身から溢れている点に注目してください。少年少女は目皿で(笑)。ナルトが「自分」と対面し、その中の清濁を受容し、愛や憎しみの本質を理解できたのは、「オレが!!オレが!!」ではなく、自分と繋がる全てのお陰である事を実感したからです。ナルトにとって「八卦の封印式」や「九尾」が「大きなお世話」にならなかったのは「お世話になった」という「感謝の気持ち」があったからなんだと、僕は思うんですね。ココ、地味だけどとても大切です。

生きるって結局は孤独な事だと思うんですね。でも、ホントに世界に独りきりだったらそもそも人生なんて意味がないんです。トビはそれをやってしまおうと考える大人なんだけど、自分を包み込んでいる愛に気付けない愚にしか思えません。ナルトがトビやサスケのように育たないのは、それでも「感謝できる心」があるからなのです。この世に愛されない命なんてないのです。誰かに助けられ支えられて、人は生きているのです。その温かい孤独を本当に感じられる時、自然と「感謝」が心から、身体から溢れる事に気付くでしょう。それをナルトは…傷付き気付き、築いた。長門がナルトに教えた「痛み」をナルトは昇華させたのです。長門がこの行でキャラが変わるほど吹っ切れる気持ちもそりゃ解りますよね(笑)。

長門とイタチのナルトに対する温度差って、兄系弟系の考え方を適用するならば、長門がうずまき一族の末裔で、輪廻眼はトビに与えられたオプションに過ぎず、六道を名乗る割りには弟系寄りな所為かなと思います。イタチはイタチでサスケ一直線ですんで、ナルトの完成度には興味はあれど長門程の感動はない訳です。逆にサスケは兄系強化のフルコースをイタチが敷いていて、ナルトと対極に位置しますので、ナルトの成長に関して長門とは違った喜びをこの行で漏らします。裏返せば、それはサスケ強化に尽力した自分の生き様への自信でもあり、終末の谷の決闘ありきのナルトとサスケだった事が何となく解ります。やはりそこにはイタチを動かす大きな存在の臭いが在る…。それがイタチの無口さに馴染みます。

「どうやらボクが先に見つけたようだね…
八尾と九尾…
この2枚のカードがあれば…
あいつもボクの言いなりだ」(カブト)

(どんな顔して悔しがるのか…
面の中の顔が見れないのが残念だ…
クク…)(カブト)

一方、カブトも中二病全開です(笑)。長門とイタチは残された八尾と九尾の捕獲要員だったようですが、キラビとナルトが一緒に動く想定が端からあったんですかね。ちょっと無理があるように思えますが、トビとの交渉のカードにカブトも八尾と九尾が欲しいようです。今のところ、トビの最終目標は「月の眼計画」ですが、それやられたら世界は終わります。全てはトビの作り出す夢の中のお話になりますんで、それをカブトが望んでるとは思えんです。逆にトビの唯一の協力者たるゼツって何だろうとする疑問が首をもたげますが、二人の一体化にも似た気持ち悪い関係は今後の展開の謎を解く鍵になるでしょう。それからすればカブトなど異物としか言えませんのでトビはいつかカブトを排除すると思うんですよね。

そんな事はカブトも気付いてるでしょうし、トビに先んじる八尾と九尾の確保は「月の眼計画」の阻止行動なのかと思います。今やヤマトを外道魔像直下の白ゼツ製造の要部に食い込ませる程、”暁”の深層に肉迫するまでに至っていますし、雑魚キャラっぽいカブトがよくここまで…と目頭が熱く…ならないならない(笑)。僕は『NARUTO -ナルト-』の着地点とは「終末の谷の決闘」の向こうに在ると考える人なので、トビだろうがカブトだろうが、あんまり関係ないんですけど、両者の騙し合いは面白いです。しかし、それにはカブト単体だと余りにも中二病患者っぽくて弱く、やはり大蛇丸が何とかして十挙剣の封印から脱する必要性があると、勝手に考えてます(笑)。ま…大蛇丸スキーな人なんで許してやってくだ(ry

しかし、カブトが何でトビの面の中が見れないと悔しがるのか?これから大外一気にトビをまくって自分が天辺取ろうと思ってる輩の発言には到底思えないです。お面なんて剥がしちゃえばいいと思うんですけど、トビには触れないとか、お面の下に顔(表情)がないとか、身体に意味ががいとか、トビの秘密すらカブトは知ってるんじゃないかと、いろんな憶測が生まれますね。ま…トビとカブトも打々発止の関係性は今後もお話の表層の主軸として機能すると思います。イタチの動きを観察すると、どうしてももっと上位の意志みたいなものがないと説明がつかんのです。イタチがもう少し喋ってくれれば良いんだけど、果たしてカブトがそんなサービスしてくれますか?少しだけ期待しながら読み進んで行きましょう。

「サスケはどうなった!?」(イタチ)

「…木ノ葉へ復習するつもりだってばよ!
”暁”のメンバーに入っちまった」(ナルト)

「……!!

…なぜサスケは里へ戻らない…?」(イタチ)

「…アンタの本当の極秘任務の事を聞かされて…
そんで里を潰す事を選んだんだ!」(ナルト)

「……!!」(イタチ)

「…極秘任務?」(長門)

「まさか……マダラが…」(長門)

「オレもアンタの本当の事を
マダラから聞いた!」(ナルト)

「………

…そういう事か…」(イタチ)

「って事はマダラの言った事は
やっぱ本当だったんだな!

うちは一族が里を乗っ取ろうとして
それを…」(ナルト)

「もういいナルト…」(イタチ)

「そうなのか……!?
イタチ………」(長門)

「イタチ…アンタが里とサスケを守るため
自分を悪党に見せかけて死んだ!
アンタの苦しみも覚悟も
サスケは理解しているハズだ!!

でもサスケはアンタの意志を受け継ぐどころか
木ノ葉を潰す気でいる!
それは大好きだった兄キを苦しめた里への
弔い合戦のつもりなんだ!」(ナルト)

「………」(イタチ)

(マダラめ…オレの事をやはり知っていたか…)(イタチ)

長門があまりイタチの事を知らないのは、世代的な問題と長門の純な性格に拠るのかも…と、僕は考えています。長門は「半蔵事件」を契機に堕天してトビのコントロール化に入っていますので情報管制バリバリの環境に居たし、イタチは自分の事を話さないでしょうし。それに”暁”にとってイタチは優秀な人材であると同時に潜入者でもありました。そのイタチがナルトからの情報でトビ(マダラ)の情強振りに驚いてますので、これならば転写封印・天照の最期っぺも半ば本気でトビをサスケから祓えると思って仕掛けた?……という事はイタチはトビの全てを知らんかった事になりますね。それで気になるのがイタチの死後の霊器の行方ですかね。ナル×ジャン的には十挙剣(天狗ちゃん)はサスケ所有が確定してますが…。


「サスケはお前にまかせる」(イタチ)

「ハナからそのつもりだ!」(ナルト)

「…やはりお前に託して正解だった…」(イタチ)

「……?」(ナルト)

無口なイタチが饒舌に…の矢先にカブトの野暮な穢土転生が邪魔をしますが、その最中にイタチが「お前に託して正解」というのは何なんだろうと。皆さんはこれを「サスケ」だと思いましたか?この部分の解釈って、僕は凄く重要だと思う。既にナル×ジャンで考察した八尺瓊勾玉(=御神器)説は崩れてしまったけど(汗)、サスケとの決戦の前にイタチの烏分身がナルトに与えた「イタチの力」。イタチはサスケに殺される気満々で決戦に臨んでるので、自分の死後、トビが自分の眼や身体を屠(ほふ)る想定はあったと思うんですね。だから、トビび渡る前に「幸せの王子様」をやっちゃったと思うんです。また、トビの構造的な問題で”須佐能呼”を出せない条件もナル×ジャンの「御神器論」の重要な骨子でありますけど…。

ま…いろんなものが崩れてますけど(汗)、イタチがこの場でナルトに託して正解だったとするのはサスケじゃなくて、例の烏=「イタチの力」なんじゃないかと思うんです。この場合、ナル×ジャンが唱えてた八尺瓊勾玉はナルトが生来持ち合わせた「銀のスプーン」って事になりますかね。それか、柱間の残した「チャクラの結晶石の首飾り」。綱手からナルトに渡ったご褒美ですが、六本目が握り潰したけど、霊器としての本体はナルトに渡った抜け殻で…(汗)。でも、ナルトが九尾チャクラモードで、ガマ寅とうずまき文様が疑似経絡系として浮き上がる状況で、喉元の烏ちゃんが発覚しなかったのも解せません…けど、物理的に喉元に送り込まれたけど結界空間に在ったとか…になるんですかね(汗)。

(火遁・鳳仙花爪紅)(イタチ)

「アチチチチ…!!」(キラビ)

<ガッ>

「捕まえたぜ
バカヤローコノヤロー!」(キラビ)

<バサッ>

「幻術!」(キラビ)

「オレの眼を直接見るな!」(イタチ)

(眼を覚ませ!!)(八尾)

「ウィー!!”鮫肌”!」(キラビ)

<ズルリュリュリュ><ギン><ギン><ギン><ン…………>(キラビ△)

余りにも長門VSナルトがクローズアップされない流れで、もう一方のキラビも余り重要視されてない感じがあったんですが、どうして…キラビVSイタチはカッコ良いです。忍界大戦編に入ってから感じまくるのは忍者の戦闘がやはり「個」がカッコ良いです。中でもキラビVSイタチは特に!!キラビが鮫肌を慣らしてあって口の中に例の七本のチャクラ刀を隠し持ってるのは痺れました。鮫肌は意志を持ち自立した行動ができるし、単独で機動力を有するのでキラビは蝶のように舞い蜂のように刺す…例の戦法が使えます。それと先にあった雲隠れ潜入戦でのサスケ戦がキラビにとっての予習となったみたいで、前回の教訓が微妙に活かされています。ところで疑問ですが、キラビと鮫肌の身体融合ってあるんですかね。

イタチも「鳳仙花爪紅」なんてオシャレな術でキラビに対抗しますが、「爪紅」って辞書で調べると女の人が爪に紅を塗るマニキュアの事で、ホウセンカの別名でもあるそうです。生前のイタチのマニキュアが未だに脳裏に焼き付いてますが、お風呂上がりにイタチが髪の毛を乾かしながら足や手の爪に紅を塗ってたのかと思うとキュンとしますね。うちはの伝統的戦術として手裏剣の雷光剣化(口寄せの術の一種)がありますので、それに火遁チャクラをマニキュアのようにコーティングした仕組みなんだと思いますが、器用さがイタチらしくて素敵です。また、バラまいた手裏剣が地面に良い感じに突き立っていて敵の機動性を削ぐトラップ効果もあり非常に頭脳的です。キラビには関係ないかも知れないけど(笑)。

<スゥー…>(イタチ)

「ビーのおっちゃん気をつけろ!
"天照"も"月読"もくらったら終わりだぞ!!
万華鏡写輪眼!」(ナルト)

「さて……どうなる…」<スゥー…>(イタチ)

「!?」「うっ!」「ウオ…」(ナルト)

それでですね…プリンスは高輪…いやいや…宴も酣(たけなわ)ですが、高速回転を駆使するキラビの攻撃を瞬身で振り切ったイタチの右眼が万華鏡写輪眼に変位するのにナルトが天照と月読を警戒させるんですが、イタチの狙いはナルトにあったようで、いきなりナルトがオエオエしちゃってます。穢土転生の行動制限に引っかからないって事は、今まさにナルトの口から出て来る烏ちゃんが直接イタチに危害を及ぼし死に至らしめるものではないのでしょう。つまり一回こっきりで発動する転写封印・天照みたいな条件により発動する忍術ではないって事だと思います。となると…道具。使いようでどうにでもなる。それが幸せの王子様・イタチが遣わせたものなれば、ナル×ジャン的には霊器と言わざるを得ず…。

「御神器」で説いたように”須佐能呼”とは霊器を扱う為の瞳術であり、兄系が弟系の持つ「仙人の肉体」に示すジェラシーなんじゃないかと考えておりまして、霊器とは六道仙人がその仙人の肉体を用いて振るった武器であり、中でも十尾戦での決戦兵器として「御神器」を位置付けしとります。ここら辺はサブカル好きのナル×ジャンの独断と偏見に基づくアレですけど、イタチがナルトに分け与えた力も「霊器」であって欲しいし、できれば「御神器」であって欲しいです。それが九尾チャクラモードのナルトの首にぶら下がる八尺瓊勾玉説なんですけど、ホントは「銀のスプーン」だったらしく、十挙剣でも八咫鏡でもないのだったら何なんだ…というところで時間切れ。お楽しみは次号を待つ事と致しましょう。

もしかして…天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)…かな??

まめ知識:三種の神器(みくさのかむだから、さんしゅのじんぎ)とは、天孫降臨の時に、天照大神から授けられたという鏡・剣・玉を指し、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物である。三種の宝物とは、八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣(「草薙剣」)のこと(by ウィキ)。
 

 

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