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第555話「矛盾」(補足)

 
「な…なんだこの感じは?
またナルトの術か何かか?」(テマリ)

(こ…これは八尾と同じ尾獣玉!!
これほど重いチャクラ玉を人形のままで!
そんな事が…)(ドダイ)

<バチチチ><ブン>(三雷)

「ヌグググ………」(ナルト)

<ドカ>(三雷)

「ぐああああ!!!」

<バシャーン>「オウッ!!」(ナルト)

(…できるハズがない…!!
やはりな…)
(ドダイ)

ナルトの尾獣螺旋丸は錬成に失敗しました。ドダイがナルトの掌の中で白と黒のチャクラを練り合わせるのを見て「尾獣玉」と判定していますので八尾が大きく押し広げた顎で錬成したものと同じなんでしょう。キラビがミナトの螺旋丸を知っていて、それが九尾を完全にコントロールしたナルトが尾獣化せずに尾獣玉を作る可能性を残した結果に<フルフル>した描写から、そもそも螺旋丸とは尾獣玉を下敷きにした忍術だったのかな…と想像する事ができるんじゃないでしょうか。ところで、天地橋任務で四本目になったナルトが尾獣玉を飲み込んで大蛇丸の三重羅生門を見事に看破してみせましたし、「崩落」で尾獣化して”鷹”を恐怖のズンドコに叩き落とした八尾だって尾獣玉をチャクラ砲として使ってました。

チャクラを超高密度に圧縮する技術が螺旋丸として、尾獣化した八尾や九尾事件での九尾の一般的な尾獣玉の用法からすれば、螺旋丸とは高性能な弾丸を作る過程に過ぎないのでは思えます。ドダイの証言でもどうやらチャクラには質量があり、チャクラを超高密度に圧縮し形態変化させる螺旋丸の重さたるや半端無いのでしょう。特に尾獣特有の黒白のチャクラを使う尾獣螺旋丸の重さなぞ人智を越えた重さであろうことがドダイの「土台無理」<プッ…>的な反応から見て取れます。木ノ葉を壊滅させた天道に仙人モードで応戦するナルトが披露した風遁・螺旋手裏剣を投げたのを見てシマとフカサクが驚いたのも、かなり大型で風遁チャクラの性質変化を組み込んだ螺旋丸の質量を評価した結果だったのでしょう。

風遁・螺旋手裏剣が土星型になったのは風遁チャクラの特性もさる事ながら螺旋丸の質量を浮力で相殺して軽減するナルトのアイデアだったと思います。しかし、その反動として風遁忍術の圧倒的な破断能力は平面的になり、螺旋丸の飛翔速度にも空気抵抗や投てきそのものも限界があり苦労した割りには欠陥の多い忍術だったように思います。風遁・螺旋手裏剣で螺旋丸が曲がりなりにも掌から脱し飛翔を可能にした功績は大きいですが、螺旋丸は基本的に不完全な忍術なのだと思います。ミナトが戦術的に成功したのは飛雷神の術と組み合わせたからで、サスケやカカシがが「千鳥(雷切)+写輪眼」で成功したのと似てますね。ナルトの螺旋丸への固執は九尾チャクラモードで「閃光」を得たなら一応の整合性はあるんですけどね。

嫌らしい考え方で申し訳ありませんが、物語の流れからすればナルトとサスケは同等のチャクラを有する事となり、ナル×ジャンの考察的にも「表裏」がピッタリと合っていまして、それが「尾獣螺旋丸VS真・忌まわしき千鳥」でシンメトリの取れた画が思い浮かぶんですけど、尾獣のチャクラを意のままに扱える様になったオプションから考えれば、尾獣螺旋丸を弾丸としたチャクラ砲やもっと広範囲に攻撃が波及する放射系の攻撃形態に進化するんじゃ……って言うか、そうでなきゃ螺旋丸なんて不完全な忍術に拘る意味がイマイチ見えてこない(笑)。それで過去にチャクラの超超圧縮の果てにブラックホールを生んで禁術兵器を吸い込んじゃう!!なんて考察を書いたもんです(ミナトは何故、「螺旋丸」を開発したのか?参照)。

そこでも「黒玉・螺旋丸」なんて考えてたんですね(笑)。ま…螺旋丸は今後もナルトの「矛」として在るとは思います。しかし、攻撃力を極限まで高めてナルトは何を目指すんでしょうか?例えば、三雷にクリーンヒットさせた風遁・螺旋手裏剣…しかも九尾チャクラモードで練ったものですよ!!…が全く効果無かったじゃないですか。強さには際限がないんです。高温が無限なように。それに強さを突き詰めてナルトはサスケをどうしようっていうのでしょう。殺すしかないと思ってるのかしら。一緒に死のうと思ってるのかしら。でも「力」で圧倒して黙らせるのってサスケと同じなんじゃないかと思うんです。思わずイソップの「北風と太陽」を連想しませんか?僕はナルトは「太陽」になって貰わねば困ると思っています(笑)。

だから、ナルトが螺旋丸に固執して最強の「盾」を持つ三雷に尾獣螺旋丸を短絡させた機微にやや焦りました。結局、尾獣螺旋丸は間に合わず、八尾の聞き取りから「三雷の自傷」に気付き、極めてファンタジスタな戦術で三雷を封じた行に救いを感じました。最強の「矛」を最強の「盾」で突いたらどうなるか?それを「矛盾」というんだけれど、螺旋丸に固執したナルトの成長というものは魅力に欠けます。それはサスケに任せてればいいと思うんです(笑)。それが兄系のDNAなんですから!!画的にはナルトとサスケの最強の「矛」の衝突は不可欠なんですけど、ナルトにはその先を見つめて貰いたいんです。何だか「矛盾」するお話のようですが、でないとバッドエンドしかなくなっちゃう!!

もしそれでいいなら”須佐能呼”十挙剣(最強の矛)と八咫鏡(最強の盾)を装備したイタチがちゃっちゃと殺っちゃえば済むんです。それでもイタチがナルトに託したんだから、そこんところの空気はしっかりと読んで貰わないと困る(笑)。そして、それが『NARUTO -ナルト-』の落としどころだと思うんですね。そこに至る采配はそれこそキッ神のファンタジスタにお任せ致しますが、いくら何でも三雷の「恥」に気付いたナルトなんだから、そろそろ気付いてもいいんじゃないでしょうか。忍術なんて人を殺める手段がどんだけ下らないかって事を。チャクラなんて便利な散在がどんだけ人を不幸にするかを。震災以来、僕らが気に病んでる時事。リアルで僕らは同じような命題を突きつけられてるんだから…。

何とか「書く書く詐欺」にならずに済ん(ry

 

「今夜は月が綺麗ですね」(110922) | BLOG TOP | 第555話「矛盾」

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